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競艇の完全優勝まとめ!SG・G1で偉業達成した選手たち

競艇の完全優勝まとめ!SG・G1で偉業達成した選手たち
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2024年3月10日、桐生開催のサンケイスポーツ杯において、毒島誠が11連勝の活躍でパーフェクトVを達成。通算4度目、2021年11月三国G1ぶりの快挙を成し遂げた。

2024年の完全優勝者は以下の通り。

  • 2月8日:小池哲也(住之江一般戦)
  • 2月16日:前田将太(びわこ一般戦)
  • 3月10日:毒島誠(桐生一般戦)

1950年代(昭和20年)頃から開始した競艇。これまでに100万レース以上が開催されていますが、その長い歴史で数えるほどしか達成されていない偉業があります。それは…

1節のレースを全勝する「完全優勝」です。

SG常連のトップレーサーでさえ達成が難しく、データが残っている中で確認できるのは僅か100名程度しかいません。

さらに、一般戦を除いた達成者を調べてみると、指で数えるほどしかいないのです。

そこで今回は、全勝Vで完全優勝するのがいかに難しいのか?また、最高峰のグレードレース「SG・G1・G2」で達成した選手を紹介していきます。

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競艇の完全優勝(パーフェクトV)とは?

完全優勝とは、その名の通り全てのレースに勝って優勝すること。

数日間かけて行われる予選・準優勝戦を1着のみで通過し、最終日の12R優勝戦も1着でフィニッシュすれば完全優勝となります。

ちなみに、完全優勝と同じ意味で使われる表現は「完全V・全勝優勝・パーフェクトV・パーフェクト優勝」など。どれを使っても間違いではありません。

完全優勝者の発生確率はどのくらい?

関連情報をまとめている「完全優勝挑戦リスト」によると、1997~2023年月7までに完全Vを達成したボートレーサーは約275名。

なお、レースのグレード別で割り振ると以下の通り。

  • SG:1名
  • G1:7名
  • G2:2名
  • G3:15名
  • 一般:251名

各競艇場の1ヵ月平均開催数は3回ほど。全国24場を合算するとおおよそ72開催。1年だと2592開催、1997年以降の25年間では約64,800開催となります。

この開催数を達成者の総数で割ると…

238開催に1回(64800÷272=238)

あくまで単純計算した数値なので正確ではありませんが、大体238開催に1回(年間11人)ぐらい達成者が現れる割合です。

過去25年でSG・G1・G2の完全V達成者は10名

級別定員と審査ボーダー

競艇は年に2回「級別審査」があり、成績や実力で階級が割り振られます。また、属する階級よって5つのグレード(SG・G1・G2・G3・一般)への出場資格にも影響していきます。

特にハイレベルな戦いが繰り広げられる「SG・G1・G2」。出場する選手たちの実力は僅差といって良いでしょう。

したがって、1節で全て1着を飾るなんてほぼ不可能ともいえる偉業なのです。

もちろん、一般戦やG2・G3であっても完全優勝は至難の業。ただ、グレードレースでの達成者が10名であることからも、いかに難しいのか分かりますね。

SG・G1で完全優勝したボートレーサー

完全優勝がどれほど凄いのか理解したところで、ここからは「SG・G1・G2で完全Vを達成した選手」を紹介します。

達成者と対象レースは以下の通り。

SG・G1・G2の完全V達成者
  • 松井繁(G1太閤賞競走)
  • 高山秀則(G1第1回競艇名人戦競走)
  • 市川哲也(SGモーターボート記念競走)
  • 今村豊(G1中国地区選手権競走)
  • 中島孝平(G1赤城雷神杯競走)
  • 服部幸男(G2競艇祭)
  • 今村豊(G1第16回マスターズチャンピオン)
  • 遠藤エミ(G1第6回クイーンズクライマックス)
  • 毒島誠(G1北陸艇王決戦)
  • 藤原啓史朗(G2秩父宮妃記念杯)

1960年代まで遡るとSGで完全優勝したのは5人いる情報も。しかし、情報が少ないため、当記事では1997年以降の記録となります。

1999年~松井繁(G1太閤賞競走)

公式画像松井繁(64期)
名前(登録番号)松井繁(3415)
生年月日1969年11月11日
身長・体重169㎝・52㎏
所属支部大阪支部
優勝歴SG:12回
G1:59回
G2:3回
G3:6回
一般:62回

1996年以降、G1の完全優勝を一番乗りで果たしたのは、競艇界のレジェンド「松井繁」。現在もバリバリの現役ですが、20年以上前の1999年に偉業を達成しています。

全勝優勝したのはG1太閤賞競走。予選・準優とオール1着で迎えた優勝戦、3コースからまくりを決めて優勝。

「あれ、オール1着で得点率1位なのになんで3コースなの?」

そう感じた人も多いでしょうが、当時の優勝戦は”枠番抽選”の時代。その為、準優までどんな好成績だろうが、優勝戦の枠番は運次第。

そんな中、3日目まで1度も1コースから出走せず全て1着。4日目の準優は1コース進入となったものの、優勝戦では3コース。

完全優勝が懸かる最終戦ではコンマ05のトップスタートを決め、G1という舞台で完全Vを達成したのです。

その後も数々のSG制覇を成し遂げていますが、一般戦を含め完全優勝はありません。

2000年~高山秀則(G1第1回競艇名人戦競走)

公式画像高山秀則
名前(登録番号)高山秀則(2672)
生年月日1948年11月11日
身長・体重166㎝・52㎏
所属支部福岡支部
優勝歴SG:2回
G1:17回
G2:1回
G3:4回
一般:58回

SGやG1で輝かしい成績を収め、引退した翌年の2009年にボートレース殿堂入りを果たした「高山秀則」元選手。

競艇を始めたての頃であまり記憶に残っていませんが、完全優勝を達成したのは2000年に開催された第1回競艇名人戦。

名人戦とは、年に1回開催されるG1で、48歳以上の選手によって競い合うレースのこと

記念すべき第1回で”8戦8勝”の完全勝利を果たす快挙。しかも、その2年後となる第3回においても優勝しています。生涯獲得賞金16億円以上の実力は並じゃないですね!

2001年~市川哲也(SGモーターボート記念競走)

公式画像市川哲也(67期)
名前(登録番号)市川哲也(3499)
生年月日1968年10月1日
身長・体重163㎝・51㎏
所属支部広島支部
優勝歴SG:4回
G1:19回
G2:1回
G3:6回
一般:71回

競艇界で”SG完全優勝”を達成したのは市川哲也のみ。

達成前から2度のSG(グラチャン・賞金王決定戦)を制覇した実力者ですが、2001年に多摩川の「モーターボート記念」を走った市川は神懸っていました。

オール1着で迎えた優勝戦。当時は枠番抽選だったこともあり、準優までオール1着だった市川は3号艇。

そうした状況の中、5,6号艇にいた艇界のレジェンド「今村豊・植木通彦」が前づけをし、市川はダッシュのカド5コース。

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