競艇を見ていて思わず「上手い!」と叫んだことがあるファンは多いのでは?
最高時速80kmで走行ながら、コンマ数秒の世界でレバーとハンドルを操る高等技術。画面越しでは伝わりにくいですが、目の前で観戦するとまさに鳥肌ものです!
そこで今回は、走りでファンを魅了する「上手い競艇選手」をピックアップ。
まぁ、上手いといっても評価ポイントは様々なので、各項目ごとに秀でた選手を「男子・女子・ルーキー」から選出しました。
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上手い競艇選手ランキング
まずは最高峰のSGレーサーから厳選した5名を紹介。ただし、その他にも本当は取り上げたい「上手い選手」が山ほどいることを予めご了承ください。
歴代記録を保持している選手を知りたい方は、以下の記事が参考になります。
「峰竜太」競艇史上最強級レーサー
選手名 | 峰竜太(みねりゅうた) |
登録番号 | 4320(95期) |
生年月日 | 1985年3月30日 |
デビュー日 | 2004年11月10日 |
出身/支部 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:6回 G1:19回 総合:102回 |
通算成績 | 出場節:550 勝率:7.68 平均ST:0.15 2連対率:57.5% 3連対率:73.8% |
2024年前期勝率は全選手中1位の”8.83”を記録し、自身11回目の期別勝率No.1となった「峰竜太」。現ボート界において、最強の称号が最もふさわしいレーサーでしょう。
”4カドの峰”を真っ先に思い浮かべるかもしれませんが、同等の実績を残している3コース・5コース時のまくり差し。2023年のみで12本も1着を量産しています。
以下は2018年のグランプリトライアル。
この時に魅せた5コースからのまくり差しは、今も語り継がれる伝説のターン。あの峰竜太自身が「1億円の価値があるターン」と語るほど。
さらに、1マークの上手さはもちろんのこと、道中で逆転する「抜き」が多いのも峰の強さ(2023年は9本)。
怪我やトラブルなく現役を継続できれば、確実に競艇史に名を残す人物となるはず。
「馬場貴也」艇界最速ウィリーモンキー
選手名 | 馬場貴也(ばばよしや) |
登録番号 | 4262(93期) |
生年月日 | 1984年3月26日 |
デビュー日 | 2003年11月15日 |
出身/支部 | 京都府/滋賀支部 |
優勝回数 | SG:4回 G1:7回 総合:63回 |
通算成績 | 出場節:606 勝率:6.76 平均ST:0.16 2連対率:47.2% 3連対率:63.0% |
ウィリーモンキーをさせたら右に出るものはいない「馬場貴也」。1分42秒2の3周レース日本レコード保持者であり、最速の旋回技術を持つ屈指のスピードレーサーです。
以下は、「過去一番の2コース戦だった」と本人が語る2022年のSGダービー優勝戦。
1マーク出口でウィリーを発動し、菊地孝平のイン戦を弾き飛ばす力強い差し切り。
また、同年のSGグランプリも舟券圏外から怒涛の追い上げで2着を奪取。ゴールする瞬間まで期待させてくれる唯一無二の選手だと思います。
「菊地孝平」艇界No.1のスタート巧者
選手名 | 菊地孝平(きくちこうへい) |
登録番号 | 3960(82期) |
生年月日 | 1978年8月16日 |
デビュー日 | 1998年5月8日 |
出身/支部 | 岩手県/静岡支部 |
優勝回数 | SG:5回 G1:17回 総合:73回 |
通算成績 | 出場節:725 勝率:7.24 平均ST:0.13 2連対率:49.3% 3連対率:66.1% |
2007年頃から平均スタート上位に君臨する「菊地孝平」。
菊地のスタート力は”上手い”のレベルを超えた化け物級。常に0台でスリットを通過していき、自在な攻めで置き去りにしていくレーススタイル。
年間平均STは20年連続でコンマ14以下。直近10年ではコンマ12以下に収めています。
