2024年11月14日、丸亀開催の72周年記念でG1初制覇。
予選5走をオール連対でトップ通過。準優も難なく逃げ切り、自身初のG1優出1号艇を獲得。
ポールポジションで迎えた優勝戦は、末永和也・毒島誠、そしてオレンジモーターの山田康二らを抑え込み、デビュー8年10ヵ月にしてグレード初制覇を達成。
また、優勝賞金1200万円を上積みし、賞金ランキング83位から40位前後まで浮上。グランプリシリーズ初出場がほぼ当確に(確定はチャレンジカップ終了後)。
117期でSGタイトルに最も近い愛知支部のホープ「吉田裕平」。実力はもちろんのこと、イケメンレーサーとしても人気急上昇中の注目株です。
吉田家は両親や兄もボートレーサーの競艇一家。そして、少し前までは兄の元嫁(福岡泉水)も義姉という存在でした。
競艇一色で育ってきた中、記念レーサーの父を追って艇界に飛び込み、2023年にはSG初出場で優出してしまう持っている男。紛れもなくこれからをしょって立つ逸材といって良いでしょう。
そこで今回は、吉田裕平が歩んできた道のりをはじめ、結婚・彼女・家族・師匠などまとめて解説していきます。
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吉田裕平とは?
吉田裕平は愛知県常滑市出身、愛知支部のボートレーサー。
中学3年生から養成所試験を受け続け、高校3年生の時に5度目の受験で合格。通っていた県立常滑高等学校を中退し、117期生として養成所へ入所。
3つ年上の兄「吉田凌太朗」とは同期ですが、たまたま合格するタイミング同じだったらしい。
吉田裕平の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 吉田裕平(よしだゆうへい) |
登録番号 | 4914(117期) |
生年月日 | 1996年11月19日 |
身長/体重 | 167㎝/51㎏ |
出身/所属 | 愛知県/愛知支部 |
デビュー日 | 2015年11月27日 |
吉田裕平の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
父母は65期「吉田徳夫・吉田幸恵」
吉田裕平の父は、2017年11月に引退するまで愛知支部を牽引した65期「吉田徳夫」。
1989年にデビューし、1998年2月の東海地区選手権(常滑)でG1初V達成。SGタイトルは獲得していませんが、28年間のレーサー人生において通算2086勝を挙げています。
裕平の母「吉田幸恵」もボートレーサーであり、父と同じ65期で登番は1つ違い(父3452・母3451)。
凌太朗(長男)・裕平(次男)を出産後も現役を続け、1999年1月の津を最後に引退。
吉田家は凌太朗・裕平含む5人兄弟。2017年頃の情報によると、弟や妹もレーサーを目指していたらしい。
競艇選手を目指したきっかけ
吉田裕平が競艇選手を志したのは幼稚園の時。父の姿を見てカッコいいと思い、自然と「自分も選手になるんだ」と思っていたそうです。
父が選手なので、幼少のころから選手になるんだとずっと考えていました
幼い頃から愛知支部の選手たちとは親交があったといい、なんとその中には艇界を代表するトップレーサー「池田浩二」の名前も。
受験資格が得られる中学3年生から試験を受け始め、5回目のチャレンジでようやく合格。また、兄も同じ期に8回目で合格し、兄弟揃って117期の訓練生になりました。
兄「吉田凌太朗」と元義姉「福岡泉水」
3つ上の兄「吉田凌太朗」も同じ117期の競艇選手。
ご存じの通り、兵庫支部の119期女子レーサー「福岡泉水」と2019年に結婚。”吉田泉水”となったことで、裕平の義姉になった訳ですが…
産休明けの復帰した2022年3月、結婚を機に移籍した愛知から兵庫支部にカムバック。その理由について質問された際「ご想像にお任せします」と。
明言はしていませんが、ほぼ間違いなく離婚したものと思われます。
ちなみに、現在は2人のお子さん育てながらママさんレーサーとして活躍中。レースで遠征する時は「母親に任せている」と話していました。
やまと学校時代の成績
- リーグ勝率:7.71(全体1位)
- 準優出:4回
- 優出:6回
- 優勝:1回
吉田裕平は1995年秋にやまと学校へ入所。リーグ戦では全7戦中6戦で優出する強さを見せ、29人中トップの勝率7.71を記録しました。
卒業記念競走は事故率オーバーにより不選出。有終の美は飾れなかったものの、輝かしい実績を残して卒業を迎えています。
師匠は愛知支部83期「古川誠之」
吉田裕平の師匠は、愛知支部に所属する83期レーサー「古川誠之」。
デビュー当時、プロペラなどを親身になって指導してくれたことがきっかけで弟子入りしたそうです。
また、上島久男(2015年他界)さんのペラグループに所属。現在は上島さんの弟子であり、デビュー前から目標としている「池田浩二」が率いています。
同期(117期)の注目選手
吉田裕平の同期(117期)には有望レーサーが多数。
養成所チャンプに輝いた小池修平、G1優出経験のある上田龍星、そして吉田裕平の3選手はいずれトップ層で活躍する逸材でしょう。
その他、卒業記念優出2着だった中村泰平や凌太朗を含め、将来が期待される若手の中核。それと、男性ファンを魅了する美人レーサーたちからも目が離せません!
