競艇ファンに欠かせない「テレボート」。
時間や場所に関係なくネット投票することができ、出走表やオッズなど知りたい情報がリアルタイムで入手可能。競艇デビューした当時を振り返ると、劇的な進化にただただ驚いています。
ただ、投票以外にも使える機能を備えているのに、テレボートを使いこなせていない人が多すぎる気が…
そこで今回は、これからボートレースを始める方に向けて、テレボートの使い方を紹介させていただきます。
それと、的中できるようになると間違いなく意識しだす「払戻金の税金」と、解約方法についても解説しておきます。
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競艇のテレボートとは?
テレボート(TELEBOAT)とは、電話およびインターネット投票を利用できるサイト。ネット投票が本格的に開始されたのは2007年頃。
当時は投票するだけのサービスでしたが、度重なるアップデートにより、テレボートだけで完結できるほど有能なサービスへ変化を遂げました。
入会金や年会費などは一切必要なく、20歳を過ぎていれば誰でも登録することができます。また、舟券を購入する以外にも、選手や競艇場のデータを確認できたり、大手のスポーツ紙の情報なども閲覧可能です。
テレボートの運営会社情報
運営元 | BOAT RACE振興会 |
本社所在地 | 東京都港区六本木5-16-7 BOAT RACE六本木 |
設立年月日 | 1990年5月11日 |
基本財産 | 60億5,000万円 |
従業員数 | 85名(契約職員含む) |
売上高 | 2兆4142億円(2022年度) |
事業内容 | 広報部 施行者総合支援部 テレボート推進部 情報システム部 経営戦略本部 総務部 |
テレボートを運営する「BOAT RACE振興会」は、2020年に全面ガラス張りの自社ビル(上記写真)が完成。このビル内でボートレースに関する事業運営が行われています。
「私たちの負けたお金で…」とあまり良い気分にはなれませんが、想像できないほど儲かっているのは間違いなさそう(笑)
競艇のネット投票はテレボートのみ
公営ギャンブルは「競馬・競艇・競輪・オートレース」の4つ。
その中でも「競馬(地方)・競輪・オートレース」に関しては、民間企業が運営する投票サイトもあります。代表的なところだと、オッズパーク、チャリロトといったサービス。
一方、競艇はボートレース振興会が運営する「テレボート」のみ。投票サイトを選ぶのが面倒に感じる人にとってはメリットに感じるでしょう。
以下の記事はおすすめの競輪投票サイト。興味がある方はぜひ!
テレボートの登録方法
テレボートの登録はスムーズに進めば3分で終わります。登録手順はPC・スマホどちらもほぼ同じなので、使用する端末は何でもOKです。
- 「ネット投票会員登録」をタップ
- 保有している口座の指定銀行をタップ
- 利用規約にレ点を付けて同意
- 口座情報を入力
- 指定銀行サイトで口座振替契約
- テレボートの会員登録(ログイン情報など)
- 登録完了メールが届く
- 記載のURLをタップし、名前や生年月日を入力
- テレボートの会員登録完了!
手順に沿って進めていくだけなので困ることはないと思いますが、ネットでよく質問されていることを2つだけ。
「8. 記載のURLをタップし、名前や生年月日を入力」の後に、ログイン情報が表示されます。
ログイン情報はメールに記載されていないので、画面のスクショおよび内容の保存だけは必ず行ってください。
もう一つは、以下の指定銀行を持ちでないケース。
上記がテレボートと提携している銀行ですが、意外と保有率は低め。特に、地方から上京したばかりの人だと、地方銀行の口座しか所持していないケースは多いと思います。
仮に持っていない場合、テレボートの会員登録はできません。
新規で指定銀行の口座開設を申込みするしか方法はないので、どうしてもネット投票したい方は申込み手続きを今すぐ済ませましょう。
アプリもあるがブラウザとほぼ同じ
アプリ版をインストール後、テレボートの会員情報でそのままログインすることができます。また、使いやすさに関してはブラウザ版・アプリ版どちらもほぼ同じです。
そのうえで、アプリ版の方がサクサク動いてくれるような?気がするので、スマホ投票の場合はアプリを使用しています。
APPストア・Googleplayにて「ボートレース」と検索すれば一番上に表示されます。
テレボートを最大限に活かす使い方
テレボートの会員になると、舟券購入だけでなく「有益なサービス」を利用できるようになります。
全て紹介すると日が暮れるので、私がおすすめするサービスだけ紹介しておきます。
意外と便利なマイページ
テレボートでは「独自のマイページ」を設定するできるでき、あなた好みにカスタマイズすることが可能です。マイページに表示できる項目は以下の通り。
- お気に入りグレードレース
- コンピューター予想
- お好みレーサー出走情報
- お気に入り場開催一覧
- 投票結果照会
- 月別年別収支
PCとスマホで設定方法は少し異なりますが、難しい作業はないので登録は一瞬で終わると思います。
設定した情報はマイページ内に表示され、これまで手間を掛けて探していたデータがまとめて閲覧できるように。
ちなみに、私が設定したマイページはこんな感じです。
応援したいレーサーが出場するレースと、そこそこ信用している「コンピューター予想」の自信度4と5を検索できるようにしてます。
その他、投票結果照会・月別年別収支を追加しておくと、日別のカレンダー表示で投票した日を確認できたり、月別・年別の収支を把握することができます。
マイページ設定をしていない競艇ファンが多いような…。めちゃくちゃ便利なのでぜひ活用してください!
