2023年1発目の芦屋一般戦で優勝。また、1月以降は3月までグレードレースへの出場が予定されています。
- 1月20日~25日:G1若松周年記念
- 2月12日~17日:G1若松九州地区選手権
- 2月28日~3月5日:G1芦屋周年記念
- 3月16日~21日:SGクラシック
今どきのモテ顔からは想像できない走りで、SG常連となった「羽野直也」。
当初は女性ファンの追っかけが多く、イケメンレーサーのイメージが先行していたように感じます。しかし、今では人気と実力の両方を兼ね備えた一流レーサーとして活躍中。
デビューからコンスタントに勝ち星を重ね、2022年には3月の若松、10月の平和島で2勝を挙げ、G1優勝をを既に4回も達成。
平成生まれレーサー初のSG戴冠もそう遠くないはず。一方でプライベートに関する噂も絶えず、彼女の有無や結婚についても気になるところ。
そこで今回は、公私ともに話題が尽きない「羽野直也」を丸裸にしていこうと思います!

イケメンレーサーが大好きなボレジョの皆さん。以下の記事を見れば好みのレーサーが見つかりますよw


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羽野直也とは?
羽野直也とは、2014年5月にデビューした平成生まれ(1995年)の競艇選手。出身地は福岡県飯塚市で、実弟の羽野諒(121期)もライバルとして活躍しています。
好きな食べ物はまぐろの中トロ。趣味はゴルフや釣り、同期に教わりながら楽しんでいるサーフィンなど。
ただ、YouTubeのボートレース公式チャンネルでは「特になし」となっており、どちらが事実かは調査中です。
以下の画像はゴルフをしている羽野選手。


コースを回った時のスコアもアップされていましたが、15年やってる私とほぼ同じレベル(笑)やっぱり運動神経が半端なく良いのでしょうね。
羽野直也の公式プロフィール
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 羽野直也(はのなおや) |
登録番号 | 4831(114期) |
生年月日 | 1995年3月29日 |
身長/体重 | 167cm・56kg |
血液型 | AB型 |
所属支部 | 福岡県/福岡支部 |
羽野直也といえば艇界トップクラスのイケメン!上記の公式写真も十分カッコいいのは分かりますが、オフショットを見れば性別関係なく”キュン”してしまうはずw
G1制覇してしまうほどの実力者で、当然お金もめちゃくちゃ持っている。さらにこの見た目ですからね…。
そりぁ、世の女性たちがほっておく訳ないわな。
選手になるきっかけは「迫力」と「瓜生正義」
羽野直也がはじめて競艇と出会ったのは高校2年生。
通学途中で「ボートレーサー募集」のポスターを目にしたことで興味が湧き、福岡競艇場に足を運びました。生でレースを観戦し、1周1マークの水しぶきと迫力にカッコ良さを覚えたといいます。
当時、将来は「消防士になりたい」という夢もあったそうですが、それを上回る魅力を感じた競艇の世界へ方針転換を決めたとのこと。
親をどう説得したのかは気になるところ。ただ、幸いにもこの時の羽野直也には、理解を得られやすい要因が2つありました。


- グランプリ覇者「瓜生正義」選手が同郷で高校の先輩
- 元飯塚市にはオートレース場があり、地元民にとって公営競技が身近な環境
- リスト
この2つが話を切り出しやすい理由だったのではないでしょうか。
かくして親からも反対されることなく「やりたいなら応援する」と快く背中を押してもらえることに。
野球部で鍛えた肉体の減量はかなり苦労したといいますが、見事に養成所試験を一発でクリア。114期の訓練生として、プロデビューを目指すための厳しい世界に足を踏み入れました。


