競艇初心者向けの予想ハウツー

競艇チャレンジカップの出場資格・歴代優勝者・賞金・予想データ

競艇チャレンジカップの出場資格や歴代優勝者&舟券予想のコツ

年末グランプリの出場レーサーを決める最後の戦い「SGチャレンジカップ」。

大一番に弾みをつけたい選手がいる一方、グランプリ出場のボーダー下にいる選手にとっては文字通りチャレンジの6日間となります。

正直、8つあるSGの中ではマイナーな部類といって良いでしょう。しかし、ボーダー付近にいる選手からすれば”最後の懸け”であり、絶対に落とせない重要な一戦なのです。

そこで今回は、チャレンジカップの出場資格や条件をはじめ、歴代優勝者や予想のコツまで幅広く解説します。

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競艇のチャレンジカップとは?

かつては10月のダービーから賞金王決定戦まで大きな開催がなく、11月は選手およびファンにとって中休みとなる時期。

そんな中で新設されたSGチャレンジカップは、売上の底上げを目指す意味合いもあったといいます。まずはレースの概要から触れていきましょう。

競艇関連のメディアでは、チャレンジカップの頭文字をとって「CC」と呼ばれることも。

「競艇王チャレンジカップ競走」1998年に創設

競艇のチャレンジカップとは?

SGチャレンジカップの創設は1998(平成10)年。現在行われているSG競争で最も歴史が浅いタイトル戦です。

当初の正式名称は「競艇王チャレンジカップ競走」。現在の呼称になる2009年まで使用されました。

実施時期は第1回大会から11月下旬あたり。そして、同SGが終わった翌日、グランプリ(賞金王決定戦)の出場選手が発表されます。

チャレンジカップの出場資格

チャレンジカップの選出基準は「1/1~10/31の獲得賞金上位34選手」。

通常のSG競走では52選手が選ばれますが、G2レディースチャレンジカップが同時開催されるため選出枠は少なくなります。

チャレンジカップはグランプリのトライアルという位置づけ。その為、優先出場および前年優勝者のシード権などはありません。

また、F休み期間と重複した選手、SG競走選出除外選手が出た場合は、予備選出選手が繰り上がるルールです。

CCには「3つのボーダー勝負駆け」がある

競艇のチャレンジカップとは?CCには「3つのボーダー勝負がけ」がある

チャレンジカップの出場選手が見据えているのは、もちろん翌月に開催されるグランプリ。

賞金額が数万円単位の争いになるケースもあり、予選から最終日まで気を抜けない戦い。特に注目したいのは、以下に挙げる”3つのボーダー”をめぐる勝負駆け。

  • グランプリ2ndのシード権
  • グランプリ1stの出場権
  • F休み選手のグランプリ特例出場権

グランプリ2ndのシード権(1~6位)

1つ目は賞金ランキング上位選手が目標にしたい「6位以内」のボーダー。

ベスト6はグランプリ1stステージが免除。さらに、高勝率モーターも手に入るため、6位と7位では雲泥の差が生まれます。

また、トライアル1stシードが確定しても、順位が上になるほどトライアル2ndの枠順が有利に。優出レーサーの顔ぶれ次第では、最終日の複数レースで勝負駆けが繰り広げられます。

グランプリ1stの出場権(18位以内)

毎年熾烈になるのが「グランプリ進出圏内18位」の争い。

例年のボーダーは6000万円台。開催が進むにつれて当落線上の選手が徐々に絞られていきます。

最終日はボーダー下にいる優出選手がどこまで賞金を上積みできるか?そして、ボーダー上にいる選手が順位を守れるかのせめぎ合いに。

ちなみに、2022年度はランキング25位だった深谷知博が優勝して5位まで上昇。6位ボーダー争いも含め、グランプリ選出順位がガラリと変わりました。

F休み選手のグランプリ特例出場権(21位以内)

F休み期間がSG開催の前検日以降に重複する場合、通常は出場権がありません。しかし、1年最後のグランプリに限り、賞金ランキングの高い選手に対する救済措置があります。

チャレンジカップ終了時において、選考順位が18位以内ならグランプリ(19位以下の場合はシリーズ戦)に出場可能。

F休みが決定しているランキング下位選手だったとしても、21位以内に届けば斡旋辞退がグランプリ後にスライドされるのです。

ただし、2023年4月のルール改正により、SG準優・優勝戦のスタート事故を起こした場合は適用対象外。

ドリーム戦出場選手と枠順の決め方

競艇のチャレンジカップとは?ドリーム戦出場選手と枠順の決め方
※2022年大会のドリーム戦

チャレンジカップ初日12レースのドリーム戦は、選出順位の上位6名が出場。

F休みの選手が出なければ、11月末時点の賞金ランキング1~6位によって争われます。前述した通り、主催者推薦枠などは一切ありません。

枠番は賞金ランキング1位の選手から順に内枠。ドリーム戦は点増しとなるので、予選得点争いを有利に運ぶことができます。

グランプリを来月に控えた前哨戦の意味合いも強くなるレース。

チャレンジカップの優勝賞金

チャンピオンの優勝賞金は3600万円

2022年大会までは3300万円でしたが、売上好調を理由に2023年度は100万円増の3400万円。さらに、2024年度は200万円増の3600万円に増額されています。

