2024年8月12日に開催された第38回レディースチャンピオン。優出1号艇に座った遠藤エミがイン逃げで優勝し、連覇達成&今大会3度目のV。
優勝賞金1300万円を獲得したことで、終了時点の女子賞金ランキング1位に。
賞金ランキング1位で選出されたPG1クイーンズクライマックス。131の好成績を残して優出2号艇で出走するも、浜田亜理沙にイン戦を押し切られて2着。
ただ、2着賞金の650万円を上積みし、3年連続で賞金女王に輝いた。
話題沸騰中の女子レーサーたち。彼女たちの活躍が、新規ファンの獲得に大きく貢献しているのは言うまでもありません。
そんな中で”現役女子最強レーサー”と呼ばれている「遠藤エミ」。
まず、2022年のSG制覇(クラシック)は偉大すぎる記録。女子レーサーにおいて優勝戦1号艇は史上初、もちろんSG優勝も史上初!歴史的快挙と称えるべき。
また、2022年は自身3度目の賞金女王(約8266万円)に輝き、全体の賞金ランキングでも13位という記録を残しています。
そんな遠藤エミについて、基本的なプロフィールをはじめ、現役最強女子と呼ばれるようになった経緯を紹介させていただきます。
これさえ見れば”遠藤エミの全て”を理解できるはず。
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女子レーサー「遠藤エミ」とは?
遠藤ユミとは、びわこ競艇場をホーム水面とする滋賀支部所属のボートレーサー。
趣味は釣り、スノーボード、パン作り。特にパン作りに関しては地元のベーカリーで働いていた経験があり、パン職人への道を真剣に考えたこともあったらしい。
遠藤エミのプロフィール
公式画像 | |
名前 | 遠藤エミ(えんどうえみ) |
登録番号 | 4502(102期) |
生年月日 | 1988年2月19日 |
身長/体重 | 155cm/46kg |
出身/支部 | 滋賀県/滋賀支部 |
デビュー日 | 2008年5月6日 |
ブラジルで生まれ3歳で日本へ
遠藤エミの出身地は滋賀県蒲生郡ですが、生まれた国はブラジルであることを公表しています。
JLCの動画コンテンツで本人が話している通り、祖父母がブラジル移民だったとか。両親はともに日本人で、ブラジルでは「オムツをつけて、バケツを持って走っていた記憶がある」と話しています。
3歳までブラジルで暮らし、その後は滋賀で過ごした遠藤エミ。高校時代(滋賀県立八幡商業高校)はソフトボール部で汗を流したスポーツ少女です。
ちなみに、高校の3年後輩には東北楽天ゴールデンイーグルスで活躍中の則本昂大投手がいます。
競艇選手のきっかけは姉「遠藤ゆみ」の存在
高校卒業後、地元のベーカリーでアルバイト生活を送っていた遠藤エミ。
そんな中、ボートレーサーを志したきっかけは、実姉で元競艇選手の「遠藤ゆみ(現・油浦ゆみ)」さん。
1つ年上の姉・ゆみさんと一緒に行ったびわこでレースを観戦し、魅力に惹かれて受験を決意。2回目のチャレンジで見事合格して養成所入所を果たします。
一方のゆみさんも一度は競艇の夢を諦めますが、2018年の年齢制限緩和による再チャレンジが実って106期の養成所試験に合格。
怪我の影響でデビューは107期となりましたが、姉妹そろってボートレーサーの夢をつかみ取りました。
2019年秋に引退するまで、度重なるケガもあって優勝・優出ともにゼロ。残念ながら思うような成績を残すことはできず。
しかし、2017年8月のびわこオールレディース戦3日目では、第2レースに姉のゆみさんが1着、続く第3レースには妹が1着となり、姉妹で2レース続けて勝利したことが話題になりました。
師匠は伊賀支部81期「深井利寿」
遠藤エミの師匠は、同じ滋賀支部に所属する81期のベテラン「深井利寿(ふかいとしひさ)」。
弟子入りした経緯や2人の関係性は分かりませんが、2015年頃の公式ニュースで「遠藤選手の師匠は深井利寿選手」と公表済み。よって、師弟関係であるのは間違いないでしょう。
遠藤エミに弟子はいるの?
