2024年10月現在、賞金ランキングは78位(約3400万円)。グランプリシリーズ選出には大きな賞金上積みが必要。
スーパースター”峰竜太”の一番弟子、そして佐賀支部最大派閥”峰軍団”の旗頭でもあるイケメンレーサー「山田康二」。
デビュー当時から優れた才能を発揮し、2度のG1制覇、SGでは10回以上も予選突破しています。紛れもなく艇界を代表する存在といって良いでしょう。
ただ、ここまでのレーサー人生は山あり谷あり。前検不合格によるSG辞退をはじめ、2021年には助成金の不正受給が発覚…
そうしたダークな過去を含め、山田康二について深掘りしていこうと思います。
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山田康二とは?
山田康二(やまだこうじ)は佐賀県唐津市出身、佐賀支部のボートレーサー。
佐賀県立唐津東高校を卒業して1年後にやまと学校へ入所。養成所リーグで輝かしい成績を残し、2008年5月に地元唐津でデビュー。
金髪にしてから”ボート界の本田圭佑”と呼ばれることも。
山田康二の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 山田康二(やまだこうじ) |
登録番号 | 4500(102期) |
生年月日 | 1987年12月26日 |
身長/体重 | 167cm/56kg |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
デビュー日 | 2008年5月7日 |
山田康二の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
競艇選手を志したきっかけ
競艇選手を目指したきっかけは「幼稚園の頃からの夢」とインタビューで答えています。
実家近くに唐津競艇場があり、物心ついた頃から競艇は身近な存在。また、親戚と一緒に競艇場へ行っていたそうなので、その時の経験が今に繋がっているのかもしれません。
幼少期時代の夢が競艇選手。そんな子供を見たことがないw
やまと学校時代の成績
- リーグ勝率:6.59
- 準優出:6回
- 優出:5回
- 優勝:1回
※卒業記念競走は優出2着
高校卒業から1年後、19歳の春に102期訓練生としてやまと学校(現ボートレーサー養成所)に入所。
養成所リーグは「全8戦中5戦で優出」と優秀な成績を残し、。第4戦では4コースから差し切って優勝しています。
卒業記念競走でも優出1号艇を獲得。惜しくも2着に敗れて養成所チャンプは逃しましたが、同期6番目の高勝率(6.59)で卒業。1年間の厳しい訓練生活を耐え抜き、2008年5月にデビューを果たしました。
同期(102期)の注目選手
SG級から超個性派まで人気選手が揃う102期。
女子レーサー初のSG優勝を果たした「遠藤エミ」を筆頭に、同じ優勝戦を走った「前田翔太」もG1を2度制覇。
その他、九州地区選を連覇した「桑原悠」、同じ師匠の下で活躍する「上野真之介」、コアなファンが多いと評判のロン毛レーサー「野間大樹」など、稀に見る豊作期として知られています。
近い将来、遠藤エミ以外にSGレーサーが誕生する可能性は高そう!
師匠は佐賀支部95期「峰竜太」
山田康二の師匠は、2018年・2020年賞金王「峰竜太」。今では多くの弟子を取っている峰ですが、山田は最も早く師弟関係となった一番弟子です。
師匠の峰竜太は7期先輩ではあるものの、年齢差はわずか3歳。それでも次々と獲得する峰に惚れ込み、真っ先に弟子入りを懇願したらしい。
峰竜太率いる”峰軍団”は13名以上!孫弟子とか含めたら最大派閥かも。
弟子は「牧山敦也・常住蓮・小玉啓太」
現在、山田康二が面倒を見ている弟子は「牧山敦也・常住蓮・小玉啓太」の3人。
中でも特に活躍しているのが、126期養成所チャンプ「常住蓮」。2024年3月の地元唐津で初優勝を達成し、2024年のフレッシュルーキーにも選出されています。
ちなみに、兄弟子「末永和也・定松勇樹」は2年連続トップルーキーです。
山田康二の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | 17,680,000円 | 116位 |
2023年 | 63,750,000円 | 28位 |
2022年 | 50,630,000円 | 49位 |
2021年 | 32,550,000円 | 149位 |
2020年 | 34,280,000円 | 125位 |
2019年 | 35,190,000円 | 108位 |
2018年 | 53,340,000円 | 30位 |
2017年 | 47,640,000円 | 32位 |
山田康二の年別獲得賞金(2017年以降)は上記の通り。
2021年は4ヵ月の出場停止を受けながらも、後半巻き返して3000万円台を確保。2023年は一般戦V4のみでしたが、ビッグレースで賞金を積み上げ自己最多を記録。
山田康二の結婚・嫁・趣味など
プライベートを多く語らない山田康二。どんな私生活を送っているのか?隅々まで深掘りしていきましょう!
