マスターズチャンピオンに出場する年齢にして、未だ衰え知らずの天才レーサー「守田俊介」。
レースでは圧倒的な実力を魅せつけ、陸に上がっても”きもりやん”の愛称でファンを楽しませてくれる唯一無二の存在。変な意味はありませんが、そんな守田選手が大好きですw
そこで今回は、艇界に欠かせない守田俊介を深掘り。競争成績をはじめ、結婚や離婚などプライベートを全て開設します。
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守田俊介とは?
守田俊介は京都府宇治市出身、滋賀支部のボートレーサー。
京都府内の立久御山高校を中退後、74期として本栖研修所へ入所し、1994年5月にびわこでデビュー。若手時代からトップクラスの成績を残し続け、ダービー2勝など多くの大会で名を刻んでいます。
ちなみに、デビュー当時の名前は「中川俊介」。両親が離婚したことで、母親の性(守田)を継いだとのこと。
守田俊介の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 守田俊介(もりたしゅんすけ) |
登録番号 | 3721(74期) |
生年月日 | 1975年8月12日 |
身長/体重 | 171㎝/55㎏ |
出身/所属 | 京都府/滋賀支部 |
デビュー日 | 1994年5月11日 |
守田俊介の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
同期(74期)の注目レーサー
74期で秀でた実績を残しているのは、同期一番乗りでSGを制した「辻栄蔵」と、江戸川で無類の強さを誇る「石渡鉄兵」。
その他、寺田千恵の結婚した「立間充宏」、2011年グランプリシリーズ覇者の「勝野竜司」など、デビューから約30年を迎えた今でも20名以上の選手が活躍中です。
弟子は滋賀支部124期「中島秀治」
守田俊介の弟子は、同じ滋賀支部に所属する124期レーサー「中島秀治」。
2019年5月にびわこでデビュー。約1ヵ月後に水神祭を果たすと、2021年に初優出2着。そして、2023年5月の地元戦で4カドからまくり差しを決めて初V達成。
師弟関係が明らかになった時期は2021年12月頃。Youtube番組内で中島が特集された際「師匠は守田俊介さん」と回答しています。
愛称が「きもりやん」となった由来
X(旧ツイッター)のアカウント名にもなっている「きもりやん」。ファンの間ではお馴染みのニックネームですが、そう呼ばれるようになったのはしっかり由来があります。
守田俊介がSNSで投稿する画像は、PCやスマホアプリで編集した”悪趣味な画像”ばかり。
同支部の後輩がそうした”キモい”姿を見て「キモい守田➝きもりた」と名付けられ、時間の経過と共に「きもりやん」と変化を遂げました。
基本、アップされるのは自身のハゲ画像や、ツッコミどころ満載の面白画像。クスッとしたい方はフォローしておきましょうw
SG優勝賞金3500万円を全額寄付
普段はふざけることの多い守田俊介ですが、尊敬できる人間性も兼ね備えた素晴らしい人物。
2018年のダービーで2度目のSG制覇を達成した際、手にした優勝賞金3500万円を東日本大震災の被災地に全額寄付したのです。なぜそのような行動をしたのか?
震災を目にしたときのショックが大きくて…
もし獲れたときに全額寄付すれば、一生に一回、ひと様の役に立てるかなって。この優勝はみんなの力があってできたものやし、この賞金は自分だけのものではないなと。
我々が想像するより沢山のお金を持っているのは間違いありませんが、それでも3500万円という寄付はヤバすぎる。
こういった一面があるからこそ、長きにわたって人気を得ているのでしょうね!
