ボートレースを楽しむ際、各場の売上を気にしてますか?
SGやG1といった大きいレースなら問題ありませんが、一般戦では過疎っているケースも意外と多いです。その場合、お金持ちの投票などによって”オッズの歪み”が発生し、本来の期待値とは異なったオッズになることもあります。
そういったリスクを回避するには「売上の多い競艇場」を選ぶのが得策!特に万張りをするような方には大きく影響するので、今後の投票時から意識することをおすすめします。
ちなにみ、売上(投票額)の多い競艇場は大体同じです。回収率を上げるためにも、売上が高く推移している競艇場ぐらいは覚えておきましょう。
※競艇場ごとの予想難易度ランキングも参考になるのでぜひ。
- 予想サイトを利用したことがない
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競艇場別 売上ランキング(年度別)
競艇場別の売上ランキングを紹介します。2017年から遡って集計していますが、参考にするのは直近の売上のみで大丈夫です。
2020年度の売上ランキング
順位(前年比) | 競艇場 | 売上 |
1位(2位↑) | 大村競艇 | 1591億円 |
2位(5位↑) | 丸亀競艇 | 1399億円 |
3位(1位↓) | 住之江競艇 | 1363億円 |
4位(3位↓) | 蒲郡競艇 | 1331億円 |
5位(7位↑) | 下関競艇 | 1233億円 |
6位(4位↓) | 桐生競艇 | 1225億円 |
7位(6位↓) | 若松競艇 | 1167億円 |
8位(8位-) | 徳山競艇 | 835億円 |
9位(11位↑) | 芦屋競艇 | 820億円 |
10位(9位↓) | 平和島競艇 | 792億円 |
11位(10位↑) | 戸田競艇 | 723億円 |
12位(16位↑) | 浜名湖競艇 | 719億円 |
13位(13位-) | 多摩川競艇 | 706億円 |
14位(22位↑) | 鳴門競艇 | 706億円 |
15位(17位↑) | 宮島競艇 | 705億円 |
16位(12位↓) | 唐津競艇 | 703億円 |
17位(23位↑) | びわこ競艇 | 675億円 |
18位(21位↑) | 三国競艇 | 665億円 |
19位(15位↓) | 福岡競艇 | 630億円 |
20位(14位↓) | 尼崎競艇 | 624億円 |
21位(19位↓) | 児島競艇 | 622億円 |
22位(20位↓) | 江戸川競艇 | 615億円 |
23位(24位↑) | 津競艇 | 563億円 |
24位(18位↓) | 常滑競艇 | 527億円 |
2019年度の売上ランキング
順位(前年比) | 競艇場 | 売上 |
1位(1位-) | 住之江競艇 | 1116億円 |
2位(6位↑) | 大村競艇 | 1055億円 |
3位(2位↓) | 蒲郡競艇 | 1013億円 |
4位(4位-) | 桐生競艇 | 982億円 |
5位(3位↓) | 丸亀競艇 | 887億円 |
6位(5位↑) | 若松競艇 | 840億円 |
7位(7位-) | 下関競艇 | 797億円 |
8位(11位↑) | 徳山競艇 | 641億円 |
9位(10位↑) | 平和島競艇 | 634億円 |
10位(8位↓) | 戸田競艇 | 594億円 |
11位(9位↓) | 芦屋競艇 | 593億円 |
12位(14位↑) | 唐津競艇 | 577億円 |
13位(15位↑) | 多摩川競艇 | 532億円 |
14位(13位↓) | 尼崎競艇 | 523億円 |
15位(16位↑) | 福岡競艇 | 505億円 |
16位(12位↓) | 浜名湖競艇 | 499億円 |
17位(23位↑) | 宮島競艇 | 498億円 |
18位(24位↑) | 常滑競艇 | 497億円 |
19位(19位-) | 児島競艇 | 479億円 |
20位(17位↓) | 江戸川競艇 | 469億円 |
21位(21位-) | 三国競艇 | 451億円 |
22位(18位↓) | 鳴門競艇 | 447億円 |
23位(20位↓) | びわこ競艇 | 401億円 |
24位(22位↓) | 津競艇 | 392億円 |
2018年度の売上ランキング
順位(前年比) | 競艇場 | 売上 |
1位(1位-) | 住之江競艇 | 1033億円 |
2位(4位↑) | 蒲郡競艇 | 919億円 |
3位(2位↓) | 丸亀競艇 | 890億円 |
4位(5位↑) | 桐生競艇 | 870億円 |
5位(3位↓) | 若松競艇 | 788億円 |
6位(7位↑) | 大村競艇 | 728億円 |
7位(6位↓) | 下関競艇 | 708億円 |
8位(10位↑) | 戸田競艇 | 644億円 |
9位(8位↓) | 芦屋競艇 | 626億円 |
