先日、競艇発祥の地として知られる「ボートレース大村」に行ってきました!
以前に訪問したのは15年ほど前だったので、当時の記憶はほぼない状態。さらに、2015年3月に大幅リニューアルが行われたため、施設を見た瞬間はまさに感動ものw
大村競艇のことをググれば情報は載ってますが、文字だけだと”本当の素晴らしさ”を理解するのは100%無理。そう思って、現地で撮影した写真をまとめて披露させていただきます。
大村競艇場とは?
大村競艇(ボートレース大村)は、長崎県大村市にあるボートレース場。「競艇発祥の地」と知られている通り、1952年4月に施行開始された国内初の競艇場でもあります。
2018年にはナイター開催を本格的に開始。また、コロナ感染によるネット投票の増加なども追い風となり、2020年の売上は住之江競艇を抜いてトップとなりました。
競艇場の場所やアクセス
正式名称 | ボートレース大村 |
住所 | 長崎県大村市玖島1-15-1 |
電話番号 | 0957-54-4111 |
開場 | 1952年4月6日 |
入場料金 | 100円 |
観覧席 | 一般観覧席(無料) ORICAシート(無料) 特別観覧席(500~4000円) ロイヤルスタンド(2000円) ブルードラゴン(1000円) |
県外から車で行く場合、長崎空港から約15分、長崎市内からは約40分ほど掛かります。電車で行く場合は、長崎駅・佐世保駅から約1時間、ハウステンボス駅からシーサイドライナーで約45分です。
その他、長崎駅・長与港からバスや高速船の無料運行を実施中。高速船だと25分程度で着くので、タイミングが合えばぜひ利用しましょう!
主な特徴は全国屈指のイン逃げ勝率
大村競艇といえば「イン天国」と称されるほど、1コースからのイン逃げが決まりやすい競艇場です。その為、展開を読めない”競艇初心者”でも予想しやすく、少ない点数で的中することが可能となります。
ちなみに、全国24場のイン逃げ率トップ5がこちら。
順位 | 競艇場 | イン勝率 |
1位 | 芦屋競艇 | 64.6% |
2位 | 大村競艇 | 63.8% |
3位 | 尼崎競艇 | 62.6% |
4位 | 徳山競艇 | 62.1% |
5位 | 下関競艇 | 61.6% |
直近のデータでは芦屋に抜かれていましたが、基本イン勝率トップ3には入っているという認識で問題ありません。また、1号艇の3連対率もめちゃくちゃ高いので、舟券から外すのは大きなリスクとなるでしょう。
では、なぜそれほどまでにインコースが強いのか?その理由はいくつかあって…
- 1マークとホームストレッチの間隔が広い
- スタートラインの幅が長い
- ピット位置の関係で前づけしづらい
- ナイター開催で気温が低い
- 番組編成員がイン逃げしやすくしている
それぞれの説明は省きますが、様々な要因が重なってイン天国となっています。その影響もあって、インを信頼できる場としてファンから愛される結果に繋がっているのでしょう。
新たに風対策で防風ネットを建設中
上記は大村競艇場の水面図。ご覧の通り、既に「防風ネット」は張り巡らされており、競争水面で感じる風はかなり抑制されています。正直、現在のままでも十分な風対策は講じていると思いますが…。
1マーク側(赤枠で囲った部分)のみ何もない状態なので、ほぼ風の影響受けないための工事が進行中です。
この防風ネットが完成したら、さらならイン勝率の上昇は間違いないかと。
とはいえ、莫大な建設費用が掛かるのは避けられないので、現地でお世話になった「予想屋」さんはこんなことを話していました。
確かに、予想屋さんが言ってることは理にかなっているような気も。
水面が荒れている場だと波乱が起きやすくなるので、無風の中で競い合った方が実力通りのレースはできるはず。それに、ドーム型の競艇場なんてできたらヤバいですしねw
まぁ、現実味の薄い話ではありますが、ボートレースを盛り上げるためにも検討する価値はありそうなことですね。
大村競艇の画像まとめ【無断転載禁止】
ここからは「大村競艇場」の現地レポートを紹介していきます。
全てスマホで撮影したものなので画質が粗いかもしれませんが、これまでより大村をより近く感じることができるはず!直接行った気分になってご覧ください。
公開している画像を使用される場合は、引用元(舟ラブ)の表記をお願いします。また、以下のfollowリンクを設置してください。
リンクURL:https://kcbn.jp
東京羽田から大村市にある長崎空港へ
羽田から長崎空港まで2時間弱。
少し疲れましたが、着陸10分前あたりから長崎の美しい景観を眺めることができました。快晴とまでは言えないにしても、梅雨時だったことを考えれば最高過ぎる天候です!
