2024年5月16日の児島優勝戦。イン戦を押し切り、前節に続く今年4勝目、通算56回目のVを飾った。
ここまで重賞タイトルこそないものの、G1で2度優出するなど抜群の安定感を発揮している。
第70回九州地区選手権競走において、予選5位通過で優出4号艇を獲得。好スタートを決めるも、峰竜太がイン戦を押し切って2着に終わった。
艇界屈指のイケメン「篠崎元志」。
系統の違ったイケメン(仁志)を弟に持ち、ボレジョから絶大なる人気を誇る兄弟レーサー。また、容姿端麗でありながら、最高峰のSGを2度も制した実力者です。
見た目は超上級、レースの腕もトップクラスで大金持ち。一見、順風満帆のように思えますが、現在に至るまでいくつもの困難を乗り越えた過去があります。
そこで今回は、篠崎元志の競争実績からプライベートなど、あまり語られないことまで深掘りしていきます。
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篠崎元志とは?
篠崎元志は福岡県出身、福岡支部のボートレーサー。
福岡市内の県立香椎工業高等学校を卒業し、2004年にやまと学校へ入所。リーグ勝率2位の実績で卒業後、2005年に若松でプロデビュー。
2023年7月現在までにSGを2回、G1を7回、G2以下では43回の優勝を記録。
男でも惚れ惚れするイケメン画像
チャラ男風だった若い頃、落ち着いたイケおじの篠崎元志。ロン毛の元志もめちゃくちゃカッコいいですが、40歳手前にしてこの容姿は反則レベルw
しかも、弟までクソが付くほどのイケメン。はたしてどんな親から生まれてきたのか?拝んでみたいものです。
天は二物を与えず?篠崎兄弟には当てはまらないことわざですね
篠崎元志の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 篠崎元志(しのざきもとし) |
登録番号 | 4350(96期) |
生年月日 | 1986年2月28日 |
身長/体重 | 169㎝/54㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2005年5月7日 |
篠崎元志の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページをご覧ください。
弟「篠崎仁志」もボートレーサー
篠崎元志の弟「仁志」も同じボート界で活躍する選手。
競争水面ではライバルですが、丘に上がれば大の仲良し!誕生日や優勝した時などは、2人でお祝いするほどの間柄です。
それにしても、兄弟揃ってイケメンすぎ(笑)それに、2人ともSGタイトルを保有し、1年でマーホームを買えるほどの高年収。
できることなら生まれ変わってみたい…
やまと学校時代の成績
96期の訓練生として入所したやまと学校(現ボートレーサー養成所)では、リーグ勝率2位(8.13)の成績を残しています。
ちなみに、96期のやまとチャンプ&リーグ勝率1位は「新田雄史」。
同期(96期)の主な選手
篠崎元志の同期(96期)は優秀な選手が揃っています。
その中でも特に実績を残しているのは「新田雄史・平本真之」の2名。共に3度のSG制覇を達成しており、G1でも複数回の優勝を果たすトップレーサー。
その他、G1覇者の若林将や、美人レーサー「魚谷香織」など、これからが期待されるレーサーが活躍中です。
師匠は白水勝也、弟子は不在かも
篠崎元志の師匠は「白水勝也」。同じ福岡支部で、2003年の戸田G1、2008年の大村G1を制したベテランレーサー。
師弟関係になった経緯は分かりませんが、弟(仁志)も白水勝也に弟子入りしています。
篠崎元志の弟子はおそらく不在。ただ公表していないだけの可能性もありますが…
ネット検索の「篠崎元志 引退理由」とは?
篠崎元志とググった際に表示される「引退理由」のサジェスト。
これだけ見ると「引退したの?」と感じる人もいそうですが、篠崎元志はバリバリの現役です。Googleの検索ロボットが誤った情報を出しているだけでしょう。
以下の選手ページが存在している以上、ボートレーサーを続けている証拠となります。
篠崎元志の嫁・年収・愛車など
元志ファンが気になる結婚や嫁について。そして、艇界の王子様が乗っている愛車やSNSも合わせて紹介します。
嫁「篠崎祥子」はどんな女性?