また、グランプリを除くSGの賞金がアップした他、PG1・G1・G2・一般戦も軒並み増額が実施されました。

チャレンジカップの各種データ

チャレンジカップの歴代優勝者や売上推移など、基本的な過去データを紹介します。

チャレンジカップ歴代優勝者

年/開催場優勝者(当時)予選
2013年/津森高一真(35歳)1位
2014年/下関太田和美(41歳)1位
2015年/芦屋笠原亮(35歳)1位
2016年/大村石野貴之(34歳)2位
2017年/下関毒島誠(33歳)1位
2018年/芦屋馬場貴也(34歳)1位
2019年/桐生石野貴之(37歳)1位
2020年/蒲郡毒島誠(36歳)2位
2021年/多摩川辻栄蔵(46歳)1位
2022年/鳴門深谷知博(34歳)18位
2023年/三国片岡雅裕(37歳)2位

2013年以降のSGチャレンジカップ優勝者は上記の通り。

2022年の覇者「深谷知博」は、予選通過ギリギリの18位から優勝する大波乱。ただ、それまでは予選1~2位の選手が順当に結果を残す傾向が続いていました。

チャレンジカップのイン勝率

年/開催場通算イン勝率CCイン勝率
2013年/津57.9%54.1%(39/72)
2014年/下関60.4%48.9%(23/47)
2015年/芦屋61.8%59.5%(28/47)
2016年/大村63.1%59.5%(28/47)
2017年/下関60.4%65.9%(31/47)
2018年/芦屋61.8%68.0%(32/47)
2019年/桐生51.3%55.3%(26/47)
2020年/蒲郡53.7%63.8%(30/47)
2021年/多摩川52.5%68.0%(32/47)
2022年/鳴門48.5%55.3%(26/47)
2023年/三国55.4%53.2%(25/47)
※2014年以降はレディースCCを除く

年別のイン逃げ率は上記の通り。

2017年以降は開催場の通算イン勝率をいずれも上回っています。 チャレンジカップのイン戦は通常より信頼でき、荒れにくいといって良いでしょう。

とはいえ、開催場によって勝率に大きな差があるのも事実。その点を考慮したうえで信頼度を決めるのがベスト。

チャレンジカップの売上推移

年/開催場開催場総売上
2013年79億円
2014年下関87億円
2015年芦屋87億円
2016年大村86億円
2017年下関107億円
2018年芦屋100億円
2019年桐生117億円
2020年蒲郡172億円
2021年多摩川142億円
2022年鳴門128億円
2023年三国135億円

チャレンジカップの年別売上推移は上記の通り。

近年、ボートレースの売上は右肩上がり。ネット投票の普及や在宅率増加がプラスの要因と考えられますが、その他の公営ギャンブルと比較しても伸び率は群を抜いています。

そうした状況で開催された2020年の蒲郡は、2013年比で217%となる172億円の歴代最高売上を記録。

通常、モーニング開催の鳴門競艇ですが、SGに限りデイ開催でレースが行われています。

競艇チャレンジカップの予想方法

競艇チャレンジカップの予想方法

グランプリの前哨戦「SGチャレンジカップ」。

いくつか役立つヒント(データ)があるので、舟券予想をする際の参考情報として覚えておきましょう。

グランプリ勝負駆けの5日目以降

チャレンジカップ優勝戦と同じく、大きな関心が集まるグランプリ出場圏内18名の行方。予選が1日終わるごとに候補者は絞られ、最終日の1走までもつれるケースも多々あります。

ランキング下位から優出した選手。そして、予選や準優で敗退したボーダー圏内の選手は、グランプリの切符を懸けた大一番となるでしょう。

大詰めとなる5日目・最終日の勝負駆けは要注目。

該当する選手は死ぬ気で挑むはずなので、いつも以上に評価を上げて良い。ひょっとしたら”火事場の馬鹿力”が発揮されるかも。

優勝戦は1コースを素直に信頼

コース/決まり手出目/配当
2013年1コース/逃げ136/2940円
2014年1コース/逃げ146/4460円
2015年1コース/逃げ136/4950円
2016年1コース/逃げ145/1960円
2017年1コース/逃げ124/970円
2018年1コース/逃げ125/1260円
2019年1コース/逃げ142/1560円
2020年1コース/逃げ152/1700円
2021年1コース/逃げ124/940円
2022年6コース/抜き612/44640円
2023年1コース/逃げ136/2850円

上記は過去11年のチャレンジカップ優勝戦の結果。2022年大会を除いて全てイン逃げで決着しています。

さらに、第1回大会の優勝戦から遡っても、変わらず77%(20/26)という高い信頼度。

イン逃げ不発時の決まり手は差しが4本、抜きが2本。まくり、まくり差しで決まった例はまだありません。

SGオールスターのような実力差はないので、基本堅い決着で予想するのがセオリー。

準優、優勝戦のスリット合戦は少なめ

チャレンジカップが行われるのは11月下旬。

気温も湿度も下がるため、モーター性能が上がってスロー勢には有利な気象条件です。

出遅れが減る一方、リスクが増すのはフライング。グランプリ前に加え、新しい期が始まる次期でもあることから、無理なスタートを控える選手は多くなるはず。

しかも、2023年春からのルール改正で準優のFは1年間、優勝戦なら2年間SGに出場できません。

そのような条件が揃うとイン戦の信頼度はさらに上昇。堅い決着となる可能性は高く、イン軸で買っておけばそれなりに的中できると思います。

まとめ

開催日程の変更に伴い、わずか中2週でグランプリを迎えるチャレンジカップ。また、年末を控えた時期ということもあり、競艇ファンの盛り上がりは低めかもしれません。

しかし、選手にとっては非常に重要な大会。1憶1000万円を手にするには避けて通れないSG競争なのです。

ここで説明した内容を理解しておけば、舟券に活きる情報もあるはず。利益を出しやすいSGなので、せっかくならガッポリ稼いじゃいましょう!

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