2024年11月初旬、西川昌希の八百長事件をはじめ、給付金の不正受給など、数々の不祥事を重く見た国交省から業務停止(全レース停止)の可能性が伝えられた。
以前から八百長際が浮上していた「村上純・江崎一雄」。
村上は24年5月1日に引退届けを提出。そして、江崎は2024年3月21日頃に自信のSNSで引退を表明。いずれも引退理由については公表されていない。
競馬に次いで人気のある公営ギャンブル「競艇(ボートレース)」。
最大6名の選手が性別や年齢に関係なくぶつかり合い、水上の格闘技とも呼ばれる白熱したレースが展開されます。
ここ数年は有名芸能人のテレビCM出演や、競艇系YouTubeチャンネルの影響によって利用者が急増。低迷していた売上も急回復し、これ以上ない良い状況に思えますが…
2020年1月、まさかの「八百長による逮捕者」が出てしまいました。
この記事では逮捕された「西川昌希(にしやままさき)」の事件と、ネットで話題となっている怪しい選手について触れていこうと思います。
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西川昌希の八百長事件
2020年1月、競艇ファンに衝撃的なニュースが報じられました。贈収賄事件、いわゆる「八百長」です。
競艇選手が不正な順位操作の見返りに賄賂を受け取ったとされる贈収賄事件で、名古屋地検特捜部は28日、新たに18レースで不正が行われ、計3425万円の賄賂の受け渡しがあったとして、元競艇選手の西川昌希容疑者(29)をモーターボート競走法違反(競走の公正を害する行為、収賄)の疑いで、親族の増川遵容疑者(53)=津市=を同法違反(同、贈賄)容疑で再逮捕し、発表した。
出典:朝日新聞デジタル
なぜこのような不正行為をしてしまったのか?
選手だった頃のプロフィールをはじめ、西川昌希が八百長を働いたレース映像、逮捕後に出版された暴露本などについて解説していきます。
刑務所から出所した西川昌希については以下の記事をご覧ください。
西川昌希の選手プロフィール
公式画像 | |
名前 | 西川昌希(にしやままさき) |
出身地 | 三重県津市 |
登録番号 | 4559(104期生) |
生年月日 | 1990年2月26日 |
身長/体重 | 166㎝/52㎏ |
西川昌希は、三重県津市出身の元ボートレーサー。
両親が離婚後、指定暴力団「弘道会」幹部組員(親族)の元で育てられます。
中学生時代にはスロットや競輪、さらには闇カジノ(ポーカー)に明け暮れ、大人になったらヤクザになると思っていたようです。
しかし、預け元が殺害事件への関与で逮捕されたことをきっかけに、その時たまたま知ったボートレーサーの試験に合格。2009年に卒業して津競艇場からデビューを果たしました。
デビュー後は着々と実績を重ね…
- 優勝回数:12回(全て一般戦)
- SG出場:1回(1着1回)
- G1~G3:出場49回、優出4回
- 通算勝率:5.74
- 生涯獲得賞金:1億7455万円
一般戦とはいえ、優勝回数が12回というのは凄いこと。実力および実績だけ見れば、紛れもなくトップ層のボートレーサーと言えるでしょう。
ただ、これから紹介するレース以降、八百長の実態が明らかになっていきます。
八百長が発覚した実際のレース映像
事件が発覚したのは、2019年7月2日にびわこで開催されたレース。西川昌希は2号艇でこのレースに出場していました。
