競艇初心者向けの予想ハウツー

下関競艇の特徴&コース別勝率・決まり手などの予想データ

下関競艇場の予想ガイド!水面特性やコース別勝率などの特徴まとめ

競艇は水上の格闘技とも称されますが、戦う相手は選手同士だけではありません。言うなれば水や風とも戦っているのが競艇の特徴。

まさに「戦いに勝つためにはまずは相手を知ること」なのです。

そのうえで、私たちが外れ舟券を掴まされないためには、選手の特徴だけではなく、競艇場のクセを見抜くのも重要なポイント。予想において両方とも欠かせない知識となります。

今回は全国24箇所存在する競艇場の一つ、山口県の「下関競艇場」について特徴をまとめました。

わかりやすく水面の特徴やコース別の特徴を解説していくので、少しでも回収率を向上させたいならぜひ最後までお付き合いください。

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下関競艇場(ボートレース下関)とは?

下関競艇場は、山口県下関市に位置するボートレース場。本州にある17カ所の競艇場の中では最も最西端に位置しています。通称はボートレース下関、現在の正式名称は「ボートレース下関」です。

実は、全国初の薄暮競走(現在でいうサマータイム)を行った場所。

その際の売り上げが好調であったこともあり、現在のサマータイムやナイターの礎となりました。つまり下関競艇場は、ナイターレースのパイオニア的存在ともいえます。

下関競艇場へのアクセス

ボートレース下関の地理

下関競艇場は、関門海峡の一角を利用して作られた競艇場。また、1マーク側は直に海と接しており、1マーク側が海、2マーク側が陸地となっています。

下関競艇場の特徴を捉えるうえで、まずマップで示すような位置関係をしっかり把握しておくように。

ボートレース下関の概要

ボートレース下関の概要
名称ボートレース下関
住所山口県下関市長府松小田東町1-1
公式HPshimonoseki.gr.jp
電話番号083-246-1161
圓教寺間開門~14:00
閉門~不定期
支部山口支部
主な選手白井英治
寺田祥
谷村一哉
柳生泰二

下関競艇(山口支部)には、白井英治や寺田祥といった有名なSGレーサーが在籍しています。過去には艇界のプリンスと呼ばれ、昨年惜しまれつつ引退された今村豊のホームでもありました。

山口支部の在籍選手人数は80人強と決して多くはないものの、元々A1級に長く在籍していた選手も多いです。

層の厚い支部である以上、地元選手のみ出場するレースは激戦となります。

下関競艇場 水面の特徴

下関競艇場は関門海峡と接していることから「水質は海水」です。下関競艇場の特徴を知るうえでは、まずこの海水による影響を押さえておく必要があります。

体重による影響は軽度

下関競艇場は海水面のため、水の塩分濃度が濃く浮力が得られます。よって、乗り手の体重はさほど気にかける必要はなく、むしろ普段ヘビー級と称される選手にはチャンスでもある水面です。

しかし、体重差が軽減されるからといって、出走前に選手の体重をチェックする必要性がないとは言い切れません。

普段から体重が重く(57kgを超えてくる選手など)で成績を落としがちな選手は、突如調子をあげてくる可能性も示唆されます。

以上のことから、あらかじめ体重差がない場合のレース展開を考慮するようにしましょう。

1マークのうねりは展開に大きく影響

下関競艇は1マーク側が関門海峡と繋がっており、そこから海水が流入してくる設計。当然、海水の流入による「干潮差」はあるのですが…

潮位変化はさほど注目されません。実は、外海と繋がる水門が完全に開ききっておらず、宮島競艇場のような大きな潮位の変化はないのです。

宮島競艇の予想攻略&特徴!地元有利な潮位差に注意

水面にうねりや潮位の変化が生じるのは、外海が満潮となったタイミング

満潮になると海水が流入してうねりが生じ、合わせて潮位も増します。一方、干潮時は潮位が下がる訳ではなく、むしろ普段と変わらない水面を保っているのです。

以上のことから、下関競艇でうねりに注意を要するのは満潮のときであり、水面が不安定となるため荒れる要因となります。

レース前には水面状況をチェックし、周回展示などから”うねりが生じていないか”をチェックするようにしましょう。

基本は静水面

下関競艇場は多摩川や住之江と同じような静水面に近い水面となります。

静水面は選手にとって走りやすく、思い切ったスピード戦に持ち込むことが可能。スピード戦が得意なのは、現役バリバリのA1レーサーや、握ることを主戦法とする「まくり屋」など。