長崎空港からボートレース大村まではタクシーで移動。乗り場は出口を出てすぐのところにあります。
さすが競艇場近くのタクシー運転手!と言わんばかりに、すぐさまボートレースの話題に(笑)
しかも、このタクシー会社は大村競艇と提携しるらしく、ボートレーサーの送迎を任されているそうです。それで、これまでにどんな選手を乗せたのか聞いてみると、SG覇者をはじめとしたそうそうたる顔ぶれ。
運転手さん曰く、一番印象に残っているのは「毒島誠」選手。誰よりも腰が低く、とても親切な対応だったみたい。
ついでに乗せたことがあると言っていた「峰竜太」選手のことも聞きましたが、お客さんが想像している通りでしたよ、とのことw
タクシーに揺られること10分程度。超久々の大村競艇に到着!
めちゃくちゃ綺麗になっててビックリ!
また、同年(2022年)3月に開催された「SGボートレースオールスター」の優勝者と、年末に行われる「SGグランプリ」の懸垂幕を発見。
同じ場所でSGが2回も開催されること自体すごいこと。それに加えて、競艇の総決算となるグランプリを主催できるなんて…。関係者だけでなく、ファンからの要望も相当あったと思われます。
発祥の地を感じさせる記念碑
「競艇発祥の地」と記された石碑と、競艇生みの親でもある「笹川良一」さんの石像がお出迎え。
これらの記念碑を見れるのは、最南端かつ最西端にある大村競艇場のみ。唯一無二の存在なので「大村に来て良かった」と感じられた瞬間でした。
場内の施設・競争水面
1レースの開始前に着くことができ、1人もお客さんがいない状態で撮影することに成功。若干曇り空だったのは残念でしたが・・
それにしても、スタンド席は新築に見えるほど!施設内の写真はあまり撮ってませんが、TATAMIシートという席で観戦したので、その風景を少しだけ。
TATAMIシートは1マークの目の前なので、ここからでもレース観戦はできます。
ただ、現地に来たらやっぱり一番前で見たくなりますよね!という訳で、ほとんどのレースを外で観戦しました。
開設70周年記念「ボートレース発祥の地記念館」
大村競艇場の開設70年、そして2022年12月のSGグランプリ開催を記念して、同年4月29日にリニューアルオープンしたばかりの「ボートレース発祥の地記念館」。
記念館には70年の歴史を感じさせる歴代のボートやプロペラ、レーサーたちの乗艇着などが飾られています。また、リニューアルに併せてボートレースに乗っている体験をできるVRアトラクションもありました。
ナイター場でしか味わえない美しさ
昼と夜とでは全く違う顔を持つ大村競艇場。
1枚目の写真は、立ち入り禁止エリアのすぐ後ろから撮影したものです。背景は真っ赤に染まり、それが水面に映し出されている美しすぎるショット。我ながら良い写真だと感じていますw
10レース目が終わってすぐ帰ったので、日没後の風景は撮影していません。次来るときは最終レースまでしっかりと残り、見れなかった風景を改めて撮影したいと思います!
競艇ファンなら一度は行くべき競艇場
競艇発祥の地であり、歴史に残す戦いが繰り広げられてきた大村競艇場。競艇ファンであるなら一度は足を運ぶべき場所だと感じました。
長崎空港から車で10分という利便性も兼ね備えているので、九州を旅行する際はぜひともお立ち寄りください!
最後に、気になっている人も多いであろう「当日の舟券収支」について。
1レース目に約20万円、2レース目に約5万円の払戻し。他にも撮り忘れた1レース分と、7Rには万舟を的中するまずまずの実績!これらの払戻しを合算して30数万円となり…
おかげさまで約20万円の負けとなりましたw
※以下はハズレ舟券の方々。
言い訳をさせてもらうと、その日に限ってイン逃げで決まってくれず。他で買っていたら予想できる番組でしたが、イン天国のイメージがどうしても邪魔をしてしまった結果です。
まぁ、今さら悔やんでも仕方ないので、魅力的な写真を沢山撮れたと思って諦めますw
コメントお待ちしてます!