実弟「羽野諒」もボートレーサー
福岡支部の兄弟レーサーといえば篠崎元志・仁志選手が有名ですが、羽野直也の実弟も今後が期待されるボートレーサーです。
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 羽野諒(はのりょう) |
登録番号 | 5008(121期) |
生年月日 | 1997年2月4日 |
身長/体重 | 168cm・53kg |
血液型 | AB型 |
所属支部 | 福岡県/福岡支部 |
羽野直也の実弟「羽野諒」は、121期として2017年秋にデビュー。
初勝利まで1年半を要しましたが、スタートとターンの技術を磨きながら成長を続け、勝率は右肩上がりに上昇しています。
記事作成時点でまだ優出はありません。ただ、兄曰く「計画通りにコツコツやるタイプ。内に秘めるものがある」と話しており、弟の持つポテンシャルに期待している様子。
SG同時出場を果たした篠崎兄弟に続けと、A1級昇格を目指して奮闘を続けています。
羽野直也のSNS(ツイッター・インスタ)
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羽野選手が運用しているSNSアカウントは、ツイッターとインスタグラム。
どちらも2016年頃に開設していますが、更新頻度はあまり高くありません。短いスパンだと数ヵ月に1回、長い時だと1年更新されないことも…。
とはいえ、SNSでしか見れない写真もアップしてあるので、ファンの方はフォロー必須です!
お世辞抜きで女性ファンが多すぎw
3着守りきれてよかったです👦🏻
— Rumi(羽野ガール👯♀️) (@Ruminaoya_789) November 22, 2022
好きです。はい。明日も元気な🚤見せてね🫶🏻
#羽野直也
やば🥹きゅんきゅんかっこいい🥹2マーク綺麗だった🥹好きすぎて無理←#羽野きゅん#羽野直也
— 鳥取るなち🚤17ライバー兼カラーセラピスト (@runachi_boat) November 27, 2022
震えてる
— ʚ さちゃん ♡ 4831 ɞ (@BE___manaty) October 15, 2022
これ優勝あるやろ!!!!!!!!!
さすが羽野くんやねんけど
かっこよすぎ好きすぎ#羽野直也
「羽野直也」に関連するツイートを検索すると、とりあえず黄色い声援が多いことにビックリ(笑)さらに、女性ファンだけでなく、実力を買って応援している男性ファンも大勢いました。
同じ男性として嫉妬しちゃうほどイケメンだから仕方ないけど…



ここまできたら「峰竜太」を超えるようなボートレーサーになって競艇を盛り上げてくれ!
羽野直也の同期(114期)レーサーたち
厳しい訓練生活を共にした114期のレーサーは養成所卒業時点で27名。そのうちSGに出場経験があるレーサーは羽野選手以外に3名います。
羽野の同期ライバル「村松修二」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 村松修二(むらまつしゅうじ) |
登録番号 | 4816(114期) |
生年月日 | 1991年2月27日 |
身長/体重 | 164cm・53kg |
血液型 | A型 |
所属支部 | 広島県/広島支部 |
広島支部期待の「村松修二」選手。
同期一番乗りとなるデビュー2ヵ月で初勝利を納め、その後も順調に成績を伸ばしています。2020年の中国地区選手権では5コースから豪快なまくりを決め、G1初優出初優勝の快挙を達成。
勝率も7点台で安定しており、2022年は羽野選手と同じくSGへの本格参戦となります。
114期養成所チャンプ「松尾拓」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 松尾拓(まつおひろむ) |
登録番号 | 4808(114期) |
生年月日 | 1988年9月3日 |
身長/体重 | 169cm・50kg |
血液型 | B型 |
所属支部 | 三重県/三重支部 |
114期の養成所チャンプに輝いた三重支部の「松尾拓」選手。
養成所リーグでは8.24の高勝率で卒業記念競走を制し、双子の兄「松尾充(114期)」選手も同じ競艇で活躍するボートレース兄弟です。
2020年には自己最多となる4勝を挙げると、2021年の東海地区選手権でG1初優勝を達成。優勝戦1コースの勝率は9割を超えており、イン逃げの強さに定評があります。
結婚・出産を経て復帰「中村桃佳」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 中村桃佳(なかむらももか) |
登録番号 | 4823(114期) |
生年月日 | 1993年2月3日 |
身長/体重 | 156cm・45kg |
血液型 | B型 |
所属支部 | 香川県/香川支部 |
114期女子レーサーの出世頭“讃岐のピーチ姫”こと香川支部の「中村桃佳」選手。
2018年のG2レディースオールスターで初タイトルを獲得し、2018年に同支部の「竹田和哉」選手と結婚したことを発表。
その後、出産を経て2020年春に復帰し、ママさんレーサーとして活躍中。2022年11月のG2レディースチャレンジカップでは、6コースから劇的なまくり差しで優勝しています。


