全国に24ヵ所ある競艇場はそれぞれ特徴が異なり、予想難度もピンからキリまで。初心者は特に、どこで勝負すれば当てやすいのか?その見極めが重要になります。
当然、競艇で勝つための近道は「的中しやすい競艇場で勝負すること」。
そこで今回は、舟券勝率を上げるための秘策を伝授します。難度の低い競艇場を選ぶだけで、マイナスになる確率は改善されるはずです。
競艇とは、勝つべくして勝つギャンブル。わざわざ難しい競艇場に戦いは挑まず、楽して稼ぐことを心掛けましょう!
Sランク |
芦屋競艇 大村競艇 徳山競艇 |
Aランク |
下関競艇 尼崎競艇 |
Bランク |
宮島競艇 住之江競艇 常滑競艇 若松競艇 |
Cランク |
津競艇 丸亀競艇 三国競艇 |
Dランク |
児島競艇 びわこ競艇 福岡競艇 唐津競艇 浜名湖競艇 桐生競艇 蒲郡競艇 多摩川競艇 |
E・Fランク |
鳴門競艇 平和島競艇 戸田競艇 江戸川競艇 |
どうしても高配当を当てたい!という方は、万舟率の高い場&狙い方を参考にしてください。
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【おすすめSランク競艇場】超狙い目!
舟券を当てて勝ちたいなら、1コースが1着になりやすい競艇場で勝負するのが鉄則。
ポイントは1コースの1着率と、イン逃げが決まりやすい条件の多さ。
舟券の軸が堅ければ、当たる可能性も大きく跳ね上がります!本命党はもちろん、知識のない初心者にはぜひおすすめしたい競艇場です。
芦屋競艇場 ~ 全国屈指のイン水面
所在地 | 福岡県 | 水源 | プール |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 59.4% |
開催時間 | モーニング | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Sランク |
モーニング開催の「芦屋競艇場」。朝から舟券を当てやすい企画レースがたくさん組まれています。
特に1レース「サンライズV(ブイ)戦」のイン勝率は90%弱。イン逃げが決まりやすいコースレイアウトに加えて風の影響も少なく、予想のしやすさはNo.1といって過言ではないでしょう。
ただし、簡単なのは前半の企画レースのみで、中盤から荒れていくこともしばしば。
レース選定をしっかりと行い、むやみやたらに買わないことが芦屋攻略のカギとなります。
大村競艇場 ~ イン天国の聖地
所在地 | 長崎県 | 水源 | 大村湾 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 62.5% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | あり |
うねり | やや多い | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Sランク |
大村競艇場の1コース1着率は常に全国トップクラス。
3レースに2レースの割合でイン逃げが成功しており、通称「イン天国」と呼ばれる競艇場です。
風の影響が少ない上に1マークのスペースも広く、1コースに有利な環境が揃っています。さらに、1着だけでなく2連対率も高いことから、軸にできる信頼度は激高。
配当は全般に低めですが、手堅く勝ちたい本命党はもちろん、初心者でもそこまで悩まずに的中できるはず。
手堅く勝ちたい方には強くおすすめしたい競艇場です!
