10月末時点の賞金ランキングは30位。SGチャレンジカップは選出圏内だが、1000万円以上の上積みがないと3年連続のグランプリ出場は難しい状況。
2023年12月24日に開催されたグランプリ優勝戦。
ファイナルは3コース進入(4号艇)となったが、インの石野貴之、2号艇峰竜太を前に何もできず3着でゴール。2023年グランプリ覇者&賞金王は石野が手にした。
競艇の歴史に名を刻んだ若きレーサー「磯部誠」。
デビュー当時から注目を集める存在でしたが、一時期はフライングや怪我に悩まされた事故も。そうした試練を乗り越え、SG制覇を成し遂げた艇界のトップレーサーです。
そんな磯部誠について、ボートレーサー養成所での成績や、グランドチャンピオン優勝までの道のりを丸っと解説。
また、ボレジョが気になる結婚などの私生活面も探っていきたいと思います。
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磯部誠とは?
磯部誠は愛知県美浜町出身、愛知支部のボートレーサー。
学生時代に励んでいたバレーボールは低身長を理由に断念。その後、愛知県立碧南工業高校を卒業し、何度か不合格を経験しつつも、105期生としてやまと学校(現ボートレーサー養成所)に入所。
プロデビューは2009年11月。順調に勝率を伸ばしていき、2023年6月に全グレード制覇を達成しています。
磯部誠の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 磯部誠(いそべまこと) |
愛称 | べーやん |
登録番号 | 4586(105期) |
生年月日 | 1990年9月8日 |
身長/体重 | 172㎝/53㎏ |
出身/所属 | 愛知県/愛知支部 |
デビュー日 | 2009年11月6日 |
磯部誠の出場予定や期別成績をは、オフィシャルサイトの選手ページをご確認ください。
自身が運用するツイッターやインスタは?
磯部誠はSNS(ツイッター・インスタ)を運用していません。
ただ、Youtubeなどのメディア露出は多く、各SNSで検索すれば多数のコンテンツがヒットします。
特に蒲郡公式の「勝ガマ」にはよく出演しているので、べーやんがどんな選手および人間性なのか?ある程度のことを理解できるはず。
磯部誠の別名は「暴露男」。出演した動画ではほぼ毎回ピー音が入るほどw
ボートレーサー養成所の成績
- リーグ勝率:7.03(全体3位)
- 準優出:7回
- 優出5回(優勝1回)
養成所のリーグ戦では同期トップクラスの実績を残し、第8戦で優勝、卒業記念競走は優出2着という好成績で卒業。
デビュー前の段階から注目度の高かった逸材といって良いでしょう。
同期(105期)の注目選手
105期の注目選手は、2021年に児島周年を制し、美人レーサー「土屋南」と結婚した「佐藤翼」。
そして、数少ないまくり屋として大人気の「菅章哉」。多くの競艇ファンから支持され、2022年・2023年のSGオールスターに連続出場を果たしています。
その他、男子顔負けの実力を持つ「渡邉優美」や、現時点で29勝を挙げている「塩田北斗」らも第一戦で活躍中です。
この豪華な顔ぶれの中でも、磯部誠は紛れもなく同期No.1と言える実力者。
師匠は池田浩二。弟子はなし
磯部誠の師匠は、同じ愛知支部のエース「池田浩二」。弟子は今のところいないようです。
磯部および池田の口から師弟関係を公言した情報は確認できませんが、ボートレース公式のツイッターアカウントにて「磯部の師匠は池田」と断言できる投稿を発見。
公式発表なので間違いない情報。そう確信していましたが…
当ブログの読者さんより「磯部誠の師匠は池田浩二ではない」とのコメント。改めて関連情報を再チェックしたところ、確かに「平本真之」という説も。はたしてどちらの情報が正しいのか?