2024年5月に蒲郡のYoutubeチャンネル”勝ガマ”に出演した際、弟子について「頼まれてもお断りする」と発言しています。
以下は動画内でのやり取り。
弟子入りさせてくださいって言われたらどうします?
お断りします。
遠藤さんみたいになりたいんです!って言われたら?
じゃあ頑張ってください。「その気持ちがあるならできるんじゃない」と思う。教えてほしいことがあれば教えるけど、師弟とかじゃなくていい。
遠藤エミほどの選手になぜ弟子がいないのか?以前から気になっていましたが、この動画でようやく謎が解けました(笑)
同期(102期)の注目選手
102期の養成所チャンプは島田賢人、リーグ戦勝率1位は野間大樹。
遠藤以外で活躍しているのは、同期最速のG1覇者「前田将太」や、峰竜太の弟子「山田康二・上野真之介」。
その他、河合佑樹・桑原悠もG1レーサーとなるなど、豊作期と呼ぶにふさわしい顔ぶれと言えるでしょう。
遠藤エミの年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 女子順位 |
---|---|---|
2024年 | 50,280,000円 | 暫定1位 |
2023年 | 59,374,000円 | 1位 |
2022年 | 82,668,200円 | 1位 |
2021年 | 64,398,000円 | 1位 |
2020年 | 34,797,340円 | 6位 |
2019年 | 53,936,000円 | 2位 |
2018年 | 37,705,213円 | 4位 |
2017年 | 53,904,500円 | 1位 |
遠藤エミの獲得賞金は上記の通りで、とんでもない額の年収を得ています。
特筆すべきはSG制覇を成し遂げた2022年。グランプリに次ぐ3900万円の優勝賞金を手にし、女子1位&全体15位という偉業を達成しました。
女子の賞金ランキングが示すように、現時点で女子No.1は間違いないかと。
遠藤エミは結婚してる?彼氏は?
ネット検索では「遠藤エミ 結婚」のワードがやたらと目につきますが…
遠藤エミの彼氏や結婚話は今のところないようです。
競艇あるあるですが、選手同士でゴールインするケースは珍しくありません。そういった状況の中で、女子最強とも言われる遠藤エミのプライベートはめちゃくちゃ気になります。
詳しく調べてみると、2018年5月のトークショーに「小野生奈」と出演。ここで恋愛事情や結婚観について触れられていました。
- 同業者(男子レーサー)とは結婚したくない
- ファンの人にも恋愛感情は持てない
- 私の仕事やボートレースのことを何も知らない人がいい
一応婚活はしているそうですが、頭の中は恋愛よりもボートレースだと思われます。
とはいえ、遠藤エミみたいなタイプが”前ブレなく結婚”という話もよくあるので、今後もファンの関心は続いていくことでしょう。
女子最強の遠藤エミを射止めるのは誰なのか?SGで活躍するレーサーとかだったら嬉しいですけど…
最強女子と呼ばれるまでの軌跡
遠藤エミは養成所を卒業後、2008年5月に地元びわこでデビューを果たします。
男女混合戦かつ新人の6コース進入で苦戦覚悟となる予選でしたが、6走で「66666転」と先輩レーサーの洗礼を受ける結果に。競艇人生のスタートは決して華々しいものではありませんでした。
まったく目立たなかった訓練生時代
新人選手の期待値を計る基準となるのが、養成所リーグの成績です。
「養成所チャンプ」と呼ばれる卒業記念競走優勝者はもちろん、リーグ戦で高い勝率をマークした訓練生がデビュー後すぐに開花することは珍しくありません。
しかし、遠藤エミのリーグ戦成績は勝率3.92で優出ゼロ。女子界で活躍している選手と比較すればその差は歴然。
ここから女子レーサーの頂点にのし上がっていくわけですから、遠藤エミの伸びしろの大きさは相当なものだったということでしょう。
