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競艇のSG競争って売上どのくらい?年度別の歴代優勝者は?

競艇のSG売上&優勝者一覧!
最新情報

2024年8月に開幕した第70回メモリアル。馬場貴也がまくり差しで勝利し、前回大会に続き史上4人目の連覇を達成した。

ボートレースの頂上決戦ともいえる「SG競争」。

SG競争とは、いくつかの格付けされたレース(SG・G1・G2・G3・一般戦)がある中、最高峰に位置する「スペシャルグレード」の略称です。

約1,600名いる全レーサーの目標ではありますが、出場資格が得られるのはA1級のみ。さらに、前年のSGで優勝または優出したり、ファン投票で上位に入るなど、様々な条件をクリアして初めてSGの舞台に立つことができるのです。

当然、スペシャルグレードというだけあって賞金額も桁違い!大会によって多少異なるものの、3,400~1億1,000万円もの優勝賞金が用意されています。

以下はSG競争の優勝賞金と開催時期。

レース名優勝賞金開催時期
クラシック4,200万円3月
オールスター4,200万円5月
グランドチャンピオン3,600万円6月
オーシャンカップ3,600万円7月
メモリアル4,200万円8月
ダービー4,200万円10月
チャレンジカップ3,600万円11月
グランプリシリーズ
グランプリ
2,000万円
1億1,000万円
12月

開催数は年間たったの8回。出場すること自体が難しいうえ、その中でNo.1にならないと上記の賞金を手にすることはできません。

本題に入りますが、全ての競艇選手が目標とするSG競争は、ファンである私たちにも見逃せないレース。

普段は投票しない層も参加してくるため、あなたの想像を遥かに超える売上(投票額)となります。

そこで今回は、SG別の売上と優勝者を紹介します。

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前年度(2023年開催)のSG売上

2023年(令和5年)に開催された「各SG競争の売上&優勝者」は以下の通り。

SG競争総売上優勝者
クラシック131億円土屋智則
オールスター137億円石野貴之
グランドチャンピオン141億円磯部誠
オーシャンカップ133億円羽野直也
メモリアル147億円馬場貴也
ダービー180億円峰竜太
チャレンジカップ135億円片岡雅裕
グランプリシリーズ
グランプリ
271億円深谷知博
石野貴之

クラシックを土屋智則、グランドチャンピオンを磯部誠、オーシャンカップを羽野直也が制し、SG初制覇を達成した選手が3名も誕生しました。

また、長らくSGから離れていた峰竜太が、復帰一戦目となったダービーで優勝。グランプリは惜しくも2着に終わったものの、完全復活を遂げた年といっても良いでしょう。

2023年の顔となったのは、オールスター・グランプリ覇者の石野貴之。2度目の賞金王に輝いています。

レース別のSG売上推移&優勝者

8つあるSGレースの売上推移と優勝者を紹介します。また、年別のSG総売上は以下をご覧ください。

年別SG総売上
  • 2023年:約1,273憶円
  • 2022年:約1,236憶円
  • 2021年:約1,334億円
  • 2020年:約1,248億円
  • 2019年:約993億円
  • 2018年:約883億円
  • 2017年:約841億円
  • 2016年:約789億円
  • 2015年:約790億円
  • 2014年:約818億円
  • 2013年:約830億円
  • 2012年:約858億円
  • 2011年:約903億円

SGクラシックの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年139億円毒島誠
2023年131億円土屋智則
2022年174億円遠藤エミ
2021年131億円石野貴之
2020年68億円吉川元浩
2019年104億円吉川元浩
2018年93億円井口佳典
2017年85億円桐生順平
2016年89億円坪井康晴
2015年86億円桐生順平
2014年94億円松井繁
2013年105億円池田浩二
2012年110億円馬袋義則
2011年中止

2011年のクラシックは、東日本大震災により中止

SGオールスターの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年148億円定松勇樹
2023年137億円石野貴之
2022年145億円原田幸哉
2021年188億円峰竜太
2020年152億円篠崎仁志
2019年107億円吉川元浩
2018年89億円中島孝平
2017年93億円石野貴之
2016年88億円平本真之
2015年97億円山崎智也
2014年93億円菊地孝平
2013年96億円新田雄史
2012年102億円井口佳典
2011年121億円池田浩二

SGグランドチャンピオンの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年160億円土屋智則
2023年141億円磯部誠
2022年138億円池田浩二
2021年150億円前本泰和
2020年146億円徳増秀樹
2019年106億円柳沢一
2018年92億円白井英治
2017年92億円石野貴之
2016年113億円山崎智也
2015年93億円山崎智也
2014年94億円菊地孝平
2013年101億円太田和美
2012年102億円太田和美
2011年115億円瓜生正義

SGオーシャンカップの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年177億円茅原悠紀
2023年133億円羽野直也
2022年141億円椎名豊
2021年150億円濱野谷憲吾
2020年152億円峰竜太
2019年118億円瓜生正義
2018年108億円毒島誠
2017年116億円峰竜太
2016年85億円石野貴之
2015年90億円石野貴之
2014年110億円吉田拡郎
2013年106億円松井繁
2012年92億円井口佳典
2011年120億円佐々木康幸

SGメモリアル(モーターボート記念)の売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年196億円馬場貴也
2023年147億円馬場貴也
2022年133億円片岡雅裕
2021年195億円原田幸哉
2020年179億円寺田祥
2019年131億円毒島誠
2018年114億円毒島誠
2017年110億円寺田祥
2016年96億円菊地孝平
2015年107億円篠崎元志
2014年114億円白井英治
2013年104億円毒島誠
2012年113億円瓜生正義
2011年84億円重野哲之
※2011年のみ「東日本復興支援競走」

