競艇初心者向けの予想ハウツー

PG1マスターズチャンピオンの歴代優勝者・出場資格・賞金など

PG1マスターズチャンピオンの歴代優勝者・出場資格・賞金など

ベテランレーサーたちが熟練の技を競い合う「PG1マスターズチャンピオン」。

メンバーにはかつてSG戦線を賑わせた選手の姿もあることから、同大会を楽しみにしているオールドファンも多いことでしょう。

また、2018年には年齢制限が緩和され、それまでとは違った戦いが見られるように。そして、世代を超えた対決が繰り広げられるのも魅力的と言えるでしょう。

そこで今回は、マスターズチャンピオンの出場資格や歴代優勝者、予想に役立つ過去データなどをまとめて解説します。

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マスターズチャンピオンとは?

マスターズチャンピオンとは、ベテランレーサーの頂点を決めるプレミアムG1競争。

その名の通り、競艇マスターと呼ぶにふさわしい選手が選出され、ピット離れから目が離せない玄人好みのレースを楽しむことができます。

2000年に「競艇名人戦」として創設

PG1マスターズチャンピオンとは?2000年に「競艇名人戦」として創設

マスターズチャンピオンの前身となる「競艇名人戦」は2000年に創設。

いずれも頂点を争うルーキーの「新鋭王座決定戦」、女子戦の「女子王座決定戦」と肩を並べる形で、シニアレーサーの頂点を決める大会が設けられました。

実施時期(4月中旬~下旬)は第1回大会から変わっていません。

優勝賞金や優勝者への特典

マスターズチャンピオンの優勝賞金は1300万円

開催当初は1000万円に設定されていましたが、売上増加に伴って2019年度から1100万円、2024年度には200万円増の1300万円となっています。

優勝選手は賞金以外に「翌年のSGクラシック出場権」が与えられます。

マスターズチャンピオンの出場資格

2018年よりマスターズチャンピオンの年齢制限は「満45歳以上」に変更されています。

級別の制限はなく女子選手も出場可能で、出場選手52名は毎年2月上旬の発表が通例です。詳しい出場資格は以下の通り。

マスターズチャンピオンの出場資格
  1. 前年度の大会優勝者:1名
  2. マスターズリーグ(全10戦)の優勝者:最大10名 ※1
  3. 開催場の施行者が希望する選手:2名
  4. 選考期間(前年2月1日~当年1月31日)の勝率上位選手

※1:マ5月~翌年1月にかけて各地の競艇場で開催されるG3競走

❶❷❸は優先出場。残りの枠が52名に達するまで【4】の基準から選出されます。

出走回数140走以上(選考期間内)の選手が対象。スタート事故による選出除外期間中の選手、褒賞懲戒規程による出場停止処分を受けた選手、ケガや病気によって出場を辞退した選手は選出されません。

第3回大会までは住之江で開催

マスターズチャンピオンの第1回大会は、競艇のメッカ「住之江」で開催。第3回まで住之江で行われ、それ以降は各競艇場の持ち回りとなりました。

本場では昔のファンファーレや「第○レース、1800メートル、3周!」というコール、そして常滑・丸亀でしか聞けなくなった残り1周の打鐘も再現。

古き良き昭和の競艇を思い起こさせる演出が多数あり、スタンドのファンからも当時を懐かしむ声が多く聞かれたといいます。

2014年から名称変更、PG1に昇格

2014年以降、競艇名人戦が「マスターズチャンピオン」となり、グレードもG1から”プレミアムG1”に格上げされました。

満50歳以上だった年齢制限も緩和され、2003年(第4回大会)から満48歳以上に。また、2018年(第19回大会)から現行の「満45歳以上」に引き下げられています。

余談ですが、マスターズチャンピオンとなってからも大会の優勝者を「名人」と呼ぶ慣習は継続されているようです。

今後は女子レーサーの出場が増えそう

寺田千恵(65期)
岩崎芳美(71期)
海野ゆかり(71期)
中谷朋子(78期)

女子レーサーでマスターズチャンピオンに初めて出場したのは、2008年の鵜飼菜穂子(48期)。次いで現役最年長の「日高逸子」は、2010年の徳山で女子初の優出を果たしています。

鳴門開催の2024年大会には「寺田千恵・岩崎芳美・海野ゆかり・中谷朋子」の4選手が出場。

女子のベテラン勢も年々層が厚くなっており、出場人数は今後もっと増えていくことが想定されます。

マスターズチャンピオンの各種データ

様々な名ドラマが生まれてきたマスターズチャンピオン。

第1回の優勝者は1990年の賞金王「高山秀則」。そして、同大会の最多優勝記録は「今村豊」の3回(2011、2015、2017年)です。

マスターズチャンピオンの歴代優勝者

開催年開催場優勝者(当時)
2024年鳴門菊地孝平(45歳)
2023年若松井口佳典(45歳)
2022年三国上平真二(48歳)
2021年下関原田幸哉(45歳)
2020年村田修次(46歳)
2019年宮島今垣光太郎(49歳)
2018年福岡渡邉英児(48歳)
2017年今村豊(55歳)
2016年びわこ田頭実(49歳)
2015年児島今村豊(53歳)
2014年唐津金子良昭(49歳)
2013年びわこ江口晃生(48歳)
2012年下関井川正人(54歳)
2011年常滑今村豊(49歳)
2010年徳山西島義則(48歳)
2009年鳴門山崎毅(49歳)
2008年宮島田中伸二(50歳)
2007年大村大嶋一也(49歳)
2006年尼崎万谷章(62歳)
2005年戸田水野要(50歳)
2004年住之江大森健二(56歳)
2003年尼崎新井敏司(55歳)
2002年住之江高山秀則(53歳)
2001年住之江野中和夫
2000年住之江高山秀則