デビュー初勝利は地元・びわこ一般戦(2008年)
遠藤エミの初水神祭は2008年9月24日。デビューから6節目となる地元びわこの最終日。
この開催も初日から「666655」と苦しい状況。当然、舟券は全く売れていない状況でしたが、大外6コースから先頭争いに割り込み道中で逆転。「抜き」の決まり手で初勝利を飾ります。
期待値の低かった遠藤の1着により、2連単は9,100円、3連単は84,190円と大荒れに。
大物5選手を倒す大金星!初優勝の地は鳴門(2012年)
遠藤エミの初優勝は、デビューから4年半ほど経った2012年11月の鳴門。
4日間の男女W開催で出場人数が少ないシリーズではありましたが、優勝戦に進んだ遠藤エミを待ち受けていたのは、一筋縄ではいかない女子レーサーばかり。
以下が優勝戦のメンバー。
- 1号艇:山川美由紀
- 2号艇:遠藤エミ
- 3号艇:新田芳美
- 4号艇:寺田千恵
- 5号艇:本部めぐみ
- 6号艇:平山智加
同年8月に女子王座2回目の優勝を果たしたばかりの山川選手をはじめ、どの選手も重賞レースで結果を残す実力者ばかり。
この5選手に対して、遠藤エミはB級かつ優勝経験ゼロ。
迎えた優勝戦。スタートは各艇ほぼ互角のタイミングでしたが、3コースの遠藤はスリット後に艇を伸ばして1マークでまくりを敢行。これが見事に決まり、内側の選手を飲み込む展開に。
先頭でバックストレッチに出た遠藤はこのまま後続を突き放し、強力なメンバーをまとめて打ち負かす殊勲のデビュー初優勝を飾ったのです。
完全優勝で賞金女王戴冠(2017クイーンズクライマックス)
8月のレディースチャンピオン優勝戦では、大外から何もできず6着に敗れた遠藤エミ。その悔しさをバネに挑んだのが、女子の頂点を決める戦い「クイーンズクライマックス」。
夏の雪辱を期する思いと、直前のG2レディースチャレンジカップを優勝した勢いそのままに、トライアル初戦と2戦目はイン逃げで他の選手を圧倒。
3戦目も2コースから冷静な差しを決め、ファイナル1号艇を手にします。
強い横風の中、まずまずのタイミングでスリットを通過し、2コース小野が凹んだことでゆとりを持って1マークを回ります。
しかし、そこに内から差し込んできたのが、絶好展開となった3コース長嶋万記。
バックストレッチで舳先が入りプレッシャーをかけられますが、気迫の伸び返しで長島を振り切り勝負あり。夢の初タイトルを完全Vで獲得。そして、自身初の完全優勝を達成しました。
涙の女子王座初V(2021レディースチャンピオン)
遠藤エミがどうしても勝ちたかった「G1レディースチャンピオン」のタイトル。
抽選で好モーターを引いて追い風をつかんだ遠藤エミは、どのコースからでも自在の攻めを披露し、予選は「11211」のオール2連対で1位通過。
準優勝戦はイン逃げに対して5コース西橋選手のまくり差しが決まったように思えましたが、機力で上回る遠藤エミが2マークで反撃のツケマイを敢行。
これが決まって1着を奪い返し、再びイン戦となる優勝戦に進みます。
強風で1日順延となった優勝戦もスタートが難しいコンディションの中、コンマ10のトップスタートで先手を取ります。
ただ、レース後に「下手くそすぎて情けなかった」とも話した甘いターンの隙を狙ってきたのが、2コースの桜本あゆみ選手でした。
ターン出口では遠藤エミより前に出ている上に艇もバック方向を向いており、このまま桜本が突き抜けてもおかしくない展開でしたが…
超抜モーターの威力をここでも発揮し、桜本をはるかに上回る伸び足で先頭を奪い返します。
2マークでは先マイから今度はターンマークを外さない旋回を見せ、ここで決着。最後は頭を下げてゴールラインを通過した遠藤エミが、はじめて夏の女王に輝きました。
最終日まで1度もモーター整備しなかったらしい。そんな超抜モーターを引き当てるなんて…さすが持っている女!
