ガハハさんこと「佐藤慎太郎」を知らずして競輪を語るべからず。
1999年から25年以上もS級に在籍し、競輪伝道師と呼び名が付くほど愛される存在。また、生涯獲得賞金10億円を突破した競輪界のレジェンドレーサーです。
その長い年月に渡るキャリアをはじめ、結婚・年収・グッズなどプライベートもまとめて解説。最後まで読めば間違いなくファンになるはず!
「競輪オリンピア」をおすすめしたいのは…
- 競輪を始めたばかりの初心者
- ラインをあまり理解していない
- 当たる&勝てる無料予想がほしい
無料予想の質は業界トップクラス!他サイトより点数を絞った予想なので、使えば使うほどプラス収支の期待値は高くなります。
佐藤慎太郎とは?
佐藤慎太郎は1996年にデビューした78期の競輪選手。福島県東白川郡塙町の出身で、ホームバンクをいわき平競輪場に置いています。
福島支部に所属し、北日本地区の選手とラインを組むことが多いですが、他地区の番手を走ることも。
昔から”追い込み”への美学を語っているので、ゴール前での「差し」に注目すると良いでしょう。
佐藤慎太郎の公式プロフィール
公式画像 | |
選手名 | 佐藤慎太郎(サトウシンタロウ) |
生年月日 | 1976年11月7日 |
出身/所属 | 福島県/福島支部 |
ホームバンク | いわき平競輪場 |
登録期(番号) | 78期(013162) |
身長/体重 | 165.0cm/80.0kg |
ニックネーム | – |
佐藤慎太郎の出走予定や期別成績を知りたい方は、下記の競輪公式サイトをチェックしてください。
競輪選手を目指したきっかけ
佐藤慎太郎の父が競輪ファンで、幼い頃から競輪選手は”稼げる職業“ということを教わっていました。
親父が競輪好きで小学生の頃から「何千万も稼げるんだよ」って言われてました。それで、競輪選手はそんなにいい仕事なんだなと思って。
中学時代は野球部に所属。ただ、チームスポーツより個人競技が自分に合うと感じ、中学卒業時の夢は競輪選手に。
高校は自転車競技部の名門「福島県立石川高校」へ進学。その後、地獄のようなトレーニングで肉体を鍛え上げ、2度目のチャレンジで競輪学校に合格・入校しました。
当時の競輪学校は合格率10%と超難関!
競輪学校時代の成績
- 1着:20回
- 2着:26回
- 3着:14回
- 着外:40回
- 順位:13位
- 卒業記念レース:7位
競輪学校へは技能試験で入校し、最終順位13位で卒業。
ここでの練習もきつかったです。厳しい環境でしたけど、脱落する仲間はいなかった気がします。
ポジティブな佐藤慎太郎からは想像できないほど、まさに”地獄”のような環境だったのでしょう。
そうした環境の中、卒業記念レースは決勝に進出し7着。78期生の中では上位の実力および実績で卒業し、中学時代からの夢を叶えたのです。
同期(78期)で活躍している選手
78期は既に50歳を超える選手が多数在籍し、現役選手ではベテランの域になります。
その為、現在のS級選手は5名以下と少なく、最高ランクのS級S班に在籍している佐藤慎太郎は”生きる伝説”と呼ぶべき選手でしょう。
師匠は添田広福・「三本ローラーの詩」の生みの親
師匠の「添田広福」は佐藤慎太郎と同じく学法石川高校出身。世界自転車選手権への出場経験もあり、競輪選手としてデビュー。一時はS級昇格を果たしましたが、目立った実績は残せていません。
その反面、名指導者として競輪界では有名。練習チーム「夢道場」を発足させ、佐藤慎太郎・山崎芳仁などS級S班の育成に貢献しています。
さらには、知る人ぞ知る名曲”三本ローラーの詩“の作詞・作曲者。
ガールズケイリンを題材としたアニメーション「リンカイ!」でもMVが制作され、SNSを中心にコアな競輪ファンから話題を集めています。
🚴♀️三本ローラーの詩 ~リンカイ!ver.~🚴♂️
— リンカイ!Project【公式】 (@rinkai_pj) June 14, 2024
🎵伊東泉(CV.川村海乃) ショートバージョン
▶️https://t.co/fDbOHGNGp8
佐藤慎太郎選手の師匠・添田広福さんが
作詞、作曲した名曲「三本ローラーの詩」
伊東泉役の #川村海乃 が歌うリンカイ!ver.の
MVをショートバージョンで公開‼️#リンカイPJ pic.twitter.com/1ak0Yst0Zr
作詞だけじゃなくて作曲もしてるってヤバすぎw
弟子は沖縄支部94期「関根彰人」
佐藤慎太郎の弟子は、沖縄支部94期「関根彰人」です。※2022年9月に福島支部から移籍。
師弟関係に至った経緯は、佐藤がシーズンの半年を沖縄で過ごしているのが主な要因かと。詳細については後ほど詳しく解説します。
関根はA級止まりの選手。年齢的にもS級昇格を期待したいところ。
佐藤慎太郎は競輪界に2人存在する
実は、現在の競輪界に「佐藤慎太郎」と同姓同名の選手が2人存在します。
上記の「佐藤慎太郎」は83期で同じ福島支部に所属。2023年後期で初のS級1班に昇級しますが、ビックレースの出走経験はありません。
各種メディアは「慎太郎 or 愼太郎」と名前の表記を変えているので、車券を購入する際はご注意ください。
正直な話、名前をよーく見ないと見分けが付きませんw
佐藤慎太郎の結婚相手・年収・グッズなど
佐藤慎太郎はプライベート情報も多く発信しているので、その全てをより詳しくまとめていきます。
結婚した嫁や子供は?桐生順平が義弟ってマジ?
