2024年に覚醒した「佐藤隆太郎」。
2025年3月の若松クラシックでSG初優出&初優勝の快挙を成し遂げ、長らくSGタイトルから遠ざかっていた東京支部に待望の新星が誕生しました。
元高校球児から競艇界に飛び込み、一般戦でコツコツVを重ねて一気にスターダムへ。
そこで今回は、ダンディーなヒゲも話題になっている佐藤隆太郎について、SGVまでの軌跡をはじめ、プライベートも丸ごと解説します。
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佐藤隆太郎とは?
佐藤隆太郎は東京都八王子市出身、東京支部に所属する115期ボートレーサー。
本人曰く、長所は楽観的なところ、短所はせっかちなところ。競艇選手の魅力は「良くも悪くも目に見えて結果に出る。自分次第でどんどん上を目指していけること」だと語っています。
佐藤隆太郎の公式プロフィール
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名前 | 佐藤隆太郎(さとうりゅうたろう) |
登録番号 | 4847(115期) |
生年月日 | 1994年5月7日 |
身長/体重 | 166cm/55kg |
出身/所属 | 東京都/東京支部 |
デビュー日 | 2014年11月5日 |
佐藤隆太郎の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
センバツ優勝校の元高校球児(山梨学院)
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佐藤隆太郎は山梨学院付属高校野球部の元高校球児。
2023年時のポジションはセカンド。そして、同校初のセンバツ初優勝に導いた実績があり、プロ野球選手になることを目標に鍛錬を続けました。
プロの夢は叶わなかったものの「視野を広く持って、色んなことに気付き、気遣いをすること」を学んだという。
高校野球の経験は競艇選手の日々にもしっかりと生かされているようです。
競艇選手を志したきっかけ
小学生の頃から祖父によく競艇場へ連れて行かれたという佐藤隆太郎。ずっと選手になれと言われ続けていたことで、徐々に“かっこいい”という思いが芽生えてきたらしい。
そんな中、競艇界へ進むきっかけをくれたのは、祖父以外にもう1人、佐藤の叔母にあたる元レーサー「飯倉郁子」さんの存在が大きかったとか。
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郁子さんの所属は56期。つまり、女子現役最年長のグレートマザー「日高逸子」と同期選手。肉親に競艇選手がいたこともきっかけの1つとされています。



飯倉郁子さんは1995年12月31日、くも膜下出血により30歳という若さで亡くなりました。
やまと競艇学校時代の成績


2回目のチャレンジで試験に合格し、2013年秋に115期訓練生となった佐藤隆太郎。
訓練中の落水回数は同期の中で断トツだったそうですが、それでも教官からの評価は「訓練後期に急激に伸びた。スピード・キレ・スタートの3拍子が揃った存在。即戦力として期待大」と高いものでした。
養成所リーグ勝率は7.58の好成績。7戦中5回の優出を果たし、卒業記念競走でも優勝戦に進んでいます。



115期卒業記念競走は「野中一平」がチャンプに輝いた。


同期(115期)の注目選手
115期で注目の選手は、2024年BBCトーナメントなどG1優勝4回の「関浩哉」と、九州地区選手権V2の「仲谷颯仁」。
その他、養成所チャンプの「野中一平」や、2024年に一般戦9Vを記録した「豊田健士郎」もA1級で奮闘中。女子ではA1級初昇格を果たした「前田紗希」に期待がかかります。



個人的に115期で推しえてるのは「深尾巴恵」ちゃんw
師匠は東京支部93期「長田頼宗」


佐藤隆太郎の師匠は、同じ東京支部に所属する93期レーサー「長田頼宗」。
2015年グランプリシリーズでSG初優勝。地元平和島の記念タイトルも2018年に獲得しているトップレーサーの1人です。
佐藤が新人時代、支部の先輩だった長田からプロペラ・レースの戦い方・メンタル管理など、様々なことを教えてもらったことが弟子入りのきっかけ。
また、長田も過去に「自分の経験を伝えていきたいし、お互いに成長できれば」とコメントしていましたが…
弟子のSG優勝後、自身のXには短いながらも感慨深さが読み取れる書き込みが。