徳山競艇場 ~ 朝からイン逃げを信頼
所在地 | 山口県 | 水源 | 笠戸湾 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 63.5% |
開催時間 | モーニング | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Sランク |
イン天国の大村同様、徳山の水面もイン勝率は全国トップクラス。2020年にはイン28連勝という驚異的な記録も打ち立てられました。
徳山の魅力はなんといっても「大村を上回る2コースの連対率」でしょう。
海沿いにありながら風の影響は限定的で、1~2コースが舟券に絡む確率は非常に高く推移しています。
さらに、モーニング開催の徳山競艇場では、軸を決めやすい「企画レース」が用意されているのもおすすめポイント。朝からガッチリ勝ちたい人は率先して挑んでください。
【おすすめAランク競艇場】高いインの信頼度
当たりやすさではSランクに少し及びませんが、これから紹介する2場も舟券の収支を上げやすい競艇場と言えます。
インの強さはもちろんのこと、予想難易度も比較的低いレースが多く、絞った買い目で当てられる水面。
Sランクの開催がない時、予想に自信がついてきた人には是非ともおすすめしたい競艇場です。
下関競艇場 ~ 内枠が走りやすいコース設計
所在地 | 山口県 | 水源 | 周防灘 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 58.8% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | 穏やか |
風 | やや強い | 評価 | Aランク |
1マークの振り幅が少なく、静水面として知られる「下関競艇場」。
これだけでも1コースの逃げが強いとイメージできます。そして、A級選手が1号艇に入る企画レースであれば、さらに当たりやすさがアップするのが大きな魅力です。
注意したい点は海からの横風。
冬は右から、夏は左から強く吹きはじめるとイン逃げにも影響が出てきます。
また、下関は1コースだけでなく、スロー起こしの選手全般に有利な設計となっています。その為、内枠に好調な選手が揃った場合、逃げ以外の決まり手も含めて予想してください。
予想の精度を高めるには、風とコース別入着率の特徴を把握しておきましょう。
尼崎競艇場 ~ イン逃げ仕様レイアウト
所在地 | 兵庫県 | 水源 | プール |
水質 | 淡水 | イン勝率 | 58.1% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 普通 |
風 | 強い | 評価 | Aランク |
同じ近畿の住之江と同じく、1コースの実績が安定している「尼崎競艇場」。
1マークの振り幅がなくスペースも広いことで、ゆとりを持ってターンできるアドバンテージはかなり大きいといえます。
一方でネックとなるのは、海と山に挟まれた立地特有の季節風です。水面を大きく荒らすほど強く吹き込むこともあり、イン逃げが崩れる原因にもなります。
勝負するなら悪天候でない日。気象状況の確認だけは怠らないようにしましょう。
【Bランク競艇場】知識があれば勝てる
舟券予想がちょっと難しい、おすすめ度Bランクの競艇場。
基本的にイン有利なのは変わりませんが、強風や水面の荒れ具合など、コンディションによっては買い目を絞りにくいレースも多くなってきます。その反面、当たれば高配当を期待できる可能性も大きくなるでしょう。
宮島競艇場 ~ 潮位差が大きく地元選手有利
所在地 | 広島県 | 水源 | 島湾 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 54.0% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | あり |
うねり | やや多い | 水面 | 普通 |
風 | やや強い | 評価 | Bランク |
瀬戸内海の少し奥まった場所にある「宮島競艇場」。
潮と風の両方が水面に影響を与えます。強風が吹く日は少ないですが、風向の変化で予想を難解にすることがよくあります。
1コースを信頼できる企画レースによって、イン逃げの成功率は高め。秋~冬は2コースの3着率が上がるというデータもあり、この2コースをどう舟券に絡めるかが回収率に影響するポイントといえます。
住之江競艇場 ~ オーソドックスなイン優位水面
所在地 | 大阪府 | 水源 | プール |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 58.4% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 穏やか |
