2024年5月、多摩川で開催された第51回ボートレースオールスター。
序盤から安定した走りを魅せ、2020年大会ぶりにSGで予選突破(3位通過)。
また、準優は2着に敗れたものの、2017年メモリアル以来のSG優出を果たし、ファイナルは惜しくも3着でフィニッシュ。
艇界最強の期と呼ばれる85期銀河系軍団の一員「森高一真」。
自身も2013年にチャレンジカップを制してSGレーサーとなり、現在も各地の記念開催で活躍しています。
一見”ヤ〇ザ”と勘違いするほどの顔面凶器ですが、内面はファンから愛されるお茶目キャラ。実力はもちろんのこと、オールスター常連の人気レーサーです。
そこで今回は、知れば知るほど応援したくなる森高一真について、デビュー後の成績からプライベート情報まで全て解説していきます!
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森高一真とは?
森高一真は香川県大川郡(現・東かがわ市)出身、香川支部のボートレーサー。
”銀河系軍団”と呼ばれる85期から1999年11月にデビュー。1節目にして初勝利を果たし、僅か1年7ヵ月で初優勝を達成。その後も活躍を続け、SG含む全グレードを制覇。
森高一真の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 森高一真(もりたかかずま) |
登録番号 | 4030(85期) |
生年月日 | 1978年6月3日 |
身長/体重 | 169cm/50kg |
出身/所属 | 香川県/香川支部 |
デビュー日 | 1999年11月11日 |
森高一真の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
競艇選手を目指したきっかけ
物心ついた年齢から競艇には馴染みがあった森高一真。祖父が競艇好きだったことで、幼少期から鳴門競艇場によく連れて行ってもらったそうです。
競艇選手になりたいという思いがあった中、高校時代に賞金を知ったことがきっかけで「これしかない」と決意。
ちなみに、競艇選手になっていなかったら「実家が商売をしているわけでもないので、普通にサラリーマンになっていたかな」と話しています。
この見た目なので、裏稼業の人たちにスカウトされていたかもw
本栖研修所のリーグ成績
高校卒業後、4回目のチャレンジで養成所試験に合格し、85期として1998年秋に入所。
養成所リーグの詳細な成績は残っていませんが、後のSGレーサーたちと変わらない成績だった情報も。その証拠に、デビュー2期目にはA2級昇格を果たしています。
同期(85期)主な選手
森高一真を含めて5人のSGレーサーがいる85期銀河系軍団。
養成所チャンプの田村隆信、2008年グランプリ覇者の井口佳典、グラチャンV3の湯川浩司。そして、2021~22年賞金女王の田口節子など、艇界のトップで活躍する選手が多数在籍。
言わずも知れた最強軍団である一方、一部のファンからは”呪われた期”と揶揄する声も。その理由は…
レース中の事故で3人も命を落としているから。
他にも不正受給に関わった選手がいたりと、いろいろ問題の多い期でもあるのです。
詳しく知りたい方は以下の記事が参考になります。
師匠は36期「出晴政信」
森高一真の師匠は、香川支部の36期レーサー「出晴政信」元選手。2006年9月の唐津一般戦を最後に引退しています。
本人の写真、生涯成績の記録は残っておらず、どんな選手だったかは不明です。
弟子は原村拓也・冨田祥・谷口佳蓮
森高一真の弟子は、原村拓也(117期)・冨田祥(123期)・谷口佳蓮(127期)の3人。
2番弟子「冨田祥」の父は、森高と高校の同級生だった縁で師弟関係になったらしい。
谷口佳蓮はデビューから長らく初勝利を挙げられなかった中、弟子入りした直後に水神祭を達成。2022年後期にはB1級昇格&初めての予選突破は果たしています。
森高一真の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 53,940,000円 | 49位 |
2022年 | 38,760,000円 | 97位 |
2021年 | 37,180,000円 | 100位 |
2020年 | 42,950,000円 | 70位 |
2019年 | 50,410,000円 | 41位 |
2018年 | 35,550,000円 | 86位 |
2017年 | 70,000,000円 | 15位 |
2016年 | 47,390,000円 | 33位 |
2015年 | 32,590,000円 | 80位 |
2014年 | 41,980,000円 | 38位 |
2013年 | 64,400,000円 | 14位 |
森高一真の年収(獲得賞金)は上記の通り。
SGチャレンジカップで優勝した2013年は6000万円をオーバー。その後も安定した実績を残し続け、平均4,000万円以上の賞金を獲得しています。
森高一真の嫁・交友関係などプライベート
知れば知るほど好きになる「森高一真の素顔」をまとめて紹介しますw
森高一真の嫁・子供は?
森高一真は嫁や子供など、家族に関することは公言していません。
しかし、2020年8月に開設したインスタグラムの投稿に、家族構成を匂わせるコメントと画像がありました。
子供たちとユニクロに出かけ、鬼滅の刃のTシャツを購入した内容。文面から嫁、2人以上のお子さんがいると推測できます。
森高一真の趣味は?
