40代ぐらいの方だと共感してもらえるでしょうが、15~20年前のパチンコ(特にスロット)はめちゃくちゃ楽しかったですよね。朝から晩まで打っていても飽きない台ばかりで、店内を見渡せば万枚なんて沢山いた時代。
当然、店側はクソほど儲かっていたでしょうが、私たちユーザーの満足度も高かく”WinWin”だったはず。それなのになぜ、意味の分からない規制を繰り返し、パチンコ業界を衰退させてしまいったのか?
そんな疑問を未だに抱き続けているので、今回は溜まった愚痴を吐かせてもらいます。それと、パチンコ・スロットユーザーが流れ着いた公営ギャンブルについてもお話しさせてください。

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パチンコ・パチスロ業界の昔の今
全盛期は「30兆円産業」とも呼ばれていたパチンコ業界。30兆円というと、自動車の販売数世界一(2020年)だったトヨタグループの総売上とほぼ同じ。それだけのお金がパチンコやスロットに投じられた訳です。自分も含め、みんな狂ってますよねw
スロットの4号機時代は大行列ができた理由
※画像は全盛期とは関係ありません。
スロットの4号機が流行っていた頃は、上記のような風景が当たり前。定職にも就かず日の出前から並んでいる人や、会社や学校をサボってまで並ぶ人まで。当時は普通のことだったので何も感じませんでしたが、今思えばほんとクズそのもの。
「そこまでして並ぶ価値があるのか?」大抵の方はそう感じるでしょう。でも、何かを犠牲にしてでも並ぶ価値があったのです。
- 設定を示唆する情報(札など)
- 開店時のモーニング
ひとつ目は、台の上にささっている設定を示唆する情報開示。私のホームグラウンドだったスロット店では、レインボー札や456確定札があり、確保さえできればほぼ勝つことが可能。他店では、リールの出目によって高設定確定などもあったようです。
ふたつ目は、あらかじめボーナスフラグが立ててある「モーニング」。運良く引ければ朝一座った瞬間に大当たりするので、軍資金が少ない時はこのモーニングを狙ったりもしました。
これらのメリットは順次規制が入り、5号機が出る前には全て禁止となってのです。
当時のスペックなら1日で100万円勝つことも可能
私がスロットで出した最高枚数は22,000枚程度(44万円)ですが、アルバイト先が一緒だった知人の最高枚数はなんと「52,000枚(104万円)」。4号機の爆釣という台で、東京の”ひまわり”というスロット店。(閉店したし名前出してもいいよね…)
アルバイトはなく自宅にいたところ、その知人から「今日のシフト代わりに出てくれない?」と連絡がきました。理由を聞くと「出勤時間までに止まる気がしない」と。しぶしぶ承諾し、バイト前に様子を覗きに行ったら…
まさに上記画像のような状態。ただ、メダルを入れる箱が不足してしまい、バケツ2つにもメダルが満杯に入っていました。
さすがに知人ほど出した人はかなりレアでしょうが、当時のスペックなら2万枚ぐらいはぶっちゃけ余裕。その為、この快感を一度でも味わったスロットユーザーだと、現環境では打てないのでしょうね。
現在のスペックは勝てる気がしない(ほぼやってないけど)
ほぼ青天井で勝つことが(負けることも)できた時代は終わりました。そして、様々な規制を経て、最近は6号機がメインで稼働しているようです。ただ、実際に打った感想を見ていると、少なくてもスロットは終わりなのかなぁ?と感じました。
以下は、人気ユーチューバーの「シバター」さんが発言した内容です。
この前も6.1号機出ましたけど、ちょこっとずつ規制が緩和されたりとか、いずれ新しいシステムで面白い台が出るので、それが出るまではやっぱりクソ台は触らんとこうとは思ってます。
プロのパチスロライターが”クソ台”と言うのですから、そんな台を私たちが打っても面白い訳ありません。彼らって多少つまらなくても擁護する側ですし。
シバターさん以外にも同様の意見を述べている人は沢山いたので、6号機の現状を知らない人のために紹介しておきます。
私が感じたこととほぼ同じです。昔の台よりやたらデカくなり、ひとつひとつの演出も華やかになりました。しかし、それらのほとんどは”ただ期待させるだけのフェイク”で、1万円がなくなる頃には戻せる気がしなくなります。
6号機を打っている人たちは、本当に勝つ目的でやっているのか?一度は聞いてみたいものです。
パチスロから競艇などの公営ギャンブルへ流れる理由
スロットでは出枚に2,400枚の上限が設けられたり、大当たりしても1Gあたり純増3枚程度だったり。パチンコ・スロットは大勝ちできるギャンブルではなく「お布施をする場所」と化しています。そんな期待値の低いギャンブルに見切りをつけた人たちは今..
