2024年9月の丸亀一般戦。オール2連対の活躍で優出1号艇を獲得し、勢いそのままイン逃げで優勝。今年に入ってから初V含む4勝目(丸亀3勝)。
次世代のスター候補「濱野斗馬(はまのとうま)」。
デビュー当初は特に目立った活躍もなく、B2級をボーダーギリギリで脱出。しかし、初勝利を挙げたあたりから才能が開花していき、2024年にA1級昇格、そして悲願の初V達成。
トップレーサー並みのスタート力に、コース問わず舟券に絡む旋回力。これほどのルーキーはかなり稀な存在と言えるでしょう。
そこで今回は、濱野斗馬の競争成績をはじめ、結婚・師匠・年収などプライベートも合わせて紹介します。
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濱野斗馬(はまのとうま)とは?
濱野斗馬(はまのとうま)は香川県丸亀市出身、香川支部のボートレーサー。
正しい名字は「濱野」ですが、一部の競艇メディアでは一般的に多く使われる「浜野」が用いられるケースもあります。
濱野斗馬の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 濱野斗馬(はまのとうま) |
登録番号 | 5136(126期) |
生年月日 | 1999年12月17日 |
身長/体重 | 157㎝/55㎏ |
出身/所属 | 香川県/香川支部 |
デビュー日 | 2020年5月12日 |
濱野斗馬の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
高校軟式野球で全国大会出場
濱野斗馬の出身校は「香川県立丸亀高校」。県内有数の進学校として知られ、東大や早慶などの合格者を多数輩出している高校です。
在学中は軟式野球部に所属し、全国大会出場の実績あり。それ以上の情報は公表されていません。
ボートレーサーを目指したきっかけ
「お爺ちゃんと一緒にレースを見に行ったことがきっかけ」とデビュー当時のインタビューで回答しています。
ちなみに、ボートレース養成所は5回目の受験で合格し、訓練生になったのは19歳の時。高校卒業が2018年3月なので、おそらく在学中から受験に挑んでいたのでしょう。
養成所のリーグ成績
- リーグ勝率:5.37(9位)
- 優出:2回(優勝0回)
勝率6点台後半~7点台の同期生がいる中、濱野は全体9位の5.37。お世辞にも優秀な成績とは言えませんが、デビューから約2年後、驚異的なスピードで急成長を遂げています。
指導にあたった教官たちは(良い意味で)驚いているはずw
同期(126期)の注目選手
126期の養成所チャンプ&リーグ勝率1位は「常住蓮」。2023年にA1級昇格を果たし、同期トップクラスの活躍を続けています。
その他、2024年トップルーキーに選出された大澤風葵、勝率上昇中のA級レーサー島川海輝、そしてマドンナ的存在の「野田彩加」も注目度の高い選手です。
美人レーサーとして大人気の野田ちゃんは、ルックスだけでなく成績も上昇中!
師匠は香川支部92期「深川和仁」
濱野斗馬の師匠は、香川支部に所属する92期レーサー「深川和仁」。
深川の1番弟子「木谷賢太」とはデビュー前から繫がりがあったとのこと。その繫がりもあって深川に弟子入りし、木谷は兄弟子という関係性になったと話しています。
濱野がブレイクできたのは、深川と木谷のおかげといっても過言ではないでしょう。
濱野斗馬の結婚・年収・SNSなど
濱野斗馬のプライベートについて。新しい情報を見つけたら、その都度こちらの記事に追記していきます。
結婚はしてる?彼女は?