守田俊介の前妻と再婚した嫁
守田俊介はこれまで2度結婚していて、いずれも同じ業界で働くボートレーサー。
前妻は元レーサーの三上陽子(現:萩原陽子)
1人目の嫁さんは、2004年3月の大村を最後に引退した元ボートレーサーの「三上陽子」さん。2人は結婚後、時期は分かりませんが後に離婚しています。
三上さんの選手番号は77期(3816)。その情報から推測すると、守田俊介と同年代もしくは少し年下ぐらいかと。
なお、三上陽子さんは福井支部「萩原秀人」と再婚。2人のお子さんを授かり、内1人の息子は2024年5月デビューの「萩原丈太朗」です。
2019年8月「森田太陽」と再婚
守田俊介が再婚したお相手は、元々福岡支部所属だった美人ボートレーサー「森田太陽」。2019年8月8日の入籍を機に、旦那さんと同じ滋賀支部に移籍しています。
2人が初めて出会ったのは2014年11月の福岡。デビュー戦だった森田と同じ斡旋となり、名字の呼び方が同じだったことから気になったらしい。
それから1年後の多摩川で再開した際…
可愛くなったなぁ。綺麗になったなぁ
恋をしてしまった守田から猛アタックして交際がスタート。互いの家を行き来して愛を育んだ結果、守田(43歳)・森田(24歳)という”19歳差婚”の夫婦が誕生しました。
また、結婚報告時に「子供が大きくなるまで頑張らないと。65歳まで走ります」と話しているので、この時すでに第1子がいたっぽい。
森田太陽は引退後、2人の子供を出産か?
森田太陽は2022年末頃に引退届けを提出。同年8月の斡旋を最後に引退しましたが、実はラストレースを走り終えた数日後、きもりやんのツイッターで”妊娠報告”を匂わせる投稿をしています。
マジ話ついにモリタ家に新しい家族が増えるかも?
結婚当初、太陽さんは「子供は2人欲しいです」と言ってましたし、その願いが叶ったことを知らせる報告だったのかもしれません。
森田太陽さんご出産おめでとうございます!
斡旋削除の理由&引退が噂された真相
守田俊介が以前に「斡旋削除した理由」と、一時期話題となった「引退の噂」について。
2021年10月から約1年間、G1斡旋辞退
「斡旋削除」のキーワードが頻繁に検索されているのは、2021年10月から約1年間「G1斡旋を辞退」したことが発端。
A1級レーサーであればグレードレースを優先するのが一般的。しかし、大きな賞金上積みが期待できるG1を辞退し、一般戦はこれまで通り出場するあり得ない行動だったのです。
当然、ファンからすれば心配な状況。「施行者から呼ばれない違反でも犯したのか?」といった声も囁かれる事態になります。
自身のツイッターで辞退理由を報告
90走達成を絶対第一目標としている為、地区選もそうですが、全てのG1を辞退させてもらってます。よって今年の名人戦も然り。
とりあえず復帰戦で11走できましたが、この後3ヶ月で9節を考慮すると一節も休めないのです。
2022年1月27日、自身のツイッターで「G1辞退の理由」が報告されました。
守田俊介が一番に求めているのはA1級維持。そのために必要な”出走回数90回以上”の条件は、高額賞金のG1を捨ててでも達成したい旨の内容です。
正直、一般人からすると「お金より記録」を優先する思考は理解に苦しみます。ただ、守田俊介にとって守り続けてきた”A1級”という存在は、お金以上に価値があるのでしょう。
ちなみに、90走条件は本当にギリギリでしたが、運良く追加斡旋が入ってA1級キープを達成しています。
「〇〇を見届けて俺は引退します」が現実にw
2021年9月にボートレースびわこのYoutubeチャンネルで公開された滋賀支部と〜く。出演者は守田俊介・馬場貴也・遠藤エミの3人。
賑やかなムードでトークが進んでいた中、遠藤エミに対する質問の一幕で以下のやり取りが行われます。
強い選手になって歴史に名を刻みたい
エミのSG優勝を見届けて俺は引退します
(SG優勝して)来年ぐらいに引退させたげて(笑)
この時点でSGを制した女子レーサーは競艇史上なし。もちろん、優勝してほしい気持ちはあったでしょうが、まさか半年後に達成するとは想像もしてなかったはずw
そして、SGクラシックで優勝した2日後のリモートインタビューで「お疲れさまでした」と守田に向け発信。
一連のくだり本当に面白かった(笑)
以上、守田俊介はまだまだ現役を続行するので、引退の噂は忘れて応援してあげてください。
守田俊介が”天才”と呼ばれる所以