過去5回勝っているSG優勝戦はすべてトップスタートを記録し、内2レースの決まり手はまくり。スタートの重要性を現した結果と言えるでしょう。
「桐生順平」神レベルの鋭角ターン
選手名 | 桐生順平(きりゅうじゅんぺい) |
登録番号 | 4444(100期) |
生年月日 | 1986年10月7日 |
デビュー日 | 2007年5月17日 |
出身/支部 | 福島県/埼玉支部 |
優勝回数 | SG:3回 G1:18回 総合:58回 |
通算成績 | 出場節:477 勝率:7.39 平均ST:0.15 2連対率:51.3% 3連対率:70.3% |
2017年の賞金王に輝き、その後もSG、G1で活躍を続ける「桐生順平」。
水面が狭くて難しい地元戸田で16回の優勝を記録。速く小さく回れるターンの上手さは、ファンや他選手からも高く評価される大きな強みです。
神速ターンの異名を持つ旋回で、多彩な攻めで他選手を圧倒する走り。特に「差し」での1着は、2023年だけで11本と強さが際立っています。
そして、直近のイン勝率は90%超えと上手さが光り、1号艇に座ったG1優勝戦に限れば2019年2月の関東地区選から10連勝中。
常に安定した実績を残しているものの、2017年のグランプリ制覇からSGは優出止まり。ぼちぼち5勝目を期待したいところ。
「瓜生正義」一級品のツケマイ技術
選手名 | 瓜生正義(うりゅうまさよし) |
登録番号 | 3783(76期) |
生年月日 | 1976年3月5日 |
デビュー日 | 1995年5月19日 |
出身/支部 | 福岡県/福岡支部 |
優勝回数 | SG:11回 G1:21回 総合:89回 |
通算成績 | 出場節:740 勝率:7.67 平均ST:0.16 2連対率:55.3% 3連対率:69.9% |
2022年から選手会会長に就任した「瓜生正義」。多忙な会長職を務めながらSG戦線を走り続けるマスターズ世代。
正直、近年は全盛期ほどの勢いを感じません。しかし、レースグレード問わず結果を残しており、未だSG常連として福岡支部を牽引する存在です。
以下は、競艇ファンの記憶に新しい2021年のグランプリ優勝戦。
「峰の転覆がなくてもツケマイは決まっていた」という声も多く、3コースからベテランらしい芸術的なまくりでした。
ソツのない攻めに加えて整備力も超一流。艇界史上初となる「選手会長のSG制覇」も十分に期待できそう。
競艇女子界で上手い選手
女子の競技レベルも年々上がっており、混合G1やSGで活躍するシーンは増えつつあります。
そうした女子人気を受け、2025年にはPG1スピードクイーンメモリアルが新設予定。また、一昔前より稼ぎやすい環境になってきたので、女子1億円レーサーが誕生するかもしれませんね!
とはいえ、勝ち残れるのは実力のある上手い選手のみ。新星が次々と登場していますが、その中でも特に秀でた女子レーサーを5名紹介します。
「美人・かわいい」選手をお探しの方は、以下の記事をご覧ください。
「遠藤エミ」女子史上初のSG覇者
選手名 | 遠藤エミ(えんどうえみ) |
登録番号 | 4502(102期) |
生年月日 | 1988年2月19日 |
デビュー日 | 2008年5月6日 |
出身/支部 | 滋賀県/滋賀支部 |
優勝回数 | SG:1回 G1:3回 総合:40回 |
通算成績 | 出場節:425 勝率:6.50 平均ST:0.15 2連対率:45.9% 3連対率:62.9% |
2022年のSGクラシック優勝で競艇の歴史を塗り替えた「遠藤エミ」。
男子顔負けの上手さを魅せた2023年のレディースチャンピオンでは、2コースから華麗な直まくりでV2達成。実力でも実績でも女子では頭一つ抜けた存在に。
その他、特に印象的だったレースが、2023年レディースオールスター初日のドリーム戦。
4カドから倉持莉々が内へ割り込み、ごちゃついた展開を瞬時に読み解くまくり差し。この状況判断力こそ、遠藤エミが常勝してきた”強さの秘訣”ではないでしょうか。
デビュー15年が過ぎて脂が乗った時期。2度目のSG制覇をぜひとも達成してほしい!
