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競艇の歴代賞金王&生涯獲得賞金ランキング【2024年最新】

最強の競艇選手は?年別賞金ランキングや歴代獲得賞金まとめ

競艇選手が命を懸けて戦っている理由をご存じですか?

選手によって活動する理由は様々でしょうが、行きつく先にあるのは「賞金」となります。

賞金を稼いでいる選手ほど活躍している証であり、強い選手といっても過言ではありません。そして、そのトップに君臨するのが「賞金王」です。

そこで今回は、賞金に関する以下の内容を解説。

  • 最高峰タイトル「賞金王」とは?
  • 歴代の賞金王&獲得賞金額
  • 生涯獲得賞金ランキング
  • 劇的な賞金王争いをした過去の記録
  • 競艇史に名を刻んだ最強の選手たち

最新の獲得賞金ランキングについて以下を記事をご覧ください。

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競艇界の「賞金王」とは?

賞金王の正式名称は「最多賞金獲得選手」。

年間賞金ランキング1位の選手に与えられる賞金王のタイトル。1年を通して獲得した賞金額を競い合い、頂点に輝いた選手のみに与えられる称号です。

賞金王に輝く絶対条件は”A1級レーサー”であることと、強者しか出場できない”SG・G1”で優勝すること。

重賞レースで優勝すればランキングは大きく上がり、グランプリ出場、そして賞金王争いにも名乗りを上げることが可能となります。

歴代の賞金王&獲得賞金については以下のボタンよりお進みください。

賞金王を決定づけるグランプリ(賞金王決定戦)

賞金王を決定づける競艇のグランプリ(賞金王決定戦)

SGの最高峰レース「グランプリ(賞金王決定戦)」。1986年に創設された最も大きな大会です。

第1回大会の優勝賞金は3000万円でしたが、1997年の第12回から1億円に、そして現在の1億1,000万円となりました。また、2014年からは出場選手枠が12名から18名に広がり、トライアルも2ステージ制へと変更。

そして、最終日のグランプリ決定戦に進めるのは6選手。優勝賞金1億円1,000万円を賭けた戦いによって、その年の競艇界最強レーサーが決まります。

賞金ランキングのルールと対象期間

賞金ランキングの賞金額には、賞金のほかに副賞や手当なども含まれます。賞金王争いの対象期間は…

元日(1/1)から大晦日(12/31)までの全レース

悪天候などで中止や打ち切りとなった場合でも、選手の収入となったお金は原則すべて獲得賞金に加算されます。

例えば、それまでに走ったレースの賞金、打ち切りによって選手間で山分けとなった賞金、開催中の各手当や日当など全てです。

年末年始によくある「年またぎの開催」についても、賞金の加算は厳密に分けられています。

競艇界の最高峰タイトル「賞金王」とは?賞金ランキングのルールと対象期間

年内獲得賞金の対象となるのは、12/31に走ったレースまで。年が変わった瞬間に全選手の獲得賞金はリセットされ、1月1日のレースからは新しい年の賞金ランキングに換算されます。

賞金ランキングを押し上げる高額レース

グランプリの優勝賞金1億円1,000万円から数万円程度の一般戦まで、1回のレースで獲得できる賞金額は大きく異なります。

A1級レーサーであれば賞金の高いレースに多数出場できるので、1走あたり、優勝1回あたりの獲得額はより高くなるわけです。その為、ランキング上位を狙うには…

グレードの高いレースで結果を残す」ことが必須条件。

高額の賞金が獲得できるG1以上の開催と、その優勝賞金は以下の通り。

レース名賞金額
SGグランプリ1億円1,000万円
クラシック(総理大臣杯)
オールスター(笹川賞)
メモリアル(MB記念)
ダービー(全日本選手権)
4,200万円
グランドチャンピオン
オーシャンカップ
チャレンジカップ
3,600万円
グランプリシリーズ2,000万円
PG1クイーンズクライマックス1,6700万円
BBCトーナメント
スピードクイーンメモリアル
マスターズチャンピオン
レディースチャンピオン
ヤングダービー
1,300万円
G1各場の周年記念1,200万円
ダイヤモンドカップ
高松宮記念
1,100万円
各地区選手権630万円
※2024年度の優勝賞金