遠藤エミはボラにも好かれる人気者
G1での遠藤エミといえば、まだ記憶に新しいこんな光景がありました。
2019年8月の蒲郡レディースチャンピオン、初日ドリーム戦のピットアウト直前に起きた「ボラ乱入事件」です。
各選手が乗艇を終え、モーター始動の合図を待っている…その時でした。
ピット裏の水面からいきなり飛び出したのは、1匹のボラ。3号艇の遠藤エミに向かって勢いよく跳ねてきたのです。
モーターの確認に集中していた遠藤エミは、間近に落ちてきたボラの「ボトッ」という音を聞いて瞬時に立ち上がり、後ずさりしながら声を上げます。
周りの選手たちもびっくりした様子でしたが、幸いボラは遠藤エミのボートをすり抜けて水面に戻っていきましたw
動画で見るとめちゃくちゃ面白いので、まだ視聴されていない方はぜひ!
競艇場にいるボラはサイズが大きく、ものすごい異臭がすることでも知られています。ボラが遠藤エミのボートに入ってしまっていたら、レースどころではなかったかもw
女子史上初のSG制覇(ボートレースクラシック)
遠藤エミといえばやはり「女子史上初のSG制覇」。
2022年3月、大村競艇で開催されたSGボートレースクラシックの出来事は、死ぬまで忘れることのないレースとなりました。
初日から優勝を期待させる走り
初日1レース目のイン逃げを皮切りに、2日目、3日目と1着を量産。4日目も不利な6コースから2着、続く2走目も危なげない走りで2着を堅守。
この日が終了した時点での得点率は全体1位となり、準優1号艇が確定。
約1,600名いる競艇選手のトップしか集まらない戦いにおいて、その中で得点率1位になること自体がヤバいことです。ただ、初日からの走りを見ていると、何かやってくれそうな雰囲気は感じていました。
女子史上3人目の準優1号艇
予選をトップ通過し、この準優で1着になれば優勝戦1号艇となるレース。
ちなみに、SGの準優で女子レーサーが1号艇だったのは「寺田千恵・横西奏恵」の2人のみ。女性でも活躍できる競技とはいえ、50年以上続く歴史の中でたったの2人しかいないのです。
この状況、常人ならプレッシャーで本来の力を発揮できないものですが、やはり現役女子最強と呼ばれるだけのことはある。
一切隙を見せなかった予選同様、コンマ07のトップスタート。他艇を寄せ付けない走りで先頭を独走し、優勝戦への切符を手にします。
しかも、予選トップ通過で準優1着とし、寺田千恵以来となる優勝戦1号艇をゲット。
競艇の歴史が動いた!女子レーサー初のSG優勝
1号艇で迎えたSGボートレースクラシック。
当然、舟券は遠藤エミから売れていましたが、既に7度のSG制覇を成し遂げている毒島誠、絶好調の秦選手や上條暢嵩、スタート巧者の中島孝平、G1優勝経験のある前田将太と豪華な顔ぶれ。
普通にしようと思っても緊張してしまい、これまで感じたことのない感情だった
後のインタビューでこう語っているように、半端ないプレッシャーだったようです。レースについては特に説明しません。観戦しなかった方は動画でご覧ください。
枠なり進入となった優勝戦。さすが競艇界の頂点といわれるSG戦だけあって、全員がコンマ0台のスタート。
ほぼ差のないスリットの中、1マークで毒島選手がまくり差しを慣行するも、上條選手に阻まれ後退。その隙をついて上條選手、中島選手が迫ってくるものの、遠藤選手の艇には届かず。
1周2マーク以降は差を広げていき、10艇伸ほど引き離して1着でゴール。
「女子にSGを勝つのは無理」と言われ続けてきましたが、全てのファンが納得する勝ち方で優勝を果たしたのです。
涙腺崩壊の勝利者インタビュー
上記映像は、女子史上初のSG優勝を果たした後のインタビュー。
インタビュワーが質問すればするほど涙腺が崩壊していき、見ているこっちまで堪えきれない感動的な回答でした。
改めまして、SGクラシックの優勝、本当におめでとうございます!そして、SG優勝戦で大勝ちさせてくれてありがとう!遠藤エミが勝つことを疑わなかった私を褒めてあげたい(笑)
遠藤エミ選手を軸に、秦選手、上條選手から流して、約40万円の爆勝ち。1周2マークあたりまで1-5もあったのでドキドキしてましたが…
競艇ファンにとって素晴らしい1日だった。次に続く女子選手が現れることに期待!
