2023年10月29日に蒲郡で開催されたボートレースダービーにおいて、艇界のスーパースター「峰竜太」が6度目のSG制覇を達成。また、この優勝でデビュー通算100度目も優勝。さらに24場完全制覇も達成するメモリアルな優勝となりました。
今大会の峰竜太は序盤から絶好調!初日のイン戦を制すと、2日目以降は一度も舟券を外さない走りで予選トップ通過。準優も難なく逃げ切り、絶好枠で優勝戦を迎えます。
注目が集まったファイナルのメンバーはほぼSGレーサーといった顔ぶれ。
激しいスリット合戦となりましたが、好スタートから先マイで主導権を握り、他艇に何もさせない完璧なターンで勝利。
レース後の勝利者インタビューでは、ファン待望の”泣き虫王子”が再来(笑)顔をくちゃくちゃにしながら歓喜のコメントを残しています。
言葉にならないですね。いろんな思いを背負ってきたので、その分きつい思いをしようと思って。相当しんどかったですけど、なんかメンタル強くなってて落ち着いてました。
グランプリ獲るまでが昔設定した夢なので、そこまではしっかりいきたいと思います。
ファンの声援がプレッシャーになって苦しかったんですけど、応援してくれたファンの前で優勝できて良かったなぁっと。
嬉しさなんかはほとんどなく、責任感と安心ですね。
こんな僕ですけど、また一から頂点目指して頑張るので、一生懸命やりますんで沢山応援してください。
ご存じの通り、2021年のグランプリ転覆以降は散々だった峰竜太。
1マークの転覆で史上ワーストとなる返還額の原因を作り、2022年2月には予想屋との繋がりで3ヵ月の出場停止。そうした辛い経験があったからこそ、今回に懸ける思いは格別だったはず。
ちなみに、大会前の賞金ランキングは約8500万円で7位。そこからダービーの優勝賞金4000万円が加算され、1位の馬場貴也(約1億1400万円)を抜いて賞金ランキング1位に。
グランプリまで残すSG競争は「チャレンジカップ」のみ。準優および優勝戦でフライングをしない限り、グランプリトライアル2ndは濃厚でしょう。
はたして、2020年ぶり3度目のグランプリ制覇&賞金王に輝けるのか?
一時期は”引退”の噂さえ浮上していた峰竜太ですが、再び頂点に立つことを期待して応援したいと思います!
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