重視したい数値を計算してくれるマイ予想
マイ予想とは、勝率や平均STといった16ある”指標の優先度”を設定し、そのデータを基に予想してくれる機能。
レースごとに進入隊形を入力することができるので、スタート展示次第で予想を算出することが可能です。
テレボートに登録しなくてもコンピューター予想は見れますが、あなたが求める予想が欲しいならカスタマイズは必須となります。
これだけは言っておきますが、マイ予想はマジで使えます!
設定した数値次第ではあるものの、結果を見ながらカスタマイズしていくと強い味方になってくれるはず。参考までに、私が設定している数値を載せておきますね。
直近のデータほど重要だと考えているので、2年間の2連対率、3連対率は無視。エースモーターとかでない限り実力や実績を重視し、モーター連対率は中としています。
いろんなパターンを試し、最も勝てるマイ予想を見つけましょう。もし、黄金比のカスタマイズを発見したらこそっと教えてくださいw
スマホでライブ・リプレイ映像が視聴できる
競艇の公式サイトでライブ・リプレイ映像を視聴するには、スマホだとテレボートの会員登録が必要となります。※パソコンのみ非会員でも視聴できます。
一応、各競艇場のホームページでレース映像は視聴できます。
ただ、2つ以上の競艇場で舟券を買っている場合など、それぞれのページで確認するのは面倒ですよね?
テレボート会員ならそんな手間一切なし。公式サイトから全レース視聴することができます!
テレボートの払戻金にかかる税金
「テレボートを使って爆勝ちしたのはいいけど、払戻金の税金ってどうなってるのか?」公営ギャンブルをやっている2人に1人は考えたことがある悩みでしょう。
そんなことでビビッていたら予想にも悪影響を及ぼすので、税金のことぐらいはしっかりと把握しておくように。
※税金について詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
ギャンブルの払戻金は課税対象
結論からお伝えすると、全てのギャンブルにおいて払戻しされたお金は「課税対象(一時所得)」です。
ただし、以下の計算方法で収支がマイナスだった場合は、確定申告をする必要はありません。
- 年間で受け取った払戻金を計算
- ①の払戻金にかかった投票額を計算
- ①ー②ー50万円を計算
- ③×50%を計算=?
上記を例に、年間の払戻金が500万円だったと仮定し、その払戻金にかかった投票額が100万円だったとしましょう。
③の計算は「500ー100-50」で350万円。そして、④の50%を掛けて175万円となるので、このケースだと175万円に対しての税金を納めなくてはなりません。
ここで注意しておきたいのは、②の払戻金にかかった投票額に「外れ舟券」を含めないこと。
経費として充当できるのは「的中舟券にかかった投票額」のみであり、それ以外の投資額に関しては一時所得の対象外となります。
一時所得の税率
総所得額 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% | 0円 |
195~330万円以下 | 10% | 97,500円 |
330~695万円以下 | 20% | 427,500円 |
695~900万円以下 | 23% | 636,000円 |
900~1800万円以下 | 33% | 1,536,000円 |
1800~4000万円以下 | 40% | 2,796,000円 |
4000万円~ | 45% | 4,796,000円 |
一時所得は「累進課税方式」で、所得額が増えるほど税率も上がっていきます。
「ギャンブルの勝ち分はそんなにないから…」と安心したかもしれませんが、サラリーマンの方であれば会社から受け取っている給料も所得に含まれます。
その為、思っている以上に高い税率であることが多いです。
テレボートの税金は税務署にバレる?バレない?