佐藤慎太郎はインタビューやSNSで「嫁・娘」の存在は明かしていますが、奥さんとの馴れ初め・素性は公表していません。ただ、家族関連の投稿を見る限り、かなり良きパパっぽいw
ただ、家庭内ではかなり良きパパっぽい。
嫁がいるから羽は伸ばしていないし、いたって真面目(笑)
それと、佐藤慎太郎の妹・絵美さんは、2012年10月に競艇のスター選手「桐生順平」と結婚。よって、競輪界&競艇界のスターは晴れて親族に。
2人はボートレーサー養成所で出会ったそうですが、佐藤慎太郎と桐生順平は同じ石川高校出身。年の差は10ほど離れているものの、偶然にしては繋がりが深すぎるような…
何はともあれ、義弟の桐生とは同じ公営競技に携わり、揃って超が付くほどの大金持ち。”類は友を呼ぶ”って本当だったんですね。
桐生順平については以下の記事が参考になります!
佐藤慎太郎の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2009年 | 35,915,499円 | 40位 |
2010年 | 62,561,500円 | 13位 |
2011年 | 53,722,700円 | 12位 |
2012年 | 34,775,000円 | 27位 |
2013年 | 40,031,200円 | 21位 |
2014年 | – | 圏外 |
2015年 | 42,277,600円 | 14位 |
2016年 | 42,785,200円 | 22位 |
2017年 | 30,364,000円 | 42位 |
2018年 | 42,542,500円 | 17位 |
2019年 | 188,733,400円 | 1位 |
2020年 | 69,757,000円 | 7位 |
2021年 | 86,433,500円 | 7位 |
2022年 | 112,247,200円 | 5位 |
2023年 | 141,693,000円 | 5位 |
佐藤慎太郎が2009年以降に稼いだ賞金一覧です。
長年50位以内を維持する強い選手なのは周知の事実。そして、2019年にグランプリを制して以降、驚異的な安定感を発揮し続けています。
好調をキープしている2019~2023年の平均年収は約1憶2000万円。我々が想像する以上に華やかな生活を送っているはず。
愛車は「ランクル・ディフェンダー」など
佐藤慎太郎の愛車は、トヨタ「ランクル300GR」と、イギリスの自動車メーカーランドローバー「ディフェンダー」。
どちらも新車価格は1000万円前後(オプション込み)と思われますが、特に新型ランクルは”超入手困難”として知られる人気車。2年以上待つ人もいる中、申込みから1年で納車されたそうです。
大きな車体はゴリゴリマッチョの佐藤選手にお似合い(笑)
「限界?気のせいだよ!」Tシャツが大好評!ただ、偽物注意
大好評だった第一弾のグッズに続き、2023年12月1日より第二弾が絶賛販売中です!
前面に「限界?気のせいだよ!」とプリントされたTシャツと、第二段ではド派手なタオルも購入することができます。
ただ、老若男女問わず人気な競輪選手がゆえに、本物に似せた模造品(偽物)が出回っているらしい。
全国300万人の慎太郎ファンの皆様!
— 佐藤慎太郎 (@KEIRIN_SHINTARO) May 23, 2023
落ち着いてくれ!
限界突破Tシャツは現在生産してないよ。
模造品を売っている業者があるようなので注意してください。
第二弾の発売を計画中。
決まったらお知らせします!
ガハハ!