羽野直也の彼女や結婚は?
艇界屈指のイケメンレーサーで、女性ファンの数もトップクラスの羽野直也。
そのような存在であることから、恋愛事情や結婚についての話題は当然盛り上がりを見せています。
競艇の世界では20代で結婚する男子選手も多く、羽野直也からそういった話が出てきてもおかしくない年齢。
はたして本人は理想の女性像や結婚観をどう考えているのか?
そして、ネット上では「結婚しちゃえばいいのに」という声も多い同支部「大山千広」選手との仲についても深掘りしていきます。
理想のタイプは「家庭的でしっかり者」


羽野直也のプライベートで最も気になる理想のタイプ。
各メディアのインタビューでもほぼ必ずこの質問を受けており、調べてみると以下のような発言をしていました。
- (21歳当時)堀北真希さん、松岡茉優さんみたいな方がタイプ
- (22歳当時)真面目で家でご飯作ってくれる人がいいです
- (24歳当時)清潔感があって、いつもこぎれいにされている方には好印象を持ちます
- (25歳当時)知的な人が好きです。ぼくは事務作業が得意じゃないので、そういうものをササッと片づけられるような人だと「おっ!」ってキュンとしちゃいますね
当初は芸能人を例えにしていたのが、具体的な言葉が少しずつ増えている気がw
でも、すべてのコメントを見るからに、イメージとしては家庭的やしっかり者といった、陰で支えてくれるような存在が理想のような気がします。
レースに集中できるよう身の回りのことを全部やってあげたいと思う女性が理想なのかもしれませんね。
結婚は30歳くらいが理想
Q. 結婚願望はありますか?
ありますね!30歳くらいで結婚するのが理想です。子どもが生まれたら、やりたいことをなんでもやらせてあげる親になりたいですね。ぼく自身がそんな風に育てられてきたので。
出典:ananweb
雑誌のインタビューで「30歳くらいで結婚するのが理想」と話しています。
両親がボートレースの道に挑戦することを快く応援してくれたこともあって、自分に子どもが生まれたら「同じようにやりたいことを何でもやらせてあげる親になりたい」という思いもあるそうです。
結婚相手に求める条件については「いい意味で諦めてくれる人」という意味深なコメントを残しています。その真意を聞かれると…



生活を共にすると嫌な部分も見えてくるじゃないですか。きっとぼくもダメなところがあるので、それを広い心で許してくれる人だとありがたい
相手に対しても、自分のダメなところを見せてほしいと望んでいるらしい。
「それが心を許してくれているということにもつながるから、お互いの愛情もより深まる」という、優しさに加えて心の器の大きさも感じる言葉を残しています。
結婚を推す声多数!大山千広との仲は?


