今年も地区選の季節が到来!四国を皮切りに中国・近畿・関東・東海・九州と、2月中旬にかけて地区選が開催されます。
まずは先陣をきって2023年2月4日に開幕した鳴門の「G1第66回四国地区選手権競走」。
初日のドリーム戦1号艇は田村隆信。前節で吉田拡郎が立て直した36号機を引き当て、行き足や直線タイムは期待できる気配を感じます。
2号艇平高奈菜は30日のフライング休み明け。クイーンズクライマックス以来のレース復帰となり、レース勘には一抹の不安が残るかもしれません。
3号艇は林美憲。手にした26号機は平凡ですが、調整能力が高い選手だけに立て直してきそう。
4号艇には、直前の児島一般戦で初優勝を達成した中村日向が選出。ケガで欠場となった近江翔吾に変わってのドリーム選出で気合いも入ります。
ちなみに、2022年鳴門開催の四国地区選では優出3着。今シリーズも台風の目となる可能性は大です。
5号艇は島村隆幸。地元好走タイプで楽しみな存在ですが、あまり評価の高くない76号機をどこまで調整できるか?がカギとなるでしょう。
6号艇は重成一人。63号機は前節に西野翔太が出足を仕上げたモーター。ターン巧者の重成一人とフィットしそうな足色なので、決して軽視はできない存在と言えます。
そして2日目のドリーム戦メンバーがこちら。
今シリーズは全国のファンが注目している「菅章哉」も参戦。6号艇で出走する予定となっていますが、どこまで伸びを強化できているか?初日から気配が注目されます。
その菅章哉が2月3日に自身が運用するインスタグラムを更新。
とりあえずドリームは跳ね上げていく予定なので応援してください!
前回の四国地区選(鳴門)の戦歴を振り返ってみると…
コース | チルト | 着順 | |
---|---|---|---|
1日目 | 1コース | 0度 | 1着 |
6コース | 3度 | 1着 | |
2日目 | 6コース | 3度 | 6着 |
3日目 | 3コース | 0度 | 2着 |
4コース | 3度 | 4着 | |
4日目 | 2コース | 0度 | 2着 |
5日目 | 2コース | 0度 | 3着 |
6日目 | 5コース | 3度 | 4着 |
1コース | 0度 | 1着 |
全9走中、チルト3度で挑んだレースは4回。初日後半は大外6コースから一撃まくりにも成功しています。
近年、伸び一辺倒ではなく、状況に応じた調整を使い分けている菅章哉。
基本は枠なりのコースに入り、内側のスロー3枠で出走時はチルトを0に下げてバランス重視。ダッシュの4号艇より外側なら、チルトを3度に跳ねて一撃狙いの調整を行うことも。
ただ、モーターの仕上がり次第では枠番を無視し、チルト3度のセッティングで自ら外コースに出ることもある選手です。
今年はどのような調整でファンを魅了するのか?まくり屋「菅章哉」のレースから目が離せません!