風 | 弱い | 評価 | Bランク |
年末のグランプリ(賞金王決定戦)をはじめ、数々の名勝負が繰り広げられてきた「住之江競艇場」。
クセが少なく”実力勝負”になりやすい水面であり、舟券はインから組み立てると的中確率が高くなる傾向にあります。
ただし、イン勝率がそこそこ高めに推移しているのは、毎年SG開催が行われている影響も若干あるかと。
一般開催においては、ナイター水面の適性も関係してきます。よって、過去データを鵜呑みにするのはNG。レースごとに適正チェックを行うことが重要です。
過去の実績からアドバイスさせてもらうと、出目が荒れている日は手を出さない方が良いかも。
常滑競艇場 ~ 予想のポイントは伊勢湾からの風
所在地 | 愛知県 | 水源 | 伊勢湾 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 58.2% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | 少ない | 水面 | 普通 |
風 | 強い | 評価 | Bランク |
常滑競艇場の予想を難しくさせる「伊勢湾からの季節風」。
冬は向かい風、夏は追い風が強く吹き抜け、イン逃げの失敗やフライングも多く見られる特徴があります。
1コース1着率は全国平均より若干高め。また、常滑にはイン勝率をアップさせる企画レースがないので、風が弱ければイン逃げの信頼度をいつもより上げて良いでしょう。
それと、うねりが少なく乗りやすい水面でもあるため、とにかく注意すべきは「風の状況把握」。
スタート展示時の気象情報はもちろん、風によるコース別の有利・不利ぐらいは把握しておきましょう。
公式サイトにある「地元選手の声」はとても参考になりますよ。
若松競艇場 ~ 買い目絞れる進入固定戦に注目
所在地 | 福岡県 | 水源 | 洞海湾 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 57.1% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | やや荒れ |
風 | 強い | 評価 | Bランク |
海から10km離れた場所にある「若松競艇場」。
天候次第で強風や高い波高となることも多くあるので、空模様によって予想の難易度が大きく変わる点には注意が必要です。
好天であればイン逃げが決まりやすく、2コースの2着率も高い水面。回収率アップには、こまめな気象状況の把握と、企画レース(5レース・8レース)の収支がカギとなります。
レース選定さえできれば「簡単な競艇場」という見方も。
【Cランク競艇場】勝てるレース選びがカギ
予想レベルはそこそこ難しいCランクの競艇場。
風やうねりの影響で万舟決着も多く、レース選定のスキルが求められます。幅広いデータ収集が不可欠となるため、Cランク以降の競艇場で勝負するのはそれなりの経験が必要です。
津競艇場 ~ イン優位も強風時は波乱に注意
所在地 | 三重 | 水源 | 伊勢湾/相川 |
水質 | 汽水 | イン勝率 | 55.2% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | 少ない | 水面 | やや荒れ |
風 | 強い | 評価 | Cランク |
津競艇場はプール水面によって荒れが抑えられていることや、企画レースによる押し上げもあり、イン逃げ勝率は60%前後を推移しています。
ただ、季節風(夏は追い風、冬は向かい風基調)によって2コース差し、あるいはセンター勢が有利になることも。
展開の見極めが難しくなるレースも多々あるので、その判断は慎重に行うべき。選手ごとのコース適性や直前情報など、予想材料をしっかり比較しながら舟券を買いましょう。
丸亀競艇場 ~ 潮回りの把握が攻略のカギ
所在地 | 香川県 | 水源 | 瀬戸内海 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 56.3% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Cランク |
瀬戸内海にあるナイター開催の「丸亀競艇場」。
風の影響は限定的ですが、潮の干満による激しい水位変化が展開を大きく左右します。水位が上がればイン優勢、下がってくればセンターから外の警戒が必要です。
水位は1日の中でも変化するので、攻略するためには潮まわりに関する知識が欠かせません。公式YouTubeライブや気象庁の潮位データなど、あらゆる情報を駆使してください。
これだけは言っておきますが、丸亀は知識の差が勝率に大きくを変動させます。
三国競艇場 ~ スロー勢の勝率が高い硬水面
