偉大な父親の背中を追って競艇界に舞い降りた「関野文」。アイドル並みのルックスとアニメ声で大人気の女子レーサーです。
一時は引退も噂されましたが、復帰後から勝率を爆上げ!2024年後期にはA1級初昇格を果たしています。
そんなあやちゃんについて、デビュー以降の実績をはじめ、結婚・旦那・出産・師匠など、気になるプライベートもまとめて解説します。
名前を読み間違える人がいるけど、文「あや」ですので。
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関野文のかわいい画像集
まずはじめに、関野文のかわいい画像からご堪能ください。
どことなく元卓球選手の「石川佳純」さんに似てる気が…
最近は”大人の色気”も合わさりますます美人さんに!この見た目でA級という実力者…そりぁ人気出るわなw
関野文とは?
大阪府出身の「あやっぺ」こと関野文。
学生時代のスポーツ歴は、水泳と弟の影響で始めたという極真空手。ヘルメットには自分でデザインしたニコちゃんマークが散りばめられています。
関野文の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 関野文(せきのあや) |
登録番号 | 4927(118期) |
生年月日 | 1993年11月1日 |
身長/体重 | 149cm・43kg |
出身/所属 | 大阪府/大阪支部 |
デビュー日 | 2016年5月3日 |
関野文の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
父親は父は大阪支部60期「倉谷和信」
関野文の父は、大阪支部に所属する60期レーサー「倉谷和信」。
1987年5月にデビューし、師匠「野中和夫」の下でバリバリ活躍。第41回近畿地区選手権(1998年)他、4つのG1タイトルを獲得した名選手です。
名字が違うのは倉谷が離婚したため。文は母親に引き取られ、関野の姓で選手登録しています。
競艇選手を目指したきっかけ
高校卒業して看護学校に入学。看護師の道を目指していましたが、実習の授業についていけず中退。その後、1年ほどフリーターとして過ごしていたそうです。
アルバイト漬けの日々に「もっと稼ぎたい。いっぱい稼いでおいしいものをたくさん食べたい」という憧れ。
そして、いつしか父の仕事である競艇選手を志すように。
小さい頃は父の職業に関心がなかった。
当初、レーサーになりたい!と言われた倉谷は猛反対。ただ、受験で8回も失敗したことから、どうせ試験に落ちて諦めるだろう…そう思って受けさせたところ、難関の養成所試験に一発で合格。
そんなこんなでデビューを果たし、今では同じ大阪支部で共に活躍しています。
ちなみに、倉谷&関野親子は超仲良し!
デビュー直前に行われたトークショーですが、父親の溺愛っぷりを感じることができるはずw
ボートレーサー養成所の成績
養成所での生活は「しんどかった。必死でした」と話す関野文。特に整備が難しくて苦労したといいますが、リーグ戦では父の遺伝子を遺憾なく発揮!
リーグ戦勝率は女子8人中トップの6.99。全7戦中5戦で優出し、第7戦ではイン逃げを決めて優勝。卒業記念競走でも優出3着に食い込む活躍を魅せました。
同期(118期)の注目選手
近い将来、SGウィナーが複数出ても不思議ではない118期。
養成所チャンプに輝いた板橋侑我は、2021年の浜名湖と2023年の鳴門、2つのG1を制覇。栗城匠は2021年の平和島開設記念、新開航は2023年常滑ダイヤモンドカップでそれぞれG1初優勝。
G1で4度の優出がある宮之原輝紀は、2024年の戸田クラシックで同期SG優出一番乗り(3着)を果たしました。
その他、小芦るり華・戸敷晃美など”ツヨカワレーサー”も多数在籍。これからの活躍がとても楽しみな顔ぶれです!
