競艇予想において「軸選び」は超重要。軸選びとは、1着もしくは3着以内(ヒモ)の選手を1艇選ぶこと。
競艇は最大6艇しか出走せず、全通り買いしても120通りしかありません。当然、平均配当は低いので、極限まで買い目を絞るのが鉄則となります。
この軸とヒモを決めることこそ勝利への近道。これなしでは勝ち組になることはできないと言っても良いでしょう。
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競艇の「軸」に1号艇が推奨される理由
競艇の主軸(1着艇)はなぜ1号艇が推奨されるのか?明確な根拠があるので、初心者向けにその理由を簡単に解説しておきます。
競技の特性上、圧倒的にインが有利
「競艇は1号艇が有利」というのは周知の事実。
実際、どれほど有利なのか?あまり把握していないかもしれないので、イン天国とも称される「大村競艇」のコース別入着率をまずはご覧ください。
1コースから出走した選手は61.4%の確率で1着になっています。
対して外側のコースを確認すると、2コース13.9%、3コース10.5%、4コース10.9%。5,6コースにいたっては3%を下回る1着率です。
この数値が示すように、コースの有利・不利がこれほどはっきりしている競技は他にありません。
もちろん、選手の実力によって勝率は大きく変わってきますが、それと同じぐらいコースの枠順が大切な要素となります。
ちなみに、B1級が1コースから、A1級が6コースから出走する場合、それだけ実力差があってもA1級選手が勝つのは至難の業。それほど枠番が影響する競技なのです。
1号艇が有利なのは”引き波の影響”を受けないから。それ以外のコースは必ず引き波の影響を受ける。
2~6号艇を軸に選ぶメリットなし
2~6号艇が1着になる条件は、内側の艇を捌ける実力と、自分に展開が向いてくれること。後者は運要素が強いため、レースが始まらないと見えてきません。
対して1号艇の1着は、先マイして小回りターンを決めるだけ。これなら初心者でも予想をすることができます。
穴党の方々には「つまらない賭け方」と思われるでしょうが、目標はあくまで回収率100%超えであり、当ててお金を増やすことです。
その考え方に同調してくれる方は「1号艇を軸にする賭け方」で勝ち組を共に目指しましょう!
初心者向けに解説した”競艇の勝ち方”はこちら。
軸となる選手の決め方
競艇を長年やってきて思うのは、万舟のような高額配当を狙い続けてもプラス収支はほぼ不可能。
結局、競艇で勝つためには軸を当て、20通りの勝負に負けないこと。
これから説明するデータ分析を覚えれば、85%以上で軸を読み切ることができるようになります。エアー舟券でもいいので、その確率までスキルを高めてから本番に挑みましょう。
競艇選手の階級や直近成績
軸を決める際に必見なのが「ボートレースオフィシャルサイト」。
軸選びに必要な「階級・FL数・全国勝率・当地勝率・今節成績」などが掲載されており、無料情報ツールでは間違いなくNo.1の情報源です。
まず確認するのは1号艇の選手。
競艇選手は年に2回、級別審査といって成績に応じた階級が割り振られます。最上位がA1級で、次いでA2・B1・B2と続きます。
余談ですが、約1,600名いる競艇選手の級別の所属人数はこんな感じ。
- A1級:約320人(20%)
- A2級:約320人(20%)
- B1級:約800人(50%)
- B2級:約160人(10%)
上位20%しか所属できないA1級と、最も多く所属しているB1級では”大人と大学生ぐらいの差”といっても過言ではないレベル。
よって、A1級選手がインコースにいる場合は高確率でイン逃げが成功します。ただし、注意してほしいのは…
階級と勝率は比例しないこと。
A1級でも勝率が低い選手はいますし、その逆でB1級でもA1級に引けを取らない選手もいます。級別審査は年2回しかないので、その間に成績が変化することはよくあります。
基本的に階級で判断して大丈夫ですが、コース別勝率のチェックだけは怠らないようにしましょう!
1号艇選手のコース別入着率
ボートレースオフィシャルには選手データを確認できる専用ページがあります。
その中の「コース別3連対率」は軸を決める際に大切なデータとなるので、必ずチェックするようにしてください。
例えば、芹澤克彦(B1級)の場合、1コースからの3連対率は95.2%と非常に高く、1着率も70%は超える数値。高い確率でイン逃げしてくれると予想できます。
ではもう一例。山口亮(B1級)はどうでしょうか?
3連対率は76.5%ですが、1着率は30%程度しかありません。さすがにこの成績ではイン逃げを信頼できず、他のレースを探した方が無難という判断ができます。
コース別の得意・不得意は「コース別3連対率」を見れば把握可能です。
コース別の勝率や直近成績を確認したいなら「ボートレース日和」がおすすめ。
モーターの勝率や2連対率
番組表を確認する際、意外と見落としがちの「モーター性能」。それぞれに良し悪しがあり、レース結果に大きく影響してきます。
モーターは階級などに関係なく、前検(前日検査)に抽選で割り振られるので、どのモーターを引くかはまさしく運のみ。
整備の必要がないモーターもあれば、整備しても最終日までパワーを発揮できないモーターも。
参考までに「お化けモーター(超抜モーター)」の凄さが理解できる動画を紹介します。
旋回技術が劣っていようが、直線で抜き去ってしまうほど。
そんな中、特に影響してくるのが初日のレース。試運転の走りで整備は行うものの、万全の体制にするほどの時間はありません。よって、モーター性能が顕著に表れるのです。
- 1号艇のモーター成績は?