確かな情報源をお持ちの方がいたら、コメントまで提供いただけると助かります。
師弟関係かどうかは不明のままですが、磯部・池田の関係はかなり特殊(笑)どっちが先輩?と疑ってしまうような発言を度々しています。
水面上ではカッコイイけど、丘に上がるとクソ人間ですからね
嘘だと思うなら以下の動画をご視聴ください。さらに過激な発言がバンバン飛び出してますw
磯部誠の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 149,406,680円 | 5位 |
2022年 | 114,639,000円 | 6位 |
2021年 | 52,063,000円 | 41位 |
2020年 | 66,105,000円 | 23位 |
2019年 | 50,603,000円 | 40位 |
2018年 | 41,788,000円 | 52位 |
2017年 | 32,710,000円 | 100位 |
2016年 | 27,610,000円 | 128位 |
2015年 | 22,870,000円 | 239位 |
2014年 | 13,880,000円 | 691位 |
磯部誠の年収(獲得賞金)は上記の通り。
これ以上ないほど綺麗な成長曲線!初優勝した2013年あたりから一気に上昇し、重賞初制覇した2019年に5000万円超え。さらに、2022年は1億円レーサーとなり、2023年は約1億5000万円もの年収を得ています。
となると、次に期待されるのは2億円超え。1回以上のSG制覇は必須条件となりますが、近年の磯部誠なら難なく達成しそう。
過去に2億円超えを達成済みのレーサーは以下の記事で紹介してます。
磯部誠のプライベート(結婚・趣味)
磯部誠の気になるプライベートに迫っていきましょう!
既婚者で子供もいる
磯部誠の家族構成は、妻・子供(長男・次男・長女)の5人家族。※2023年7月のインタビュー時
結婚時期までは分かりません。ただ、お子さんの情報はそこそこ前から見かけるので、だいぶ若い時に結婚したと思われます。
休みの日はゴルフ三昧!年間90ラウンドも回るらしい
ゴルフ好きが多いとされるボートレース業界。磯部誠もその1人で、年間90ラウンド(4日に1回)回るほどの嵌りっぷりだそうです。
「家にいる時は家族のことを思ってますけど…」と話していましたが、これだけラウンドしていたら俗に言う”イクメン”ではないのかもw
ピットでゴルフの練習する磯部さん(笑)#磯部誠 pic.twitter.com/CKddFCKXKc
— Shinki (@shinki4643_4459) June 4, 2020
ゴルフ以外の趣味は野球観戦。結婚前はギャンブルも好きだったらしいですが、お子さんの出産を機にほとんどやらなくなったのだとか。
レース外のお遊びが盛んな様子。奥さんに愛想を尽かされないことを祈るばかり
磯部誠が残した輝かしい実績
磯部誠は次世代を担うトップレーサー。そう思わせるこれまでの実績を紹介していきます。
G3新鋭リーグで初優勝(2013年)
磯部誠の初優勝となった2013年2月のG3新鋭リーグ。
新鋭リーグとは、登録6年未満の若手のみで争われる大会。年間20ほど開催され、リーグ戦で優勝すると次年度の「G1新鋭王座決定戦」に出場できます。
デビュー5年目として出場した磯部は、圧巻の走りで予選をトップ通過。準優も難なく逃げを成功させ、絶好枠で迎えた優勝戦。
記録がなく道中の展開は分かりませんが、コンマ11の好スタートから”抜き”で優勝を飾りました。
悲願の水神祭を達成した4ヵ月後、地元常滑でも優勝。この頃から”強い磯部誠”が徐々に頭角を現してきます。
2勝目の常滑優勝戦には、八百長で逮捕された「西川昌希」も出走。どうでも良いことですが…
浜名湖一般戦で完全優勝(2020年)
2020年の浜名湖一般戦、僅かな選手しか達成できない「完全優勝」をやってのけます。
2018年頃からトップ層の仲間入りをしていますが、この時の磯部はまさに無敵状態。強引な前づけはほぼせず、9連勝での完勝を達成しました。
SGレーサーでも難しいと言われているパーフェクトVを、当時29歳という若さで偉業を達成。
また、その快挙がマグレではないことを証明していくことに。
ヤングダービーでG1初優勝(2020年)
2020年9月のPG1ヤングダービー。
中堅機ながら1度も着を外さない走り(133221)で予選を突破し、準優のイン戦も逃げて1着。ただ、7戦5勝で勝ち上がった上田龍星に一歩及ばず、優勝戦の枠番は2号艇。
本番のスタートは上田がトップスタートを切り、磯部は若干凹む展開となりましたが…
強烈な差しが刺さり、バックストレッチで上田を捉えます。そして、2マークを完璧なターンで独走状態となり、大きく差を広げて1着でゴール。
年齢制限がギリギリのラストイヤー。さらに、ヤングダービー初優出にしてG1初優勝を達成しました。
レース終了後には恒例の水神祭を実施!