2年連続で増額された各グレードの賞金は以下の記事をご覧ください。

賞金王へのサバイバルロード

競艇界の最高峰タイトル「賞金王」とは?賞金王へのサバイバルロード

日を追うごとに順位が目まぐるしく変動する賞金ランキング。秋以降になると、賞金王を目指す選手たちの“段階的なふるい落とし”が行われていきます。

最初の関門となるのが、10月末までの獲得賞金順で決まるSGチャレンジカップ出場権。

この時点で賞金王のチャンスは「ランキング上位34選手」に絞られます。

選考期間最後のSGとなるチャレンジカップが終了した時点で、グランプリに出場できるのは「賞金ランキング18位までの選手」。

グランプリでは、ランキング下位12選手によるトライアル1stで半分の6選手が脱落。残った6選手とランキング1~6位の計12選手でトライアル2ndが行われます。

トライアル2ndを勝ち抜いた6選手のみ、優勝賞金1億円1,000万円を賭けた「グランプリファイナル」の切符を手にします。

大晦日に賞金王決定? 2004年の植木 vs 今村

通常、賞金王争いはグランプリで勝負がつきます。

ただし、1位と2位が僅差だった場合、年末のあっせん状況次第では“決着が大晦日までもつれる可能性”もゼロではありません。

実際、2004年のグランプリ終了時点で賞金王が決定しない可能性が浮上。11位で決定戦に進んだ植木通彦と、ランキング1位ながら決定戦に進めなかった今村豊。

仮に植木が優勝し、順位決定戦を走る今村が4着となった場合、1位と2位の差が30万円以内まで急接近する事態に。

この僅差では今村に賞金王当確ランプはつかない状況。しかも、植木は28日から若松で、今村は30日から徳山で一般開催を走る予定でした。

賞金王が史上初めて大晦日に決まるのか?

ファンの間でも話題になりましたが、順位決定戦で今村は3着に入り、この時点で賞金王当確。一方の植木はファイナルで1コースを活かせず6着に敗れ、大晦日決着は幻に終わったのです。

「白井英治・馬場貴也」による2022年賞金王争いも記憶に新しい出来事。

白井英治が2022年賞金王に輝く!競艇史に残る大逆転劇

歴代の賞金王と獲得賞金

1990年代以降、SGの開催数が段階的に増え、選手の年間獲得賞金も大きく増加。過去には1億円レーサーが10名以上誕生した年もあります。

それでは、歴代の賞金王(賞金女王)と年間獲得賞金を年別に紹介していきます。

歴代賞金王と年間獲得賞金一覧(2002~2022年)

年度1位の選手年間獲得賞金
2002年植木通彦2憶8393万円
2003年田中信一郎2憶2980万円
2004年今村豊1憶8811万円
2005年辻栄蔵1憶8947万円
2006年松井繁2憶2800万円
2007年魚谷智之2憶0537万円
2008年松井繁2憶1259万円
2009年松井繁2憶5120万円
2010年中島孝平1憶9381万円
2011年池田浩二2憶5085万円
2012年山崎智也1憶6351万円
2013年池田浩二1憶9823万円
2014年菊池孝平1憶6954万円
2015年山崎智也2憶2933万円
2016年瓜生正義2憶1373万円
2017年桐生順平2憶1224万円
2018年峰竜太2憶0292万円
2019年石野貴之2憶2564万円
2020年峰竜太2憶5302万円
2021年瓜生正義1億8211万円
2022年白井英治1億8779万円
2023年石野貴之2億2203万円
※千円単位は切り捨て

各年の賞金王に輝いた選手、年間獲得賞金は上記の通り。

2002年以降、最も多く賞金王レーサーを輩出しているのは大阪支部の3名(田中信一郎、松井繁、石野貴之)。松井繁は2008~2009年に2年連続で賞金王のタイトルを獲得しています。

歴代の賞金女王と獲得賞金一覧

年度1位の選手獲得賞金
2012年三浦永理4189万円
2013年平山智加5267万円
2014年日高逸子4096万円
2015年寺田千恵4052万円
2016年松本晶恵4493万円
2017年遠藤エミ5390万円
2018年小野生奈4190万円
2019年大山千広5683万円
2020年平高奈菜5491万円
2021年遠藤エミ6439万円
2022年遠藤エミ8266万円
2023年遠藤エミ5800万円
※千円単位は切り捨て

歴代賞金女王と、年間獲得賞金額の一覧です。

2012年から「PG1クイーンズクライマックス」、2025年には「PG1スピードクイーンメモリアル」が新設され、女子レーサーの獲得賞金は年々増加傾向にあります。

この先、SGで結果を残す女子レーサーが現れた場合、ひょっとしたら1億円レーサーが誕生するかもしれません。

遠藤エミが女子史上初のSG制覇(2022年)