- 他艇に好モーターはいないか?
モーター性能はあくまで補佐的な予想材料ですが、確認する人としない人では結果に差が生じてくるでしょう。
2~6号艇のスタートタイミング
1周1マークで勝敗が決する競艇において「スタートタイミング」がレースを優位に進めるカギとなります。
スタートが揃えば、インコースの有利を活かしたレース展開が濃厚です。しかし、スタートで凹んでしまう選手がいた場合、展開次第でイン逃げできない可能性が高まります。
他艇のせいで波乱が起きることはよくあるので、仮に1号艇が信頼できる実力者だったとしても過信するのは禁物です。
以下の情報を確認し、全艇のスタートタイミングは把握しておきましょう。
番組表では、これまでの平均STと、今節に記録したスタートが載っています。
個別の選手データでは「コース別の平均スタートタイミング」が知れるので、できれば全艇の確認をおすすめします。
選手によってコース別で平均スタートタイミングは異なります。したがって、番組表の平均STのみで満足しないように。
競艇場の特徴(イン逃げ率など)
全く同じ選手、枠番で戦ったとしても、競艇場の違いで結果は変わります。
全国にある24の競艇場はそれぞれに特徴があり、コースレイアウト・水質・気象状況などの環境は全くの別物。
また、軸選びで重要となる”イン逃げ率”に関しても、最も高いところと低いところでは20%ほどの差があります。
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直近3ヵ月のイン逃げ率
順位 | 競艇場 | イン勝率 |
---|---|---|
1位 | 徳山競艇 | 63.5% |
2位 | 大村競艇 | 62.5% |
3位 | 芦屋競艇 | 59.4% |
4位 | 下関競艇 | 58.8% |
5位 | 住之江競艇 | 58.4% |
6位 | 常滑競艇 | 58.2% |
7位 | 尼崎競艇 | 58.1% |
8位 | 若松競艇 | 57.1% |
9位 | 丸亀競艇 | 56.3% |
10位 | 児島競艇 | 56.1% |
11位 | 蒲郡競艇 | 55.4% |
12位 | 津競艇 | 55.2% |
13位 | 唐津競艇 | 55.2% |
14位 | 福岡競艇 | 54.8% |
15位 | 宮島競艇 | 54.0% |
16位 | 桐生競艇 | 53.9% |
17位 | 多摩川競艇 | 53.3% |
18位 | 三国競艇 | 53.1% |
19位 | びわこ競艇 | 52.8% |
20位 | 浜名湖競艇 | 51.7% |
21位 | 鳴門競艇 | 48.4% |
22位 | 江戸川競艇 | 48.0% |
23位 | 平和島競艇 | 44.2% |
24位 | 戸田競艇 | 42.4% |
もうお分かりですよね。
イン勝率が60%を超える競艇場であれば、軸となる1号艇には有利となります。逆に40%台のインが弱い競艇場だと、いくら実力がある選手でも信頼度は大きく低下してしまいます。
以上のことから、1号艇を軸にした予想を組み立てる場合、イン天国と称されるような競艇場がおすすめ。
- 芦屋競艇
- 大村競艇
- 徳山競艇
- 下関競艇
- 尼崎競艇
上記4場は本命に好まれている競艇場です。稀に1号艇が全て1着となる日もあるので、少ない点数でバシっと当てにいきたい時は優先的にトライしましょう。
風速・風向などの気象情報
風速および風向は、イン逃げのしやすさに影響してくる大切な情報です。
競艇のセオリーとしては、追い風はインコースが有利で、向かい風はアウトコースが有利。ただ、風の強さによっても与える影響は変わっていくので、もう少し掘り下げた知識が必要になります。
特に影響なし
1コース有利だが、第1ターンマークで膨らむ可能性があり、2コースの差し、3コースのまくり差しが決まることも。
1コース有利に変わりはないが、第1ターンマークを膨らまず周るのは技術が必要となる。2コースの差し、3コースのまくり差し、更には4コースの差しが決まりやすくなる。
1コースの逃げが決めにくくなる。2コースの勝率が一気に上がり、3,4コースも優位な展開となる可能性大。
1コースの優位性が若干低くなる。逆にダッシュの4,5,6コースが有利となり、まくりでの勝率がアップする。
ダッシュの4,5,6コースが有利。スタートタイミングが同じでも速度に差がでるため、外からのまくりが一気に決まりやすくなる。
ダッシュ勢が有利なのは間違いないが、横風などが加わると波乱の予感。どの艇が絡んできてもおかしくない状況。
※「水面や風などの気象情報を確認」で紹介している内容です。
1号艇を信頼できる軸にできる気象状況は、風速が0~3m以内。その程度の強さなら風向きは気にしなくて大丈夫でしょう。