師匠は大阪支部77期「五反田忍」
関野文の師匠は、同じ大阪支部に所属する”なにわのくノ一”こと「五反田忍」。
倉谷和信から紹介してもらう選択肢もあったはず。しかし、父に甘えず自分のことは自分で決めたかったのか、鎌倉涼を育て上げた五反田選手に弟子入りしました。
ルーキー時代に師匠から受けたアドバイスは「自分が思ったこと、考えたことを何でも試していけばいい」。
ためらわず思い切りよく攻めるスタイルの原点となっています。
関野文の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2016年 | 5,110,000円 | 1404位 |
2017年 | 9,570,000円 | 1149位 |
2018年 | 15,020,000円 | 656位 |
2019年 | 17,230,000円 | 592位 |
2020年 | 13,440,000円 | 853位 |
2021年 | 3,770,000円 | 1516位 |
2022年 | 3,640,000円 | 1536位 |
2023年 | 17,930,000円 | 674位 |
2024年 | 13,400,000円 | 356位 |
関野文がデビュー以降に獲得した年間賞金。
1年目から同期トップクラスの実績を残し、3年目には年収1000万円を突破。2021~2022年は家事都合による欠場で大きく下げましたが、本格参戦となった2023年は1800万円弱の賞金を獲得しています。
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関野文の結婚・旦那・趣味など
ネット上にほぼ出回っていない「関野文のプライベート」について深掘りしていきます。
結婚してるの?旦那・子供は?
結婚時期、お相手の旦那さんは分かりませんが、2022年以前に籍を入れていたようです。
また、2023年2月のYoutube動画に出演した際「1歳になる前で10ヵ月」と話しているため、逆算すると2022年春頃に出産したと思われます。
家族について一切公表してないし、一般男性と結婚した可能性が高そう。
趣味は食べ歩き・美容
レースのない休日の過ごし方は、美味しいものの食べ歩きや、出産前から嵌っている美容。
相反する趣味に感じてしまいますが、食べた分はしっかりカロリー消費しているとのこと。美容に関しては、酵素浴やフェイシャルマッサージなどいろんなサロンに通っているらしい。
関野文のSNS(インスタ・X)
2016年3月にツイッターを開設。レースの話題を中心に運用していましたが、2022年3月にアカウントを削除。
SNSをやめたのは出産時期と重なる時期。もしかしたら、家族の身バレを防止する目的で、プライベートの発信を控えようと削除したのかもしれません。
ボート界ではSNSのトラブルが多いし、SNSを閉じたのは賢明な判断だと思う。
引退も噂された長期欠場の理由
2021年3月の大村オールレディースを走り終えた後、すべての斡旋を辞退。詳細な欠場理由などは公表されず、一時は選手登録も削除され”引退説”も浮上しました。
2021年3月、命に関わる重大事故
ファンの間で推測されたのが、欠場直前のレースで行った転覆事故。
関野は4カドからスリットを伸ばしますが、他艇に接触して落水。この時、舳先が外側へ向き、3号艇「渋田治代」の頭部に直撃してしまったのです。
一命こそ取り留めたものの、頭部外傷により2年8ヵ月の長期離脱。2023年11月の唐津で復帰を果たしますが、1節を走り切った後に引退しました。
事故の精神的ショックが指摘されたが…
不慮の事故とはいえ、渋田治代に大怪我を負わせてしまった精神的なダメージ。
過去にも加害者となった選手がしばらくレースを走れなくなったケースはあり、事故の加害艇となったのが欠場に影響していてもおかしくありません。
しかし、関野自身にケガはなく、最終日までレースに出続けました。仮に事故が原因だとしたら、そのまま途中帰郷していたはず。よって事故との関連性は薄いように感じます。
1年半後に復帰。報道では「産休」の文字
関野文が復帰したのは、2022年10月の住之江一般戦。
水面に帰ってきた姿に喜ぶファンも多い中、各スポーツ紙の記事に書かれていたのは「産休明け」という意外なワード。以下はインタビューの一部。