ここからは”独り言”だと思って聞いてください。
決められた税金を納めるのは国民の義務なのは理解しています。
そのうえで、公営ギャンブルを約20年やってきた中、税務調査が入った知人は1人もいません。また、当の本人もギャンブルの利益を納税したことは1度もありません。
こんなクズから言い訳をさせてもらうと、負けた舟券は認められず、勝ったお金だけを対象にするのは納得できない!
現実問題、年間の収支がマイナスであっても課税対象の人は多い。それなのに、未だ現行の税制が改善されないのはおかしな話ですよね。
愚痴はこの辺にして、どちらにしても税務署は大きな獲物にしか興味がありません。
「絶対にバレない」とお約束することはできませんが、動くにしてもコストが掛かりますし、年間の利益が数百万円程度なら相手にもされないと思います。
券売機で買った舟券は99%バレないって本当?
競艇場および場外で購入した舟券であれば、あなたの個人情報が外に漏れることはありません。よって、税務署にバレる可能性は限りなくゼロ。
ただし、以下のようなことをすると税務調査にバレるかも…
- SNSに証拠画像や映像を残した
- 的中した舟券などを友達や知人に伝えた
思っている以上に「税務署にチンコロする人間」は沢山います。
他人の大勝ちを純粋に喜んでくれるのはごく少数。嫉妬する人間の方が圧倒的に多く、あなたを貶めるために通報されて足が付くケースはよくあります。
高配当を当てた時に自慢したい気持ちは分かりますが、後々のことも考えて情報を拡散するのは控えましょう。
テレボートの解約方法
正直、テレボートは便利すぎるので、意志の弱い人間にとっては怖い存在とも言えるでしょう。暇な時間があると投票してしまうし、使ってはいけないお金まで投票してしまったり…
そんなこんなで、テレボートの解約を考えているのでは?
ただ、これだけは言っておきます。同様の理由で解約を考えているなら、テレボートの解約だけでは何も解決しないはず。
一応、解約方法も説明しておきますが、完全に断ち切る方法も合わせて教えますね。
解約手続きにかかる時間は2分
- 「解約の手続き」へアクセス
- 「インターネット即時投票会員解約手続きはこちら」をタップ
- 会員情報を入力してログイン
- 「解約手続きを行う」をタップ
- 解約完了!
上記の手順で進めれば、2分程度で解約手続きが完了します。
解約手続きをできないケース
以下に該当する場合は、翌日以降にならないと解約ができません。
- 通常開催時、6:30~レース終了以外の時間帯
- 前日発売実施時、6:30~23:00以外の時間帯
- 当日にテレボートを利用
時間帯に関しては問題ないでしょう。
しかし、当日に利用してしまって解約できないケースはよく聞くので、解約するつもりならテレボートを触るのは我慢してくださいw
解約しても同じ口座で再登録可能
テレボートの解約前に登録していた氏名や生年月日、メールアドレス、銀行口座などが同じでも「再登録は可能」です。
その仕様に文句を言う訳じゃありませんが…。ほどんどの人間が「金銭的な理由」で解約しているのに、同じ情報で再登録できたらそりぁ戻ってくるでしょ。
実際、私のように年間収支がプラスの人間は沢山います。
でも、それ以上に負け越してる人間の方が多く、競艇から抜け出せずに人生が破滅したケースだって少なくないはず。
パチンコならまだしも、公営競技であるなら”再登録不可”とすべきでは?
まぁ、影響力ゼロの私が言ったところで仕様変更されることはないので、どうしても足を洗いたい人に究極の引退方法を伝授します。それは…
競艇に見切りをつけるにはこの方法しかありません。
本当なら競艇の勝ち方を叩き込みたいところですが、性格的にギャンブル向きじゃない人は引退するべき。1週間程度はウズウズするでしょうが、1ヵ月も経てば慣れてくると思いますよ。
完全にやめる方法を以下の記事で解説しています。ガチで引退したい方は参考にしてください。
まとめ
テレボートの使い方から、払戻金の税金や解約方法まで紹介しましたが、競艇をやるうえで欠かせないツールであることに間違いはありません。
なんにせよ、競艇に少しでも興味があるなら登録だけでも済ませておきましょう。
入会金や年会費は1円も掛かりませんし、投票するつもりがなくても閲覧するだけで予想する知識を得られます。
最後に、テレボートの情報以外で役立つ予想サイトを紹介しておきます。勝率アップに繋がる足掛かりとなるので、まだ利用していない方はぜひお試しください。
コメントお待ちしてます!