山田康二は結婚してる?嫁は?
結婚の話題は公表していませんが、ただ、2014年に公開した上記写真から”2013年頃に結婚・出産”していると思われ、その後に娘さんも誕生しています。
また、奥さんについての情報は一切ヒットしないので、おそらく一般女性なのでしょう。
イクメンっぽい写真だけど、私には”本田圭佑を意識してる山田康二”にしか見えないw
趣味はサーフィン「始めたのは師匠(峰)より自分が先」
2019年に蒲郡競艇場で行われたトークショーによると、山田康二がサーフィンをやり始めたのは2011年頃。師匠(峰竜太)と地元の有名なサーフポイントへ行ったのが最初だったそうです。
しかし、この時の峰はサーフィン未経験だったようで…
「先にボードの上に立てたのは僕が先」「アロハ師匠は乳首が取れそうだから無理。もう乗りたくないって最初は言ってた」と、峰の情けない過去を暴露。
今ではハワイに行くほどド嵌り中ですが、弟子がいなければサーフィンをやっていなかった可能性もありそう。
2014年「濡れ男」でモデルデビュー
2014年G2唐津モーターボート大賞の開催に向け、宣伝用のテレビCMやポスターが「濡れ男」のテーマで制作されました。
それにモデルで起用されたのが師弟コンビの峰竜太・山田康二。撮影はなんて峰の自宅で行われ、びしょ濡れになった2人はイケメン姿を披露しています。
唐津公式Facebookによると「今回のモーターボート大賞は全て女性目線の企画」だったそうですが、実際の評価は分かりませんw
それと、このモデルデビューから数年後…
勝利者インタビューに登場した「西山貴浩」からめっちゃいじられてます。その様子は以下のツイッターで確認できます。
山田康二のSNS(インスタ・ツイッター)
山田康二が運用しているSNSはX(旧ツイッター)のみ。ただ、2021年3月の唐津で優勝した投稿以降、更新が止まっています。
SNSが発端でいろいろ問題になっていた時期なので、リスクヘッジのために運用を停止したのか?それとも、後ほど紹介する”あの事件”が理由なのか?
いずれにしても、師匠もSNSで失敗した口なので、投稿をやめたのは賢明な判断かと。
信頼を失墜させた不正受給事件
山田康二を心から応援できない理由が1つだけ。それは、2021年に犯した詐欺行為(コロナ助成金の不正受給)です。
コロナ不正受給で3ヵ月の出場停止
2019年前半まで好調をキープしていた山田康二。そんな中、8月の芦屋でフライング、さらに次節の大村SGメモリアルで痛恨のF2となり、リズムが一気に崩れます。
艇界を揺るがす不祥事を犯してしまったのは、もしかすると”F2が引き金だった”という声もちらほら。
2021年4月に報告された「ボートレーサーの持続化給付金受給に関する調査結果」において、山田康二も不正受給を犯した1人であると公表。
褒賞懲戒審議会で3ヵ月の出場停止処分となり、出場予定だった5月の若松SGオールスターのが消滅します。
お金には困っていないはずの身分。そのうえで、詐欺行為を働いた代償は大きく、22期守ったA級から陥落となりました。
競艇選手215名が不正に関与
- 級別(A1級43名、A2級39名、B1級110名、B2級23名)
- 性別(男子200名、女子15名)
- 年代別(20代46名、30代94名、40代50名、50代23名、60代2名)
平均年収1900万円と言われているボートレーサーですが、不正受給に関与したのは総勢215名。
百歩譲って、収入の少ないB2級ならまだ理解できます。しかし、我々一般人では想像すらできないお金持ちの”A1級レーサーが43名”もいたのです。
持続化給付金の不正受給は詐欺罪となります。そして、詐欺罪の法定刑(刑罰)は懲役10年以下の懲役と定められています。
現在まで少なくとも70人以上の人が持続化給付金の不正受給で検挙された後に起訴され、判決という形で刑事処分を下されています。
引用元:弁護士法人美咲総合法律税務事務所