今節は約1年半の産休から明けて4節目。「目標とかはないですけど、無事故完走で一走一走、頑張るだけです」と、気持ちも新たに臨んでいる。
こうした報道により、長期欠場は「出産・産休」だったことが判明。突然の欠場を一切明かしていなかったので、関野ファンの多くは本当に驚いたことでしょう。
関野文って引退したのかと思ってたのに
— きむおさん (@kimuosan) August 28, 2022
斡旋入ってるわ pic.twitter.com/4ZsBOxFPiH
関野文引退から立ち直れてない😭一度でいいから御目通り願いたかった🥺
— ゆあ (@match586) June 19, 2022
戻ってきてくれて良かった!それにしても、結婚・出産していたとは…
デビューから現在までの成績
2016年5月3日の地元デビュー戦から現在に至るまで、関野文の競争成績をまとめていきます。
2017年5月の若松で初勝利
1年目から舟券に食い込む活躍を魅せる一方で、転覆も多かった関野文。
良くも悪くも思い切った走りを続ける中、待望の1勝目は2017年5月の若松一般戦。デビューから丸1年が過ぎた203走目のレース。
4コースからコンマ19のスリットで抜け出すと、そのまま豪快にまくってデビュー初1着を成し遂げます。
通常なら特大万舟となるところですが、ファンたちに実力はバレバレ。新人初勝利にもかかわらず、3連単の配当は「3,700円(15番人気)」という結果に。
デビュー後一発目の水神祭で”3連単37倍”はヤバすぎw
2018年はQCシリーズ戦含む優出4回
2017年7月の江戸川で節間3勝、10月の戸田では初のイン逃げ成功など勢いに乗り、2点台だった勝率を4点台中盤まで一気に押し上げます。
2018年に入ると4月までに4節で予選突破し、7月の住之江一般戦で初優出。
開催日 | レース | 結果 |
---|---|---|
2018年7月9日 | 住之江一般 | 6コース/5着 |
2018年9月4日 | 若松G3 | 6コース/5着 |
2018年9月23日 | 江戸川G3 | 4コース/4着 |
2018年12月31日 | 平和島G3 | 5コース/3着 |
初の優勝戦は6着に終わったものの、ここから8月の若松、9月の江戸川、そして12月の平和島クイーンズクライマックスシリーズ戦でも優出を果たしています。
2019年は3つのタイトル戦に出場
2019年3月の児島G2レディースオールスターにファン投票40位(2334票)で初選出。
自身初めてのタイトル戦でしたが、2日目に4コースからまくり差しを決めてG2初勝利。レース後には恒例の水神祭が行われました。
2019年後期にA2級初昇格を果たすと、8月の蒲郡「G1レディースチャンピオン」で五反田忍と師弟対決が実現。
そして、9月の三国G1ヤングダービーにも繰り上がり初出場となり。5日目にイン戦を勝ってG1初勝利の水神祭を飾っています。
事故パンを回避して2024年後期にA1級初昇格
年 | 期 | 級別 | 勝率 | 優出 |
---|---|---|---|---|
2019年 | 前期 | B1級 | 5.37 | 3回 |
後期 | A2級 | 5.79 | 1回 | |
2020年 | 前期 | B1級 | 4.75 | 1回 |
後期 | B1級 | 5.17 | 2回 | |
2021年 | 前期 | B1級 | 5.06 | 0回 |
後期 | B1級 | 5.10 | 1回 | |
2022年 | 前期 | B2級 | 0.00 | 0回 |
2023年 | 前期 | B2級 | 5.58 | 0回 |
後期 | A2級 | 5.53 | 0回 | |
2024年 | 前期 | A2級 | 6.15 | 2回 |
後期 | A1級 | 6.47 | 4回 |
2021年4月から産休に入り、1年半後の2022年10月に復帰した関野文。
A2級にカムバックした2023年後半は、事故率がB2落ちラインの0.70に迫りながら、なんとか無事故でしのぎ陥落を免れました。
その後は安定感が増して勝率を6点台に乗せ、2024年後期にA1級初昇格。期間勝率6.47は同期4番目、そして大阪支部の女子では唯一のA1級となります。
これほどの選手なのに、初優勝は未だ未達成という謎。その瞬間が訪れたら更新しますね!
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