2023年2月12日に開幕した若松「G1第69回九州地区選手権競走」において、23年トップルーキーにも選出された「安河内健」がG1初勝利を達成。
安河内健は1月からA1級昇格を果たし、G1参戦は今節が初。序盤は苦しんだものの、待望の瞬間が訪れたのは5日目。
1走目で2コースから差しを決めると、2走目のイン戦も難なく逃げて1着。4日目までの成績が嘘だったような走りを魅せ、同期では「畑田汰一・中村日向・中亮太」に続く4人目のG1勝利となりました。
レース終了後には恒例の水神祭。
水神祭には同時参戦していた兄「安河内将」をはじめ、同期の中亮太らも参加。投げ込んだ後は自らも飛び込み、安河内健のG1初勝利を祝福しています。
水面から上がってからの第一声は「寒いですww」。この日の気温・水温は9.0℃。凍るような寒さだったでしょうが、勝利者インタビューではその寒さを忘れるぐらい喜んでいる様子。
最初は調整がうまくいかずに、やっぱり調整を外せばこれだけ大敗するっていうのも記念の厳しさを味わった。逆に調整を合わせられれれば、こんな僕でも1着取れるという自信にもなったので、良い経験になっています。
隣でインタビューを見守っていた兄・安河内将は…
とりあえず1勝と思っていたので、本当に良かったですね。ぼくも落ち着きました。
近いようで遠かったG1初勝利
G1初出場となった今シリーズは、序盤から「645466」と大きな着順を並べる苦しい戦い。
インタビューで回答していたように、調整が上手くいってなかったとのこと。コース取りから厳しいG1で、枠番通りに進入できないレースが続いたことも調子を発揮できない要因だったはず。
少しでも遠慮すれば前づけされてしまう厳しい舞台。初出場にして洗礼を受け、自身にとっては歯がゆいレースが続いたことでしょう。
デビュー5年目で掴んだ勝利
5日目の第2レース。枠番通りの2コースから進入します。
1号艇益田啓司のターンが若干膨らんだ隙をついて、ターンマークを外さない差しが入ります。バックストレッチで艇を伸ばし、有利な展開で迎えた2マークをしっかりと回り、悲願のG1初勝利を挙げました。
これだけの走りができてなぜ勝てなかったのか?。おかげで、益田のイン逃げを信頼していた私は爆負けw
同日の2走目はイン逃げで勝利
初勝利の余韻も残る中、2走目は5Rに出走。
インからコンマ15のトップスタートを決めて先マイ。他艇に何もさせないまま1マークで決着をつけ、少し前に初勝利した選手とは思えない走りで連勝。
もっと早くこの好走ができていたら…と悔やまれますが、G1で通用することを証明したシリーズとなったでしょう。次出場する重賞レースでは、準優・優出を活躍して応援したいと思います。
安河内健とは?
公式画像 | |
名前 | 安河内健(やすこうちけん) |
登録番号 | 5026(122期) |
生年月日 | 1995年8月12日 |
身長/体重 | 172㎝/54㎏ |
血液型 | B型 |
出身/所属 | 佐賀県/佐賀支部 |
安河内健は、2018年5月にデビューした佐賀県出身、122期のボートレーサー。
兄は111期で養成所チャンプにも輝いた「安河内将」。2012年11月にデビューし、通算7回の優勝、G1で優出経験もある佐賀支部のトップレーサーの一人です。
同期(122期)の注目選手
同期で今最も注目を浴びているのは、2022年2月に四国地区選手権でG1優勝を果たした「中村日向」。
他にも、122期で最も優勝回数の多い畑田汰一や、2月にデビュー初優勝を達成した原田才一郎など、艇界を代表する若手がずらり。
そんな中、安河内健は2021年にフライング3本を犯し、180日の斡旋停止。実力はトップクラスながらも、出走回数不足で2022年前期はB2級に降格しています。
フライング3本は”選手生命”が危ぶまれる違反行為。Fの多い選手は売上に影響してくるので、斡旋してくれる場は極端に減ってしまうのです。
安河内健の師匠は「峰竜太」
安河内健の師匠は艇界のスーパースター「峰竜太」。安河内将(兄)と兄弟揃って峰竜太に師事しています。
(安河内健は)まくり差しが綺麗にできる弟子なんで、魅力があるんじゃないかと思います。
スタートも行きますし、自分が叩き込んでいるモンキーターンをしっかり使いこなしていると思いますし、ウイリー(ターン)もできますし、若手の中では上手いと思う。ターン映えしてカッコいいと思います。
あとは、イケメンですねww
峰竜太が絶賛するほどのターン力を持ち合わせている安河内健。実際、2022年常滑、2023年鳴門では”まくり差し”で優勝しており、そう言われるだけの実績を残しているレーサーです。
ちなみに、G1初勝利となった今節には峰竜太も参戦していました。しかし、ドリーム1号艇で大敗、節間2回の不良航法…。散々の結果で途中帰郷しています。
艇界屈指のイケメンレーサー
師匠の峰竜太が言っていたように、安河内健といえば”超絶イケメン”としても知られる存在。
当然、これだけのルックスを兼ね備えているので、来年からのSGオールスターに選出される可能性大。とにかく女性ファンを多く抱える若手レーサーです。
安河内健様がかなりのイケメンで
— NOZOMI (@n_oooon24) January 28, 2023
ありがとうございます🥹🫰🏼🥹🫰🏼🥹🫰🏼
(からつ🚤)
— ぱきらくん (@ir9NfTerZKqUPUr) February 23, 2019
今日の訓練参加
安河内健選手~☆
兄さん共々 めっちゃ
イケメンですなぁ😃 pic.twitter.com/dZPSomveRs
健くんかっこいい🥹💗
— な🍑 (@nm4350nm) February 12, 2023
カミカミですやん🤣🤣
まあ初だし仕方ないね🙆🏼♀️#安河内健 pic.twitter.com/68PRGXqs7U
もし、SGで活躍するようになったら…。業界を飛び越えて注目される選手になるでしょうね(特に女性から)。
そんな安河内健のかっこいい画像を集めたので、イケメン好きの方は目の保養にどうぞw
安河内健以外にもタイプの違ったイケメンは沢山いるので、興味ある方は以下の記事もぜひ。