毒島誠からのお祝いコメントにも「泣きそうになりますよね」と、弟子の大仕事に喜びを隠しきれない様子w



とても良い師弟関係を築けているんだろうなぁ
佐藤隆太郎の結婚や嫁・ヒゲ面・年収など


プライベートについては多く語らない選手。
ただ、そんな中でもいろいろ知れたので、家族や趣味、そしてファンが気になる「ヒゲを生やすようになった理由」も含めて紹介します。
佐藤隆太郎の結婚・嫁は?
結婚や交際相手に関していろんな憶測はありますが、決定的な情報は一切なし。また、SNSに異性を匂わせる投稿もないため、独身の可能性が高いかもしれません。
とはいえ、モデル級のルックスを持つイケメンであるうえ、一般男性と比較すれば超がつくほどのお金持ち。言い寄ってくる女性は絶えないと思うので、仮に未婚であれば“独身貴族”を楽しんでいるのでしょうw
SGレーサーの仲間入りを果たしてメディアの注目度も急上昇中。どんな女性が佐藤のハートを射止めるのか?


趣味は「旅行・スポーツ観戦」など


トップルーキー時代の趣味は「DVD鑑賞・スポーツ観戦」。音楽は中島みゆき、読書は村上春樹にハマっていると回答していましたが、ここ最近のSNSを見る限り「旅行」が一番のように感じます。
国内だけでなくニューヨークやニュージーランドなど、世界中を飛び回っている様子がアップされています。中には「スリランカに行く予定が飛行機の日にち間違えて沖縄に」と書かれた投稿も。
ケタ違いに稼ぐ競艇選手らしい、一般人には考えられない自由なオフを過ごしているようです。
ヒゲ面になった理由は「スペイン人に憧れて」


佐藤隆太郎がヒゲを蓄えはじめたのは2023年6月頃。旅行でヨーロッパを回っていた時、立ち寄ったスペインで現地男性を見て「カッコいいな」と思ったのが理由です。
凛々しいヒゲ面に感銘を受けたことから「ついマネをしたくなって」思い切ったイメージチェンジ。スペイン人に影響されたワイルドな風貌はなかなか板についていますね。
佐藤隆太郎の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2025年 | 58,900,000円 | 1位 |
2024年 | 45,800,000円 | 71位 |
2023年 | 33,820,000円 | 165位 |
2022年 | 26,640,000円 | 300位 |
2021年 | 20,940,000円 | 462位 |
2020年 | 21,830,000円 | 408位 |
2019年 | 24,500,000円 | 294位 |
2018年 | 17,510,000円 | 525位 |
2017年 | 14,380,000円 | 665位 |
上記の通り、A級にいても賞金面では全く目立っておらず、2023年まではSG1回の優勝賞金にも及ばない年間の稼ぎでした。
そんな中、一般戦7Vの2024年は4500万円超え。そして、SG初制覇を達成した2025年は、3月末時点で既に5000万円超えという状態。
近年まれにみる“覚醒ぶり”を見せている選手の1人でしょう。


