競艇初心者向けの予想ハウツー

ボートレースメモリアルの出場条件・歴代優勝者・賞金など全て

ボートレースメモリアルの条件や歴代優勝者&舟券予想のコツ

選ばれしトップレーサーたちが名誉あるタイトルを懸けて競い合う「SGボートレースメモリアル」。

メモリアルに出場するには実力と人気の両方が必要。 そして、夏場を得意にする選手ほど結果を残しやすいSGタイトルでもあります。

ナイター開催の多いSGとなるため、レースの発想時間に合わせたモーター調整も重要な要素。SGの中では荒れることが多い大会なので、その辺を加味した予想が大切です。

そこで今回は、ボートレースメモリアルの基本情報から、過去データに基づく予想方法まで丸っと解説。

面倒でもしっかり読んでおけば必ず結果に現れるはず!

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ボートレースメモリアルとは?

競艇界の5大SG「GRANDE5」の1つでもあるボートレースメモリアル。

翌9月はSG開催がないため、ココでの賞金上積みこそ”グランプリ選出”に大きな影響を与えます。当然ながら、良い結果を残して秋以降の戦いを迎えたいところ。

しかし、メモリアルの出場条件はかなり独特。

SG実績重視のグランドチャンピオン、人気重視のオールスターとは違い、選出されるのはその両方が欠かせません。

歴史の長さ競艇界で2番目

ボートレースメモリアルとは?

全国モーターボート競走施行者協議会が「競艇記念日(4月6日)」制定の記念行事として、1955年に第1回を開催したボートレースメモリアル。正式名称は「モーターボート記念競走」。

競艇では10月のダービー(全日本選手権)に次ぐ歴史を持つSGです。また、第48回大会(2002年)はSG史上初のナイター開催でした。

ボートレースメモリアルの出場条件

ボートレースメモリアルの出場条件は「競艇場からの推薦」によって決定します。

対象となるのは開催年に後期A1級かつ規定出走回数を満たした選手(優先出場を除く)。後期の級別審査は5月末に確定するため、出場選手は翌日の6/1に発表されるのが通例です。

出場選手52名の内訳は以下の通り。

  • 開催場以外の23場から推薦された選手(各2名)46名
  • 開催場から選ばれる選手(開催施行者希望出場者)5名
    ※地元以外の支部からも選ぶことが可能
  • 直前のSG(オーシャンカップ)優勝者1名

※①②と重複した場合は予備上位選手が繰り上がり

そして、ボートレースメモリアルにも優先出場選手(前年優勝者、前年のグランプリ決定戦出場者)の適用があります。

対象者は上記①で地元競艇場が最優先で推薦するルールとなっており、別枠での選出は③のオーシャンカップ優勝者のみとなります。

あれ?と感じた方も多いのでは。そうです、7月開催のボートレース甲子園と仕組みはそっくりなんです。

メモリアルの優勝賞金

ボートレースメモリアルの優勝賞金は4200万円

ここ数年、ボート界の売上は伸び続けていることから賞金もアップ。2023年度は3900万円から4000万円に、2024年度も200万円増の4200万円となりました。