もし購入する場合は、SNS等で紹介している専用サイトで購入するように。
佐藤慎太郎のインスタ・ツイッター
佐藤慎太郎が運用しているSNSアカウントは「インスタ・ツイッター」の2つ。
総フォロワー5万人の影響力があり、絶大な人気があること改めて認識させられます。個人的にはちょっとした心の呟きも確認できるX(旧ツイッター)がおすすめです。
最後の決めセリフ「ガハハ!」は楽しくいこうよ!みたいな意味らしいです。
デビューから現在までの成績
佐藤慎太郎のデビュー戦から現在までの成績を紹介します。初勝利・初優勝など記念すべきレースは下記の通り。
- 1996年8月:デビュー&初優勝
- 1997年2月:A級初勝利
- 1998年9月:A級初優勝
- 1999年6月:S級初勝利
- 1999年10月:S級初優勝
- 2001年5月:G1初勝利(ふるさとダービー)
- 2003年11月:G1初優勝(全日本選抜)
- 2019年12月:KEIRINグランプリ優勝
2002年3月まで”B級”が存在していたので、A級のキャリアも記載しています。
デビュー3年でS級へ昇格
佐藤慎太郎のデビュー戦は、1996年8月14日にいわき平競輪場で開催されたB級レース。地元戦で気合が入る中、1着,5着で決勝に勝ち上がると初優勝を勝ち取りました。
その後、1997年2月13日に西武園競輪場でA級初勝利、1998年9月4日には千葉競輪場で初の完全優勝を達成。
そして、デビューから3年でS級へ昇格し、順調にトップへの階段を登っていきます。
初G1優勝&大怪我でスランプへ
S級昇格から4年後の2003年11月24日。高知競輪場で開催されたG1(読売新聞社杯全日本選抜競輪)で初のビックタイトルを獲得。
自分の練習時間を削ってまで車誘導してくれた師匠に感謝をしています。
前項で師匠の添田広福を紹介しましたが、初のG1制覇時に感謝を述べる信頼ぶり。
このまま順調にトップへ駆け上がっていくと思われた矢先、2008年の全プロ記念で落車。その衝撃で右くるぶしの右くるぶしを剥離骨折し、選手生命が危ぶまれる致命傷を負ったのです。
この落車事故により、10年以上もスランプへと陥ってしまうことに。
福島と沖縄の2箇所を拠点に
スランプを脱出できた要因の一つとして考えられるのが、10月~翌3月の冬季に行っている沖縄でのトレーニング。東日本大震災(2011年)の直後から、福島・沖縄の2拠点で活動を続けています。
そもそもなぜ沖縄を選んだのか?その理由は単純で…
寒さとの戦いがない。布団から出たくない、外寒そうだな、とか思う時点でマイナスからのスタートですもん。
佐藤慎太郎らしさを感じる理由ですね(笑)
また、ナショナルチームやトップ選手との合同練習を行ったり、美人レーサー「比嘉真梨代」を誘うなど、充実したトレーニング環境を整えているようです。
ご指導ありがとうございました!
— 佐藤慎太郎 (@KEIRIN_SHINTARO) December 18, 2023
ガハハ! pic.twitter.com/1nSdcBvLoV
比嘉真梨代。
— 佐藤慎太郎 (@KEIRIN_SHINTARO) May 25, 2022
ガハハ! pic.twitter.com/VQrCs3M4WM
このように刺激ある日々を送ってきたからこそ、スランプ脱出&更なる高みへ進化することができたのでしょう。
比嘉真梨代さんをはじめ、美人レーサーに興味ある方は以下をどうぞw
S級S班に復活&グランプリ制覇
長期に渡りタイトルから遠ざかっていた佐藤慎太郎ですが、2019年はビックレースの決勝に5度も進出。年間獲得賞金5位だったことから、8年ぶりにS級S班へ昇格&競輪グランプリ出場を果たします。
そして迎えた12月30日、待望の瞬間が訪れます。
40代のグランプリ制覇は史上4人目の快挙。また、43歳1ヵ月での優勝は山口幸二に次ぐ2位の高齢優勝記録となりました。
- 2011年:山口幸二(43歳)
- 2014年:武田豊樹(40歳)
- 2016年:村上義弘(42歳)
- 2019年:佐藤慎太郎(43歳)
GP優勝によって完全復活を果たした佐藤慎太郎は、翌年以降も1ケタ台の賞金ランキングに君臨。2022年6月には史上11人目となる「生涯獲得賞金15億円」を突破しています。
紛れもなく”レジェンド”と呼ぶにふさわしい競輪選手の1人でしょう。
2023年「今が1番強いんじゃないかな」
初のグランプリ制覇以降、佐藤慎太郎はトップレーサーとして競輪界を牽引。それだけの活躍を維持できている要因が間違いなく強靭な筋肉。
2023年のインタビューでは「今が1番強いんじゃないかな」と話す通り、若い頃より身体は大きくなっているように感じます。
40代でこの肉体美を維持できるなんて…やっぱりガハハさんは最高です!
人気・実力ともにトップクラスの佐藤慎太郎はどこまで進化するのか?これからも厚く車券を買って応援させていただきます。
コメントお待ちしてます!