まず一つ目のありえない行為は「1マークで直まくりを選択」したこと。
半艇ほど先行していたなら分かりますが、以下のスタート情報が示す通り、どう考えても差しハンドルに構えるのが通常の攻め方です。
二つ目は「2週1マークの急減速」。
直まくりに関しては判断ミスと言われればそれまで。しかし、この減速は順位操作の八百長と疑われてもおかしくない行為。
転覆艇がいるからといって、レース中にこれほど渋滞するような状況にはなりません。
結局この件で捜査が入り、2020年1月8日に西川昌希は八百長によるモーターボート競走法違反で逮捕されました。
その他の八百長疑惑レースは、Youtubeで検索すれば沢山ヒットします。
逮捕後に判明した西川昌希の八百長行為
逮捕後に判明したことですが、選手宿舎に連絡専用のスマホを持ち込みしていたようです。
レースの枠番が決まった直後に親戚へ連絡し、八百長の計画を企てていたことが発覚。また、西川昌希は共謀者から現金300万円を受け取っていたことも明るみになっています。
しかも、西川昌希の犯行はこれだけではありませんでした。
2019年1月22日から9月21日にかけて、なんと18レースも着順操作の八百長行為を行っていたのです。その八百長によって受け取った報酬は合計で3425万円。
2020年1月28日に西川昌希は再逮捕され、共謀した親戚も逮捕されました。明るみになった金額を含め、競艇史上最悪の八百長事件といっても過言はないでしょう。
ちなみに、2020年10月21日に言い渡された判決内容は…
- 【西川昌希】懲役3年、追徴金3,725万円(求刑懲役4年・追徴金3,725万円)。執行猶予はなく実刑。
- 【共犯者】懲役3年、罰金1,100万円(求刑懲役3年・罰金1,100万円)執行猶予5年の判決。
執行猶予はつかず、約3年間は刑務所に収監。追徴金を払うお金なんて残ってないでしょうね。
競艇と暴力団「八百長レーサー」の暴露本を出版
西川昌希の八百長は競艇界に大きな衝撃を生みましたが、それにも増して話題となったの「競艇と暴力団「八百長レーサー」の告白」という暴露本。
この本を読んで最も印象的だったのは…
- 他の競艇選手も八百長をやっている
- 逮捕された以外の不正にも共犯者がいる
- 誰が、いつ、どのレースで八百長をしたか具体的に証言できる
購入前の人に迷惑となるのでネタバレは控えますが、嘘とは思えないダークすぎる実態が記されています。
事実かどうかは置いといて、ボートレース協会の隠蔽体質に関しては、競艇ファンが読むとガッカリしてしまう内容ばかり。
ある意味、競艇ファンなら読む価値はあると思います。
八百長ができるような体制になっていることが一番の問題点ではないのか…
「共犯選手、多数の不正を知っている」という暴露は事実?
正直、現段階では事実なのか?それとも注目されたいがための虚偽なのか?いずれも確証に繋がる情報は出ておりません。
そのうえで仮に事実であれば、共犯者は毎日怯えながら生活しているはず。
そして、西山氏のバックにはヤクザが潜んでいることも十分あり得るので、刑務所を出所後、バラさない代わりに金銭を要求される可能性はあるでしょう。
まぁ、仮に共犯者がいた場合、仲間の選手、競艇ファンたちを裏切った罰は受けるべき。ヤクザに脅されるのは怖そうですが、自業自得としか言えませんね。
競艇の八百長で引退&怪しい選手
過去に起きた「八百長疑惑のある事件」について紹介します。
【江崎一雄】意図的にドカ遅れ?