遠藤エミが女子史上初のSG制覇(2021年)

2022年3月のSGボートレースクラシックにて、遠藤エミが女子レーサー初となるSG制覇を達成。

好機モーター(68号機)を引き当て、1走目から「131132」とオール連対で予選をトップ通過。準優も難なくイン逃げを成功させ、迎えたSG優勝戦。

1コースからコンマ07のスタートを決め、強豪レーサーたちを寄せ付けず1着でゴール。

女子レーサーにSGで勝つのは無理」と誰もが思っていたはず。そうしたプレッシャーを跳ねのけ、新しい歴史の幕開けとなった記念すべき快挙と言えるでしょう。

遠藤エミについては以下の記事で紹介しています。もし興味あれば合わせてどうぞ。

グランプリ優勝者が賞金王になれなかったケース(2000年以降)

グランプリの優勝賞金は1億円(当時)

優勝すれば賞金王は確定だろう…と思われがちですが、必ずしもそうなるとは限りません。

グランプリ決定戦で優勝したものの、賞金王のタイトルに届かなかったケースは2000年以降で4例。いずれも、グランプリ開催前に賞金ランキング1位だった選手が逃げ切ったケース。

年度グランプリ優勝
(選出時点の順位)
賞金王
(GPの結果)
2004田中信一郎
(12位)
今村豊
(順位決定戦3着)
2007吉川元浩
(6位)
魚谷智之
(優出3着)
2008井口佳典
(6位)
松井繁
(優出4着)
2014茅原悠紀
(12位)
菊池孝平
(優出2着)

グランプリ決定戦の2着賞金は4700万円、6着でも2000万円と高額です。

その影響もあって、賞金ランキング1位の選手が優勝を逃した場合でも、相手の結果次第で1位の座を守り通すことが可能となります。

賞金女王決定戦も同様、優勝者が賞金女王になるとは限りません。

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競艇の生涯獲得賞金ランキング

今や賞金王レーサーなら年間獲得賞金2億円が当たり前。デビューからの累計となる生涯獲得賞金に目を向ければ、その金額は20億、30億という途方もない金額になります。

そんな中、最新の生涯獲得賞金ランキングがこちら。

順位選手名生涯獲得賞金(SG優勝)
1位松井繁40億3100万円
2位今村豊29憶4144万円
3位今垣光太郎26億2350万円
4位山崎智也25憶9690万円
5位瓜生正義25憶8840万円
6位濱野谷憲吾24億7630万円
7位太田和美23億2613万円
8位植木通彦22億6186万円
9位田中信一郎21億6530万円
10位池田浩二21億3755万円

将来的にランキングは変動していくので定期的に更新します。

ランキングに並んでいるので、長きに渡ってSG・G1で活躍している選手ばかり。

ちなみに、現役最強の峰竜太でも13億円少々なので、ランクインしている選手がどれだけ凄いのか分かりますよね。

女子レーサーのみの生涯獲得賞金ランキングは以下をご覧ください。

1位:松井繁(40億3100万円)

イケメンボートレーサーランキング 松井繁(まついしげる)

初のSG制覇はデビュー7年目の1996年笹川賞(オールスター)。

道中転覆があっての「恵まれ」でしたが、そこから現在まで4度の賞金王を含むSG12勝。今もなおSG戦線に欠かせない存在として艇界に君臨する「絶対王者」です。

全盛期は内外自在の攻めで勝ち星と賞金を積み重ね、2011年のグランプリで前人未到の生涯獲得賞金30億円を突破。

SGだけでなく、G1優勝58回という驚異的な記録こそ、2位以下を大きく突き放す強さの裏付けでしょう。

2020年には4年ぶりにグランプリ決定戦へ進出し、まだまだ王者健在をアピール。40億を超え、さらには50億…。松井繁の限界突破はいつまで続くのか?

