2023年12月現在、5度の優出を果たすも初優勝は未だなし。また、度重なるフライングによって、2024年前期からB1級に降格が確定している。
彗星のごとく舞い降りた女子レーサー「清水愛海」。
優秀な成績でボートレーサー養成所を卒業し、デビュー後も下馬評通りの強さを発揮しています。清水愛海の魅力は新人とは思えない旋回力、そして格上相手にもひるまない強気の攻め！
ただ、気合が入りすぎて事故率が高く、一部のファンからは「転覆系女子」「転覆女王」などと呼ばれることも。
そんな清水愛海について、デビュー前から現在までの道のりをまとめていきます。
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清水愛海とは？
清水愛海は、山口県柳井市出身の女子ボートレーサー。
127期として入所した養成所では、女子初となる「リーグ戦勝率1位＆養成所チャンプ」に輝き、2020年11月にデビューを果たしています。
「愛海（あみ）」の名付け親は母親。「生きる人全てに愛され愛するような人になり、海のように広い心を持った人間になってほしい」という意味が込められています。
名前の通り、同期生からは”天然ちゃん”などと呼ばれ、周りから愛される女性に育っているようです！
清水愛海のプロフィール
| 公式画像 |  |
| 名前 | 清水愛海（しみずあみ） |
| 登録番号 | 5163（127期） |
| 生年月日 | 1999年11月23日 |
| 身長/体重 | 158㎝/47㎏ |
| 血液型 | O型 |
| 出身/支部 | 山口県柳井市/山口支部 |
清水愛海は母子家庭で育ち、中学は陸上部、高校（岩国総合高校）はバスケットボール部に所属。卒業後すぐにボートレーサー養成所へ入所しています。
趣味や休日の過ごし方などは以下の通り。
- 趣味はドライブ（愛車は叔母さんからもった軽自動車）
- 休みの日は寝ているか、YouTube視聴
- 好きな食べ物は鍋全般
ボートレーサーを目指すきっかけは？
母子家庭で育った清水愛海。
「金銭面で母親に楽をさせてあげたい」という思いから、平均年収1,600万円と言われるボートレース界に魅力を持ったそうです。
偶然にも母親が「高岡竜也（119期）」の両親と知り合いだったらしい。そういった縁もあり、実際のレースを生観戦して惹かれていったと話しています。
目標とする選手は「荘林幸輝」元教官
清水愛海が”目標”としているのは、恩師の「荘林幸輝」元教官。
荘林幸輝さんは1978年5月にデビューした競艇選手で、8度のG1制覇を含む通算53勝した元トップレーサー。2012年に引退してやまと学校の教官となり、2021年3月に退官しています。
既に教官の職を離れていますが、教え子だった清水のことを気にかけてくれているようで…
清水愛海レース前に電話してアドバイスをもらってる。教官を辞めた後も全レース見てくださっています。
インタビュー時に着ていた上着を見ると、荘林さんのイラストが描かれたTシャツ。よっぽど大好きなんでしょうね！
同期（127期）の注目選手
実力者の多い127期ですが、清水に次いで実力も人気も兼ね備えた「川井萌・仲道大輔」。
川井萌は男子顔負けのレースセンスがありながら、レディースオールスターに毎年選出される美人レーサー。
仲道大輔はイケメン？とは言えないものの、個性的なパンチパーマとまくり技術に定評のある人気レーサーです。
師匠は同じ山口支部の原田篤志
清水愛海が所属する山口支部は、デビューして一定の間は師匠を付けず、支部全体で育成していく方針となっています。その為、特定の師匠は不在と言われていました。
そんな中、とあるYoutubeチャンネルの突撃取材において、師匠の存在が明らかに。
特定の師匠についたのは事実です。
ただ、今の時点では公表を控えさせていただいており、応援いただいているファンの皆様には大変申し訳ありません。
こう語っていたのは2022年9月頃。ただ、その後に状況が変わったのか、競艇専門メディア「マクール」のインタビューにて「原田篤志」であることが判明。
師匠の原田選手は2010年頃からA1級を維持している実力者。
清水愛海に足りない”安定した走り”を知り尽くした師匠なので、今後の学びによって大化けすることを期待しましょう！
清水愛海のSNS（ツイッター・インスタなど）
今のところ、清水愛海が運営するSNSは確認できません。
まだデビューして間もない時期ということもあり、情報発信より練習を優先しているのかもしれません。アカウントが開設された際に改めて報告します。
清水愛海に彼氏や結婚の噂はある？
彼女が出演しているインタビューをはじめ、SNSなどを隈なく調査しましたが、愛海さんの「彼氏・結婚」に関連する情報は一切ありませんでした。
勝手なイメージですが、恋愛には鈍感そう。それよりまずは女子トップを目指し、重要タイトルを獲得してほしいですね！
清水愛海が天才と呼ばれる理由
グーグルで「清水愛海」と検索すると”天才”の文字をよく見かけますが、なぜこのような表現をされるのか？思い当たる3つの理由について解説します。
女子初のリーグ勝率1位＆養成所チャンプ
デビュー前から注目されていたのは、養成所で”女子初の快挙”を達成したから。
- リーグ戦：優出5回・優勝2回
- リーグ戦勝率：7.12（1位）
- 修了記念競走：優勝（チャンプ）
男女平等に戦える競技とはいえ、パワーで劣る女子レーサーが活躍するのはとても大変なことです。そんな中、29名いる127期生でリーグ戦勝率1位、養成所チャンプの偉業を果たします。
これまでに勝率およびチャンプのどちらかを獲得した女子レーサーはいましたが、両方を達成したのは清水愛海が初めて。
デビュー時に騒がれたあの「大山千広」でさえ、勝率6点台、卒業記念レースは優出どまり。
そう考えると、清水愛海の勝率7点台、養成所チャンプというのがいかに凄いことか…。改めて痛感させられます。
実力はNo.1だったが転覆回数もNo.1
荘林幸輝見る限り、一番転覆したんじゃないですか。女子のレベルを上げるためにも清水にはうまくなってもらいたい。握ってハンドルが切れるのはいいこと。基本はできている
恩師である「荘林幸輝」元教官がこう話す通り、訓練中の転覆・落水は合計45回。
デビュー以降も事故率の高さに心配されていましたが、最近はだいぶ改善している様子が伺えます。まぁ、舟券を買っている側からすると、転覆するぐらい攻める選手は好きですけどｗ
デビュー2年目にしてA級昇格間近
養成所を卒業してから2年経っていない状態で、既に全国勝率は5点台を超える数値。
毎期変動はするものの、A2級のボーダー5.40程度。その為、あと0.30ほど勝率を上げれば、デビュー2年目にしてA級昇格を達成してしまう実績を残しているのです。
さらに、上記に紹介したレースは2022年9月に開催された蒲郡の優勝戦。
田口節子・鎌倉涼といったそうそうたる顔ぶれの中、若干22歳の清水愛海は優勝を狙える3号艇をゲットしました。
普通に考えたら、ココにいること自体あり得ないこと。紛れもない”天才レーサー”と呼ぶ他ありません。
ルーキーとは思えないターン技術
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