不正受給を軽く考えている人もいるようですが、懲役10年以下の懲役もありえる詐欺行為。
それを年収3000万円以上の選手が行ったと思うと、一人の人間として許すことはできません。
ついでに言っておくと、SGレーサー「井口佳典」も含まれてますから。
未だに”アンチ山田康二”は多い
山田康二もういいよ八百長だろ?じゃなかったら下手すぎて可哀想なレベルどんだけ逃げられないんだよ2-1もあるのにクソすぎるわ、そら不正受給もするわな
— ぱちぶろ! (@pachiblo) November 26, 2023
山田康二の不正受給ドカス野郎がスタートの時点で終わり確信したわ
— ぱちぶろ! (@pachiblo) March 20, 2023
エースモーターでドベスタートで茅原握らなくても着にも入れないだろうよ
外れても納得とか楽しかったってレースするのは難しいだろうけどいくらなんでもくだらなさすぎるわ山田康二引退しろ
信頼を得るには相当な時間を要しますが、信頼を失墜させるのは一瞬。事件から数年経った今でも、不正受給を許していないファンは多数います。
なぜ100万円程度のために罪を犯してしまったのか?いずれ当時の心境を知れるといいけど。
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デビューから現在までの成績
養成所を卒業後、2008年5月7日に地元唐津でデビューした山田康二。1走目から3着に入り、4日目には早くも初勝利。いきなり節間2勝を挙げる鮮烈な活躍でスタートします。
2011年8月の丸亀G3で初優勝
2010年春に枠なり進入を解禁し、1着数が大きく増えた山田康二。すると、初優出した8月の徳山一般戦で優出2着に食い込む強さを発揮します。
2011年に入るとG3新鋭リーグ(ルーキーシリーズ)で大活躍。待望の初優勝は8月の丸亀で訪れます。
予選をオール2連対で1位通過。準優では「桐生順平」に先行を許すも、道中逆転の”抜き”で勝利。
絶好枠で迎えた優勝戦は、桐生・茅原からプレッシャーを受ける中、コンマ13のトップスタートでイン戦を押し切って1着でゴール。デビュー3年3ヵ月、7度目の優出で水神祭を飾りました。
2011年最優秀新人タイトルを獲得
2011年は初Vを含む8回の優出を記録し、この年の「最優秀新人タイトル」を優勝3回の前田将太と争うことに。
優勝1回のみでしたが、1着数は前田(72回)を大きく上回る94回だったうえ、勝率と獲得賞金も対象選手中1位。
9月の鳴門周年G1で準優進出したことも評価され、2011年の最優秀新人選手に選ばれました。
参考までに、2011年の表彰選手は以下の通り。
- 最優秀選手:池田浩二
- 最優秀新人:山田康二
- 最多賞金:池田浩二
- 最高勝率:瓜生正義
- 最多勝利:田口節子
- 優秀女子:池田浩二
- 記者大賞:池田浩二
- 特別賞:該当なし
4冠に輝いた池田浩二は3つのSG(オールスター・ダービー・グランプリ)を制覇!
前検不合格でクラシック出場を逃す
2017年6月はG2初制覇(モーターボート大賞)。2018年3月の浜名湖SGクラシック初出場に当確ランプを灯したのですが…
クラシック開催まで約1ヵ月前の2018年2月4日。びわこ一般戦の前検日に現地入りした際、まさかの登録票を忘れる大失態。
登録票不携行は前検不合格に加え、出場停止の対象になる重大違反であり、下旬に開かれた褒賞懲戒審議会で下った処分は「1ヵ月の出場停止」。
凡ミスによって、3月のクラシック出場は取り消しとなりました。
2018年、地元唐津でG1初優勝
2018年12月に開催された唐津G1ダイヤモンドカップ。
上位モーターを手に初日からスタートコンマ0台を連発。舟券を外さない安定した走りで予選をトップ通過し、準優も難なくイン逃げしてファイナルに駒を進めます。
優勝戦は峰竜太と注目の師弟対決となりましたが、ここでも完璧なスタート&ターンで完封勝利!