理想の彼女も結婚観もしっかり固まっているように思える羽野直也。肝心の彼女、そして結婚の予定についてはどうなのでしょうか。
交際相手について、これまで表立った名前は聞こえてきません。しかし、結婚を後押しする声がとても多い女子レーサーが1人だけ…同じ福岡支部の後輩「大山千広」選手です!
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 大山千広(おおやまちひろ) |
登録番号 | 4885(116期) |
生年月日 | 1996年2月5日 |
身長/体重 | 161cm/47kg |
血液型 | O型 |
所属支部 | 福岡県/福岡支部 |
大山千広といえば、他の男子レーサーとの仲もいろいろと噂された過去も。しかし現在は、交際や結婚についての噂は皆無。
そうした状況から、デビュー当初より練習に付き合いながら指導を続けてきた、羽野直也に対する気持ちはあってもおかしくないような・・
#大山千広#羽野直也
— taiga.島倉都love (@taiga4987) May 30, 2021
お似合いすぎる。
結婚したらいいのにねー。
結婚してもちーちゃんのファン pic.twitter.com/ZQ3bAQxwYZ
羽野くんと大山さんに是非とも結婚してほしい(願望
— 凌 (@ryoyaboat) July 1, 2020
このように、羽野選手と大山選手が応援するツイートが多数。
「大山千広となら結婚しても許す」というファンもいるほど、同支部の先輩後輩の関係を期待する声は大きいようです。
そんな2人はYouTubeで対談を行ったこともあります。



いつか強くなるとは思っていたが、ここまで早いとは



デビューの頃からずっと練習に付き合ってもらって、すごく意識している。早く追いつきたい
お互いに認め合い、尊敬の思いを言葉にしています。
固い絆はもちろん、G1やSGの舞台では同支部のライバルとしても切磋琢磨し合う2人。
余計なお世話かもしれませんが、もしこの2人がお互いの仲を深めて結婚ということになれば、競艇ファンの間で祝福の嵐となることは間違いないでしょう。
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羽野直也のデビューから初優勝まで
羽野直也は2014年5月、地元の若松競艇場でボートレーサーの第一歩を踏み出しました。
師匠は85期の「別府正幸」選手。
福岡出身の選手ですが、2020年7月に「将来を見据えて、手に職をつけておきたい」という理由で、親戚がいる埼玉支部へ移籍しています。
大物の片鱗を見せた地元若松のデビュー節
羽野直也選手のデビュー戦は2014年5月16日、若松の一般開催。当時の貴重な映像が残っていました。
スタートはコンマ22のタイミングでしたが、スリット後に艇を伸ばしていきます。1周1マークでレバーをしっかり握り、鋭いまくりを放って3番手にポジションを上げます。
2周2マークで再び勢いのある全速まくりで再度3番手に浮上。そのまま3着でゴールし、3連単万舟券の波乱を演出しました。
翌日のレースでも、好スタートからのまくりで2着に入る大健闘。準優進出はなりませんでしたが、デビュー節から2着1本、3着2本の成績を残して大物感を漂わせる滑り出しを見せたのです。
初勝利は遠く…11ヵ月後の若松


デビュー節の活躍から初勝利は時間の問題かと思われましたが、その後は2、3着はあっても1着に届かずのレースが続いていきます。
しかし、羽野本人に焦りの気持ちは一切なかったといいます。
新人選手は大外のコースから進入するという暗黙のルールがある一方、成績不良でクビの選手が決まる四期通算勝率の対象からも外されます。
成績を気にすることなく、自分の走りに集中できる期間だと前向きに考えた羽野直也。
養成所時代に教官から言われた「焦って1着を狙おうとするな。6コースからは3着で1等ぐらいの気持ちで走れ」という言葉を忠実に守り、大外からスタートとターンを磨き続けました。
その鍛錬が実を結んだのは、デビュー11ヵ月後となる2015年4月。地元若松開催5日目でした。
予選4日間を大外から「434433」と6着ゼロの安定した走りを続け、5日目の一般戦で6コースからコンマ06のスタートを決めます。
1周1マークでは同じくスタートの良かったセンター勢が攻め込み、もつれる中で空いた内側を逃さず攻めた結果…。鋭い差しを入れて一気に抜け出し、地元水面で待望の水神祭となりました。