ネット上の情報によると、篠崎元志が結婚したのは2010年頃。
「祥子」さんという一般女性と結ばれ、長女・長男を出産。その後に子供が生まれていなければ、家族構成は4人であると推察されます。
ただし、ありとあらゆるメディアを確認しましたが、嫁である祥子さんやお子さんの画像は非公開。
とはいえ、誰もが惚れる元志を射止めた女性なので、間違いなく美人さんでしょうね。また、10歳前後だと思われるお子さんも美男美女のはず。
ボートレーサーの嫁は美人さんばかり。選りすぐりのカップルは以下の記事をご覧ください
篠崎元志の年収(獲得賞金)
年 | 年間獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 78,073,000円 | 19位 |
2022年 | 58,797,000円 | 32位 |
2021年 | 64,200,999円 | 26位 |
2020年 | 52,369,000円 | 39位 |
2019年 | 66,971,000円 | 20位 |
2018年 | 41,749,500円 | 53位 |
2017年 | 51,969,000円 | 26位 |
2016年 | 68,286,000円 | 13位 |
2015年 | 109,049,000円 | 4位 |
2014年 | 41,217,000円 | 39位 |
2013年 | 95,332,600円 | 7位 |
過去10年間に獲得した賞金額(年収)です。
少ない年でも4000万円以上、最も稼いだ2015年に至っては「1億900万円」もの収入を得ています。
これまでの賞金をざっと計算すると、平均年収は6,500万円程度。女性ウケの良いイケメンでありながら、我々には想像できないほどのお金持ちなんです。
愛車は白のマセラッティ(推定2000万円)
篠崎元志の愛車は「マセラティ グランツーリスモ」と言う説が濃厚。
ただ、この情報は2012年頃からネット上にあがっており、それから10年以上の月日が過ぎている状況。
上記で説明した通り、篠崎元志は年間6,000万円以上も稼いでいるので、10年も乗り継いでいるとは思えません。おそらく、現在はさらにグレードの高い高級車に乗っているはず。
余談ですが、弟(仁志)は3,000万円クラスのフェラーリに乗っています。
ツイッターやインスタなどSNSは?
篠崎元志のSNSは、2018年10月に開設したツイッターのみ。
更新頻度は低めですが、仕事やイベント告知、プライベートで起こったことを画像付きで発信しています。
デビューからSG制覇までの道のり
篠崎元志が歩んできたデビューから現在までの競争実績を紹介します。
2005年5月のデビュー戦は妨害失格
デビュー戦は2005年5月7日の若松一般戦。
大外6コースからの進入。スタートで凹んだ5号艇を絞っていく展開となりますが、転覆させる走行をしたことで妨害失格に。デビュー戦としては残念な結果に終わりました。
地元若松で初優勝(2007年5月)
デビューから約3ヵ月で初勝利。その後も勝利を伸ばしていき、2期目にはB1級昇格を果たします。
そうして迎えた2007年5月の若松一般戦。
全レースアウトコースの進入ながら、4日間を好成績で(2231442)で予選突破。準優も5コースから差しで1着となり、自身5度目の優出を決めます。
優勝戦はコンマ17のトップスタート。まくり切ることはできなかったものの、断然人気だった大神康司の内をつくまくり差し。
これが見事に決まり、同期一番乗りでデビュー初優勝を達成しました。
びわこ周年でG1初制覇(2011年10月)
初優勝後はコンスタントに勝ち星を重ね、2008年後期以降はA1級に定着。
「重賞制覇は時間の問題」と言われるまでに成長した篠崎は、2011年10月のG1びわこ大賞で早々と快挙を成し遂げます。
5日間の日程で開催された同大会。ほぼ舟券を外さない成績で予選を通過すると、準優でインの太田和美をまくって勝利。
さらに、優勝戦では絶対王者「松井繁」を差しで破り、若干25歳の篠崎元志がG1初制覇を手にしたのです。
リアルタイムで観戦していましたが、まさか松井が負けるとは…。舟券で大損した記憶は今でも覚えています。
賞金王シリーズでSG制覇(2012年)
2012年12月に開催されたグランプリシリーズ。
篠崎元志は初日から圧巻の走りで無傷の3連勝。3日目以降も全て舟券に絡み、得点率トップで予選通過。準優も難なく逃げ、SG優勝戦で初となる1号艇を獲得。
有利な枠番とはいえ、相手は池田浩二・石野貴之・湯川浩司といったSGレーサーたち。また、西島が2コースに前づけし、内2艇は100mを切る苦しい状況に。
しかし、予選から大敗なしの篠崎は、ここに来てコンマ11のトップースタート。
