2023年1月9日に開催された「徳山オールレディース」の優勝戦にて、「小芦るり華(オアシルリカ)」がデビュー7年目にして初優勝を飾りました。
同大会は1月4日に開幕。小芦は予選を「15212323」で通過し、準優勝戦も危なげなくイン逃げを成功させ1号艇をゲット。
優勝戦のメンバーは以下の通り。
小芦るり華と同じく、初優勝を狙う3号艇高石梨菜がツケマイで襲い掛かりますが、内からピタリとボートを合わせて応戦。慌てることなく受け止めて攻めを封じます。
バックストレッチでリードを広げると、2マークの力強いターンで後続を突き放し1着でゴール。
めっちゃ緊張しました。手が止まりました緊張で。あんま上手なターンじゃなかったです
最初に誰に報告したい?の質問に対して…
師匠の宮地元輝選手に報告したいです!すぐに報告します!
小芦るり華の師匠は、2022年SGグランプリシリーズを制した「宮地元輝」。トップレーサーの教えもあって近年は急成長中ですが、今では考えられないほど苦い経験を味わっています。
2016年5月にデビュー。当初は「ゼロ台のスタートをビシバシと決めるスゴイ新人が出てきた」と注目が集まったものの、無理な突っ込みが裏目に出てしまい…
- 2016年9月1日:住之江F.06
- 2016年10月28日:児島F.02
- 2016年10月29日:児島F.03
デビューから半年も経たない内に3本のフライングを犯してしまったのです。
180日のフライング休みをに加えて、半年間の斡旋保留。2016年11月から2017年10月まで1年間レースから離れることに。
そうした辛すぎるフライング休みを乗り越え、近年は小芦るり華は絶好調。
2021年後期にA2級へ昇格すると、2023年前期まで4期連続でA2級をキープ。そして現在、7点台の勝率を叩き出しており、このままいけば来期にA1級昇格も狙えそうなペースです。
また、今回の優勝によって8月に開催される「G1レディースチャンピオン(津競艇)」の優先出場権を獲得。
レースセンスは年を追うごとに向上してますし、デビュー当時のような危なっかしいスタートも改善されつつあります。
まずは2勝目、さらには遠藤エミに続くSG制覇をするような活躍を期待しましょう。
美人レーサー「西岡育未」も今大会で初優出を果たしています。今回は残念な結果でしたが、次は推しの水神祭を期待したい!