所在地 | 福井県 | 水源 | プール(竹田川) |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 53.1% |
開催時間 | モーニング・デイ | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 普通 |
風 | やや強い | 評価 | Cランク |
硬さのある淡水で、コース設計もイン向きでない「三国競艇場」。
全速で攻めたいダッシュ勢にとっても乗りづらい水面となるため、基本はスロー勢による1着争いが多い傾向にあります。
軸が絞りにくいこともあって、2連単や3連単の平均配当は比較的高め。広めの買い方を推奨しますが、展開が読みにくいレースは参戦しない判断が賢明かもしれません。
これまでの経験から「簡単な日 or 難しい日」の区別がはっきりしている印象を受けます。
その傾向を読むことこそ、三国攻略の近道となるでしょう。
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【Dランク競艇場】舟券マスター以外厳禁
Dランクは、あらゆる予想法を知り尽くした上級者向けの競艇場です。
舟券の軸を絞りにくいだけでなく、風やうねりなどによって展開が簡単に変わってしまう難しさがあり、セオリー通りにいかない展開も数多く見られます。特に、水面のコンディションが悪い日は、安易に手を出してはいけません。
児島競艇場 ~ イン堅調も全速攻めの台頭あり
所在地 | 岡山県 | 水源 | 瀬戸内海 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 56.1% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Dランク |
児島競艇場は瀬戸内海が水源となり、予想ポイントは「潮の干満」です。水位が上がればイン逃げ、下がれば外攻め有利と考えて舟券を組み立てましょう。
うねりについては「大潮の日、上げ潮、満潮となる手前の時間帯」に限って考慮する程度で問題なし。
年間を通して1コース優勢と考えて良いですが、企画レースによる影響も加味することが大事。見えている勝率を過信しすぎないように。
基本は気象データから丁寧に調べて、難しいレースを無理に買わないのがセオリーです。
びわこ競艇場 ~ 高地・風・うねりがもたらす難しさ
所在地 | 滋賀県 | 水源 | 琵琶湖 |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 52.8% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | 多い | 水面 | 荒れ |
風 | やや強い | 評価 | Dランク |
「乗りづらい」という選手も多い「びわこ競艇場」。
標高の高い淡水面で荒れやすく、定期観光船ミシガンがこれまた厄介。航行する時間が重なった場合、水面にうねりが発生。その影響を読み切るのはほぼ無理です。
一応、コースレイアウトの変更で1マークのゴチャつきは軽減されましたが、コースの経験値や波の巧拙が結果に影響する傾向は変わりません。
桐生と同じように、信頼できる地元選手を軸とした舟券の買い方が良い結果に繋がるかも。
ちなみに、定期観光船ミシガンの出港時間は以下の通り。
10:00 / 11:20 / 13:10 / 14:50 / 16:10
びわこ競艇バックスタンド近くを通過するのは、出港してから5~10分後ぐらい。1マーク付近にうねりが発生するので、その時間帯と重なるレースはご注意ください。
福岡競艇場 ~ コースも水質も特殊な難水面
所在地 | 福岡県 | 水源 | 博多湾・那珂川 |
水質 | 汽水 | イン勝率 | 54.8% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | あり |
うねり | 多い | 水面 | 荒れ |
風 | 強い | 評価 | Dランク |
福岡競艇場は風の影響を受けやすく、海水と淡水が入り交ざることでうねりも発生しやすい難水面。ピット位置も特殊な場所にあり、進入から頭をひねる必要があります。
1コースの強さは全国平均の水準。1着率2位が3コースというのも特徴的な傾向といえます。
舟券を買うにあたっては検討すべきデータが多く、初心者に優しくない番組が多め。それなりに経験のある上級者向けの競艇場と言えるでしょう。
ちなみに、風が強い日のレースはSGでも大波乱状態。意図的に高配当を狙う人なら面白い場かもしれません。
唐津競艇場 ~ 予想しやすいのは朝イチのみ
所在地 | 佐賀県 | 水源 | プール(松浦川) |
水質 | 淡水(軟) | イン勝率 | 55.2% |
開催時間 | モーニング | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Dランク |
