2023年1月8日、現役A1選手が八百長に加担していた旨の告発が、元妻のSNSアカウントに投稿されました。投稿した元妻というのは…
1986年にデビューし、2度のSG制覇を含む通算67勝している「田頭実」の元配偶者。
| 公式画像 |  |
| 名前 | 田頭実（たどうみのる） |
| 登録番号 | 3257（58期） |
| 生年月日 | 1967年3月29日 |
| 身長/体重 | 157cm/53kg |
| 出身/支部 | 福岡県/福岡支部 |
| 優勝回数 | SG：2回 G1：5回 G3：2回 一般戦：58回 |
田頭実といえば、大所帯の福岡支部をしょって立つ代表的な選手。また、若松競艇で高実績を上げていることから「ミスター若松」とも呼ばれる存在です。
まさかそれほどの選手が八百長なんてするはずがない。誰しもそう感じるでしょうが、田頭選手を最も近くで支えていた元妻「律子」さんが艇界を揺るがす告発を行いました。
以下は、律子さんが「欠端大林」というジャーナリストに告発した内容。
競走会に、Bの過去の不正を告発したのは私です。証拠もあると伝えたのですが、競走会には取りあってもらえず、正式な聞き取り要請もありませんでした。Bは“不正などなかった”というでしょうけれども、私はBとの婚姻時代、父から“何かがあったときのために”と渡されたあるテープを持っています。Bが反論するならば、私は全面的に戦うつもりです
引用元：現代ビジネス
現代ビジネスで公開された記事の「B」は田頭実。当記事を作成するにあたって、元妻の律子さんに実名公表の承諾は取得済みです。
以前からこのような内容を告発し続けており、選手会にも以下の回答を求めています。
- 公正課による聴取は行われたのか？
- 実際に不正はあったのか？
- 田頭実の証拠をなぜ要請しなかったのか？
「証拠がある」という前提で求めた回答でしたが、選手会から返ってきた回答は…
個別の調査内容につきましては、選手の名誉に関わりますので、回答は控えさせていただきます。なお、調査の結果、そもそもご指摘の『不正疑惑』なるものは存在しないという結論です
もちろん、現時点では律子さんの一方的な告発なので、事実かどうかの判断はできません。しかし、今回に関しては第三者ではなく「田頭実の元妻」の告発であり、もう少ししっかり対応すべき事案ではないでしょうか。
2020年1月には「西川昌希」が八百長によって逮捕されているボートレース界。
この事件が明らかになって以降、不信感を募らせるファンは間違いなく増えています。
そうした状況において、律子さんの告発が事実だとすると非常に悲しいこと。とはいえ、仮に不正をしている選手がいたとしてもごく僅かだと思うので、選手会には誠実な対応を期待したいところ。
ちなみに、田頭実の八百長以外にも疑惑となっている事案は複数あります。某選手の引退理由をはじめ、以前から八百長疑惑のあった某A1級選手など。
時が来たら公表させてもらいますが、1人の競艇ファンとして衝撃的すぎる内容ばかり。
今後、八百長疑惑に関する情報をはじめ、公になっていない新事実が公開されていくそうなので、話せるタイミングが来たら改めて報告させてもらいます。
※「中村亮太の八百長疑惑」も浮上しています。詳細は以下の記事をご覧ください。
