2024年5月の多摩川SGオールスター。峰軍団からは峰竜太・山田康二・上野真之介・末永和也・定松勇樹が参戦し、予選トップ通過した定松がSG初優出にして初Vを飾った。
133期の安河内鈴之介が末永和也に弟子入り。
競艇界になくてはならない存在といえば、艇界のスーパースター「峰竜太」が率いる峰軍団の選手たち。
峰軍団とは、峰竜太の弟子をまとめたグループの総称。どの選手もデビュー期から活躍する逸材であり、峰の後継者にふさわしいトップレーサー集団です。
現在、軍団のメンバーは総勢13人以上。知って得することはありせんが、ウンチクの1つとして覚えておきましょう。
グループの長「峰竜太」については以下をご覧ください。良いこと、悪いこと全て知れます。
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峰軍団の相関図
現在、峰竜太の弟子は「山田康二・上野真之介・高田明・安河内将・安河内健・定松勇樹・野田なづき」の7人。
そして、山田康二の弟子「牧山敦也・常住蓮・小玉啓太」、上野真之介の弟子「横田貴満・末永和也」、末永和也の弟子「安河内鈴之介」がいるので、孫弟子を含めると峰軍団は13人。
峰竜太が直接指導する愛弟子
峰竜太の一番弟子は「山田康二」。既にG1を2度制している若手のホープで、SGでも優出を3度果たしています。
その他、兄弟揃って峰に弟子入りした「安河内将・健」。そして、師匠から”10年に1度の逸材”と言わしめた「定松勇樹」は、2024年オールスターでSG制覇を達成しました。
峰竜太の孫弟子
山田康二の弟子は「牧山敦也・常住蓮・小玉啓太」の3人。特に常住蓮の注目度は高く、デビュー2年目にしてA級昇格、G1初勝利を挙げています。
上野真之介の弟子は「横田貴満・末永和也」の2人。末永和也は2023年2月にG1初優勝を達成し、5000番台で中村日向に次ぐ快挙を成し遂げました。
峰軍団の選手プロフィール
峰軍団がいかに凄い選手の集まりなのか?各選手のプロフィールと実績を紹介します。
大よその年代が把握できるように、登録番号順で並べてあります。
山田康二(4500)
名前 | 山田康二(やまだこうじ) |
登録番号 | 4500(102期) |
生年月日 | 1987年12月26日 |
身長/体重 | 167cm/53㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:2回 G2:2回 G3:8回 一般:24回 |
師匠 | 峰竜太 |
師匠を除き、峰軍団の中では最も優秀な実績を残している「山田康二」。
デビュー節に初勝利を収め、そこから約3年で初優勝。2018年には地元唐津のG1ダイヤモンドカップを制し、SGでも4度の優出を果たしています。
しかし、2021年に競艇界を震撼させた「不正受給問題」に関わった1人。その行為を許せないファンも一定数いるようです。
上野真之介(4503)
名前 | 上野真之介(うえのしんのすけ) |
登録番号 | 4503(102期) |
生年月日 | 1988年2月25日 |
身長/体重 | 166㎝/53㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:2回 一般:31回 |
師匠 | 峰竜太 |
2008年5月にデビューした「上野真之介」。
2年目で初優勝を達成し、2011年後期にはA級昇格。現在に至るまでA級を維持しており、重賞タイトルは未達成ながらも安定した走りで信頼の高い選手です。
そんな上野は、22年2月にG1初優勝を果たした「末永和也」の師匠。末永がピットに戻ってきた際、上野が号泣している姿は感動的でした。
感動的なシーンを見ていない方はぜひ。ティッシュを用意してからご視聴くださいw
高田明(4624)
名前 | 高田明(たかだあきら) |
登録番号 | 4624(107期) |
生年月日 | 1985年4月23日 |
身長/体重 | 172㎝/52㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:1回 一般:6回 |
師匠 | 峰竜太 |
2010年11月にデビューした「高田明」。
2019年頃から急激に勝率を伸ばし、20年は2勝、21年も2勝する活躍を魅せます。ただ、それ以降に目立った実績を挙げることはできておらず、A2級・B1級を行ったり来たりしている状況。