マスターズチャンピオン歴代優勝者は上記の通り。

直近10年で見ると、渡邉英児・村田修次・原田幸哉・井口佳典・菊地孝平はいずれも初出場で優勝しています。

ここ数年は特に、年齢が若い選手ほど結果を残している。

2014年大会以降の優勝戦成績

進入/決まり手出目/配当
2024年1コース/逃げ1-6-2/2280円
2023年1コース/逃げ1-5-2/2310円
2022年2コース/差し2-1-5/3540円
2021年3コース/ま差し3-1-5/2220円
2020年1コース/逃げ1-6-2/5630円
2019年1コース/逃げ1-4-2/1450円
2018年2コース/差し2-3-4/9120円
2017年1コース/逃げ1-5-4/4510円
2016年2コース/まくり2-5-4/27170円
2015年1コース/逃げ1-4-2/1150円
2014年1コース/逃げ1-4-3/1920円

2014年以降のマスターズチャンピオン優勝戦結果。

内枠優勢で4コースから外の1着はなし。※第1回からさかのぼっても2006年の万谷章(4コース・まくり)のみ。

一方、逃げ決着でも4~6号艇が連に絡み、高配当となるケースも多く見られます。ちなみに、優勝戦に限れば3連単1番人気の決着は過去1度もありません。

マスターズチャンピオンの売上推移

時間帯総売上
2024年デイ80億852万400円
2023年ナイター100億2579万1300円
2022年デイ81億8156万3000円
2021年ナイター103億977万9100円
2020年デイ53億9853万5800円
2019年デイ61億8191万7300円
2018年デイ54億8828万8700円
2017年デイ50億1280万8300円
2016年デイ50億7915万5700円
2015年デイ56億4578万2800円
2014年デイ54億4580万9500円

大会初のナイター開催となった2021年(下関)は、前年の2倍近い売上「103億円」を記録。2023年の若松ナイターでも100億円を突破しています。

ネット投票の普及に加え、ナイター開催だと20%程度売上増が見込めるようです。

マスターズチャンピオンの予想方法

一般的なレースより個性的なベテランレーサーが集うので、事前情報の把握が求められるPG1マスターズチャンピオン。勝負するならできるだけ多くのデータを下調べしておきましょう!

注目は「40代選手&初出場組」

PG1マスターズチャンピオンとは?注目は40代選手と初出場組

年齢制限が45歳以上に緩和され、以前にも増して世代交代が進むマスターズチャンピオン。

先ほどの項目でも触れた通り、2018年以降の大会はすべて40代レーサーが優勝。初出場初Vも複数例あることから、同大会における”ルーキー選手”は要注目です。

また、この大会には毎年SGクラスで活躍中の選手も多数参戦していますが、2020年Vの村田修次、2022年Vの上平真二はともにSG優勝なし。SGタイトルの有無は気にしなくて良いかも。

スタート展示のチェックは不可欠

PG1マスターズチャンピオンとは?スタート展示のチェックは不可欠

昭和~平成の時代に激しいコース争いを経験してきたベテランたちが多数参戦。よって、容赦ない前づけで進入が読めないレースも多く、予想難易度の高いレースが多い印象。

前づけによって枠なり進入が崩れるのはマスターズチャンピオンならではの光景。

スタート展示のチェックを欠かすことなく、起こしの位置やスリット後の動きなども参考にしながら1マークの展開を予想しましょう。

本命党の場合、前づけレースは無理して参戦しないことをおすすめします。

期末を意識しながら走る選手も多い

マスターズチャンピオンが開催されるのは、毎年4月中旬~下旬にかけて。その為、5月の期末を意識した走りにシフトする選手もいます。

激しいレース展開が目立ち、不良航法や失格が多いのもマスターズチャンピオンの特徴。

予選落ちした選手の出走調整(1回希望)も多く見られ、勝率ボーダーだけでなく「事故率が危ない選手」「F持ち選手」の動向はチェックすべし。

悪条件が揃っている選手は思い切って外した方が無難かも。

まとめ

PG1マスターズチャンピオンは、他のタイトル戦とひと味違った大会です。

正直、競艇のセオリーが通用しないレースも多々あるので、異変を感じたら”見”を推奨。どうしても参戦した場合は、ベット額を下げるなどしてリスクヘッジしてください。

最後に、豊富な経験に裏打ちされた技の攻防を楽しみながら、レベルの高い舟券予想にチャレンジしてはいかがでしょうか。

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