自身のSNSで引退を示唆していた「江崎一雄」。2024年3月に選手ページが削除され、過去の疑惑レースがここに来て注目されています。
上記動画で特に怪しいのは1発目のレース。江崎ほどの実力者ではあり得ないスタートに、断然人気だったインから飛んで「164.1倍」という不可解なオッズ。
飛ぶことを知っている関係者がぶっ込んだ?と思われても致し方ないレースです。
2024年3月に引退。裁判も考えたけど、資金面で難しかったらしい。
【中村亮太】通常ではあり得ない異常オッズ
2021年に下関で開催された一般戦。
フライングを2本持っていたものの、A1級「中村亮太」のイン逃げが堅そうな番組。しかし、コンマ14のスタートを決めた中村は着外となり、6コースの杉山勝匡が1着になる大波乱に。
こうしたレースはたまに見かけますが、通常ではあり得ない異常オッズが八百長疑惑に繋がっていきます。
本来、F2であっても格上のA1級なら2着、3着目は売れているはず。ただ、このレースの配当は「中村亮太のみ全く売れていないオッズ」だったのです。
以下は払戻金。
10万舟になってもおかしくない着順であったにも関わらず、3万舟をも下回る低配当。”たまたま”では片づけられないような気も…
この八百長疑惑は2023年1月頃から大炎上。詳しくは以下の記事をご覧ください。
中村亮太は2023年4月に引退
当初はあくまで”疑惑”でしたが、時間の経過と共に八百長の実態が暴かれていきます。
そして2023年3月31日、中村亮太は自ら引退届けを提出。4月7日にスポーツの報道で引退したことが判明しました。
引退理由はほぼ間違いなく八百長でしょう。しかし、競走会からその事実は公表されておらず、中村亮太も競艇界を去っただけで逮捕には至っていません。
ひょっとして、競走会はこのまま隠蔽するつもりなのか?もしそうだとしたら、かなり腐りきった業界と言えるでしょう。
【森秋光】2015年のぶっ込み疑惑
2015年に開催された徳山一般競争。
A1級「森秋光」のイン戦で、その他の選手はB1級以下。当然ながら、森を軸に据えた買い目から売れていったのですが、締切5分前あたりから異常なオッズ変動をしていきます。
以下は森秋光を含まない買い目の「締切10分前 or 5分前」のオッズです。
買い目 | 締切10分前 | 締切5分前 |
---|---|---|
234 | 208.7倍 | 84.0倍 |
235 | 515.6倍 | 104.9倍 |
236 | 999.9倍 | 228.8倍 |
324 | 250.4倍 | 86.7倍 |
325 | 461.4倍 | 97.3倍 |
326 | 730.5倍 | 204.8倍 |
423 | 265.6倍 | 100.5倍 |
425 | 337.1倍 | 120.1倍 |
426 | 487.0倍 | 202.9倍 |
締切時間が近づくにつれ、森外しの買い目は徐々に下がっているのが分かります。そして、このレースの結果は…
格下相手のイン戦において着外となったうえ、断然人気が飛んだのに万舟にもならない払戻金。誰がどう見たって”八百長をしていた”としか思えないレースでしょう。
結局、真実が明らかにならないまま引退してしまいましたが、9割以上の確率で不正が行われていたと思っています。
森秋光の八百長疑惑は以下の記事が参考になります。
【国光秀雄】大村競艇の不正プロペラ事件
1988年4月2日から大村競艇で開催された36周年記念競走。
事件は2日目の午後8時、大村市玖島二の県モーターボート競走会の選手宿舎内で起きました。
SG優勝経験もある「国光秀雄」が八百長レースを仕組むため、規定より50gも軽い不正なプロペラ加工。そのペラを複数の選手に渡し、レースを優位に進めていたことが発覚。
最終的に不正プロペラを手渡された選手は、そのプロペラを用いてレースで1着を取っています。
ただ、この選手の自供により、加工した選手と手渡した2人組の選手の計3人が逮捕され、前代未聞の事件へ発展。
この不正は日常的に行われていたようで、当時の競艇界隈で横行していた噂も。
現在は持ちペラ制度が廃止。プロペラはモーターと一緒に競艇場から貸し出される形となったので、不正加工による八百長はほぼ不可能といって良いでしょう。
