2024年10月11日、桐生で開催された周年記念(赤城雷神杯)において、優出1号艇からイン逃げで優勝。デビュー通算2度目のG1制覇を達成した。
優勝賞金1200万円を獲得し、大会終了時点の賞金ランキングは23位(約5600万円)。
2023年はG1初制覇含む年間5勝を挙げ、自己最多となる5936万円(賞金ランキング38位)を獲得。
飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進中の「新開航」。
覚醒年となった2022年は、最多優勝(年間10勝)&最多勝利を獲得。そして、同年のグランプリシリーズにSG初出場、さらに翌年の常滑ダイヤモンドカップでG1初制覇を成し遂げました。
現時点でSG優勝のみ果たせていませんが、近いうちに頂点に立つ日が訪れるはず。
そこで今回は、次世代のエース「新開航」について、噂される八百長疑惑をはじめ、結婚した嫁さんなどまとめて解説していきます。
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新開航とは?
新開航は福岡県出身、福岡支部のボートレーサー。
少年時代は野球に励み、レギュラーとして全国大会優勝、さらには香港開催の世界大会に出場。
高校卒業後、国立の宮崎大学に進学。しかし、118期の養成所試験に合格すると、卒業を待たずして養成所への入所を決意。1年間の厳しい訓練を終え、2016年5月にデビューを果たす。
新開航の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 新開航(しんかいわたる) |
登録番号 | 4932(118期) |
生年月日 | 1996年2月12日 |
身長/体重 | 165㎝/51㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2016年5月22日 |
新開航の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページをご確認ください。
競艇選手を目指したきっかけ
2023年3月のインタビューで以下のように話しています。
競艇をはじめて知ったのは小学生時代。競艇選手になりたい知人がいて、そんな職業があるんだなぁと。真剣に志すようになったのは、高校生になって将来のことをを考え出した時。
運動が好きで体型もピッタリと思って。ただ、両親には反対されて、とりあえず大学には行ってほしいと。
大学には進学したけどレーサーへの思いは変わらず、1回目の養成所試験で合格した。
ちなみに、試験に合格したことを伝えたら、両親揃って応援してくれたそうです。
師匠は不在だが”筑豊軍団”に所属
新開航に師匠はいませんが、福岡支部を中心に形成されたペラグループ「筑豊軍団」に所属しています。
デビューしてからは中村真さん、瓜生正義さんら筑豊軍団の方々に面倒を見ていただいています。
筑豊軍団といえば、リーダー格の「瓜生正義」をはじめ、女子界トップクラスの人気者「大山千広」らが属する一大派閥。そうした名選手が周りに沢山いるので、師匠なしでも困ることはないのでしょう。
同期(118期)の注目選手
新開を除いて最も注目されているのが、G1で4度の優出を果たしている「宮之原輝紀」。イケメンの容姿も相まって、ボレジョ人気は同期トップクラスの選手です。
その他、同期最速でG1覇者となった「栗城匠」、同じくG1を制した「板橋侑我」、実力派の女子レーサー「小芦るり華」など、今後が楽しみな若手がずらり。
成績はこれからですが、美人レーサー「戸敷晃美」も118期生。2020年に結婚しちゃったけど…
新開航の父親もレーサーなの?
新開航をGoogleで検索すると「父」という予測ワードが表示されます。
一見、父親もボートレーサーなのか?と思ってしまいそうですが、新開航の父親はボート界と関わりのない人物です。
なぜ予測に出てくるかは不明。たまたま表示された「新開航 父」がクリックされまくり、Googleの検索ロボットが勘違いしているのかも。
いずれにしても、新開に姻戚関係のあるレーサーはいません。
新開航の八百長や不正受給問題
ファンが一番気になっているであろう「八百長の噂」。事実だったら大変なことですが、はたして真相とは?
なぜ八百長疑惑が存在するのか?