SGダービー(全日本選手権)の売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年141億円桐生順平
2023年180億円峰竜太
2022年118億円馬場貴也
2021年138億円平本真之
2020年172億円深谷知博
2019年106億円毒島誠
2018年118億円守田俊介
2017年85億円深川真二
2016年84億円瓜生正義
2015年81億円守田俊介
2014年86億円仲口博崇
2013年90億円瓜生正義
2012年95億円丸岡正典
2011年107億円池田浩二

SGチャレンジカップの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年
2023年135億円片岡雅裕
2022年128億円深谷知博
2021年142億円辻栄蔵
2020年172億円毒島誠
2019年117億円石野貴之
2018年100億円馬場貴也
2017年107億円毒島誠
2016年86億円石野貴之
2015年87億円笠原亮
2014年87億円太田和美
2013年79億円森高一真
2012年89億円平尾崇典
2011年96億円田村隆信

SGグランプリの売上&優勝者

年度総売上優勝者
2024年
2023年271億円石野貴之
2022年259憶円白井英治
2021年240億円瓜生正義
2020年207億円峰竜太
2019年204億円石野貴之
2018年169億円峰竜太
2017年153億円桐生順平
2016年148億円瓜生正義
2015年149億円山崎智也
2014年140億円茅原悠紀
2013年149億円池田浩二
2012年155億円山崎智也
2011年162億円池田浩二

ここ数年のSG売上は大幅増

競艇SG競争の売上推移(2012年~2023年)
※2012~2023年のSG売上推移

SGの売上推移を確認すると、急速に伸びてきたのは2019年以降。

日本にコロナ感染が流入した時期と重なっており、在宅率増加でネット投票の需要が高まったことが要因と考えられます。

2011年のボートレースクラシックは東日本大震災による影響で中止に。

その為、被災地の復興支援を目的に、2011年は「東日本復興支援競走」として代替開催されました。また、SG・G1なども売上の1割が被災地に送られています。

競艇のSG優勝回数ランキング

現役選手のSG優勝回数ランキングは以下の通り。

SG優勝者(回数)

現役最多は松井繁の12回。次いで瓜生正義・池田浩二・石野貴之の3名も10回以上のSGタイトルを手にしています。

艇界のスーパースター「峰竜太」は、23年のダービーで約2年ぶりのSG制覇。2022年2月に予想屋との繋がりで出場停止処分が下され、久々のSGで復活Vを遂げています。

他にも頭角を現してきそうな選手は沢山います!

SGレーサーたちの記録更新に期待しつつ、「平成生まれでSG初制覇しそうな選手」の登場にも注視していきたいと思います。

上記に名前があるボートレーサーたちは年収も半端ない…。1年働けば一戸建てを買えちゃうほど。

まとめ

ボートレース人気が右肩上がりに伸びているとはいえ、8回しか開催されないSG競争だけでこんなにも売上があるのは驚きでした。

もちろん、一般戦やその他のグレードレースも楽しいですが、やはりSGは別格のレース!普段はあまり組まれない豪華な番組が沢山ありますし、何より選手たちの意気込みが違います。

SGは我々競艇ファンにとっても欠かせない戦いの場であり、仕事を忘れて観戦する価値のあるレース。

今後もそういった白熱したレースに大金をぶち込んで楽しみたいと思いますw

競艇場別の売上をご存じですか?多い会場ほど有利なので、ぜひ予想にお役立てください!

コメントお待ちしてます!

コメント一覧 (1件)

  • 電投。ネット。
    場外発売。
    これからの充実ぶりが、右肩上がりの競艇売り上げを支えているようです。
    また、新規の素人ファン獲得に貢献?しているのが、枠なり進入です。
    私ら、古い古いファンからしてみれば、枠なり進入は実につまらない。昔の競艇は、進入を読む事から始まったものです。枠は関係ありませんでした。昔は3分間待機。待機行動規定もあって無かったような時代。そんな中で進入を読むのは難解でしたが、それが競艇の面白いところでもありましたよ。肝心の舟券はハズレても、進入が予想通りに当たれば、それだけでも嬉しかった?
    競馬や競輪ファンは、「競艇は1周1マ―クで決まるから面白くない!」と、よく言われたものでしたが、3分間待機で既にレ―スは始まっていて、1周1マ―クは、競馬で言う4コ―ナ―です。そんな訳で、昔の競艇は実に面白かった。枠なり進入の今の競艇に魅力は感じられません。
    私ら古いファンが離れて行ってる事に、競走会は目を向けて欲しいですね。
    また、競艇は現場が1番!
    テレビの画像からでは、伝わり難い事が沢山あります。
    風向き、強弱。波の高さ。
    選手の気配。それらは現場でないと感じられません。
    天皇と呼ばれた倉田栄一。
    血判直訴で選手になった、あの長瀬忠義。
    ランナーの香西豊。
    勿論、艇王彦坂郁雄も忘れてはなりません。
    先生、岡本義則。パンチョ鈴木文雄。佐賀の松尾兄弟。黒い弾丸、石原洋。埼玉のkkコンビ、金子安雄、加藤峻二。いやはや、いくらでも名前が出て来ます。
    あの時代、そう、古き佳き時代。昭和の競艇が1番良かったですなぁ。

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