2024年7月20日、徳山で開催された一般競争(山口朝日放送杯争奪戦)において、優出1号艇からイン戦を押し切って通算17度目の優勝を飾った。
また、今年は未だ2勝しかしていないが、7月末時点で優出は11回も果たしている。
ルーキーイヤーから注目されていた「上田龍星」。
おとなしそうな見た目とは裏腹に、超攻撃的な走りをする期待の若手レーサー。デビュー当初から期待通りの実績を残し、ファンから「艇界の超新星」と呼ばれることも。
G1・SGといった重賞タイトルはまだですが、おそらく近いうちに達成するはず。
そう思わせるほど強いレーサーであり、2021年には登録6年以内の成績上位者のみに与えられる「トップルーキー」に選出されています。
次世代のエースとして期待される上田龍星とはどんな人物なのか?

以下の記事でも紹介しています。時間があれば合わせてご覧ください。


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上田龍星とは?
まずは「上田龍星」選手の基本的なプロフィールから紹介します。
上田龍星の公式プロフィール
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 上田龍星(うえだりゅうせい) |
登録番号 | 4908(117期) |
生年月日 | 1995年7月15日 |
身長/体重 | 167cm/53㎏ |
血液型 | O型 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
上田龍星は大阪生まれの競艇選手。大阪市の生野工業高校を卒業後、117期生としてボートレーサー養成所へ入所。2015年11月にホームの住之江競艇でデビューしています。
本人が出演するインタビュー動画を見る限り、性格はおとなしめ。
峰竜太のような陽キャっぽいイメージはなく、聞かれたことに淡々と回答する感じ。「トップルーキー」に選出された時のアンケートでもその様子は伺えます。
競艇選手を目指すきっかけはBMX時代の先輩
上記動画は、ボートレーサーになる前の姿。
驚くことに、小学4年生頃から始めた自転車競技「BMX」でプロとして活躍。しかし、日本ではマイナー競技ということもあり、賞金の少なさからボートレーサーに転身することを決心。
そのきっかけとなったのが、同じBMXをやっていた先輩だったそうです。
小学校4年から高校までBMXをしていた。もともと、運動神経はたけていたが、意外にもボートレースの知識は全くなかったという。「BMX仲間の先輩に『ボートレーサーになる道もあるよ』って薦められたのがきっかけですね。
出典:ズバっと!ボート
養成所の一般試験には「スポーツ推薦枠」があり、BMXでの実績があった上田選手はこの枠から入学しています。


妹「上田紗奈」も現役のボートレーサー
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 上田紗奈(うえださな) |
登録番号 | 5057(123期) |
生年月日 | 1996年7月13日 |
身長/体重 | 156cm/45㎏ |
血液型 | O型 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
上田龍星の妹「上田紗奈」も現役のボートレーサーとして活躍中。今のところ優勝経験はありませんが、2021年にはフレッシュルーキーに選出された期待の女子選手です。
ボートレーサーになろうと思ったきっかけは、兄(龍星)に勧められたから。
ただ、本人は「最初の賞金を見たらびっくりしちゃって。それで私もなろうと思いました。」と言ってるので、一番はお金に魅力を感じたのかもw
ちなみに、123期の同期生は上田紗奈さん以外にもカワイイ女子選手が沢山!


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美人レーサーランキングで紹介されることの多い「西岡成美」も在籍。美人レーサーに興味ある方は以下が参考になります。


「彼女います」インタビューで告白(2020年4月)
2020年4月15日にアップされた動画(ボートの時間)において、永島さんから「彼女できたん?」という質問に対し「彼女は…最近できました」と回答。
この衝撃発言にインタビュアーたちはビックリ!
さらに、撮影場所が実母の居酒屋だったこともあり、目の前にいる母親も対応に困っている様子(笑)多少は聞いていたようですが、まさかぶっちゃげるとは思っていなかったのかも。
まぁ、イケメンを売りにしているレーサーではないので、ファンが減ることはないと思いますが…。



彼女がいることを隠さず回答するなんて、今カノさんは嬉しかったでしょうねw
上田龍星の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 34,650,000円 | 159位 |
2022年 | 39,890,000円 | 91位 |
2021年 | 30,040,000円 | 197位 |
2020年 | 37,970,000円 | 97位 |
2019年 | 23,440,000円 | 328位 |
2018年 | 19,260,000円 | 434位 |
2017年 | 7,200,000円 | 1334位 |
2016年 | 10,010,000円 | 1003位 |
2015年 | 1,360,000円 | 1574位 |
上田龍星の年収(獲得賞金)は上記の通り。
初優勝を達成した2018年頃から一気に上昇し、年間5勝を挙げた2020年の年収は3700万円。その後は3000万円前後を推移しています。