ちなみに、2024年度から全グレード(グランプリを除く)の賞金が増額されています。

出場者は名実ともにスター級の選手

ボートレースメモリアルは各競艇場が出場選手を決めるシステム。

それぞれのホーム水面から送り出される形となるため、顔ぶれは全国区のトップレーサーばかりです。

SGで良く比較されるのはボートレースオールスターですが、メモリアルは人気だけでなく高い実力も必須条件。選出される代わりに、地元の期待に応える使命が課されます。

その為、SG出場未経験のレーサーが選ばれる可能性はほぼありません。

所属支部によって競争率が大きく変わる

ボートレースメモリアルとは?所属支部によって競争率が大きく変わる

メモリアルの選出で特徴的なのが「地域格差」です。

競艇場によって選手層は異なり、現行ルールでは支部によって競争率に差が生じます。

1つの競艇場から推薦されるのは原則2名ですが、以下のように複数の競艇場を持つ支部は選出のチャンスも広がることになるのです。

人数支部競艇場
6名東京江戸川・平和島・多摩川
福岡若松・芦屋・福岡
4名愛知蒲郡・常滑
山口徳山・下関

東京支部と福岡支部は、最低でも毎年6選手が出場可能。

一方、大阪支部はA1級レーサーが東京支部とほぼ同数なのに対し、競艇場が住之江しかないため、毎年激戦区となってしまうのは制度の問題点といえるでしょう。

メモリアルのことだけ考えるなら、選手層の薄い支部にいた方が選出されやすくなります。

ボートレースメモリアルの各種データ

「レース場の威信をかけて競う」とオフィシャルサイトに記載の通り、ボートレースメモリアルは地元の期待を背負って走るSGです。

選手だけでなく、舟券を買うファンにとっても夏の総決算として気合いが入る一戦。舟券勝率を上げるためにもも、出目などの傾向を抑えておくべき。

SGメモリアルの歴代優勝者

開催場優勝者(当時の年齢)
2013年丸亀毒島誠(29歳)
2014年若松白井英治(37歳)
2015年蒲郡篠崎元志(29歳)
2016年桐生菊地孝平(38歳)
2017年若松寺田祥(38歳)
2018年丸亀毒島誠(34歳)
2019年大村毒島誠(35歳)
2020年下関寺田祥(41歳)
2021年蒲郡原田幸哉(45歳)
2022年浜名湖片岡雅裕(36歳)
2023年福岡馬場貴也(39歳)

2013年以降のボートレースメモリアル歴代優勝者は上記の通り。

ここ10年で毒島誠が3回、寺田祥が2回優勝を飾っています。

さらに遡れば、瓜生正義の連覇(11~12年)や、今垣光太郎のV3(02、04、08年)があり、1度優勝した選手が翌年以降も続けて活躍するケースが多い傾向です。

優勝戦の出目や配当

コース/決まり手出目/配当
2013年1コース/逃げ1-2-4/650円
2014年2コース/まくり2-4-3/4410円
2015年2コース/抜き2-1-5/3620円
2016年2コース/抜き2-1-5/6120円
2017年1コース/逃げ1-2-3/730円
2018年1コース/逃げ1-4-5/2760円
2019年1コース/逃げ1-3-4/2070円
2020年1コース/逃げ1-3-2/1040円
2021年1コース/逃げ1-2-3/980円
2022年6コース/恵まれ6-5-1/23460円
2023年1コース/逃げ1-2-4/900円

上記は、メモリアル優勝戦(2013年以降)の結果。

2014年から3年連続で2コースが勝利し、15~16年はどちらも「抜き」の決まり手で「2-1-5」の決着。その後、2017年からは5年続けてイン逃げが決まっています。

2022年は2艇のフライングで6コースが勝つ大波乱の決着となり、続いていたイン逃げがストップ。

今後は再び波乱となるのか?はたまた、ガチガチの決着となるのか?

”結果は神のみぞ知る”ですが、1つだけ抑えておきたいポイントがあります。それは、2023年4月に改正された「フライングの罰則強化」です。

SG・G1・G2の準優および優勝戦でFを犯した場合、半端じゃない罰則が待ち受けています。

このルール変更は少なからず影響していきそうなので、これまでより荒れる可能性が高くなるかもしれません。

ボートレースメモリアルの売上推移

開催場売上目標総売上
2013年丸亀110億円104億円
2014年若松115億円114億円
2015年蒲郡115億円107億円
2016年桐生110億円96億円
2017年若松120億円110億円
2018年丸亀110億円114億円
2019年大村125億円131億円
2020年下関150億円179億円
2021年蒲郡180億円195億円
2022年浜名湖145億円133億円
2023年福岡140憶円147億円

ボートレースメモリアルの年別売上推移は上記の通り。

平日でも舟券を買いやすいナイター開催に加え、ネット投票の普及もあって売上は好調。2021年に至っては、5年前と比較して2倍となる195億円を記録しました。

2022年に売上を落としていますが、主な要因は「新田雄史・白井英治」のフライング。

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