デビュー135走目での初勝利は、114期の中でもかなり遅い方。
しかし、一度コツを掴んでからの成長は早く、その2節後となる芦屋のGW開催で節間3勝5連対と大活躍。
年末までに7勝をマークして、大外からコツコツと積み重ねてきた努力の甲斐が結果にも表れてきたのです。
初優勝は芦屋!インを沈める圧巻の強まくり
羽野直也は、2016年1月の平和島でデビュー初優出(6着)。
その後も4月に唐津、5月には徳山で優出を果たし、待望の初優勝は7月の芦屋一般開催となりました。
予選6走は「312361」。先輩やベテランレーサー相手にも引けを取らない走りをできるようになり、準優も5コースから2着に食い込んで自身4度目の優出。
迎えた優勝戦は5コースからの進入。
タイミングはコンマ13でしたが、内側4艇が揃って後手を踏む展開となり、羽野選手に絶好のまくりチャンスが到来。
大外からターンを磨き続けてきた経験を生かすべく、完璧な外からのまくりを決めてインを飲み込んでそのまま1着でゴール。
A1級レーサー3人を破る金星でうれしいデビュー初優勝を達成しました。


平成生まれ初!G1覇者となった羽野直也
デビュー後から結果を焦ることなく、地道な努力を続けてきた羽野直也。
素質が開花した後の勢いは目覚ましく、2017年秋の大村G1記念制覇によってその名を全国に広く知らしめることになります。
成生まれ初のG1優勝(2017大村開設65周年記念)
初日から参戦した初のG1は7月の浜名湖記念。9月の蒲郡ヤングダービーでは準優に進み、10月の大村G1はその次の斡旋となる開催でした。
好調を維持して臨んだ羽野は、予選で3勝を挙げる活躍。準優もインから難なく押し切り、優勝戦では2号艇(2コース)からインの「原田幸哉」選手に立ち向かうチャレンジとなります。


この大事なレースでコンマ06のトップスタートを決め、スリット後に原田選手から半艇身前に出てプレッシャーをかけます。
このまま強引にまくり切る展開も見えた状況で、1周1マークでの判断は一歩引いての「差し」。
原田選手も競りの強さがあり、外へ弾き飛ばされるリスクもあった中での極めて落ち着いた捌きだったと思います。
バックストレッチで有利な内側につけた羽野直也は、2マークで原田のツケマイを許さず先頭へ。そのまま振り切って「G1初出場初優勝」のゴールとなりました。
平成生まれのレーサーとしては初となるG1制覇。
満を持して114期の出世レースからも大きく抜け出し、2017年の「最優秀新人獲得」も確実にする大きなタイトル奪取となったのです。


2度目の挑戦でヤングダービー制覇(2021年徳山)
2018年(4着)以来2度目の優出となった2021年のヤングダービーは、羽野直也の強さが際立つ6日間となりました。
2連対率40%超えの上位モーターを引き当て、初日から舟券圏内を外さない走りで得点を上積み。予選6走をオール3連対で1位通過します。
準優もインから押し切っての1着で、同じくイン戦となる優勝戦に進みます。
スタートがカギとなった優勝戦も、集中を切らさずコンマ07のトップスタート。あとは難なくターンマークを回り続ける完璧なレースを見せ、1着でゴール。
インから落ち着いた逃げで3周を走り切った羽野直也。悲願だったヤングダービー王者に輝き、いよいよSGレーサーとの本格的な戦いへ向かうことになります。
地元記念V達成(2022年若松・開設69周年記念)
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トップレーサーであれば誰もが1度は勝ちたいと思う、地元で行われる周年記念のタイトル。羽野直也の場合は、デビューから己を鍛え続けてきた若松の記念G1となります。
2022年3月の「G1全日本覇者決定戦開設69周年記念」には、同じ福岡の強豪レーサーも多数出場。
- 2021年グランプリ覇者の瓜生正義
- ミスター若松こと田頭実
- 地元記念で負けられない西山貴浩
その中で機力上位のモーターを引くことに成功。予選から堅実な走りでポイント重ね、得点率7.67の2位で準優に進出。
準優でも1コースからソツのない押し切りで1着。その後のレースで予選1位だった田村隆信が5着に敗れ、羽野は優勝戦も1号艇からのイン戦となりました。
いつも以上に緊張感が増す地元記念の優勝戦。
この大一番でコンマ07のトップスタートを決めます。そのまま1周1マークでもスキのない旋回を見せ、他の艇に詰め寄る余地をまったく与えないまま独走態勢に。