佐藤隆太郎のSNS(インスタ・X)
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更新頻度はあまり高くありませんが、その中でも投稿数が多いSNSはインスタグラム。競艇関連の情報をはじめ、旅行先での画像もたくさん載っています。
Xは2021年頃までよく更新されていました。レースの報告や師匠をはじめとした他選手のリポストが中心です。
デビューから現在までの実績
佐藤隆太郎は2014年11月5日、地元多摩川競艇場の一般戦でデビュー。初戦は5着でしたが2日目と最終日で3着に入る健闘を見せました。
ボートレーサーとしての目標は「この業界で1番になること」。デビューからSGを制して”業界No.1”をつかむまでの道のりをご紹介します。
2015年2月の桐生一般戦で初勝利
デビュー2節目以降も必ず1回以上は舟券に絡んで善戦を続けた佐藤隆太郎。待望の初勝利は2015年2月の桐生一般戦最終日です。
6コースからのスタートはまずまずのタイミング。しかしコンマ0台で抜け出した4~5コースの2艇が1マークをかき回す展開に。最内にスペースを得た佐藤は差しを入れて抜け出し1着。
デビューから3ヵ月、54走目でうれしい1着水神祭となりました。
2016年9月の住之江一般戦で初優出
デビュー2期目にB1級へ上がった佐藤隆太郎。しかし2015年後半から荒いレースが続いてFや失格を連発し、B2級へ逆戻りとなってしまいます。
2016年に入ってからは徐々に走りが安定して成績も再び上向きに。初優出は9月の住之江でした。
外コースの進入ながら予選で3連対を記録。準優は4コースからコンマ06のトップスタートを決めて2着優出。初の優勝戦は白井英治、萩原秀人などトップレーサーとの戦いでしたが、6コースから3着と大健闘。自らの大きな成長につながる結果を出しました。
2017年3月の多摩川一般戦で初優勝
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佐藤隆太郎は進入コースを全解禁した2017年も調子は右肩上がり。慣れないイン戦ではやや苦戦したもののセンターから外の攻めで強さを見せ、3月の多摩川一般戦で2度目の優出を果たします。
当時多摩川のフレッシュルーキーで当場あっせんが多かった佐藤にとっては地元で初Vのチャンスが到来。
4コースからコンマ07のトップタイミングで先手を取ると豪快にまくって1マークで先頭へ。そのままゴールまで後続を抑えて1着。
デビュー2年4ヵ月、加藤翔馬と仲谷颯仁に続く同期3番目の初優勝を達成しました。
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2024年丸亀クラシックでSG初出場


2018年には特に優秀な若手が選ばれる「トップルーキー」の1人となった佐藤隆太郎。
2020年は関東地区選手権と多摩川周年で優出。記念レーサーとも互角に戦える実力を身につけていきます。
2024年には8月の丸亀SGクラシックに多摩川競艇場推薦で初選出。未勝利ながら手堅く着をまとめて健闘するも、4日目の落水失格が響き予選通過はならず。
その後、10月の戸田ダービーでは2日目にイン戦を制してSG初勝利。年末の住之江グランプリシリーズにも出場を果たし、SG常連への足掛かりをつかみました。
一般戦7VでSGクラシック出場へ
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佐藤隆太郎の2024年はSG初参戦だけでなく、一般戦での大暴れも目立った年。G1関東地区選手権を合わせると年間15回の優出を記録し、半分の7回で優勝を果たします。
イン逃げだけでなく、2コース差し・4カドまくりなど、幅広い攻めでVを重ねた点は見逃せません。
こうした活躍により、翌2025年3月のSGクラシック出場権を獲得。6月に3コースから道中逆転で優勝した若松に、今度は最高峰のSGで挑むことになりました。
2025年若松クラシックでSG初優出&初優勝
2連対率29%ながらケタ違いの伸び足で”隠れエース機”として注目された若松の30号機。これを引き当てたところから佐藤隆太郎の快進撃が始まります。
初日のイン戦をしっかり勝ち切ると、2日目は4カドまくりで連勝。その後も大崩れなくまとめて「11422」の予選1位通過。
準優はターンマークに舳先をぶつけながらも機力の後押しで後続を振り切り1着。


初のSG優勝戦がいきなり1号艇(1コース)という重圧も、コンマ08のトップスタートで跳ねのけ見事1着でゴール。


デビュー10年4ヵ月で同期一番乗りのSGタイトルを手中に収めました。
まとめ
SGクラシック優勝後のインタビューで「ずっと東京支部は・・・と言われているのを見てきたので、どうにかしたいなという気持ちはあった」と話した佐藤隆太郎。
東京支部のSG制覇は、2021年オーシャンカップの濱野谷憲吾以来3年8ヵ月ぶり。ビッグタイトルに恵まれなかった支部全体にとっても大きな刺激になったはずです。
今後の目標は「毎年グランプリに出場できるレーサーになること」。
SGタイトル獲得を大きな自信にして、東京出身選手が成し得ていない”グランプリ制覇”に届くかどうか、今後の活躍に期待しましょう!
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