しかし、3mを超すような強風が吹いている場合は、何が起きてもおかしくない状況。
特に向かい風が強いレースはダッシュ勢が優勢となり、スピードを乗せられないインコースは劣勢となります。
スタート展示の進入隊形(前づけ確認)
基本的にスタート展示と同じ進入隊形でレースが行われます。
枠なり(1~6の順番)であればそのままスルーで問題ありませんが、前づけなどによって進入が乱れていたら要注意。
前づけされる選手がどれだけ抵抗するかによりますが、仮に強く抵抗した場合は助走が短くなってしまい、スリット通過後の伸び足は悪くなります。
当然、助走をたっぷり取った選手の方が伸びは良く、スタートが揃ったとしても捲られることはよくあります。
悪いことは言いません。前づけで進入が乱れたレースは見送ってください。
そもそも、深インになった1号艇を軸にするのはリスクが高すぎ。どうしても投票したいなら、様々な前づけのパターンを理解したうえで挑みましょう。
ヒモ(相手)の選び方
偉そうに説明している私でも”ヒモ抜け”はよくあります(笑)
ただ、間違ったことは一切伝えないので、あなたの得意な投票スタイルと掛け合わせて活用してください。
コース別の得意・不得意をチェック
軸を決める時と同様に、各選手のコース別成績は必ずチェックしましょう。
例として津田裕絵(A2級)の場合、2,3コースは連対率が80%を超えており、ヒモから外すのは考えられません。しかし、4コースは1,2着が1回もなく、5,6コースに至っては苦手意識があるようです。
出走する選手の個別データを照らし合わせ、どのコースが得意または不得意なのか?ヒモ選びをする際の重要なデータとなります。
オッズは階級を中心に売れていくものですが、それのみで判断しないように。密な情報を知っておくと、期待値の高い美味しいオッズに巡り合うことも。
デビューしたての新人は切り捨て
暗黙のルールとして、デビューして初勝利を挙げていない新人選手は、どの枠番でも6コースから出走するのが一般的。
また、実力も乏しくレース慣れしていないので、3着以内に入ることはほとんどありません。
「ヒモに絡んでくれたら高配当ゲットだし、期待を込めて俺なら含めるなぁ」という方、養分になりたくなかったら今すぐ思考回路を変えましょう。
実際、赤枠で囲った村上宗太郎(B2級)の過去3節成績を見れば分かります。
4着1回、5着4回、それ以外のレースは全て6着です。初勝利どころか未だヒモにも絡めていないので、そこに投資するのはお金を捨てるようなもの。
競艇選手はデビューして初勝利まで1年以上掛かることも多々あるため、前評判がめちゃくちゃ良い新人以外はヒモから除外でOK。
もし、ヒモに絡んで高配当だったら…と無駄な期待は禁物です。
簡単なレースは4点以内に絞る
つい先日、実際に投票して的中したレースです。
軸は馬袋以外に考えられず、相手(ヒモ)は2号艇松井、3号艇末永の2名。6号艇の吉永がすこし不気味な存在ですが、展示では枠なりだったので、6コースからは舟券に絡めないと予想。
スタートさえ揃ってくれれば「1-23-23」で決まってくれそうですが、10倍以下のオッズなので、ここは男の2点勝負。
結果論ではありますが、何も起きずに無事的中!
実際に、こういった簡単な銀行レースは探せば意外とあります。さすがに2点買いはちょっとリスク大ですが、4~6点であれば70%以上の的中率はそれほど難しくありません。
的中率・回収率どちらも向上させるには、ヒモをどれだけ絞れるかに掛かっています。
2着には厳選した選手のみ、不安が残る選手は3着のみに含めてください。この賭け方だとヒモ抜けもありますが、長い目で見れば絶対に得します。
オッズが割れていたら3着を多めに抑える
1号艇の軸は固そうなのに、なぜだかオッズが割れている。
そのようなレースを見つけたら、2着はできるだけ絞り、3着のみ普段より多めに抑えましょう。対象となるのは1番人気が15倍以上あるレース。
実はそういったレース、大金持ちが本命を外して厚張りしている可能性があります。いわゆる”オッズの偏り”が起きており、あなたにとってはチャンスレースと言っても良いでしょう。
もちろん、少ない点数でも的中できそうなら無駄に増やす必要はありません。
ただ、せっかくのチャンスは絶対に射止めたいので、的中率を意識した買い方がおすすめ。日頃から開催レースを調べていれば異変に気づけるはず。
まとめ:軸を制する者は競艇を制す
120通りしかない競艇において、軸選びさえマスターしていれば高い勝率を維持できると思います。
「機械的な買い方だとつまらない」と感じた方もいるでしょうが、当たらない・勝てない方がよっぽどつまらないような気が…。
実際に勝つための予想を続けていて、一番嬉しい瞬間は予想通りに的中した時ですから。
コメントお待ちしてます!