ダッシュの脅威はありましたが、スリット通過後の伸びでブロックに成功。バックで先頭に立ったまま3周を回り、SG初優勝を達成しました。
SG優勝戦のフライングで長期の選出除外(2013年)
2013年モーターボート記念の優勝戦でまさかのフライング。
このFにより、罰則でSG約1年間・G1約6ヵ月間の出場停止。2014年の同大会まで、グランプリを除くSGは全て選出除外となりました。
悪夢から一転、メモリアル優勝(2015年)
2013年のフライングで悪夢となった「SGボートレースメモリアル」ですが、2年越しの同大会で、歴史に残る激戦を繰り広げます。
予選を2位で通過し、準優も危なげない走りでイン逃げを成功させます。ただ、トップ通過の「峰竜太」も1着となり、最強のレーサーが内に構える一戦に。
内2艇のスタートはほぼ互角でしたが、1マークで峰のターンが膨らみ、その隙を見逃さなかった篠崎の差しが入ります。
篠崎の優勝か?と思われた矢先、1周2マークで峰が抜き返しに成功。ホームストレッチで1艇身ほど離されたので、さすがに勝敗は決した…誰もがそう感じたはず。
しかし、あの峰竜太を2周1マークで再び逆転する神ターンが炸裂!それ以降は差を守り抜き、2度目のSG優勝を達成しました。
優勝インタビューでは以下のように話しています。
2年前に同じこのレース(メモリアル)で悪夢を見たので、このレースで借りを返せて良かったです。
SG優勝戦のフライングから、同じ大会で優勝してしまうなんて…まさに映画を見ているようなストーリー。
そして、SG制覇は格下と言われる賞金王シリーズだけだったので、正真正銘のSGレーサーに成り上がった瞬間と言えるでしょう。
優勝戦2号艇の篠崎元志はマジで強い。競艇ファンは覚えておいた方がいいですよw
死を覚悟した重大事故…B2級へ降格
順風満帆に思える篠崎元志ですが、命を失ってもおかしくない事故を経験しています。
2016年の福岡G1で追突事故
2016年12月6日に開催された「G1福岡チャンピオンカップ」優勝戦。
抜群のスタートから直まくりを敢行しますが、1マーク出口で振り込んで転覆。それだけならまだしも、後続の5号艇原田篤志が避けきれずに激突。
当たり所が悪かった場合、殉職していても不思議はない危険な事故。後のインタビューではこう語っています。
舟が浮いて”あ~、やばいな”と思った瞬間、背中にものすごい衝撃が走って。意識ははっきりしていたけど、呼吸が全くできなくて。本気で死ぬかも…って思いました
命があって良かった。それくらいの事故でした。また走れるようになったのは、運が良かったことに尽きます
出典:福岡競艇公式サイト
緊急搬送された病院で受けた診断結果は「肋骨を6本、背骨を2本骨折」する重症。
そして、驚くべきは事故後の行動。15日後に控えていたグランプリに強行出場したのです。
兄弟揃って初めて出場する思いもあったのでしょうが、万全でなかった篠崎はトライアル1stで敗退。シリーズ戦には回らず、そのまま途中帰郷しています。
一歩間違えたら…。何より悲しい死亡事故にならなくて良かった
肩を脱臼し手術…出走回数不足でB2級へ降格
2018年5月に出場した「G1宮島チャンピオンカップ」。
同大会は優出3着という成績を残しましたが、レース終了から3日後の5月18日。同支部の先輩「日高逸子」がツイッターにて、手術する旨の報告をツイート。
篠崎元志選手、宮島で肩を脱臼し手術するそうです。昔からクセがあるらしく、今回しっかり治してからレース復帰するとの事。
この報告と同時期、出場予定だったSGオールスターをはじめとする全ての斡旋が削除。約半年に渡る長期欠場となりました。
復帰戦となったのは、10月のSGボートレースダービー。惨敗が予想される中、半年のブランクがある状態で”優出2着”という驚きの結果を残します。
ただ、その先に待ち受けていたのは出走回数不足。2019年前期の規定回数に届かず、まさかのA1級からB2級へ降格に。
B2級は問答無用に一般戦回り。重賞に出場できず辛い期間だったでしょうが、パン戦となればほぼ無敵!
圧巻の強さで勝ちまくった結果、2019年後期にすぐさまA1級復帰を果たしています。
まとめ
輝かしい活躍から、事故や欠場で苦難を乗り越えてきた篠崎元志。
2017年以降は重賞タイトルを獲得できていませんが、変わらずSGでは優出する活躍を魅せています。
2023年にはクラシックで2着に入り、史上12人目の「ゴールデンレーサー賞」を獲得。実力の衰えを全く感じさせない走りを継続中です。
間違いなくSGを獲れる選手だと信じているので、3度目のビックタイトルに期待!
それと、グランプリ優勝戦で”篠崎兄弟対決”をぜひ拝ませてくださいw
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