自分の趣味について、ボートレース広報のインタビューで以下のように答えています。
趣味と呼べるようなものは何もないです。お酒もそれほど飲めないんで、飲めるようになる練習をしています(笑)。家では量は多くないですが、晩酌は欠かしませんよ!選手同士のことが多いですが、いろいろな人と飲みに行く機会があるので、それに備えて飲む練習は欠かせませんね。
お酒がそれほど飲めないというのは意外(笑)
「ポンコツ会」西山貴浩と大の仲良し
本人はあまり認めたがらないようですが、森高一真も艇界の一大勢力「ポンコツ会」の一員。特に西山貴浩とは仲が良く、家族ぐるみの付き合いを続けています。
西山貴浩の勝利者インタビューに映り込んだり、逆に森高のヒゲを真似したり。また、笑いを届ける以外に、人命救助で2人揃って表彰された経験も。
ポンコツ会の西山貴浩・大庭元明と一緒にいた際、高齢女性がトラックにはねられる事故を目撃。
3人はすぐさま車を降りて救助に向かい、救急車やパトカーを呼んだり交通整理をしたりと尽力します。その善行によって同年11月、斡旋終了後に福岡県警若松署長から感謝状が贈呈されました。
コワモテながらサービス精神豊富で、人柄も良く、実はイクメンの素顔。人気があって当然の人物ですね!
一部の情報で「すでにポンコツ会に入会した」といった噂も。
「うづきちゃんのおかげで1着を獲れた」
2023年11月の若松G1周年2日目、森高一真が後半レースでイン逃げを決めた後の公開勝利者インタビューでの出来事でした。
勝因を聞かれて「お嬢さんが大時計の下で応援してくれてたんで」と一言。そして、その女の子を会場で見つけると、名前を聞いて”うづきちゃん”とカメラサイン。
さらに、翌3日目も2コースから1着を奪い、インタビューでは「うづきちゃん、戻ってきたぜ」のファンサービスとともに、うづきちゃんへ手袋をプレゼント。
こんなことしてくれる選手は極少数だと思います。
森高一真のインスタ・ツイッター
2020年8月頃にインスタグラム(k_moritaka4030)を開設。これまで数回だけ投稿していますが、2022年6月を最後に更新がストップ。あまり肌に合っていないのかもしれません。
デビューから現在までの成績
1999年11月にデビューして以降、現在までの輝かしいキャリアを時系列で紹介します。
デビュー3日目の鳴門で初勝利
初勝利は1999年11月11日の鳴門3日目。
6コースからコンマ22のスタート。ダッシュ勢がまくる展開となり、冷静に内差しを決めた森高が初勝利の水神祭を達成しました。
また、節間を通して「235133」と大健闘を魅せたものの、デビュー戦で初勝利を挙げた85期が4人も。この実績だけで”銀河系軍団”の凄さをご理解いただけたはず。
初優勝は2001年7月宮島一般戦
2期目にしてA2級昇格した森高一真。枠番通りの進入が認められた2001年は、連続優出するなど素質が開花し始め、宮島一般戦で待望の初優勝を果たします。
初日から3着以内の数字を並べ、優勝戦は6コースからコンマ12のトップタイミング。内がごちゃつく展開をつき、大外からまくり差しを決めて1着。
デビュー1年7ヵ月という速さで初Vを飾りました。
2005年11月の宮島周年でG1初優勝
2004年は児島で3連続Vを飾るなど、自己最多となる年間5勝をマーク。翌2005年もほぼ全ての月で優勝を果たし、9月に出場した丸亀周年で初のG1制覇を成し遂げます。
初日からオール3連対で勝ち進み、準優は3コースからまくりで1着。優勝戦は植木通彦をはじめ、田中信一郎・辻栄蔵らが外に構えるイン戦。
そんな中、森高はコンマ03でスリットを通過すると、他艇を寄せ付けないイン速攻を決めて勝利。
同期では田村隆信に続く2人目のG1レーサーとなりました。
2013年チャレンジカップでSG初制覇
SG初出場&初勝利は2005年のボートレースクラシック。
そのあたりからSG常連となっていき、2010年ダービーで初優出2着、2012年オーシャンカップで優出3着。そして、2013年チャレンジカップでようやく頂点に立つ日が訪れます。
2日目から4連勝する活躍で予選トップ通過。準優も難なくイン逃げを成功させ、自身初のSG優出1号艇を獲得します。
重圧がのしかかるファイナルのイン戦は、コンマ08のトップスタート。ターンマークを外さない走りで先マイで逃げ切り、デビューから14年、ついにSGレーサーの称号を手にしました。
2017年、賞金王決定戦に初出場
チャレンジカップを制した2013年は賞金ランキング13位に留まり、僅差で賞金王決定戦の出場を逃します。
初出場を果たしたのは、G1含む2度の優勝を挙げた2017年。チャレンジカップ終了時点で約6,000万円の賞金を獲得し、16位で初めて本戦の出場権を手にしました。
結果はトライアル2ndで敗退。シリーズ戦回りとなり、最終日の順位決定戦は2コースから4着で大会を終えています。
2017年以降、グランプリ本戦には出場できていません。
2021年7月、尼崎で1500勝達成
2021年7月30日、尼崎G2モーターボート大賞4日目に1500勝達成。
リーチを掛けてから20走を要しましたが、イン戦をしっかり逃げ切って1着。コロナ感染対策もあってマスクをしたまま水面に飛び込む水神祭となりました。
2007年に500勝、7年後の2014年に1000勝を挙げ、1500勝の達成はさらに7年後の2021年。1着を積み上げるペースは若い頃のままです。
まとめ
コワモテな反面、ファンを大事にする人情派レーサー「森高一真」。
85期銀河系軍団の中では地味な存在ともいわれますが、勝負師としての気質が超一流であることは間違いありません。
個人的に大好きなボートレーサーの1人。2度目のSG制覇&グランプリ出場に期待して、これからも応援し続けたいと思います!
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