たまたまかもしれませんが、師匠(峰竜太)と調子が連動しているような…
安河内将(4734)
名前 | 安河内将(やすこうちしょう) |
登録番号 | 4734(111期) |
生年月日 | 1989年10月27日 |
身長/体重 | 169㎝/51㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:7回 |
師匠 | 峰竜太 |
2012年11月にデビューした、イケメン兄弟の兄「安河内将」。
2017年に初優勝を達成して以降、一般戦を中心に活躍。2020年には自身初となるSGオーシャンカップに出場するなど、これからが楽しみな若手レーサーの1人です。
横田貴満(4949)
名前 | 横田貴満(よこたたかみつ) |
登録番号 | 4949(119期) |
生年月日 | 1992年11月5日 |
身長/体重 | 160㎝/52㎏ |
出身/所属 | 熊本県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 上野真之介 |
2016年11月にデビューした「横田貴満」。
デビューから約1年後に初勝利を達成。2022年前期2021年12月には初優出を果たすと、翌年からA2級に昇格。調子は大きく上向いているので、初優勝の日はそう遠くないかもしれません。
牧山敦也(4981)
名前 | 牧山敦也(まきやまあつや) |
登録番号 | 4981(120期) |
生年月日 | 1996年7月25日 |
身長/体重 | 161㎝/52㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 山田康二 |
2017年5月にデビューした「牧山敦也」。
初勝利まで約2年の月日を要し、今日に至るまで目立った活躍はしていません。ただ、勝率を5点台に乗せた2023年には初優出を達成。今後の活躍から目が離せません!
安河内健(5026)
名前 | 安河内健(やすこうちけん) |
登録番号 | 5026(122期) |
生年月日 | 1995年8月12日 |
身長/体重 | 172㎝/54㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:1回 一般:2回 |
師匠 | 峰竜太 |
2018年5月にデビューした、イケメン兄弟の弟「安河内健」。
デビュー2節目で初勝利を挙げ、3年目に初優勝。その後はF3などの試練を乗り越え、2023年にA1級初昇格。初めて出場したG1でも初勝利し、大化けする日はそう遠くないはず。
実力もさることながら、注目すべきはイケメンすぎるルックス!実績が伴ってきたらヤバい人気者になりそうw
末永和也(5084)
名前 | 末永和也(すえながかずや) |
登録番号 | 5084(124期) |
生年月日 | 1999年2月16日 |
身長/体重 | 174㎝/52㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:1回 G2:0回 G3:0回 一般:7回 |
師匠 | 上野真之介 |
2019年5月にデビューした「末永和也」。
養成所チャンプ&リーグ戦勝率1位の成績でデビューすると、7走目で水神祭を達成。その後、飛躍的に勝率を上げていき、2022年の末頃から才能が開花します。
10月にまくり差しで初優勝を達成。勢いそのままに乗り込んだ「若松G1九州地区戦」では、5000番台では2人目となるG1初優勝を果たしたのです。
”次世代のエース候補”といっても過言ではないでしょう!
野田なづき(5118)
名前 | 野田なづき(のだなづき) |
登録番号 | 5118(125期) |
生年月日 | 2000年7月19日 |
身長/体重 | 157㎝/45㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 峰竜太 |
艇界No.1のアイドルレーサー「野田なづき」。
男性ファンからの支持は絶大で、2019年11月デビューかつB級にして”G2レディースオールスター”に選出されるほどの人気者です。
注目度もさることながら、ここ最近はレーサーとしての実力も右肩上がり。2024年2月には地元唐津で初優出を果たすなど、峰軍団の名にふさわしい走りを披露しています。
美人レーサーランキングではトップランカーの彼女。どのような選手に育っていくのか非常に楽しみ!
