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令和のまくり屋!ボートレース界では珍しい伸び特化の3選手

令和のまくり屋!ボートレース界では珍しい伸び特化の3選手

約1,600名のボートレーサーがいる中、人気と実力を兼ね備えたスター選手が存在します。

高い勝率でレースに勝つのはもちろん、イケメン・美人など容姿端麗でアイドル的存在。また、トーク力や企画力を武器にイベントで活躍するエンタメ性もあり、競技以外でもボートレース界を盛り上げています。

今回は、そうしたスター選手の中でも、レーススタイル(伸び特化)で人気を集める「まくり屋」を紹介します。

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管理人
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現代のまくり屋が注目される理由

インコースが強いのは競艇の常識ですが、その傾向がより一層強くなっているように感じている人は少なくないでしょう。特に昔ながらのボートファンたちは、イン有利の傾向が強くなっていると感じるはず。

そのように感じるのは以下の理由が関係していると思われます。

  • 選手技術のレベルアップ
  • 枠なり進入の増加
  • 持ちペラ制度の廃止
  • 企画レースの増加
  • 競艇場特性の変化

そんな中、敢えて「伸び特化の調整をするまくり屋」。

当然、無難に勝つイン逃げより豪快なので、インパクトのある足り方に魅了されるファンも多いでしょう。 

セオリー通り、イン逃げを的中させるのは嬉しいことです。ただ、それ以上に嬉しいのは、軸にした選手が「まくり勝ち」する瞬間。

舟券的にも美味しいですし、何よりその選手の生き様に惚れてしまうこと間違いなし!

まずは、現在「まくり屋」として活躍する選手がどれほど凄いのか?その理由を解説していきます。

競艇選手の技術力アップ

モーターやエンジンの状況にもよりますが、内側を走る選手にスピードが乗った旋回半径の小さいターンをされるとどうしようもないという背景があります。

そして、レベルアップしているのはターン技術だけではありません。

レース結果に大きく影響する「スタートタイミング」が早くなっていることも、インコース有利が増してきた要因でしょう。

スタートタイミングが揃い、インの選手が隙のないターンをした場合、いくら階級が上の選手であっても先着するのは至難の業。そういったレースが増えていくことで、必然的にコース有利が強くなる傾向にあるのです。

枠なり進入の増加

コース争いがなくなった訳ではありませんが、以前より格段に減ってきていることは間違いありません。

特に、私を含めた昔からの競艇ファンたちは、その傾向を強く感じているはず。

枠なり進入のスタイルは、2002年にスタート展示が再開された辺りから徐々に増加していきました。前付けに動く選手の減少や、若手レーサーでも枠を主張するといったスタイルが、今では当たり前となっています。

枠なりが通例となれば、激しいコース争いで深い進入になることが減り、余裕を持って助走を取れるレースが増加。

よって、練習と本番のスタートをほぼ同じ位置から行えるため、タイミングの合わせやすさに繋がっているのでしょう。

持ちペラ制度の廃止

持ちペラ制度」とは、選手個人がペラを競艇場に持ち込み使用する制度のことで、平成元年に始まり平成24年に廃止となりました。

持ちペラ制度があった当時は、旋回技術と同じぐらいペラが大事と言われていたほど。その為、若手レーサーたちはペラグループに属し、師匠との関係は今より繋がりが深かったという話もよく聞きます。

ではなぜ、持ちペラ制度の廃止でインが強くなったのか?

最大の理由は”皆同じペラを使用”するから。

伸び重視に仕上げる選手は、一から伸び仕様に仕上げなければなりません。ですので、持ちペラ制度が廃止されてインが強くなったというよりは、アウトが難しくなったと言うべきかも。