10位(9位↓) | 平和島競艇 | 618億円 |
11位(13位↑) | 徳山競艇 | 520億円 |
12位(14位↓) | 浜名湖競艇 | 498億円 |
13位(17位↑) | 尼崎競艇 | 492億円 |
14位(11位↓) | 唐津競艇 | 471億円 |
15位(18位↑) | 多摩川競艇 | 440億円 |
16位(12位↓) | 福岡競艇 | 437億円 |
17位(16位↓) | 江戸川競艇 | 407億円 |
18位(20位↑) | 鳴門競艇 | 387億円 |
19位(22位↑) | 児島競艇 | 386億円 |
20位(15位↓) | びわこ競艇 | 382億円 |
21位(24位↑) | 三国競艇 | 375億円 |
22位(23位↑) | 津競艇 | 370億円 |
23位(21位↑) | 宮島競艇 | 368億円 |
24位(19位↓) | 常滑競艇 | 358億円 |
2017年度の売上ランキング
順位(前年比) | 競艇場 | 売上 |
1位(1位-) | 住之江競艇 | 974億円 |
2位(4位↑) | 丸亀競艇 | 885億円 |
3位(5位↓) | 若松競艇 | 843億円 |
4位(3位↑) | 蒲郡競艇 | 833億円 |
5位(2位↑) | 桐生競艇 | 773億円 |
6位(24位↓) | 下関競艇 | 675億円 |
7位(6位↑) | 大村競艇 | 567億円 |
8位(11位↓) | 芦屋競艇 | 543億円 |
9位(7位↑) | 平和島競艇 | 515億円 |
10位(8位↑) | 戸田競艇 | 509億円 |
11位(13位↓) | 唐津競艇 | 477億円 |
12位(10位↑) | 福岡競艇 | 461億円 |
13位(12位↑) | 徳山競艇 | 436億円 |
14位(17位↓) | 浜名湖競艇 | 434億円 |
15位(16位↓) | びわこ競艇 | 393億円 |
16位(18位↓) | 江戸川競艇 | 379億円 |
17位(9位↑) | 尼崎競艇 | 371億円 |
18位(14位↑) | 多摩川競艇 | 362億円 |
19位(22位↓) | 常滑競艇 | 358億円 |
20位(15位↑) | 鳴門競艇 | 337億円 |
21位(20位↑) | 宮島競艇 | 335億円 |
22位(19位↑) | 児島競艇 | 321億円 |
23位(21位↑) | 津競艇 | 306億円 |
24位(23位↑) | 三国競艇 | 298億円 |
2016年度の売上ランキング
順位(前年比) | 競艇場 | 売上 |
1位(3位↓) | 住之江競艇 | 931億円 |
2位(4位↓) | 桐生競艇 | 896億円 |
3位(1位↑) | 蒲郡競艇 | 877億円 |
4位(2位↑) | 丸亀競艇 | 842億円 |
5位(5位-) | 若松競艇 | 730億円 |
6位(6位-) | 大村競艇 | 470億円 |
7位(7位-) | 平和島競艇 | 466億円 |
8位(9位↓) | 戸田競艇 | 459億円 |
9位(11位↓) | 尼崎競艇 | 440億円 |
10位(12位↓) | 福岡競艇 | 439億円 |
11位(10位↑) | 芦屋競艇 | 421億円 |
12位(15位↓) | 徳山競艇 | 382億円 |
13位(17位↓) | 唐津競艇 | 362億円 |
14位(13位↑) | 多摩川競艇 | 358億円 |
15位(未開催) | 鳴門競艇 | 355億円 |
16位(21位↓) | びわこ競艇 | 347億円 |
17位(14位↑) | 浜名湖競艇 | 346億円 |
18位(19位↓) | 江戸川競艇 | 341億円 |
19位(16位↑) | 児島競艇 | 322億円 |
20位(8位↑) | 宮島競艇 | 318億円 |
21位(22位↓) | 津競艇 | 317億円 |
22位(20位↑) | 常滑競艇 | 302億円 |
23位(18位↑) | 三国競艇 | 248億円 |
24位(23位↓) | 下関競艇 | 231億円 |
券種(賭け式)別の売上シェア
とある競艇場で開催された12レースを集計し、券種別の売上シェアを調べてみました。
- 3連単 :93.5%
- 2連単 :3.5%
- 3連複 :1.8
- 2連複 :1.6
- 拡連複:0.3%
- 単勝 :0.1%
- 複勝 :0.1%
結果は大体分かっていましたが、ボートレースにおいて買われている券種(賭け式)はほぼ3連単。2連単も3%ほど売れてましたが、3連単がなかった時代の人たちではないか?と予想。
ちなみに、競馬をやる時は3連単を基本として、2連単や3連複も買うし、レースによっては複勝やワイドで馬券を買うこともあります。ただ、ボートレースは3連単のみ。なぜここまで偏ったシェアなのかご存じですか?