池田浩二や西山貴浩などの先輩に可愛がられているのはご存じでしょうが、同期や後輩からも好かれる人間性。
近い将来、峰竜太のようなスーパースターになりそうな予感しかしませんw
デビュー14年で1000勝達成(2023年)
2023年5月のSGオールスター4日目に登場した磯部誠。第3レースで4コースからまくりで1着を獲得し、節目となる通算1000勝を達成しました。
1000勝を祝した水神祭では、親交の深い「西山貴浩」と「菅章哉」も別の救助艇に乗って登場w
こういうシーンって見てるだけで心が和みますね!
芦屋関係者の皆様をはじめ、一緒に飛び込んでくれた同期、他1人金の先輩にも感謝したいです(笑)
平成生まれ初のSG制覇(2023年グランドチャンピオン)
2023年6月に開催された徳山SGグランドチャンピオン。
予選を唯一の8点台でトップ通過すると、準優も他を寄せ付けない逃げで優出1号艇を獲得。
優勝戦は節一のモーターに仕上げた「石野貴之」との一騎打ち。大きなプレッシャーはあったでしょうが、イン先マイから逃げきって自身初のSGウィナーに。
また、平成生まれのボートレーサーでも初のSG制覇となり、記録尽くめの快挙達成となりました。
いやもう、言葉ないです。このことですね。結果出て良かったです。
(優勝戦を終えるまで)ずっとゲロ吐きそうでした。実感はこれから味わいたいと思います。気持ち入れて入ります。これからも応援してください。
磯部が涙ぐんでいる姿は初めて見たので、見ているこっちまで涙腺が崩壊しそう。やる男なのは分かっていましたが、こんなに早く結果を残せて本当に良かったです!
平成生まれで2人目のSG覇者は誰が果たすのか?個人的に女子レーサーだと嬉しいけどw
デビューから現在までの通算成績と水神祭
出走数 | 勝率 | 優出/優勝 | |
---|---|---|---|
SG | 255 | 7.47 | 2回/1回 |
G1 | 686 | 6.67 | 15回/3回 |
G2 | 73 | 6.19 | 2回/1回 |
G3 | 493 | 6.06 | 13回/1回 |
一般 | 1878 | 6.73 | 82回/31回 |
初勝利 | 初優勝 | |
---|---|---|
SG | 2018年10月23日 | 2023年6月25日 |
G1 | 2012年1月25日 | 2020年9月22日 |
総合 | 2010年4月29日 | 2013年2月20日 |
グラチャン優勝により、全グレード(SG・G1・G2・G3・一般戦)を制覇。
また、注目すべきはビックレースほど好成績を残す勝負強さ。SGに至っては7点台中盤の数字を残しており、2度の優出で内1回をものにしています。
大きく飛躍した2023年は、全てのSGに出場予定。おそらく賞金王決定戦にも選出されるので、ひょっとしたら賞金王になってしまうかも。
これからの活躍が楽しみすぎる選手の1人です!
グランプリに向けた最新の賞金ランキングは以下をご覧ください。
コメントお待ちしてます!
コメント一覧 (2件)
磯部誠選手の師匠は池田浩二選手ではありません。公式も間違える仲の良さw
確かに、平本真之といった情報も散見されますね。
情報ありがとうございます!