この持ちペラ制度が廃止になった時期辺りから、アウト屋で名を馳せていた6コース専門選手は成績を落としていきました。

  • 阿波勝哉選手
  • 澤大介選手
  • 小川晃司選手

阿波勝哉については以下の記事で紹介しています。

イン有利の企画レース増加

企画レースとは、進入固定戦やA級レーサーを内側に組んだ番組の事を指し、今では多くの競艇場で開催されています。

企画レースを導入していない競艇場は、江戸川と常滑の2場のみ。現在のボートレースでは定番といっても良いレースです。

当然、1枠に強い選手を配置するので、イン勝率が高くなります。とりあえず的中したい!という方は、競艇場一覧の中から探すのもありかと。

管理人
企画レースは当てやすく勝ちやすい。ぶっちゃけ、企画レースのみに絞って勝負すれば、初心者でもプラス収支は可能だと思います。

競艇場特性の変化

直近で一番分かりやすい事例は、びわこ競艇場のターンマークの移動ではないでしょうか。

移動する前までは、コース不問でどこからでも狙えるという競艇場でしたが、ターンマーク移動後は一遍してインコースが強くなった傾向にあります。

以前は平和島、戸田と並ぶイン受難水面だったのに、今では1コース1着率55%付近と全国平均辺りの数値に上がっています。

逆境を跳ね除けるまくり屋の選手達

以前にも増してインが強くなっている傾向の状況でも、個性を活かした「まくり」でファンを魅了する代表的な選手が4名います。

  • 堀之内紀代子」女子初?のチルト3度
  • 菅章哉」進化し続けるアウト屋
  • 藤山翔大」臨機応変に立ち回る
  • 高田ひかる」個性派女子レーサー

4選手の共通点は、まくり屋だけどアウトコースばかり走るのではないこと。それと、伸び特化の調整に仕上げ、豪快にまくってしまう展開に運べることが挙げられます。

なぜこのような走りをできるかは謎です。

ただ、レーススタイルはボートレースファンに広く知れ渡っており、出場するレースでは1枠の選手より注目を集めることもあります。

注目度No.1のまくり屋「堀之内紀代子」

公式画像堀之内紀代子の公式プロフィール
選手名堀之内紀代子(ほりのうちきよこ)
登録番号4011(84期)
生年月日1979年9月9日
支部岡山支部
SNSなどなし

まくり姫と言えばこの人「堀之内紀代子」選手。

2022年9月には節間全て”チルト3度”で挑み、艇界を沸かせている女子レーサー。しかも、有利なインコースを平然と捨て、大外からまくっていく走りは競艇ファンを魅了しまくっています。

以前からそこそこの実力者でしたが、ここ最近は半端じゃないの活躍ぶり!どのコースにいても1番人気になるほどです。

堀之内紀代子は今や競艇の顔

堀之内紀代子の凄さは言葉じゃ伝えきれません。あまり知らない人は、ぜひレース映像を視聴してください。

峰竜太を沈めた菅章哉

公式画像逆境を跳ね除けるまくり屋の選手達「菅章哉」
選手名菅章哉(すがふみや)
登録番号4571(105期)
生年月日1988年7月2日
支部徳島支部
SNSなどインスタ(fumiya4571)

攻める姿勢が悪い方向に働いてしまい、2020年にはF3となりB級落ちした菅章哉。今では完全復活してA1級に返り咲き、まくり一撃で競艇場を沸かしています。

最近でもっとも印象的なレースは2021年G1大渦大賞。地元の鳴門競艇場で魅せた現役最強レーサーの「峰竜太」選手との対決です。

ちなみに、このレースではチルト3度で挑んだ菅章哉が、6コースから勝利を収めています。

1週1マークは6コースからまくりで先行した菅でしたが、1周2マークで差されてしまいます。内側に峰という展開だったので、誰もが「勝敗は決した」と感じていたはず。

しかし、菅選手の強烈なツケマイが決まり、自他ともに認める最強の峰選手を抜き去ったのです。

コメントでは「峰選手相手で面白かったです。過去一のレースができました」と大満足の様子。対する峰も「完璧な奥行きとハンドルだったね」と菅選手を称賛しています。

管理人
峰竜太×菅章哉のコラボ動画です。尺は長めですが、マジで見入ってしまう内容なので、まだ見てない人はぜひ!

菅章哉が出場するレースの特徴

菅選手が1コース進入時のイン逃げ率は70%程度で、しっかり逃げるA1級選手平均以上の数値を残しています。さらに、注目するべきポイントは、3コース以降に菅選手が進入した時のインの逃がし率です。

平均で55%~60%ほどあると言われる逃がし率ですが菅選手が出場するレースでは…

  • 3コース進入時~5%
  • 4コース進入時~26.3%
  • 5コース進入時~38.1%
  • 6コース進入時~16.6%

他の選手より明らかに低い数値。菅選手が出場するレースでは、インコースにいつも通りの走りをさせない特徴があるのです。

要は、スタートを決めれば菅がまくってくるし、同体でも何らかのプレッシャーを感じてしまうのでしょう。

ガースーという愛称で親しまれる菅選手の評判

峰選手に競り勝った鳴門のレースは、沢山の方から称賛されていました。

そんな菅選手への走りに期待するファンは非常に多く、まさに「ボートレースの醍醐味」を魅せてくれる選手のひとり。

ただ、直近のガースーはイン屋に転向?と思ってしまう動きも…

アウト屋を卒業したのは本人の口から語られましたが、どんなレーススタイルでも菅章哉の走りは魅力的。これからの活躍に期待です!