上田龍星の同期(117期)レーサー
上田龍星が属する117期は豊作と言われています。もちろん、上田選手が筆頭となりますが、SG・G1で活躍しそうな選手を数名紹介しておきます。
吉田兄弟の弟「吉田裕平」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 吉田裕平(よしだゆうへい) |
登録番号 | 4914(117期) |
生年月日 | 1996年11月19日 |
身長/体重 | 167cm851㎏ |
血液型 | AB型 |
出身/支部 | 愛知県/愛知支部 |
ボートレース界の吉田兄弟こと、弟の「吉田裕平」選手。
上田龍星と同じくトップルーキーに選出され、2021年前期の勝率は7.13を記録。直近も高い勝率をキープしているので、SG・G1で活躍する日はそう遠くないと思います。
また、吉田兄弟が凄いのは、兄「吉田凌太朗」も負けじと強いレーサー。お互い同期でありながら、共に期待される実績であることはまさに奇跡!
今後、2選手とも上田龍星のライバルになることは確実。17期生同士の熱い戦いが見れる機会は増えていくはず。


同期のやまとチャンプ「小池修平」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 小池修平(こいけしゅうへい) |
登録番号 | 4907(117期) |
生年月日 | 1995年6月4日 |
身長/体重 | 173cm/55㎏ |
血液型 | A型 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
117期の卒業記念レースでは、上田を抑えてやまとチャンプに輝いた「小池修平」選手。
期待されてデビューを迎えますが、プロの洗礼を浴びて思ったようにレースをさせてもらえず…。初勝利まで約1年掛かっています。
初優勝も約3年掛かりましたが、そこから本来の実力を発揮していき、2020年頃から勝率は一気に上昇。初のA1級昇格を果たし、2021年に5勝、2022年に4勝する活躍を見せています。


1年でB級からA1になった「松本一毅」
公式画像 | ![]() ![]() |
名前 | 松本一毅(まつもとかずき) |
登録番号 | 4904(117期) |
生年月日 | 1994年8月30日 |
身長/体重 | 165cm/53㎏ |
血液型 | A型 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
デビュー当時は全く注目されなかったものの、最近になって急速に成長を遂げている「松本一毅」選手。
2020年に初優出を果たすと、そのあたりから勝率はうなぎ上り。
2022年前期にはA2級昇格、2022年後期にはA1級の審査条件をクリアするスピード出世。未だ優勝には恵まれていませんが、勝ち方を覚えたら大化けしそうなレーサーです。
しかしながら、2023年前期はA2級に降格。センスは抜群だと思うので、今後の活躍を期待したいところ。


「艇界の超新星」と呼ばれる理由と成績
上田龍星は「艇界の超新星」と呼ばれるほど、関係者および競艇ファンから注目される逸材。でもなぜ”超新星”と言われるほど期待されているのか?
ボートレーサー養成所時代から強かった


養成所時代の勝率は7.39。養成所の117期卒場記念レースで小池修平に敗れはしましたが、吉田裕平に次ぐ2番目の成績で卒業。また、華の117期でも実力はトップクラス。
デビュー後に関しても、2015年11月にデビューして同節の7走目に初勝率。同期一番乗りで次のステップへ進んでいます。
この強さの根源はやはり「BMXで鍛えた肉体」があってこそ。
上田龍星は幼稚園の頃からBMXで体幹を鍛えはじめ、ボートレーサーとしてデビューする前には肉体が出来上がっていたと思われます。
さらに、時速50㎏に達するBMXのスピードに慣れていたため、ボートに対する怖さをあまり感じなかったのでしょう。
もちろん、元々備わった素質もあるでしょうが、デビュー後にすぐ活躍できる”上田龍星の強さ”は納得がいきます。
2020年・2021年のトップルーキーに選出


トップルーキーとは、ボートレース界の次世代を担う選手を育成・強化するため、登録6年以内かつA1級から選ばれた最大15名のスター候補選手。
要は「将来を有望視された若手レーサー」ということ。
- 上田龍星
- 吉田裕平
- 黒野元基
- 大山千広
- 宮之原輝紀
- 新開航
- 小池修平
- 前田篤哉
- 井上忠政
- 栗城匠
競艇ファンならほぼ知っている顔ぶれですが、上田龍星は2021年前期勝率1位での選出。女子トップの人気者「大山千広」、若手のホープ「宮之原輝紀」より注目される存在なのです。
トップルーキーについて詳しく知りたい方は以下をご覧ください。