「田口節子」コース不問の賞金女王
選手名 | 田口節子(たぐちせつこ) |
登録番号 | 4050(85期) |
生年月日 | 1981年1月14日 |
デビュー日 | 1999年11月10日 |
出身/支部 | 岡山県/岡山支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:4回 総合:72回 |
通算成績 | 出場節:555 勝率:6.87 平均ST:0.18 2連対率:52.3% 3連対率:68.7% |
2011、2012年にレディースチャンピオンを連覇。そして、10年後となる2021、2022年にクイーンズクライマックスを連覇し、女子最強の称号を手にした「田口節子」。
2021年には女子初の24場制覇を達成するなど、若手レーサーに負けない上手さを兼ね備えた女子レーサーの1人です。
賞金女王を決めた2つのレースはどちらも2コース。2021年は直まくり、2022年は差しで2度に渡って絶好枠を打ち砕きました。
2023年は2~6コースで40本以上の1着を記録。逃げはもちろん、外からのレースでも必ず買い目に加えるべき「上手い選手」といって良いでしょう。
「守屋美穂」人気も実力もトップクラス
選手名 | 守屋美穂(もりやみほ) |
登録番号 | 4482(101期) |
生年月日 | 1989年1月20日 |
デビュー日 | 2007年11月20日 |
出身/支部 | 岡山県/岡山支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 総合:35回 |
通算成績 | 出場節:403 勝率:6.34 平均ST:0.18 2連対率:45.2% 3連対率:61.5% |
艇界のアイドルレーサー「守屋美穂」。レディースオールスターのファン投票では3年連続でぶっちぎりの1位です。
人気女子レーサーとして欠かせない存在ですが、2023年の1着数は83回。田口節子に次ぐ2位の数字であり、見た目の可愛さだけでなく実力もピカイチ!
最も記憶に残っているのが、2021年SGオールスターのドリーム戦。
峰竜太・松井繁といったレジェンドたちに動じない強きのまくり攻め。結果的に転覆してしまいましたが、これほどワクワクさせる女子レーサーはいません。
そして、どのコースからでも連に絡むターン技術。24場中5場で最速タイムを保持ており、上手さでいえば女子トップ3は確実でしょう。
「長嶋万記」水面を選ばない上手さ
選手名 | 長嶋万記(ながしままき) |
登録番号 | 4180(91期) |
生年月日 | 1981年5月28日 |
デビュー日 | 2002年11月12日 |
出身/支部 | 静岡県/静岡支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 総合:42回 |
通算成績 | 出場節:506 勝率:6.22 平均ST:0.17 2連対率:43.6% 3連対率:61.6% |
2023年のレディースチャレンジカップを制し、この年女子トップのV7をマークした「長嶋万記」。
3コースからわずかな隙間を見逃さずまくり差しで優勝。レディースオールスターに続く2つ目のG2タイトルを手にしました。
出産からの復帰後は10年以上A級をキープ。2023年は「差し」の決まり手で14勝しており、その内2勝が混合一般戦でのVゴール。華麗なハンドルワークが結果にも表れています。
桐生、江戸川で優勝歴があるなど、難水面を乗りこなす上手さも。ベテランに差し掛かる年代ですが、まだまだ強さは健在です!
「三浦永理」女子界No.1の業師
選手名 | 三浦永理(みうらえり) |
登録番号 | 4208(91期) |
生年月日 | 1983年2月2日 |
デビュー日 | 2002年11月23日 |
出身/支部 | 静岡県/静岡支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:1回 総合:41回 |
通算成績 | 出場節:524 勝率:6.29 平均ST:0.17 2連対率:47.3% 3連対率:63.2% |
クイーンズクライマックスの初代覇者「三浦永理」。”テクニカルエリー”のキャッチフレーズは、この時につけられた愛称です。
産休から復帰後もターン技術は衰えを知らず、毎年のように女子賞金ランキング上位に名を連ねる強者。
派手さはなくとも確かな腕を持つ職人系女子レーサー。2~6コースからの決まり手は、差し・まくり・まくり差しの全てに偏りなく数字を残しています。
特筆すべきは「抜き10本」という数字。1周2マーク以降の旋回で逆転できる上手さを持った選手の証です。
上手さが際立つ艇界のルーキー
思い切りのいいスタートやターンが魅力のルーキーたちですが、すでに記念クラスで頭角を現す存在も出始めています。
この先のSG戦線を賑わせていく5000番台ルーキーの中で、特に上手さを発揮している5選手を選出。
「末永和也」安定したSTと旋回力
選手名 | 末永和也(すえながかずや) |
登録番号 | 5084(124期) |
生年月日 | 1999年2月16日 |