昔ほどの勢いは感じませんが、番組表にいるだけで警戒してしまう存在感。体力的に難しくても再びSG制覇を期待してます。

2位:今村豊(29憶4144万円)

競艇の生涯獲得賞金ランキングベスト5 今村豊(29憶4144万円)

2020年10月に引退しています。

デビュー戦でいきなり勝利を挙げ、優出3着の大健闘。あっという間にSG戦線へと登り詰め、デビュー最速記録を次々と塗り替えるスピード出世を果たしていきます。

30代からは持病(メニエール病)にも苦しめられ、体調が整わずSGを欠場することもありました。それでも不屈の闘志で高い勝率を守り続け、2004年には悲願の賞金王タイトルを獲得。

今村選手は通算2880勝、優勝回数142回の成績をもって、2020年10月に40年の現役生活に終止符を打ちました。

SGは通算7勝ですが、年間最高勝率のタイトルを8度も獲得した安定の強さが、29億という生涯獲得賞金の積み上げにつながったと思います。

今村選手の引退は悲しすぎた…。競艇を楽しませてくれた1人でもあるし、舟券でもだいぶお世話になりました。

3位:今垣光太郎(26億2350万円)

競艇の生涯獲得賞金ランキングベスト5 今垣光太郎(24憶8845万円)

長年にわたって福井支部、三国競艇場の看板レーサーとして活躍を続ける「今垣光太郎」。

SG競走の高い実績で生涯獲得賞金を伸ばし続けており、怪我などがなければ山崎智也(3位)を超えるのは時間の問題でしょう。

SG9勝のうち3勝は、いずれもナイターで行われたMB記念(メモリアル)。

特に印象的だったのが、蒲郡で行われた2002年の優勝戦。2号艇から気合いのピット離れを敢行し、濱野谷憲吾選手から1コースを奪い取って優勝したシーン。

SG優勝は2016年から遠ざかっていますが、2019年にはG1マスターズチャンピオン(名人戦)、そして新設されたG2全国ボートレース甲子園を制覇。

50歳を超えても人気、実力ともに衰えていません!

今垣選手の4カドはマジで安定感抜群!彼が4コースにいたら絶対に外しちゃダメですよw

4位:山崎智也(25憶9690万円)

イケメンボートレーサーランキング 山崎智也(やまざきともや)

2022年4月に引退しています。

デビュー5年目にしてダービー(全日本選手権)を制覇した、艇界のプリンスこと「山崎智也」。

SG2度目の出場で初優出初優勝の快挙を達成。その後もSGで際立つ実績(優出39回、優勝11回)を残しており、生涯獲得賞金は25億円を超えています。

2012年12月には横西奏恵選手(当時)との結婚を発表。直後のグランプリはボーダーギリギリの12位選出ながらファイナルに進み、4コースからまくり差しを決めて優勝。

大逆転の賞金王タイトル獲得で、結婚に花を添えました。

かつては「貴公子」とも呼ばれ、艇界を代表するイケメンの1人。近年は腰痛に悩まされて思うような結果を残せなく理、2022年4月12日に引退を発表しています。

引退理由は「最近は勝っても楽しくなかった」と話した通り、燃え尽きたのかもしれませんね。

5位:瓜生正義(25憶8840万円)

競艇の生涯獲得賞金ランキングベスト5 瓜生正義(23憶2253万円)

植木通彦選手引退後の福岡支部を引っ張る「瓜生正義」。

養成所リーグ勝率は驚異の「8.31」。期待の新人としてデビューして以降、SG優勝10回の強さはもちろん、25年連続SG優出という凄すぎる記録を継続中です。

記憶に新しい2021年のグランプリ優勝戦。峰竜太をツケマイで沈めたシーンは今でも鮮明に覚えています。

賞金王決定戦には10年連続(2005~2014年)を含む14回出場。2016年にはファイナル1号艇からイン逃げを決め、デビューから22年目で悲願の賞金王タイトルを獲得しています。

この先もさらなる活躍が間違いないレーサーの1人です。

お世辞にも調子が良さそうには見えませんが、福岡支部の大黒柱”正義のヒーロー”はきっとまたやってくれる!

過去の賞金王争いとプレイバック5選

年間最強の競艇選手を決める戦いには、これまでさまざまなドラマがありました。

過去に行われた賞金王争いの中から、特に印象的だった年のランキング上位5選手を紹介します。

2億円レーサーが3選手も(2003年)

選手名年間獲得賞金獲得SG
1位田中信一郎2憶2980万円グランプリ
メモリアル
2位松井繁2憶2081万円
3位山崎智也2憶1212万円ダービー
4位瓜生正義1億4606万円
5位今村豊1億3110万円

田中信一郎が2001年に続き、2度目の賞金王に輝いた2003年。

SG初優勝が4選手も出る混戦状態。一方、SG常連組も揃って活躍したことで、ランキング上位選手の獲得賞金は非常に高いものとなりました。

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