八百長ではありませんが、No.1レーサー「峰竜太」もプロペラ調整を手伝って即日帰郷しています。詳細については以下をご覧ください。
【平田忠則】通信機器の持ち込み
競艇場および選手宿舎内に通信機器を持ち込むことはできません。これは選手が外部との連絡を取り、八百長に加担することを防ぐための規則です。
この規則違反に抵触した事件は、A1級レーサーとして活躍する「平田忠則」。
平田選手は妻と連絡を取るため、電子手帳を選手宿舎に持ち込んだことが発覚。12ヶ月間の出場停止処分を受けた過去があります。
正直、電子手帳の持ち込みだけで重過ぎる罰則にも思えますが、それだけ八百長への対策を厳しくしているのでしょう。
【藤原菜希】尼崎女子レース中の減速で騒擾惹起
2020年2月20日、尼崎競艇場で開催されたオールレディースデイ。「藤原菜希」選手が出走する9Rで事件勃発。
先頭を快走していた1号艇の藤原菜希でしたが、最終周回2マークから露骨に減速し始めて、あり得ないスピードでゴール。
明らかに不自然な減速であったため、八百長に加担した疑惑が浮上します。
レースを見る限り八百長はしていないでしょう。ただ、第335回褒賞懲戒審議会で「騒擾惹起(競艇の場合では八百長を連想させるような走行)」により12ヶ月間の出場停止処分を受けることに。
競艇のルールでは、先頭艇がゴールしてから30秒以内にゴールしない艇は失格となります。その為、エンストした5号艇の選手を失格にさせないため?という疑惑が向けられたのです。
また、業界を震撼させた「西川昌希の八百長事件」が起きたばかりの時期だったので、通常より厳しい処分になったのかもしれません。
女子戦は「互助会」と呼ばれることも。遠藤エミのようにSG制覇を目指し、自分でガッポリ稼げばいいのに…
なぜ八百長に手を染めてしまうのか?
競艇に限らず、ほぼ全てのギャンブルにおいて八百長は存在します。
計画する者、実行する者、または両方。そんな悪人たちは何を思って悪事を働いてしまうのか?八百長する人間の立場になって考察してみました。
メリットはお金のみ
八百長を行って得られるものは「協力者と分け合うお金」のみ。
ただ、100万円程度のお金でリスクは冒さないでしょう。おそらく、少なくても数百万円以上、時には1,000万円といった大金を詐取するはず。
競艇ファンならご存じの通り、実力があって人気があればあるほど、その選手の舟券は買われます。
仮に1号艇に元A1級レーサーの西川昌希がいて、その他はB1級だった場合、まさか着外になるとは誰も思いませんよね?
八百長はこういったレースで行われます。
当然、西川を除いた買い目はあまり売れないので、舟券に絡まなければ特大万舟は確実。その配当に厚く賭けていれば、500~1,000万円の払戻しは余裕でしょう。
たった数回の八百長によって1年分の賞金を稼げてしまい、さらにその裏金には税金が掛からない。抜け出せなくなる気持ちは少しだけ理解できます。
周りに1人でも止めてくれる人間がいれば違ったかもしれませんね。
デメリットは全てを失う。1度やったら終わり
年収を一瞬で稼げてしまう八百長。そりぁ、真面目に働くことが嫌になるのは当然ですし、楽してお金を手にすることが当たり前となるでしょう。
しかし、これこそ八百長を行う最大のデメリットだと思います。
バレてしまった場合、人生が終わることぐらいは理解していたはずなのに…。はじめは軽い気持ちで手を出したことで、抜け出せないところまで行きついたのかもしれません。
ここからはあくまで個人的な予想ですが、西川昌希が逮捕された今も、八百長をしている選手はいる気がします。
ひょっとしたらボートレース協会はその情報を入手済みの可能性だってある。西川昌希はそう匂わせる発言をしているので、出所後の発言には注視しておきます。
競艇の八百長でよくある疑問
ネットで競艇の八百長について検索すると、予想以上に様々なな疑問がヒットしました。その中から特に多かったものを紹介します。
ただし、回答している内容は個人の感想を含むので、全てが正しいとは捉えないでください。
競艇に八百長は蔓延している?