2が飛ぶのを予想してってガチで思いっきり飛んだわw新開航八百長だわ
— みーも@越後の神童 (@fgo73549917) July 2, 2020
SNSには上記のような投稿が散見されますが、どれも根も葉もない情報ばかり。ネット上ではそうした噂が独り歩きし、事実かのように広まっているだけでしょう。
そもそも、投稿した人間は舟券が外れた腹いせに「八百長」と比喩しただけかと。
新開航はそんなことをしなくても同じぐらい稼げる実力者。本人が一番理解しているので、現段階でヤオする可能性はほぼゼロ。
西川昌希が実際に逮捕されており、100%やってないとは言い切ることはできないけど…
不正受給で3ヵ月の出場停止処分
八百長はやってないことを前提に、過去には疑われてもおかしくない不正行為を働いています。
2021年に発覚した持続化給付金の不正受給問題。
新型コロナと無関係だったにも関わらず、全ボートレーサーの約12.5%にあたる215名が不正に助成金を申請した事件です。
新開航はその詐欺行為に加担した1人。そして、大金を稼いでいるはずの「井口佳典・中村亮太・宮地元輝」といったA1級レーサーまでもが不正していたのです。
当然、応援していたファンたちの怒りは最高潮に。
準優でドカ遅れ2コースから握ったり、インで30スタート切ったり、道中頭から4着になったり、不正受給したりと、ファンの口減らしに余念がない新開航選手が、たった今「準優でインをとられ」ました。
— 実家が破産した元ホテヘル従業員 (@ash_philosophy) April 30, 2021
不正受給の新開航さん今日から復帰ですか
— ライズさん (@rise_momo) August 5, 2021
お疲れ様でーす
正直、新開が八百長をしているとは思っていません。しかし、一度でも不正した人間を信用できないのは仕方のないこと。
そのイメージを払拭するには結果で示す他ないと思います。
新開航の結婚・嫁・年収など
ダークな話の後で申し訳ないですが、新開航のプライベートを紹介していこうと思います。
一般の美人女性と結婚
2022年4月10日、福岡支部の先輩「柴田友和」のインスタにて、新開航の結婚式に出席した写真が公開されました。
業界的にボートレーサー同士の結婚率が高い中、新開の妻となったのは一般女性。ちゃんと写っている写真はないものの、スタイルの良い美人さんであることは間違いなしw
また、結婚式には多数のボートレーサーたちが出席。
艇界トップの人気者「羽野直也・大山千広」や、師匠みたいな存在の「瓜生正義」など、競艇ファンにとっては豪華すぎる顔ぶれが勢揃いしてますね!
新開選手、結婚おめでとう!もう悪さはしちゃダメですよw
新開航の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | 55,940,000円 | 23位 |
2023年 | 59,374,000円 | 38位 |
2022年 | 50,479,000円 | 50位 |
2021年 | 23,979,000円 | 339位 |
2020年 | 29,639,200円 | 194位 |
2019年 | 21,180,000円 | 410位 |
2018年 | 15,810,000円 | 616位 |
2017年 | 11,120,000円 | 958位 |
2016年 | 3,530,000円 | 1518位 |
デビューした2016年からの年収(獲得賞金)です。
デビュー3年目で既に2000万円以上の賞金を稼ぎ、2022年以降は5000万円超え。30歳に満たないルーキーだと思うと、稼いでいる年収がいかに凄いのか理解できるはず。
直近の調子はさらに右肩上がりですし、1億円プレーヤーになるのはそう遠くない気がします。
趣味は釣り・ヨガ
蒲郡公式のYoutube「勝ガマ」に出演した時の動画。
このインタビューを受けた当時に、同期に誘われて「筋トレに近いヨガ」を始めたそうです。
それ以外の趣味で情報があったのは「釣り」。中野晃さんという釣り仲間と海へ出ている写真がアップされていました。
余談ですが、この写真を公開している「中野晃」さん、ボートレーサーの知人が多すぎ(笑)SGレーサーの「山口剛」ともゴルフに行くほど親交があるっぽい。
デビューから現在までの成績
新開航がこれまで歩んできた道のりを辿っていきます。
デビュー4走目で初勝利!2連単は驚愕の57万舟
自身初の水神祭(初勝利)を達成したのは、2016年5月24日に開催された芦屋一般戦。
スロー3艇が大きく凹み、ダッシュの磯村匠が内へ絞っていく展開。内側がごちゃついている隙を冷静に差し、デビュー3日目のド新人がまさかの1着。
当然ながら、人気薄の決着で3連単は特大万舟(226,310円)となりますが、驚くべきは2連単の配当。
3連単よりも高い「579,900円」。
2連単の売上が少ないことを考えると、6-4を購入していたのは1人。的中した人は新開のことを一生忘れないでしょうねw
実は、2連単でさらに上をいく配当が出ています。気になる方は以下の記事をご覧ください。
大外からまくり差しで初優勝(2018年1月)
デビュー1年8ヵ月目にして、地元芦屋で悲願の初優勝を達成。
6戦3勝で予選を突破すると、準優も2着に入り自身2度目の優出を果たします。迎えた優勝戦は、インコース「岡村慶太」が断然人気の一戦。1-2-34のオッズは5倍以下という状況。
堅い決着になるかと思いきや、4カド藤田靖弘が好スタートからまくりを敢行。内側が混戦となる中、狭い隙間を狙ったまくり差し!