デビューから現在までの実績
- 2015年11月:デビュー節7走目で初勝利
- 2016年7月:大村ルーキーシリーズで初優出
- 2018年8月:下関(一般戦)で初優勝
- 2020年2月:尼崎でG1初出場・初勝利
- 2020年5月:住之江でSG初出場・初勝利
- 2020年9月:びわこでG1初優出
A1級に昇格して以降、数々のG1・SGで勝ち星を重ねています。
中でも記憶に新しいのは、びわこ開催のG1ヤングダービー(旧新鋭王座)。予選を「111312」とオール連対でまとめ、準優も危なげなく1着。
予選トップ通過で優勝戦は絶好の1号艇となり、誰もが念願のG1制覇を達成すると思っていましたが…
コンマ06のスタートを決め、1号艇から予想していたファンの97%はイン逃げしたと確信したでしょう。
しかし、磯部誠が絶妙な差しで迫り、1周バックストレッチでほぼ横並び。先マイした磯部を捉えることができず、さらに2マークで流れてしまいまさかの3着。
「あの展開で上田が負けるなんて…」ほぼ全てのファンはそう感じたはず。
ただ、それよりも愕然としたのは上田本人。決して悪くないターンだっただけに、想像できないほど悔しかったのは間違いないでしょう。
決して実力で劣っていた訳じゃありません。磯部誠に勝利の神様がほほ笑んだだけで、上田龍星のG1制覇、そしてSG制覇も近いうちに見れると信じています。



実力だけで勝てるほど競艇は甘くない。6艇で競うため、多少なりとも運に左右されることもある。だからこそ面白いんですけどね。
上田龍星の強さがわかるレース動画
上田龍星の強さは言葉のみじゃ伝わらないので、公開されているレース動画を厳選して紹介します。
全て大外の全速まくり!デビュー7走目で初勝利
デビューした新人は「6コース進入」という暗黙のルールがあります。
このレースでも5号艇だった上田は6コースにまわり、大外からのスタート。養成所時代からスタートには自信があった上田は、スリット通過後に4,5コースの外をまくっていく展開。
全艇をまくりきったように見えましたが、好スタートを決めた1,2号艇が若干有利な展開に。
さすがに1着は無理か…と思った瞬間、1周2マークで峰のような全速ターンを発動し、そのまま後続艇を引き離して初勝利!



このレースを機に、上田龍星の名は広がっていくことに。それもそのはず、デビューしてすぐの新人にこんなターンはできないので…
S級レーサー「三井所尊春」に競り勝つ
1号艇と3号艇にG1覇者の三井所尊春、北川幸典が構える一戦。B2級で勝率3.53、かつ6コース進入の上田は全く売れていない状況。
スリットラインはほぼ横並びとなりますが、ごちゃついた展開をついて最内から3着目につけます。2マークでは大外をぶん回して2着に浮上し、1-6-5で出来上がったように思えました。
しかし、上田龍星が凄いのは2着キープで終わらないところ。
並みの選手なら「5艇身ほど前を行く三井所に勝てる訳ない」と感じるでしょうが、一切諦めることなくプレッシャーをかけ続けた結果…
最終周回の1マークで三井所がターンミスをし、バックストレッチで完全に捉えます。2マークも相手を抑えながらターンをし、実況も驚く大逆転で幕を閉じました。



三井所尊春は2022年12月に突然の引退。オールドファンの1人として大きな衝撃を受けました。
2018年下関、豪快な抜きで初優勝
上田龍星の初優勝がかかった一戦。ピット離れに失敗して万事休す…と思いましたが、前づけをする形で何とか3コースを奪取。
進入は「132456」となり、スリットが綺麗に揃った状態で1マークを迎えます。
豪快なまくりでイン逃げを阻止を試みるも届かず。上田は逃げた新美を追う展開となりますが、ここから上田の激走が続きます。
本来は”引き波”が影響し、先頭艇を抜くのはほぼ無理。ただ、この時の上田は神がかっていたような。
1周2マーク、2周1マークと1艇身ほどの差に詰め寄り、新美は何とか凌ぐ展開。
そして迎えた2周2マーク。鬼の形相で追ってくる上田に焦ったのか、ターンが膨らんでしまいここで上田が逆転!そのまま1着でゴールしました。
ご存じの通り、新美恵一はG1を8度も制覇している一流レーサー。その相手に優勝経験のないルーキーが抜いてしまうなんて…
こんな熱い展開のレースは1年に数回あるかないかです。
まとめ:上田龍星は大舞台ほど強くなる
上田龍星は近い将来、G1およびSGタイトルを手にするでしょう。
間違いなくその実力は兼ね備えているので、時間が掛かっても必ず達成する日はやってくるはず。
ただ、強いだけで勝てる競技ではありません。”恵まれ”でSG制覇する強運の持ち主もいれば、最強と言われながらも無冠のまま勝てないレーサーも沢山います。
また、上田が属する117期をはじめ、同年代にも大勢のライバルがいる状況。
- 小池修平
- 松本一毅
- 吉田裕平
- 吉田凌太朗
- 宮之原輝紀
- 新開航
- 栗城匠
- 前田篤哉
上記レーサーたちに先を越されることもあるでしょう。しかし、上田龍星なら強靭なメンタルを武器に、大舞台で先輩レーサーたちをなぎ倒していくと信じています。
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