「西川氏の八百長は例外で、その他の選手はしていません!」
そう回答したいところですが、おそらく現時点で順位操作をしている競艇選手は複数いると思います。
A1級なのにインコースの勝率だけやたら低い選手や、レース観戦していて「え、なんでそうなったの?」と感じることは意外と多いです。
もちろん、それらが全て八百長とは言いませんが、何かしら関わっていてもおかしくない気がします。
犯罪者である西川氏を信用する訳じゃありませんが…
表沙汰になったのは初めてかもしれないが、決定的な証拠がなかったというだけで、水面下では常に不正はあったし、いまもある。検察はともかく、競走会はそのことをよく知っているはずだ。
出典:文春オンライン
この発言が真実だとすると、実態は真っ黒の可能性も。そうした悪人を排除する以外、これから先も八百長がなくなることはないでしょう。
なぜ八百長をしてしまう選手がいるの?
結論から言えば「お金」の欲に目が眩んでしまうから。
特にA1級ともなると2,000~3,000万円程度の年収となるため、生活水準も比例して華やかになっていくもの。
しかし、フライングなどで出場停止になることもあれば、全く勝てなくなる時期だってある。
「何としてでも稼がないと…」と思っている時に悪魔のささやきがあると、その甘い誘惑に負けてしまう選手がいてもおかしくありません。
どの選手でも八百長に加担できる?
できません。八百長をできる選手は「それなりの実力者」であることが絶対条件。
例えば、B2級で勝率3点台の選手が八百長をした場合、その選手がわざと負けてもオッズが跳ね上がることはありません。はじめから大して期待されていないので、八百長として成立しないのです。
最も八百長が成立しやすいのは、イン勝率の高いA1級が1コースに座り、その他は全てB級といったケース。
誰もがA1選手のイン逃げを予想する中、着外となれば万舟以上はほぼ確定。その順位を予め分かっていた共犯者はいとも簡単に大金を手にすることができます。
それと、八百長で大きく利益を出すには「投票総額の多いレース」がベスト。
投票額の少ないレースだとオッズが不自然なほど動いてしまい、見る人が見れば八百長を見抜かれてしまうので。
八百長を働くにも、舟券が買われる実績および人気がないと成立しません。
競艇における八百長の手口は?
競艇ファンならご承知の通り、圧倒的にインコースが有利な競技です。
その為、インから出走するレースで番狂わせをすることこそ、八百長をする人間にとって最も有効的な手口となります。
- 八百長は主にインコース出走時
- スタートを遅らせる
- あり得ないターンミスをする
意図的に高配当を出す場合、イン逃げを失敗するのが一番簡単な方法です。また、番組によっては2コースでも人気が集まるので、八百長しやすい枠番と言えるでしょう。
八百長ってどんな時にバレるの?
- 他選手からの内部告発
- オッズの不自然さに気づかれる
- 税務調査
身近で戦っている選手は八百長に気づいているはず。
意図的に順位を下げる走り方をすれば、他の選手にバレるのは時間の問題。正義感の強い選手であれば競走会および選手会に伝えてもおかしくありません。
ごく稀に、インコースが飛ぶことを分かっていたとしか思えない投票が行われます。決定的な証拠にはなりませんが、そういった投票が続けば疑惑の目は向けられるでしょう。
他には税務調査によってバレるケース。
納税額では考えられない買い物(家や車など)をしていたり、口座に現金がある場合、税務署から指摘される可能性はあります。
八百長レースは全額返金されるの?
返金されることはありません。理由は2つ。
- 払戻しをされた人間がいる
- 投票者の特定が難しい
仮に八百長レースだったとしても、競艇場は25%の控除率を差し引き、売上の75%を的中者に払戻ししています。
共犯者が不正に利益を上げているのは間違いないですが、順位操作のおかげで勝つ人も一定数存在するのです。
また、投票はテレボートだけでなく、競艇場や場外舟券場でも購入可能。外れ舟券をずっと持っている人なんていないので、投票者を完全に特定するのは不可能となります。
まとめ
西川昌希の八百長事件は氷山の一角。今後も不正は行われるでしょうし、我々はそのつもりで予想するしかないかもしれません。
正直、そういう奴がいると思うと凄くムカつきます。でも、勘ぐるだけ時間の無駄なので、怪しい選手が出場するレースは避けることをおすすめします。
コメントお待ちしてます!