理由は簡単で、3連単以外の売上がないから。当たり前のことを言っているようですが、ある程度の売上がないと賭け事が成立しません。
だからこそみんな3連単しか買わなくなってしまい、自然とその他の券種があってないような存在となったのです。
あくまで可能性の話ですが、競馬ユーザーが大量に流れてきた場合、2連単や3連複の売上シェア率は上がる。そうしたらオッズ変動はしにくくなるので、今とは違った勝ち方が出てくるかもしれません。知らんけど。
競艇場の売上が勝ち負けに影響する理由
競艇場の売上をなぜ意識しなくてはいけないのか?その理由について少しだけ解説しておきます。
売上が少ないとオッズの歪みが発生しやすい
オッズの歪みとは、実力に関係なく知名度だけで売れたり、競艇を知らない金持ちが大金を適当に投票するなどして発生。そして、人気薄(人気高)の買い目に異常なお金が投じられ、通常ではあり得ないオッズになること。
分かりやすく説明すると、売上が1000万円と、10万円のレースがあったとしましょう。どちらにも1万円を投票した場合、オッズが動きやすいのは10万円ですよね。
歪みが発生する原因はいくつかありますが、1レースあたり売上が少ないほど「オッズの歪み」が発生しやすくなることは覚えておきましょう。
ちなみに、ボートレースでもオッズの歪みは頻繁に起こっています。以下は極端な例ですが、実際に起こった出来事となります。(画像引用元:boat-log.com)
払戻しの異変に気づきましたか?
上の画像は、3連単2,950円に対し複勝が万舟券。下の画像は、3連単226,310円に対し、2連単で倍以上の579,900円。これらは実際に払い戻された配当ですからね(笑)
一般戦の売上は予想以上に少ない
競艇の最高峰であるSGをはじめ、原則A1級の選手しか出場できないG1の場合、注目度の高さから舟券もめちゃくちゃ売れます。以下の記事で紹介している通り、近年のSG競争ではどの大会も節間で100億円以上の売上を記録。
一方、B2級も斡旋される一般戦の場合、以下の理由から注目度は低くなります。
- 開催数が多く投票がばらける
- 人気選手があまり出場しない
- 実力差が大きく予想しづらい
様々な要因が考えられる中、売上が少ない第一の理由は「開催数が多い」こと。
オフィシャルサイトを確認すれば分かる通り、一般戦は毎日10か所ほどの競艇場で開催されています。当然、それだけ開催されていれば投票は分散するので、1レースあたりの売上も少なくなります。
また、一般戦で優勝しても100万円程度しか貰えません。1円でも多く稼ぎたい選手にとって、賞金額の多いグレードレースを優先するのは当たり前。その結果、人気選手はあまり出場してくれず、盛り上がらないレースとなってしまうのです。
階級の低い選手ばかりが集まるとどうなるのか?