風の影響がほとんどなく、水面のクセも少ない「唐津競艇場」。
しかし、なぜかイン逃げが決まりにくく、外からの全速攻めに飲み込まれるケースが多く見られます。
イン逃げを信頼できる企画レースも複数ありますが、メンバー構成で信頼できるのは1レースのみ。それ以外は狙いを定めるのが難解な番組ばかり。
決して難しいとは言えないものの、簡単とも言えない。水面が穏やかな日はイン逃げ祭りになることもあれば、5mを超える強風が吹き荒れて出目がぐちゃぐちゃになることも…。
とりあえず前半レースの出目を確認し、荒れているようだったらそっと画面を閉じましょうw
浜名湖競艇場 ~ 静水面を一転させる季節風
所在地 | 静岡県 | 水源 | プール(浜名湖) |
水質 | 汽水 | イン勝率 | 51.7% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 穏やか |
風 | 強い | 評価 | Dランク |
乗りやすい汽水でコース面積も広い「浜名湖競艇場」。全速のスピード戦が多い水面となります。
弊害となる要素がなければ、1コースの評価を下げる必要はありません。しかし、頭を悩ませるのが、南北に吹き抜ける「季節風」の影響。
浜名湖周辺は追い風、向かい風ともに強く、イン勝率を押し下げる要因でもあります。フライングが多いのは間違いなく風による影響でしょう。
風速によっては波乱の1日になることも多いので、外からの全速捲り、捲り差しへの警戒も含めた予想が必要です。
以上の特徴から、出目がグチャグチャな日は穴党に適す競艇場とも言えます。仮に勝負する場合は、外れても悔しくないマメ買いにしておきましょう。
桐生競艇場 ~ 高地の硬水面と赤城おろしの影響大
所在地 | 群馬県 | 水源 | 阿佐美東貯水池 |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 53.9% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 荒れ |
風 | 強い | 評価 | Dランク |
季節風(赤城おろし)が場内に吹き込んでくる「桐生競艇場」。
全国で最も高地にあり「モーターの出力が抑制される」ことから、スピードよりもテクニックが重視される水面となります。難易度はEランクに近いDランクと認識してください。
戦いを挑む場合は、季節や時間帯によるデータ分析は必須。さらに、水面を良く知る地元選手を信頼した買い方など、多岐に予想が求められます。
蒲郡競艇場 ~ 捲りに適したバック側の広さ
所在地 | 愛知県 | 水源 | プール |
水質 | 汽水 | イン勝率 | 55.4% |
開催時間 | ナイター | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 普通 |
風 | 弱い | 評価 | Dランク |
風の影響がほとんどなく、穏やかなスピード水面の「蒲郡競艇場」。
インが特別弱い訳ではありませんが、それを上回る形で全速捲りが決まりやすくなっています。
1コースの1着率は全国平均以下。センターだけでなく5コースから飛び込んでくるケースも多く、機力や選手の実績なども考慮した「データ重視の予想」が求められます。
1日を通して「赤黄緑(356コース)」がよく絡む印象。イン逃げしたとしてもヒモは多めに抑えておくことをおすすめします。
多摩川競艇場 ~ 内外拮抗の広いスピード水面
所在地 | 東京都 | 水源 | プール |
水質 | 淡水(硬) | イン勝率 | 53.3% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 穏やか |
風 | 弱い | 評価 | Dランク |
広くて穏やかなスピード水面の「多摩川競艇場」。
硬めの淡水ですが、選手からは乗りやすいといわれています。周りを囲む防風林の効果によって、吹き込む風の影響も最小限に留まっているようです。
ただし、1コースの1着率は平均を大きく下回る数値。どのコースでも自在な攻めができるので、実力が拮抗しているレースは軸選びが困難を極めるでしょう。
イン逃げ濃厚な企画レース以外、予想難易度は高め。軸を絞れるレースだけを買うことが得策だと考えます。
ちなみに、自宅から車で1時間ぐらいの場所にあるので、現地にはしょっちゅう出向いてます。ただ、回収率は100%を切っており、24会場の中でも相性は下位の方ですw
【E~Fランク競艇場】万舟狙いの穴党向け
E~Fランクの競艇場はおすすめできません。
一撃回収を目的としてるなら別ですが、少ない点数で当てるのは至難の業。上級者でも成功する確率はかなり低くなると思います。
鳴門競艇場 ~ コンディションの変動が大きい