.パチンコ業界より信頼できる公営のギャンブルへ一気に流れています。
運営側もそのことを知ってか、テレビCMやユーチューブを起用した動画作成など、勢力的に販促活動を開始。今後は「競馬・競艇・競輪・オートレース」といった公営ギャンブルがさらに発展するでしょう。
勝てる確率が圧倒的に高い
パチンコ・スロットの控除率は15%(還元率は85%)と言われています。しかし、その数値は業界関係者が言っていることであり、具体的な数値を発表した店舗はひとつもありません。
百歩譲って、私がスロットに嵌っていた頃ならあり得るかもしれません。でもそれはイベント当日に限ったことで、平常日は50%を切っている日もあると思います。当然、パチンコ店ごとに家賃、人件費、そして新台購入費が相当掛かっているので、85%も還元していたら一瞬で潰れてしまうでしょう。
その疑わしいパチンコ業界に比べ、地方自治体が管理している公営ギャンブルの場合、しっかりと控除率が公開されています。
- 競馬:20~30%
- 競艇:25%
- 競輪:25%
- オートレース:30%
全てのレースは公的機関が開催している以上、売上やコストの収支報告は厳正に行われています。したがって、暴利をあげるパチンコ店とは違い、投票額の75%はしっかりと還元されているのです。
公的機関なので遠隔などなく楽しめる
パチンコ・スロットの都市伝説っぽくなっていますが、実際に大当たりなどを店側が操る”遠隔操作”は存在します。その事実を報じていたサイトがあったので、一部引用しておきます。
神奈川県横浜市のパチンコ店『ボナンザ』で遠隔操作をしたとの疑いで同店取締役 松本浩幸容疑者と店長の佐野孝之容疑者らが逮捕されました。パチンコ台海物語34台に大当たりを遠隔で操作できるように改造
出典:情報配達屋
現代の技術を用いれば、遠隔で操作するぐらい余裕でしょう。まぁ、そんなせこいことをしなくても、勝手に莫大な利益を生むビジネスだと思いますが…
一方、公営ギャンブルの利益ははじめから25%と決まっているため、結果を操作するメリットはどこにもありません。いかさまがあるとすれば、選手がわざと負ける八百長ぐらい。ただ、それ自体もユーザーが損するとは限らないのです。
どちらにしても、競馬・競艇・競輪・オートレースには安心してお金を投じることができます。



資金力に合わせた賭け方ができる
一般的にパチンコは1玉4円、スロットは1枚20円で玉やメダルを借り、同等または少し下回った額で換金します。一応、2006年頃から1パチ・5スロといった低貸しも始まりましたが、最新や人気機種は4パチ・20スロコーナーにしかないことも。よって、自由に遊べるとは限りません。
それに比べ、公営ギャンブルは100円から賭けることができ、大金持ちと同じの楽しさを味わうことができます。
それ以外にもメリットがあり、負け込んでいたとしても一発逆転を狙えるところ。パチンコやスロットだと、3万円ぐらい投資すると「今日はもう無理」とマイナスを減らす作業になりますよね?公営ギャンブルにはそれがありません。
収支を計算しながら投資額を調整することもできますし、1レースのみの短期決戦で大きく勝負することも可能。その為、資金や時間配分は全て自分で決めることができるのです。
まとめ
パチンコ・スロットユーザーが「公営ギャンブル」に流れてきたのは必然かもしれません。また、未だにパチンカスの人でも、この記事を読んだことでどちらが有益か?理解できたはず。もし理解できなくても、これだけは覚えておいてください。
公営ギャンブルの方が勝率は高いです。
4号機があった時代ならまだしも、現在は朝一から打つメリットほぼなし、さらにはスペックがクソ。昔と変わらないのは投資額だけで、ハイリスクローリターンのギャンブルと言えます。
ここまでおすすめすると関係者だと勘違いされそうなので、この辺で終わらせていただきます。
最後に、ボートレース関係者から一言。
ネット投票が一気に普及したおかげ。パチンコファンの一部が流れているかもしれない
出典:iag JAPAN
その通りだと思います。
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