恩返しの意味も込めて、地元のG1で優勝するのが目標だった。この優勝はすごくうれしい
レース後、このように話しています。地元若松でつかんだ記念G1のタイトルは、SGに一歩近づく実力を証明したレースとなりました。
羽野直也のSG制覇チャレンジ
現時点で、羽野直也は3つのG1を含む14回の優勝を達成しています。
A1級維持も連続10期に達し、いよいよ最高峰であるSG制覇へ体制が整ったようにも感じます。
羽野直也の年別獲得賞金
羽野直也がこれまで獲得した年間の賞金額、賞金ランキング順位は以下の通り。
年度 | 獲得賞金(順位) | 優勝 | SG出場 |
---|---|---|---|
2017 | 4519万円(38位) | 4回 | 1節 |
2018 | 4341万円(47位) | 0回 | 6節 |
2019 | 4474万円(57位) | 3回 | 5節 |
2020 | 4751万円(50位) | 2回 | 3節 |
2021 | 6029万円(31位) | 3回 | 5節 |
2022 | 7066万円(15位) | 2回 | 8節 |
2021年はヤングダービーの優勝をはじめ、SGやG1での好成績が多かったことで自己ベストの6000万円超え。
さらに2022年は、3月の若松周年、10月の平和島周年と2つのG1を制覇。
2017年からの6年間はいずれも賞金ランキング60位以内に入り、年末のグランプリシリーズ出場権を獲得しています。また、2018年は優勝ゼロながら11月のチャレンジカップにも出場を果たしています。


狙うは「平成生まれ初のSG優勝」
現時点で、SGの優勝戦に進めたのは2020年のグランドチャンピオンのみ。
2021年もSG優出のチャンスはありましたが、8月の蒲郡メモリアルではトップスタートを決めたものの、1周2マークで池田浩二のまくりを許して3着敗退。
年末の住之江グランプリシリーズでは2コースから2番手争いに食いむも、1周2マークで振り込んで失速。
他艇を巻き込む形となり落水失格に泣きました。
ちなみに、現役最年少のSG優勝経験者は「深谷知博」で、1988(昭和63)年4月生まれの34歳。
この記録を破るのは高い確率で平成生まれのレーサーとなるため、最有力の1人といえる羽野直也にかかる期待も非常に大きくなっています。


2021年10月「初代ミッドナイト王者」に輝く
平成生まれのSG優勝一番乗りに先がけて、2021年10月に別の一番乗りを達成しています。
ボートレース初のミッドナイト開催となった下関の一般戦「トランスワードトロフィー」です。
メンバー的には格上の存在。予選で1着を4本奪って貫禄の1位通過。準優ではコンマ08、優勝戦でもコンマ07のタイミングで外からの攻めを許さずイン逃げを決め、ミッドナイトボートレース史上初の王者に輝きました。


「ヤングダービーの優勝戦より緊張した」と話す羽野でしたが、危なげのない力強いイン逃げは一流レーサーにふさわしい走り!
リアルタイムで観戦していて「羽野はまだまだいける」と実感したのを覚えています。
まとめ:多くのファンが待ち望む羽野直也のSG制覇
新人の頃はあどけない表情で“イケメン”しか印象がなかった羽野直也。しかし、年を重ねるごとに落ち着きと貫禄さえも感じさせ、A1級のトップレーサーと肩を並べるまでに成長。
ベテランから若手まで層の厚い福岡支部ですが、人気・実力ともに支部を支える1人でもあります。
2022年5月のSGオールスターも、福岡では西山貴浩、瓜生正義に次ぐ3番目の得票数を獲得し、全体の25位で選出される注目度です。
艇界屈指のイケメンかつトップレーサー。多少の嫉妬はありますが、一日でも早いSG制覇を願っています!
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