競艇初心者向けの予想ハウツー

競艇のスタート展示とは?基本ルールや予想に活かす見方など

競艇のスタート展示とは?直前情報の見方や予想活用術②

競艇でレース本番前に行われる「展示」には、スタート展示と周回展示の2種類があります。

スタート展示はピットアウトから一連の動きを把握でき、周回展示はモーターの機力など”舟足”をチェックするもの。

どちらも舟券を予想するうえで「欠かせない情報源」であるのは間違いなし。

  • 展示の見方やルールが分からない
  • 予想が全然当たらない
  • 想定していた展開と違う

このような悩みがある競艇ファンの方々、展示情報の確認を疎かにしてませんか?

そこで今回は、的中率および回収率アップに欠かせない「スタート展示」について深掘りしていこうと思います。

以下の記事を合わせて読むとスキルアップできます。時間があるなら合わせてどうぞ!

勝てる”無料予想”はこちら

ボートぴあ」の無料予想はお世辞抜きで優秀。しかも、その予想を本日から0円で利用できます。

約1ヵ月間の検証実績は、的中率63%・回収率200%超え。これほど質の高い競艇予想は滅多にありません。

とりあえず5レースほど試し、あなたの目で凄さを実感してください!

気になる項目へジャンプできます

競艇のスタート展示とは?

スタート展示とは、本番レースを想定して行うリハーサルのようなもの。

ピット離れてから大時計の針がゼロを指すまで、待機行動と呼ばれる動きを実施。1レース目のスタート展示は出走表記載の時刻、2レース目以降は前のレース終了後に行われます。

活用方法だけ知りたい方は以下のボタンよりジャンプできます。

スタート展示の流れ

スタート展示の流れ

原則、スタート展示は本番レ-スと同じ進行で実施されます。

選手たちはピットアウト後に待機行動へと移り、大時計のタイミングに合わせて本番同様のスタートを行います。

スタート展示から前づけなどコース取りは自由ですが、本番でその通りになるとは限りません。ルール上、スタート展示の進入コースが本番と異なっても問題ありません。

スタートラインを通過後、ファンに向けてスリット画像が表示されます。当然、展示でのフライングや出遅れはペナルティ対象外です。

通常はここまでがスタート展示となり、続けて水面上を航走する「周回展示」が行われます。

待機行動中はいろいろと決まり事があるので、知らない方は以下の記事を確認しておきましょう。

スタート展示が廃止されていた時期も

オールドファンであれば、スタート展示が一時期行われていなかった時代をご存知のはず。

昔はスタート練習という名称で実施されていました。

  • 当時は待機行動の規定項目が少なかった
  • コース取りは今以上に激しかった

以上のことから「予想の材料にならない」という声が相次ぎ、1991年に廃止された過去があります。

その後しばらくは艇番順に待機ピットを飛び出し、そのまま1マークに向かって航走を始める周回展示(当時の名称は展示航走)のみ実施。

それから約10年後、2002年8月の開催から復活。現在のようにスタート展示と周回展示がレース前に行われる形式となっています。

スタート展示のルール

スタート展示が復活したとはいえ、再開直後にはさまざまな混乱が起きたのも事実。

新しく導入された罰則によって、待機行動中に欠場・返還艇が出てしまうというケースが続出。ここではちょっと歴史を振り返り、スタート展示ルールの変遷について解説しておきます。

分割方式から現在の一括方式へ

スタート展示の復活後、周回展示と時間を分けて実施していた時期がありました。

1レース目のみスタート展示に続いて周回展示を行っていましたが、2レース目からは前のレースが始まる直前に行われる「分割方式」だったのです。

しかし「分割方式」では、スタート展示を終えた選手が一旦ピットに戻る必要があります。その為、進行上のロスが大きかったのは否めません。

さらに、水面全体に引き波が立ってしまう問題も重なり、レースへの影響を指摘する声も上がっていたようです。

スタート展示のルール?分割方式から現在の一括方式へ

これに伴い、選手の入れ替えなしで進行する展示へ変更(2003年2月)。「一括方式」のスケジュールに改められ、現在に至ります。

「ダッシュ」「スロー」に関する規定の廃止

スタート展示が復活した当初は、スローとダッシュスタートの区別を明確にさせる特徴がありました。

展示後のアナウンスも「スローは1号艇、2号艇、3号艇。ダッシュは4号艇、5号艇、6号艇」という説明のパターン。これに関係するのは…

「審判がやむを得ないと認めた場合を除き、スタート展示でダッシュ進入を選んだ選手は、本番でスロー進入を行ってはいけない(その逆はOK)」というルールがあったから。

本番でいきなり仕掛けることを防ぐためのものと推測されます。

違反した選手には賞典除外(※1)のペナルティが与えられました(レースには出場可能)

(※1)賞典除外とは、最終日および最終日前日に行われる「優勝戦・準優勝戦」への出場資格を除外されること。また、特別選抜戦も含まれる。

この規定は、スタート展示でピット離れをミスした時などに取り返しがつかなくなること。そして、起こしの位置によってはダッシュなのかスローなのか、区別がつきにくいケースも。

そういった弊害も多く指摘され、2004年4月のルール改正をもって廃止となりました。

スタ展とは違った進入で返還欠場のケースも

昔のスタート展示で特徴的だったが…

「スタート展示で6コースに入った選手は、本番で1コースに入ることができない」というルール。本番で大外から前づけに出る奇襲を認めないための規定です。

このルールがあったにも関わらず、過去には「展示6コース、本番1コース」を実行して返還欠場になったケースが複数回ありました。

返還欠場となった最も有名なレースは、2004年10月開催の住之江「G1高松宮記念特別競走」の優勝戦。

コメントお待ちしてます!

コメントする

気になる項目へジャンプできます