126期「高井雄基」は中学時代の同級生。裕平が選手になるきっかけだったみたい。
吉田裕平の結婚・彼女・年収など
あまり語られることのない吉田裕平のプライベートを深掘りしていきます。
結婚している?彼女は?
レーサー同士の早婚が多い競艇界ですが、今のところ吉田裕平に結婚・彼女の情報はありません。
しかし、結婚適齢期のお年頃であるうえ、イケメン&お金持ちの上玉。狙っている女子レーサーは多いでしょうし、女性ファンにとって残念なお知らせは遠くないかもしれません。
というか、既に将来を見据えた彼女がいる可能性も…
まぁ、お兄さんの一件があるから慎重になってると思うけどw
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吉田裕平の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2015年 | 650,000円 | 1589位 |
2016年 | 4,770,000円 | 1428位 |
2017年 | 6,600,000円 | 1367位 |
2018年 | 17,850,000円 | 501位 |
2019年 | 20,930,000円 | 420位 |
2020年 | 27,400,000円 | 242位 |
2021年 | 29,080,000円 | 210位 |
2022年 | 25,800,000円 | 326位 |
2023年 | 44,820,000円 | 69位 |
2024年 | 25,030,000円 | 112位 |
デビュー当初はフライングに悩まされ、思うように結果を残せず。
しかし、2018年頃から一気に浮上していき、年を追うごとに年収も増加。2023年には自己最高額となる4400万円超えの賞金を獲得しています。
吉田裕平の趣味は?
デビュー当初に話していた趣味は「アニメ・ゲーム・旅行・ゴルフ」。ただ、最近の情報は発信しておらず、公式サイトの記載も”ギター”のみとなっています。
吉田裕平のSNS(インスタ・X)
吉田裕平のSNSアカウントは「インスタ・X(旧ツイッター)」の2つ。
ただし、インスタは2018年8月、Xは2021年11月から更新がストップ。Xに至っては”リポスト専用”となっているので、フォローしても有益な情報は得られません。
デビューから現在までの成績
「いずれSGレーサーになる実力者」と評される吉田裕平について、デビュー以降の水神祭やSG実績を紹介します。
デビュー節で初勝利(2015年11月)
2015年11月27日、常滑で開催された一般競争(第7回BOATBoyカップ)でデビュー。
初戦は何もさせてもらえず6着に沈みますが、2走目で荒れた展開をついて3着。そして、最終日第2レースには、大外6コースから最内差しを決めてデビュー初勝利を飾りました。
5走目での水神祭は同期一番乗り!その後も7節目の戸田で2勝目を挙げるなど、これ以上ない上々の滑り出しを魅せます。
2016年は痛恨のフライング4本
- 2016年4月4日:蒲郡8R(F.04)
- 2016年8月15日:常滑6R(F.02)
- 2016年12月17日:江戸川9R(F.01)
- 2016年12月30日:蒲郡4R(F.01)
3勝目を挙げた翌日のレースでデビュー初のフライング。さらに、期が変わって間もない2016年12月、江戸川と蒲郡で立て続けにFを犯してしまいます。
好調だった矢先のF2により2017年2月から90日間のF休みに。無収入となる状況がトラウマとなってしまう選手も多い中…
F2になったからこそペラをちゃんとやるようになった。結果的に今までの経験は良かった。
長期欠場をプラスに捉え、F休みの期間も無駄にせず自分を見つめ直したようです。
2018年12月の蒲郡で初優勝