守田俊介は紛れもなく天才です。そう断言できる過去の実績をいくつか紹介します。
常に上位ランクの年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 25,480,000円 | 376位 |
2022年 | 35,800,000円 | 127位 |
2021年 | 41,090,000円 | 73位 |
2020年 | 68,990,000円 | 20位 |
2019年 | 43,850,000円 | 59位 |
2018年 | 86,250,000円 | 8位 |
2017年 | 43,340,000円 | 46位 |
2016年 | 34,700,000円 | 61位 |
2015年 | 86,180,000円 | 8位 |
2014年 | 36,490,000円 | 56位 |
2013年 | 35,380,000円 | 63位 |
2012年 | 28,290,000円 | 145位 |
2011年 | 29,600,000円 | 91位 |
2010年 | 28,320,000円 | 160位 |
2009年 | 42,890,000円 | 37位 |
2008年 | 41,880,000円 | 47位 |
2007年 | 35,760,000円 | 70位 |
2022~2023年は怪我やG1辞退などで低くなりましたが、それ以外の年はほぼ100位以内。2018年・2015年に至っては1億円に迫る賞金を荒稼ぎしています。
デビュー当時から化け物級の実績
デビューから僅か2年10ヵ月でSG初出場。1998年はオーシャンカップで予選突破し、その翌年には5つのSGに参戦して準優出4回・優出1回を果たした超大型ルーキー。
頂点に立ったのはだいぶ時間が掛かったとはいえ、守田ほど優れた若手レーサーはごく少数だったと思います。
56期連続でA1級キープ
1990年代後半にA1級昇格してから現在まで、A2級以下に一度も降格していません。2024年4月現在、最上級階級の連続記録は56期。
「今村豊」氏の78期連続(歴代1位)には遠く及びませんが、現役レーサーのみで見れば「松井繁・江口晃生・市川哲也・濱野谷憲吾」らに次ぐ記録となります。
記録保持者は他にもいそうですが、参考文献が見つからず。もしご存じの方がいたら教えてください!
40歳を過ぎてSGダービーを2度制覇
- 出場節数:119回
- 出走回数:951回
- 1着数:157回
- 通算勝率:7.35
- 1着率:16.5%
- 2連対率:32.3%
- 3連対率:47.4%
- 優出回数:11回
- 優勝回数:2回
2015年10月25日(ダービー)
SG初制覇は2015年のSGダービー。
2連対率46.2%の上位モーターを引き当て、準優まで全て2着以内にまとめて予選トップ通過。優勝戦はインからトップスタートから逃げ切り、40歳にして初のSG優勝を果たしました。
2018年10月28日(ダービー)
2度目のSG制覇は2018年のダービー。
節一級のエンジンを手にした守田は、6枠を除いてオール2連対。準優も難なく逃げて優出1号艇を獲得し、ファイナルはコンマ07のトップスタートから逃げて勝利。
同年12月には、チャレンジカップでSG制覇した「馬場貴也」と共にびわこで優勝報告会が実施されました。
2000勝・24場制覇・優勝100回達成
トップレーサーの証でもある以下の称号を獲得済み。
- 2019年9月:24場制覇達成&100V達成
- 2019年10月:史上127人目の2000勝達成
上記記録を達成当時、24場制覇は史上28人目、2000勝は史上127人目。100Vに関しては正確なデータか分かりませんが、史上15人目ぐらい(現役では4人目)。
そして、守田俊介は未だバリバリの現役レーサー。今後の活躍次第ではとんでもない記録を達成しそう!
まとめ
守田俊介というボートレーサーはもっと注目されるべき。
若い頃から天才と呼ばれる実力を持ちながら、1年間の稼ぎを全額寄付してしまう人間性。峰竜太・西山貴浩のように目立つ存在ではないものの、知れば知るほど応援したくなる魅力を持ち合わせています。
とりあえず、彼を知ってもら為にX(旧ツイッター)をフォローしてください。きっと推しレーサーの1人になるはず!
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