イン逃げを軸にして当てやすい競艇において、軸を信頼できないレースはギャンブル性が高すぎます。したがって、知識がある人ほど参戦しなくなる可能性は高いでしょう。
以上のことから「売上の少ないレースを選ぶメリットはない」と言っても間違いではないかも。手堅く価値を目指すなら、オッズの歪みが発生しにくい競艇場をおすすめします。
おすすめしたい競艇場ランキング
個人的な実績値から「勝ちやすい競艇場」を紹介します。
上記の競艇場別売上ランキングも指標の一つですが、当てやすい競艇場を選ぶのも勝率アップへの近道です。その為にも、120通りしかない競技の特性を最大限に活かせる「インの強い水面」がおすすめ!
競艇場によってインコース勝率は違う
イン勝率 | イン勝率 | ||
1位 | 大村(65.9%) | 1位 | 戸田(46.4%) |
2位 | 芦屋(62.6%) | 2位 | 江戸川(45.5%) |
3位 | 尼崎(61.8%) | 3位 | 鳴門(45.5%) |
4位 | 下関(61.6%) | 4位 | 平和島(43.0%) |
5位 | 住之江(59.3%) | 5位 | 児島(42.4%) |
※ボートレースオフィシャルから引用した直近3ヵ月のデータ。
競艇の必勝パターンはインコースを軸にし、できるだけ点数を絞って的中率を上がること。ただ、いくらインが強い競技とはいえ、選手の実力や、インに有利・不利な水面、施工者の思惑が存在します。
そのうえで、イン勝率が最も高い「大村競艇」と、最下位の児島競艇を比較してください。その差は歴然であり、どちらが予想しやすいか初心者でも一瞬で気づけるはず。
あなたが穴党であれば気にする必要はありませんが、1レースの勝ち分は少なくても的中率および回収率に拘りたい方は、比較的簡単に当てられる競艇場を選んでください。
インが強く当てやすい競艇場
大村競争 | 競艇ファンからは「イン天国」と呼ばれている。イン勝率は常に上位で、風の影響も少なく第1ターンマークも広い。本命党なら絶対に外せない。 |
徳山競艇 | 過去にインコース28連勝を記録。また、2コースの連帯率も非常に高く、軸だけでなくヒモまで絞りやすい。特にイン勝率を押し上げている朝の企画レースはマジおすすめ。 |
芦屋競艇 | イン勝率はトップクラスで、本命党には好まれている。企画レースも魅力で、1レース目のイン逃げ率は驚異の85%超え。オッズは低くなるが、銀行レースと称されることも。 |
下関競艇 | 1マークの設計がイン逃げしやすい作りになっており、A級選手が1号艇に入る企画レースは見逃せない。ただし、内枠に実力上位の選手がいる場合は注意が必要。 |
住之江競艇 | 風が弱くインコースに有利な条件であれば、イン逃げ祭りもよくある競艇場。しかし、冬から春にかけては六甲おろしが吹くので、その日の出目は要確認。 |
尼崎競艇 | 1マークのスピースは広く、インの実績は安定している。立地的に季節風には注意したいが、番組を見極めることができれば当てやすい。 |
上記におすすめした競艇場は、イン逃げしやすい水面として覚えておきましょう。
ただし、いくらイン有利だからといって、何も考えず買うのはNG。最低でも「選手の実力・モーター・天候」ぐらいは確認し、少ない点数で的中できそうかチェックしてください。
現在、舟券の成績がいまいちだと感じているあなた、締切間近のレースを適当に選択してませんか?そんな買い方ではほぼ運任せのギャンブルとなってしまうので、長い期間やればやるほど回収率は下がっていくはず。
競艇は勝つべくして勝てるギャンブルだと感じています。その感覚に近づけるように、面倒でも知識を習得することを心掛けましょう!
まとめ
競馬を除いた公営ギャンブル(競艇・競輪・オートレース)の売上は意外と少ないのです。しかも、売上の約25%を施工者が持っていき、その残りを的中者で配分するので、分母が少なければあなたが損するだけ。
利用者が急上昇中のボートレースとはいえ、一般戦の1レースに投じられる売上は1,000万円に届かないことがほとんど。
舟券を買いたくて我慢できない気持ちは分かりますが、大よその売上を把握したうえで掛け金の調整を行ってください。また、厚く張りたい場合は、売上の多い重賞レースがおすすめです。
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