これが見事に決まり、デビュー初Vと共に9万舟の高配当を演出することに。
初勝利は57万舟、初優勝はほぼ10万舟。新開航というレーサーは高配当の運び屋なのかもしれませんねw
2022年は最多優勝&最多勝利
開催月 | レース | 決まり手 |
---|---|---|
1月 | 戸田ルーキーシリーズ | 抜き |
2月 | 尼崎選手権競走 | 逃げ |
3月 | 平和島ルーキーシリーズ | 逃げ |
4月 | 唐津つつじカップ | 逃げ |
5月 | 児島レディース&ルーキー | 逃げ |
6月 | 若松選手権 | 差し |
7月 | G2芦屋モーターボート大賞 | 恵まれ |
9月 | 鳴門ヴォルティスカップ | 逃げ |
10月 | 唐津ルーキーシリーズ | 逃げ |
10月 | 若松ダービー | 逃げ |
2022年の新開航は毎月のように優勝を飾って「最多優勝回数」のタイトルを獲得。さらに、年間通して1着を獲りまくったことで「最多勝利」のタイトルまで。
- 新開航 :125勝
- 益田啓司:113勝
- 山崎郡 :110勝
- 石倉洋行:104勝
- 宮地元輝:103勝
一般戦中心だったとはいえ、控えめに言ってヤバすぎる実績。特に10回を数える最多優勝の記録は、SGレーサーでも到達するのは至難の業。
その記録をデビュー10年に満たない若手がやってのけるとは…
2022年の活躍を見た競艇ファンなら「八百長はやってない」と感じるのでは?
2023年常滑ダイヤモンドカップでG1初制覇
驚異的な成績を残した2022年。その流れを引き継ぎ、勝率7点台・優出12回・優勝4回と好調で迎えた2023年11月の常滑ダイヤモンドカップ。
初日から好モーターを活かし、6戦3勝の活躍で予選を3位通過。準優も難なくイン逃げを成功させますが、上位2名(土屋智則・平本真之)が敗退。これにより、まさかの優出1号艇が舞い込みます。
3コースより外は全員SGレーサーとなった優勝戦。
馬場貴也に人気が集まる一戦となった中、新開は好スタートから他艇を寄せ付けない走りで快勝!
デビュー8年目、G1優出3回目にして初のビッグタイトルを手にしました。
エース級の60号機だったとはいえ、SGレーサーたちと同等に戦い抜いた新開航。今節の走りを継続できれば、最高峰のSGタイトルに手が届く日はそう遠くないかも。
次世代のエースを呼ばれているだけある!今後どのような実績を残すのかマジで楽しみ!
まとめ:SG制覇はいずれ達成しそう
まだ気が早い目標かもしれませんが、新開航は競艇最高峰のSGで頂点に立てる実力者だと感じています。
2022年の活躍がマグレでないことを証明するかのように、2023年も現時点で優勝4回。トップレーサーにも競り勝っているので、重賞の斡旋が増えれば獲得賞金は大幅にアップするはず。
早ければ2024年あたりにSG・G1初優勝、グランプリ本線に選出されているかも!
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