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一方、普段から差し残しを狙うことが多いベテランをはじめ、前づけレーサーたちには苦戦を強いられやすい水面とも言えます。

しかし、そうとばかり言ってられなないのも事実。潮は常日頃から一定ではなく、うねりが功罪となってベテランの差しの手助けとなることも。

静水面なのか?うねりが発生しているのか?判断したうえで展開予想するのが攻略の近道です。

下関競艇場の風の特徴

下関競艇場において最も忘れてはならないのが「風の特徴」。上記で紹介したGoogleマップを今一度ご覧ください。

ボートレース下関の地理

下関競艇は1マークが南西に向かっていることが見てとれます。

競艇場のある下関市は、冬は季節風による右横風(スタンド側)がよく吹き、夏は関門海峡からの海風による左横風(バックストレッチ側)がとても強く吹き荒れます。

そのことは下関環境白書にも載せられるほど。

下関競艇場の風の特徴
出典:下関市環境白書

横風が曲者で、コースを真横に横切っていく風は選手のスタート勘を大いに狂わせます。さらに、横風が一定で吹いているのならまだしも、突如変わることもあるのが困難さを助長させるのです。

そのため、スタートに慎重にならざるを得ない状況が発生します。

これらのことから、まずはスタート展示でタイミングが合っているか?そのポイントにも注目してください。

また、強風が吹き荒れる中でも突っ込んでくるような選手がいるか?など、予想する際は番組表にも注意を払うようにしましょう。

下関競艇のコースレイアウト(水面図)

続いては「下関競艇場のコースの特徴」について。それぞれをわかりやすく解説しているので、以下の図をご覧いただきながら確認してください。

本番ピットから2マークまでの距離

下関競艇場のコースレイアウトの特徴に、本番ピットから2マークまでの距離の長さが挙げられます。

全国24箇所の競艇場で最も長いのは「唐津競艇場」の約179m。それに次ぐ全国で2番目の長さです。この長さはピット離れから2マークでの待機行動に影響します。

ピット離れは五分五分だっとして、出足が良ければ前付けされるリスクはさほどないでしょう。ただ、外側の艇が出足から伸びると、距離が長い分、2マークに到着する間に前付けされるリスクが高まるのです。

展示の段階から出足と伸び足をしっかりチェックし、進入が変わる可能性を考える必要があると言えます。

スタートラインと1マークの振り幅

スタートラインと1マークの振り幅の少なさ」にも要注意。

スタートライン上が50mであるのに対し、1マークからスタンドまでの距離は43m。振り幅は7mほどしかありません。

この振り幅はどの競艇場にも設けられており、全国平均はおよそ12mほど。一方、下関競艇場は平均より5mも少ないのです。

振り幅が少ない分、インは斜行せずに直進できることで逃げが決まりやすくなります。また、インに限らずスロー勢はスタートで先行すれば連対しやすくなります。

コースレイアウトは、基本的に「インを含むスロー勢に有利な設計」だと覚えておくように。

予想に欠かせないコース別勝率

コース別成績とは、コースレイアウトや気象条件、番組マンの傾向など、様々な特徴が組み合わさった結果です。各コースの入着率を把握しておくと予想しやすくなるので、この機会にぜひ覚えておくことをおすすめします。