長期F休みが明けた後、進入コースを解禁して勝率が大きく伸びた吉田裕平。2018年後期にA2級初昇格を果たすと、立て続けに優出する好調モードへ突入します。
悲願の初優勝は12月の「蒲郡Xマス&ファイナルカップ」。
圧巻の強さで予選1位で勝ち上がり、準優も盤石のイン逃げを決めて優出。優勝戦はスリットが大きく乱れたものの、後続艇を振り切って1着でゴール。
デビュー3年1ヵ月、4度目の優出にして嬉しい初優勝!1年を締めくくる戦いを最高のかたちで締めくくりました。
F2本持ちながら予選トップ通過(2019年G1ヤングダービー)
G1初出場は2019年9月の三国ヤングダービー。
記念すべき斡旋だったにもかかわらず、直前に”デビュー2度目のF2”を犯してしまう失態。最悪の状態で参戦となりましたが、F2とは思えない好走を連発。まさかの予選1位で準優進出したのです。
どん底から優勝候補となった吉田裕平。準優は互角のスリットから逃げを計るも、村岡賢人の2コース差しに屈して無念の3着。
それでも最終日の特別選抜A戦は完璧なイン逃げで勝利。吉田裕平の名を全国に押し上げた大会といって良いでしょう。
F2でこれだけ攻めれるのは「田頭実」ぐらいだろw
2020~2021年のトップルーキー選出
2019年後期にA1級初昇格を果たし、2020~2021年にはスター候補選手の称号「トップルーキー」に選出されています。
トップルーキーの選出条件とは、登録から6年以内かつ前期勝率でA1級に在籍する選手。選ばれるとG1・G2の斡旋を優先的に受けるメリットがあります。
兄の凌太朗も2018年トップルーキーに選出。
2023年ダービーでSG初出場初優出
勝率を7点台に乗せ、2023年の蒲郡ダービーでSG初出場を果たします。
早速、初日1走目のイン戦で逃げ切ってSG初勝利を挙げると、2走目以降も小さい着でまとめて予選5位通過。さらに、準優も3コースから2着を死守し、SG初参戦ながら優勝戦にコマを進めます。
迎えたダービー優勝戦。
コンマ10の好スタートを切りますが、インの峰竜太は圧巻の09スタート。そのまま展開が向くことはなく、峰・桐生に続く3着でレースを終えました。
結果はどうであれ、トップレーサーたちと渡り合って優出3着。正直、ここまで”やれる子”だったなんて…
地元水面で完全V達成!
2024年7月の地元常滑一般戦において、SG優出が”マグレ”じゃなかったことを証明することに。
イン戦以外の4走中3走で「まくり差し」を決める驚異的な強さ。オール1着で勝ち進んだ優勝戦も、付け入る隙を与えないスタートで押し切って完全優勝を達成しました。
控えめに言ってヤバすぎ(笑)この先、どこまで駆け上がっていくのか?非常に楽しみな若手の1人です!
2024年11月の丸亀でG1初制覇
2024年11月9日に開幕した「丸亀G1京極賞 開設72周年記念競走」。
2連対率29%の低調機ながら、予選全てで舟券に絡む快走を見せます。気づけば得点率8.40の好成績で予選トップ通過を果たし、準優も完璧なスタート(コンマ03)からイン速攻を決めて1着。
2022年12月の下関G1(競帝王決定戦)以来、デビュー2度目のG1優出。そして、初めての優出1号艇を獲得しました。
迎えた優勝戦。
絶好調の末永和也・毒島誠をはじめ、4カドにはエース機に乗った山田康二。
一瞬たりとも気が抜けない番組において、ここでも抜群のスタート力を発揮!他艇に一切の隙を与えず、先マイから完璧なイン速攻を決めて1着でゴール。
デビューから約8年10ヵ月。117期では一番乗り、そして2度目の優出にして初のG1初優勝を飾りました。
それにしても、こんなにも早く達成してしまうとは…。今節の勢いを継続できれば、平成生まれ4人目のSG覇者になりそうな予感がします!
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