デビュー日 | 2019年5月1日 |
出身/支部 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:1回 総合:9回 |
通算成績 | 出場節:133 勝率:5.74 平均ST:0.15 2連対率:38.5% 3連対率:56.3% |
124期の養成所チャンプに輝き、2022年の最優秀新人タイトルを獲得した「末永和也」。2023年は2月の九州地区選でG1初優勝を達成し、その後も勢い止まらず優出14回・優勝6回の活躍を魅せました。
トップレーサー並みのターン技術を持ちながら、安定したスタート力も兼備。SG初参戦となったクラシックでは、その実力を証明すべく初勝利を飾っています。
まだまだこれからのルーキーですが、とんでもないレーサーになる予感。
「定松勇樹」峰譲りのまくり性能
選手名 | 定松勇樹(さだまつゆうき) |
登録番号 | 5121(125期) |
生年月日 | 2001年5月2日 |
デビュー日 | 2019年11月2日 |
出身/支部 | 福岡県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:1回 G1:0回 総合:10回 |
通算成績 | 出場節:112 勝率:6.00 平均ST:0.16 2連対率:44.5% 3連対率:59.0% |
師匠・峰竜太から”10年に1度の逸材”と言わしめた「定松勇樹」。
2023年はルーキーシリーズ5Vを含めて優出8回・優勝6回の大暴れ。SG・G1での活躍が注目された中、2024年のボートレースオールスターで快挙を達成しました。
5000番台では史上初!さらに、23歳0ヵ月でのSGVは、服部幸男・今村豊・貴田宏一に次ぐ史上4番目の記録となります。
スピード感ある「まくり」「まくり差し」は世代トップクラスの上手さ。どんな水面であろうと難なく乗りこなす対応力も兼ね備えた逸材。
これからが非常に楽しみなルーキーの1人です。
「中村日向」捌き能力はトップ級
選手名 | 中村日向(なかむらひゅうが) |
登録番号 | 5043(122期) |
生年月日 | 1998年11月8日 |
デビュー日 | 2018年5月16日 |
出身/支部 | 香川県/香川支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:1回 総合:5回 |
通算成績 | 出場節:140 勝率:5.55 平均ST:0.15 2連対率:38.1% 3連対率:54.6% |
デビュー初優勝からわずか9日後、鳴門の四国地区選で5000番台初のG1優勝を達成した「中村日向」。このタイトルにより、一躍122期の出世頭に浮上しました。
実績で目立つのは、状況に応じた”捌き”の上手さ。2023年だけで差しが16本、まくり差し13本というベテラン級の数字を残しています。
まだスタートにムラがあるものの、ターンだけならSGでも十分に足りる切れ味。今後どのような選手に成長していくのか?非常に楽しみな若手の1人です!
「高憧四季」同世代トップの勝率
選手名 | 高憧四季(たかはたしき) |
登録番号 | 5088(124期) |
生年月日 | 1999年11月10日 |
デビュー日 | 2019年5月14日 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 総合:1回 |
通算成績 | 出場節:111 勝率:4.87 平均ST:0.16 2連対率:31.2% 3連対率:45.3% |
次世代の女子会を担っていきそうな実力派レーサー「高憧四季」。
デビュー1年半のクイーンズクライマックス(シリーズ戦)で優出達成。2023年後期にはA1級初昇格を果たし、同年の年間勝率は5000番台で女子トップの数字を残しました。
初優勝を飾った2023年3月の下関では2コースから差しを決め、好スタートから落ち着いた捌きで落合直子のイン戦を撃破。
日を追うごとに強さが増しているように感じるので、近いうちに女子のグレード戦で下剋上してしまうかも…
「清水愛海」教官が認める天才肌
選手名 | 清水愛海(しみずあみ) |
登録番号 | 5163(127期) |
生年月日 | 1999年11月23日 |
デビュー日 | 2020年11月2日 |
出身/支部 | 山口県/山口支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 総合:0回 |
通算成績 | 出場節:87 勝率:4.34 平均ST:0.18 2連対率:25.0% 3連対率:40.6% |
ボートレーサー養成所で女子初の”チャンプ&勝率1位”に輝いた「清水愛海」。
荘林元教官が太鼓判を押した話は有名ですが、実はレジェンドレーサー「今村豊」元選手からも才能を認められていた逸話があります。
清水愛海の魅力は、速度を落とさない豪快な全速まくり。まだ粗削りな走りではあるものの、イン戦の勝率が上がってくれば飛躍的な成長を遂げるはず。
まずは初優勝に期待ですね!
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