2022年12月17日、宮地元輝の勝利者インタビューで三井所の引退を報告。その後、本人および公式発表はなかったが、衝撃的な引退理由を記した記事が公開される。
2022年12月16日、佐賀支部「三井所尊春」の選手ページが削除され、閲覧できない状態に。
三井所尊春は2022年1月5日、地元唐津の正月戦(第62回佐賀県選手権)最終日にてフライングを切り、同年1月15日から90日間のフライング休みに入っていました。
F休み後にいくつか斡旋を控えていましたが、1度も出場することなく選手ページ自体が削除。
理由は公表されておらず、ファンの間では「引退」を心配する声も。
三井所といえば、3コース進入でダッシュに引いてカドを取るスタイルが有名。過去に優勝した決まり手も3カドからのまくりが多く、「三井所の3カド」はファンにとって楽しみの一つでした。
今でも忘れられないのが、自身初のG1初制覇を果たした2017年9月の優勝戦。
1号艇は江戸川鉄平こと「石渡鉄平」、SGを7度制している「毒島誠」。艇界のトップレーサーたちを相手にダッシュカドを選択し、トップスタートから劇的なまくりで1着。
重賞レースの優勝はこの1回のみですが、艇界には欠かせないボートレーサーと言えるでしょう。
公式画像 | |
名前 | 三井所尊春(みいしょたかはる) |
登録番号 | 4101(88期) |
生年月日 | 1979年4月4日 |
身長/体重 | 172cm/51㎏ |
出身/支部 | 佐賀県/佐賀支部 |
本栖研修所(現ボートレーサー養成所)は3度目の試験で合格し、2001年5月にデビュー。初出走となった1レース目に3着に入るなど、デビュー当時から注目度の高かった新人選手。
その後も順調に勝率を上げていき、2004年に初優勝、2005年には早々にG1初出場。また、翌年の唐津新鋭王座では準優を果たしています。
重賞タイトルは1度のみですが、艇界を代表するトップレーサーであるのは間違いありません。
- 出走数:4592回
- 1着数:1430回
- 通算勝率:6.78
- 1着率:31.1%
- 優出回数:180回
- 優勝回数:54回
個人的に大好きなボートレーサーの1人。理由も明かされないまま引退してしまうのは悲しすぎます。
同支部「宮地元輝」が引退を報告
大村グランプリシリーズ5日目、宮地元輝の勝利者インタビューにて「三井所尊春の引退」について発言がありました。
(明日の優勝に向けての意気込みをお願いします)ちょっと気になったんすけど、三井所さん辞められたって聞いたんで、まぁその分も俺が頑張ります。
宮地選手のインタビュー映像は以下をご覧ください。
引退理由については未だ正式発表はなし。ただ、競艇界に精通している知人に確認したところ、衝撃的すぎる情報を入手しました。その内容とは…
複数の同僚から「いじめ(パワハラ)」を受け、身体的に選手を続けられない状況かもしれない…とのこと。
知人伝いに聞いた情報なので、事実である確証は得られていません。
ですが、三井所尊春ほどの選手が前触れもなく登録を削除されたこと、地元選手や同期などから一切情報が出てこないこと。過去の引退ケースと状況が違い、少し違和感すら覚えます。
信憑性は未だ不明ですが、掲示板には「自殺未遂で入院中」といった情報まで。
仮に同僚からの”いじめ”が事実だった場合、刑事事件に発展しかねない問題です。失敗しているファンのためにも明確な引退理由を公表すべきと考えます。
三井所の引退に関係する記事が公開
以下は2023年1月10日に公開された現代ビジネスの記事。
本来、ひっそり引退するようなレベルの選手ではないのですが、なぜか説明もなく選手登録が抹消されました。1年前までA1で活躍していた選手がいきなり引退するのは、この世界では極めて異例です。E選手が所属していた支部は上下関係がとりわけ厳しいことで有名で、Eは人間関係を苦にしていたという情報があり、引退の経緯を自ら公表できない事情があるものと見られます
引用元:最上級クラスのレーサーが異例の引退
記事中で実名は公表されていませんが、ほぼ間違いなく「三井所尊春」に関する内容です。
- Eは人間関係を苦にしていた
- 引退の経緯を自ら公表できない事情
上下関係の厳しい佐賀支部で精神的に追い込まれてしまったのか?「公表できない事情」とは一体何なのか?実態は記されていませんが、ダークな真実が隠されている気がします。
詳細が分かったら改めて報告します。また、新事実をご存じの方がいたら情報をお待ちしています。