定松勇樹(5121)
名前 | 定松勇樹(さだまつゆうき) |
登録番号 | 5121(125期) |
生年月日 | 2001年5月2日 |
身長/体重 | 167㎝/53㎏ |
出身/所属 | 福岡県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:1回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:8回 |
師匠 | 峰竜太 |
福岡県出身なのに、峰竜太への憧れが強すぎて佐賀支部に所属した「定松勇樹」。師匠からは”10年に1人の逸材”と言われるほどのルーキーです。
G1制覇した兄弟子「末永和也」と同様に、養成所チャンプ&リーグ戦勝率1位で卒業した逸材。
初勝利までは時間が掛かりましたが、デビュー3年で初優勝を達成。急成長を遂げた2023年は年間7勝、そして翌年のオールスターでは5000番台初のSG制覇を成し遂げました。
同支部のライバル「末永和也・定松勇樹」は、2人とも2年連続(23年・24年)トップルーキーに選出された成績優秀者。
常住蓮(5142)
名前 | 常住蓮(つねずみれん) |
登録番号 | 5142(126期) |
生年月日 | 2001年1月2日 |
身長/体重 | 160㎝/51㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 山田康二 |
2020年5月にデビューした「常住蓮」。
兄弟子の末永、定松と同じく、126期の養成所チャンプ&リーグ戦勝率1位で卒業した期待のルーキー。デビューから日が浅く優勝はまだですが、22年後期にはA級へ昇格する活躍ぶり。
恐ろしいスピードで成長し続けており、いつ勝ってもおかしくない実力だと思います。近い将来、間違いなくSG・G1の常連となるはず。
小玉啓太(5270)
名前 | 小玉啓太(こだまけいた) |
登録番号 | 5270(131期) |
生年月日 | 2001年3月25日 |
身長/体重 | 166㎝/53㎏ |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 山田康二 |
峰軍団で最も登録番号が若い「小玉啓太」。
兄弟子の常住蓮とはなんと中学の同級生!レーサーになったきっかけも常住が大きく関係しており、同じ師匠の下で共に戦っています。
2022年11月にデビューし、翌年9月に初勝利を達成。実績はこれからですが、成長するにはこれ以上ない恵まれた環境。才能が開花する日はそう遠くないでしょう。
安河内鈴之介(5330)
名前 | 安河内鈴之介(やすこうちすずのすけ) |
登録番号 | 5330(133期) |
生年月日 | 2003年12月15日 |
身長/体重 | 163㎝/54㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 G3:0回 一般:0回 |
師匠 | 末永和也 |
2023年11月にデビューした「安河内鈴之介」。
師匠”末永和也”に憧れボートレーサーとなり、支部違いで異例の師弟関係に。それだけ末永への思いが強かったのでしょう。
デビューから初勝利まで4ヵ月ほどかかりましたが、新人離れしたターン技術は紛れもなく本物!
養成所で指導にあたった原田富士男教官が「いずれ(早めに)出てくると思う」と話した通り、師匠や定松を超えるレーサーになる素質を秘めています。
まとめ
一番弟子の山田康二をはじめ、将来を有望視されたトップルーキーまで属する峰軍団。業界内を見渡しても、これほどの選手を抱える軍団はいないでしょう。
この先、どのような選手に育っていくのか?
肝心の峰竜太が不調なので少し心配ですが、SGの舞台で師弟対決が見れる日を期待して待ちたいと思います。
いずれにしても、峰竜太の完全復活を切に願う。峰以上にボート界を盛り上げることができる選手はいないので…
コメントお待ちしてます!
コメント一覧 (2件)
コメント失礼します。
興味を持って拝見させていただきました。
野田なづきちゃんの生年月日が違うような気がしてコメントさせていただきました。
間違っていたので修正しておきました。
ご指摘ありがとうございます!