ニュースタイルのまくり屋、藤山翔大

公式画像藤山翔大
選手名藤山翔大(ふじやましょうた)
登録番号4561(104期)
生年月日1991年2月5日
支部大阪支部
SNSなどなし

本来、伸び特化のまくり屋は助走距離が必要です。

基本的にピット離れを犠牲にして伸び仕様のセッティングにするため、枠より外側の進入になることが一般的でした。

しかし、藤山翔大に限っては「行くときはスタート展示から行く」と宣言。前付けを敢行しコースを奪いに行くといった、今までの常識を覆すまくり屋。

さらに「SGレーサーなど相手が強い時ほど動きたくなる」「先輩でも怯まない。まくる事しか考えていない」など、強気発言で独特のスタイルを確立している選手です。

藤山選手が出場するレース傾向

宮島で完全優勝を果たしたことが記憶に新しい藤山翔大ですが、生粋のまくり屋が出場するレースはどのような展開を見せているのか分析してみます。

1コース進入時の1着率は61.5%と平均より若干上の辺りですが、A1選手としては低い数値です。

3コースより外の進入時は菅ほどではなくとも、イン逃げ率が低くなる傾向が見られました。特に藤山が3・4コースのセンターに構える時は、イン受難と考えて間違いなさそう。

以下はコース別のイン逃がし率。

  • 3コース進入時~13.6%
  • 4コース進入時~21.8%
  • 5コース進入時~44.4%
  • 6コース進入時~66.6%

3カド進入時、トリッキーな戦法を得意とする藤山が相手だと、インに構える選手も対応に追われるでしょう。

ただし、まくり屋が得意とする6コース進入時はあまり変化が見られませんでした。

管理人
菅の6コース進入時は、イン逃げ成功率がなんと16.6%。どれだけ脅威な存在かお分かりいただけたはず。

熱狂的なファンが多い藤山翔大選手の評判

前付けなどトリッキーなことをすることもある藤山選手。その分、本命党などを中心にアンチもいますが、それ以上に応援しているファンが多い印象を受けます。

また、レース前のコメントで「(モーターが)宇宙一出てる」なんて言う選手、藤山選手の他に知りません(笑)

こういった笑顔を提供してくれるところも人気がある理由かもしれませんね。

ミラクルを起こしてくれる高田ひかる

公式画像逆境を跳ね除けるまくり屋の選手達「高田ひかる」
選手名高田ひかる(たかだひかる)
登録番号4804(113期)
生年月日1994年8月5日
支部三重支部
SNSなどツイッター(@hiiiii4804)

ボートレースファンにはそこそこ浸透している「だーひーチャンス」の人。

だーひーチャンスとは、高田選手が出場するレースに期待を込め、ファンの間で自然と広がりをみせた言葉のようです。

普通の走り方をしているだけではこのような存在になれないので、いかに高田選手がファンの予想を上回る、期待感の溢れるレースをしてきたのかという実績が伺えます。

その人気から予想紙などで大きく取り上げられることも多く、YouTubeなどでは「高田ひかるまくり特集」が組まれるほど。

高田選手が出場するレースの傾向

とにかく伸びてまくるというスタイルの高田選手。

このようなスタイルの女子選手は数少なく、確実に現代のボートレース人気を支える選手の1人と言えるでしょう。

そんな高田選手が出場するレースはどんな展開が多いのか?

1コース進入時の1着率は70.8%と高い数値。イン逃げもある程度信頼できる代わりに、2着率が低い傾向。また、1着 or 舟券圏外といった極端なレース展開になる傾向もみられます。

  • 3コース進入時~33.3%
  • 4コース進入時~20.0%
  • 5コース進入時~46.1%
  • 6コース進入時~46.1%

どのコースでも50%を割る数値となっていますが、やはり高田選手が攻めやすい3、4コース進入時にはイン受難と考えて間違いなさそうです。

ミラクルひかる(愛称)高田選手の評判

スタートに課題が残る高田は、良い時と悪い時がハッキリしています。その為、調子を見極める「今節のだーひー」とツイートしているファンも多く見られました。

それにしても、レースに出るだけでこれだけ騒がれる競艇選手っていましたっけ?

峰竜太選手のようなレジェンドならまだしも、輝かしい実績のない選手としては稀な存在だと思います。

まだ一般戦以外の優勝はありませんが、いずれ大物になる予感しかしません(笑)2022年度は5コース(4号艇)から劇的なまくりを決めましたし、彼女がいるレースから目が離せません!

まとめ:まくり屋たちのSG制覇に期待

イン優勢の情勢がますます強くなっていく現代で、果敢にアウトから攻める姿は人々の心に突き刺さるものがあります。

人気と実力を兼ね備えた3選手の活躍は、今後もボートレース人気を支える重要な存在となるでしょう。 

そんな選手たちに期待してしまう2つの偉業。

  • 女子レーサーのSG制覇
  • チルト3度選手のSG制覇

達成されればボートレース界の歴史に名を刻むのは間違いありません。

「まくり屋」という性質上、成績を残すのは大変だと思いますが、陰ながら舟券で応援し続けたいと思います。

管理人

アウト屋とは正反対の「イン屋」の記事もあります。予想には欠かせない存在なので、時間があればぜひ!

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