オフィシャルサイトに公開されているデータがこちら。

全国平均でイン逃げ率は高い

下関競艇場のイン逃げ率がとても高く、冬季は特に高くなる傾向。

ただ、ここ数年は年間通して全国トップクラスの逃げ率となっているため、冬季に限らずインの強い水面であると認識しておきましょう。

インが強い理由は、コースレイアウトがインに有利な設計になっていることに加え、下関競艇場の企画レースの存在も影響していると考えられます。

下関競艇の企画レース一覧
  • 1R:シーモ戦(1枠にA級、他B級)
  • 5R:進入固定戦(1枠、4枠にA級、他B級)
  • 7R:ふく~る戦(1枠にA級)

上記は下関競艇で実施されている企画レース。

いずれもA級選手をインに配置する構成となっています。過去データを確認したところ、企画レースのイン逃げ率は非常に高く、逃げ率を後押ししている印象。

以上のことから、イン逃げで組み立てる本命党にはおすすめの競艇場となります。

企画レースのイン逃げはマジで信用できます。オッズは低めとなってしまいますが、絞って厚く賭ければプラス収支は間違いないはず!

3着率が最も高いのは4コース

下関競艇場は、3着の入着率が3コースではなく、4コースが最も高くなっていることが特徴的。

一般的に1コースの1着率が最も高く、次いで2コース、そして3コース。コースと入着率がイコールとなっていることが多い中、下関に関しては少し違っています。

おそらく、企画レースなども影響しているのでしょう。5レース目の進入固定戦は「1,4コースにA級・その他がB級」になっていることから、自ずと4コースの入着率が上がっていると思われます。

とはいえ、どの競艇場でも3着予想は難しいことが多いため、絞り切れないレースは広く買うのがおすすめ。

出目に影響するコース別決まり手

下関競艇場では、コース別の決まり手にもいくつか特徴が見られます。オフィシャルサイトに公開されているデータがこちら。

3コースの決まり手は「捲り差し」が多い

3コースは捲りよりも捲り差しの方が多くなっています。

捲り差しの場合、インと2コースの間を割って入る進入となるため、3コースが勝つ時は「3-1および3-◯-1」の出目が多くなります。

ただし、吹く向きによっても変わりますが、横風が強い日は”捲りが目立つ”というデータもあるようです。そうなると出目は変わってくるので、レースごとの気象情報は必ずチェックするようにしてください。

5コースの捲り差し

5コースになると途端に捲り差しが高くなります。その差は40%以上。

これはインの強さによる影響と思われ、コースレイアウトの振り幅が少ない分、インが先マイしやすくなります。よって、外になるにつれ捲りが難しくなり、捲り差しが多くなると推察できます。

一方、5コースのコース別成績を見ると、1着率はわずか4%強。さほど気にかけなくても良い?と思われるかもしれませんが…

管理人の独り言。
4%強という数字を逆算すると、2021年に下関競艇で行われたレース数は約2200。これに4.3%を掛けると5コースが1着となったのは95本ほど。
年間に186日間レースを行い、2日に1回は5コースが1着になっている計算。そう考えると、あながち4%という数字は無視できない気がします。

他のコース同様、捲りと捲り差しでは出目は変わってきます。5コースは捲り差しが圧倒的に多いことはしっかりと把握しておいた方が賢明でしょう。

「展開による出目」は競艇で勝つために欠かせない知識。超重要なので、理解していない方は以下の記事を参考にしてください。

決まり手とは?特徴や展開ごとの予想方法【競艇基礎】

【下関競艇場】まとめ

今回は下関競艇場の特徴についてまとめました。

海水面であるものの、うねりや潮位はさほど気にかけなくても良い水面です。

しかし、あくまでそれは引き潮の時間帯のみであり、満潮時にはうねりも潮位の変化も生じます。また、潮の影響より気にかけるべきは風。

特に左右からの横風はレースに大きく影響します。これら気象条件はレース前にはしっかり確認しておく必要があります。

コース別成績ではイン逃げ率の高さが目立ちます。これはコースレイアウトや企画レースの影響が影響しており、特にイン逃げを中心に購入する本命党ファンは注目してみると良いでしょう。

以下の知識は予想に役立つので、ぜひ合わせてご覧ください!

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