遠藤エミに期待される「3つの快挙」
インタビューではSGタイトルを意識したコメントもよく聞かれる遠藤エミ。実力もポテンシャルも十分に備わった中で、女子の頂点にとどまらない活躍を期待するファンは多いはずです。
遠藤エミがこの先見据えているであろう「3つの大きな目標」について触れていきます。
- 女子史上3人目の「男女混合G1優勝」
- 前人未到のグランプリ制覇
- 寺田千恵を超える獲得賞金
女子史上3人目の「男女混合G1優勝」
2021年のBBCトーナメントで悔しい思いをしただけに、男女混合G1での優勝は最も近い場所にある目標だと意識していることでしょう。
長い競艇の歴史において、女子レーサーが男女混合のG1を優勝したのはわずか2例のみ。
- 山川美由紀~1999年2月 四国地区選手権(鳴門)
- 平山智加~2013年1月 近松賞(尼崎)
上位選手が集まるG1を女子レーサーが勝つには、運を味方につけるのも大事なこと。
しかし、山川選手は不利な大外6コースから内差しを決め、平山選手は勝率28%の低調モーターを立て直して優勝をつかんでいます。
それぞれ逆境を跳ねのける実力を持っていたからこその快挙だっただけに、トップクラスの確かな腕を持っている遠藤エミもチャンスは十分にあります。
前人未到のSGグランプリ制覇
2022年のSGクラシック制覇で歴史的な快挙を達成。となると、次に期待してしまうのが、最高峰のSG競争「グランプリ(賞金王決定戦)」。
グランプリの出場権を得るには、11月のチャレンジカップ終了時点で上位18名に入ることが絶対条件。22年にこの条件はクリアしており、本戦出場の偉業は既に達成済みです。
残すはトライアルを勝ち上がり、1億円を懸けたGP優勝戦で1着になること。
これまで女子レーサーがSGを獲るなんて不可能と言われてきました。しかし、遠藤エミは不可能を”可能”に変えたので、グランプリ制覇も期待して良いでしょう。
【達成】寺田千恵を超える獲得賞金
遠藤エミが名実ともに最強女子の地位を得るために、どうしても超えておきたい壁があります。それは「女子年間獲得賞金の歴代1位記録更新」です。
2021年終了時点で年間獲得賞金1位の女子レーサーは、2001年の寺田千恵選手。SGグランドチャンピオン優出5着(800万円)という大きな上積みがあって、約6720万円の賞金を稼ぎました。
2021年クイーンズクライマックス優勝戦前の時点で、遠藤エミの獲得賞金は約5700万円。もし優勝戦1着(1500万円)であれば、寺田選手を超えて女子初の年間7000万円レーサーが誕生していたところでした。
結果は惜しくも2着(650万円)で記録更新はならず。
ただ、ここ最近の調子を継続できれば、寺田選手超えは時間の問題かもしれません。
真の最強を目指して遠藤エミの挑戦は続く
「遠藤エミのSG制覇はマグレでしょ」
このように快挙達成を認めないファンも一定数います。しかし、これまでの活躍を見れば分かる通り、遠藤エミの実力はまさしく本物!A1下位の男子よりよっぽど信頼できるレーサーです。
この先、再びSGで優勝する可能性はありますし、女子獲得賞金の記録を塗り替える逸材。
女子レーサーを牽引する存在として、今後も舟券を買って応援したいと思います。
推しを探している方は「美人 or 強い」で選んだ女子レーサーたちをぜひチェックしてみてください。
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