デビュー10年7ヵ月、地元水面で師匠を倒してトップレーサーの仲間入りを果たしました。
圧巻!SGの予選突破率が凄い
開催年 | 場 | 大会 | 結果 |
---|---|---|---|
2014年 | 常滑 | ダービー | 準優3着 |
2015年 | 三国 | オーシャンC | 準優4着 |
2017年 | 平和島 | ダービー | 準優6着 |
2017年 | 下関 | チャレンジC | 優出5着 |
2017年 | 住之江 | GPシリーズ | 準優5着 |
2018年 | 徳山 | グラチャン | 優出5着 |
2018年 | 若松 | オーシャンC | 準優3着 |
2018年 | 丸亀 | メモリアル | 準優3着 |
2018年 | 蒲郡 | ダービー | 予選敗退 |
2018年 | 住之江 | GPシリーズ | 優出3着 |
2019年 | 戸田 | クラシック | 準優3着 |
2019年 | 福岡 | オールスター | 準優4着 |
2019年 | 大村 | メモリアル | 準優3着 |
2019年 | 児島 | ダービー | 予選敗退 |
2020年 | 宮島 | グラチャン | 予選敗退 |
2023年 | 平和島 | クラシック | 準優3着 |
2023年 | 芦屋 | オールスター | 優出6着 |
2023年 | 児島 | オーシャンC | 準優4着 |
2023年 | 福岡 | メモリアル | 予選敗退 |
2023年 | 蒲郡 | ダービー | 準優4着 |
2023年 | 三国 | チャレンジC | 予選敗退 |
2023年 | 住之江 | GPシリーズ | 予選敗退 |
2023年までに出場した全23回のSGにおいて、予選突破16回・優出4回。水面およびモーター問わず結果を残せる実力があり、最高峰のグレードでも上位に食い込む強さを証明したデータといえます。
これだけの実績を誇りながら、なぜSGタイトルを1つも獲れていないのか?疑問に感じるほどです。
その内、白井英治のように”無冠の帝王”なんて呼ばれそうだな。
不正発覚後、2度目のG1Vで完全復活
不正受給に出場停止と散々だった2021年。翌年は一からの出直しとなった山田康二でしたが、一般戦で格の違いを魅せつけ、1月から5月まで圧巻の9節連続優出。
すぐさまA1級に復帰すると、7月江戸川G2モーターボート大賞では節間8勝の準パーフェクトで優勝を飾ります。
好調のまま挑んだ12月の唐津周年G1では、オール3連対で優出1号艇をゲット。ただ、艇界屈指の前付けレーサー「深川真二」により隊形が乱れ、深インの過酷な一戦となります。
80m前後の深い起こしになったうえ、4カドがトップスタートを決める絶望的な展開。
イン先マイから決死のブロックで何とか凌ぎますが、内にできたスペースへ磯部誠がまくり差し。これが決まり単独1番手となり、2艇身ほど前に出た磯部の優勝かと思われた中…
2マークで深川とやり合い戦線離脱。展開をついて内を差した山田が1着に浮上し、道中戦も制して完全復活を告げる地元周年Vを達成しました。
以下は勝利者インタビューで語った内容。
緊張してたんですけど、2周目冷静に展開をつけたかなと。良い締めくくりができたと思いますし、残っている節もあるのでもっと気合いを入れて走りたい。
磯部誠を1着で購入していた方々、真鍮お察ししますw
悲願のSG初優勝を目指して
過去の戦績から考えても、SG優勝の可能性は十分すぎるほどにあるはず。
とはいえ、その芽を潰したのは他でもない自分自身。「前検不合格・スタート事故・不正受給」の過ちを消すことはできないので、挽回するにはそれ以上の活躍しかないでしょう。
そんなことをしている間に、2024年のオールスターでは「定松勇樹」がSG初優勝。嬉しい気持ちがあった反面、少なからず悔しさはあったはず。
今後は峰竜太の一番弟子として、どんなレースを魅せてくれるのか?アンチが黙るほどの結果を期待しています。
コメントお待ちしてます!