所在地 | 徳島県 | 水源 | 小鳴門海峡 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 48.4% |
開催時間 | モーニング | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | やや荒れ |
風 | 強い | 評価 | Eランク |
風の影響を受けやすく、潮の干満差も大きい「鳴門競艇場」。
コンディションが複合的に変わって狙い目を絞りにくく、その難しさは1コース1着率の低さにも表れています。また、2~3着も傾向が掴みづらい水面と言えるでしょう。
イン逃げが信頼できる企画レースのみに絞るのがベスト。中でも「とるならなると」は買い目を絞りやすいレースだと思います。
それ以外のレースを読み切るのは難解なため、回収率に拘る方は近づかない方が身のためです。
平和島競艇場 ~ 変わりやすい風でインが苦戦
所在地 | 東京都 | 水源 | 勝島南運河 |
水質 | 海水 | イン勝率 | 44.2% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | あり |
うねり | 少ない | 水面 | やや荒れ |
風 | やや強い | 評価 | Fランク |
インコースの弱さは常に最下位付近にいる「平和島競艇場」。
人気通りに決まりにくいのは、都市部ならではのビル風をはじめ、内規によってバック側の斜行が禁止されていることが大きく関係しているでしょう。
これまで数多くのSGレースを開催してきた平和島ですが、1日を通してイン祭りになった日はごく僅か。SGレーサーですら順当に勝つのが難しいのに、一般戦だとどうなるかは想像に容易いですよね。
自宅から最も近い競艇場ということもあって一応ホームです。でも、ガッツポーズをして帰宅したのは数えるほどかもw
戸田競艇場 ~ イン最弱の狭い水面
所在地 | 埼玉県 | 水源 | 戸田漕艇場 |
水質 | 淡水 | イン勝率 | 42.4% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | なし |
うねり | なし | 水面 | 穏やか |
風 | 弱い | 評価 | Fランク |
最も競走水面が狭いことでも知られる「戸田競艇場」。
全国で最もインが弱く、センター勢(3,4コース)からの捲り、捲り差しが決まりやすい水面。舟券の軸を絞るのが非常に難しい場所といえます。
自信を持って予想できるのは、1号艇にA級選手が入る企画レースのみ。ただ、それ以外のレースは出目がグチャグチャになることが多く、予想通りの展開にはほぼなりません。
どちらにしても、戸田競艇で堅い決着を期待するのはNG。サイコロやサイン買いした方が勝率は良くなりそうな印象です。
江戸川競艇場 ~ 24会場で最も荒れる水面
所在地 | 東京都 | 水源 | 中川放水路 |
水質 | 汽水 | イン勝率 | 48.0% |
開催時間 | デイ | 水位変化 | あり |
うねり | 多い | 水面 | 激荒れ |
風 | 強い | 評価 | Fランク |
都心から近い場所にある「江戸川競艇場」。
あらゆる面で特殊性とクセの強さが突出しており、全国24場の中で舟券推理が最も難しい競艇場です。
常に水面が波立ってコンディションが変動し続ける中でのレース。偶然の的中やビギナーズラックはあるでしょうが、狙いを絞って当てるのはプロの舟券師でも無理。
とはいえ、Fランクとおすすめ度こそ最下位ですが、収支を度外視して楽しむコアなファンが多く見られます。
予想の経験値を上げる意味でも、競艇ファンであれば1度は足を運んでおきたい場所です。
上記でも紹介している「ういち」さんが江戸川好きなのは有名ですね!知識なくトライするより、まずはYoutubeなどでどんな競艇場か確認しましょう。
競艇場の特徴一覧!地区別で一挙紹介
全24競艇場の特徴とおすすめ度を「地区別」でまとめておきます。
水面の荒れ具合や風の強さも解説しておくので、今後の舟券予想にお役立てください。
関東地区
中部地区
近畿地区
四国地区
中国地区
九州地区
まとめ
全競艇場の特徴を一覧で見てみると、関東地区の難度が総じて高く、中国・九州地区におすすめ度の高い水面が並びました。
水面の乗りやすさや風の影響などは、競艇場の立地が大きく関係しています。
それと、1コースが勝ちやすい企画レースを提供する割合の多さも、西日本の競艇場に目立つ特徴といえます。
インターネット投票の環境が整い、全国どの競艇場でも気軽に舟券が買える時代。その為、勝てる競艇場と簡単なレースだけをハシゴして勝負することが可能です。
自分なりの勝ちパターンを作って、回収率アップを目指しましょう!
以下に紹介する「勝ち方や予想のコツ」も合わせてご覧ください。
コメントお待ちしてます!