現時点でネットやSNSには結婚・彼女の情報はありません。
ただ、ボート界は選手同士が交際確率がめちゃくちゃ高いので、少しでも怪しい動きがあれば報告させていただきます。
濱野斗馬の年収(年別獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | 24,710,000円 | 149位 |
2023年 | 25,920,000円 | 361位 |
2022年 | 10,980,000円 | 1222位 |
2021年 | 9,130,000円 | 1264位 |
2020年 | 3,210,000円 | 1514位 |
デビュー1年目の獲得賞金は321万円。そこから右肩上がりに伸びていき、2023年は自己最高額となる2,500万円を突破しました。
そして、2024年は9月時点で前年に並ぶ大活躍!今後は重賞レースへの参戦も予定されているため、このまま好調を継続できればGPシリーズに選出されてしまうかも。
デビュー4年目で既に平均超えの高収入。若干24歳にして稼ぎすぎだろ…
自身が運用するSNSアカウント
濱野斗馬が運用しているSNSは「ツイッター(@touma51360)」のみ。インスタグラム・Youtubeは今のところ開設していないようです。
ツイッターの更新頻度は月数回程度で、主にレースに関する投稿が多め。稀に同僚との写真もアップされます。
デビューから現在までの成績
濱野斗馬がこれまで歩んできた道のりを時系列で紹介します。
2020年5月に丸亀でデビュー
濱野斗馬のデビュー戦は、2020年5月12日の鳴門3R。6コースから6着となり、2走目以降も舟券に絡めず最高4着で一節を終えています。
初勝利は2021年8月の丸亀
師匠から枠なり進入の許可が下りず、全てアウトコースから進入していた時期。そんな中、2021年8月の丸亀において、4カドから大まくりを決めてデビュー初勝利を達成しました。
この1着で勝ち方を覚えたのか、好モーターを手にした次節の児島では初日から圧巻の4連勝!準優で敗れはしたものの、飛躍するきっかけとなった節と言えるでしょう。
こうした実績が評価され、2021年9月の丸亀より枠番通りの進入を開始しています。
2023年に覚醒!初優出&A級昇格
濱野斗馬の名を全国区に押し上げた2023年。
昨年とは打って変わって成績が急上昇し、2024年5月の丸亀で初優出。優勝戦はスタートで凹んでしまい3着に終わりますが、その後も抜群の安定感で好成績を残し続けます。
初優出を含めて6月、7月、9月と4度の優出を果たした中、初Vに最も近づいたのが7月の宮島ルーキーシリーズ。
7戦4勝の活躍で予選トップ通過すると、準優を何とか凌いで1着。自身初の優出1号艇を手にしたのです。
断然人気となった優勝戦でしたが、6号艇山田和佐の強前づけにより100m起こしの深インに。しかも、4カド進入の金田智博がドカ遅れし、1マーク手前で飲み込まれる最悪の状況。
内がごちゃつく展開を制したのは、5000番台初のG1覇者「中村日向」。濱野は無念の2着でレースを後にしました。
とても悔やまれる敗戦だったはず。しかし、1年を通して高勝率を残したことから、2023年後期にA2級、2024年前期にA1級昇格を決めています。
2023年に飛躍できた理由
まさに人が変わったかのような活躍ですが、その成長に繋がる根拠があったと口にしています。
22年にF2を経験したことで考え方が変わった。
エンジン出しをより考えるようになり、コンマ10のスタートを意識してターンの質向上にも取り組んだ。
やはりエンジン調整が安定するとスタートが安定するので、アジャストせずに行けることが増えた。その結果、7割ぐらい全速で行くことができ、1着数が増えたんだと思う。
引用元:マクール「濱野斗馬インタビュー」
実際、2022年と2023年の成績を比較すると、目を疑いたくなるほどの差があります。
年 | 1着数 | 勝率 | 3連対率 |
---|---|---|---|
2022年 | 18回 | 4.80 | 47.0% |
2023年 | 73回 | 6.22 | 62.1% |
自己分析しただけで成績が急変しているし、スキルアップにもう少し時間を費やしたら恐ろしい選手に成長しそう!
準完全Vでデビュー初優勝達成
一般戦で優勝してもなんら驚きはありませんが、その日が訪れるのは予想以上に早かったですw
2024年1月27日より6日間の日程で開催された「鳴門レディースVSルーキーズバトル」。
初日ドリーム戦を4コースから差しで勝利すると、そこから無傷の3連勝。5走目に惜しくも2着で完全Vは消滅しますが、予選を6戦5勝で1位通過。準優も難なく逃げてポジションを獲得します。
優勝戦はコンマ01のほぼタッチスタート。一瞬たりとも隙を見せない走りでイン戦を押し切り、デビュー3年8ヵ月、準パーフェクトで初優勝を達成しました。
もっと優勝したいし、SGに行きたい。勝率と優勝回数を獲っていけたらいいなぁっと思う。
優勝インタビューを見る限り、水神祭を達成した他の選手とは違った様子。
というのも、濱野斗馬にとって初Vはあくまで通過点。その先のG1、さらにはSG制覇に標準を合わせているのかもしれません。
正直、その目標を掲げるべき選手。すぐにでも重賞レースで戦える実力は備わっているので、頂点に君臨する日を楽しみに待ちたいと思います!
キャリアハイを更新したらこちらの記事を更新していきますね。
SGレーサー級の勝ち方!
開催年月/場 | 節間成績 | 優勝戦結果 |
---|---|---|
2024年2月/鳴門 | 111121111 | 1コース/逃げ |
2024年3月/丸亀 | 162131211 | 1コース/逃げ |
2024年7月/丸亀 | 2311112311 | 1コース/逃げ |
2024年9月/丸亀 | 112121211 | 1コース/逃げ |
デビュー初優勝となった2月のレディースVSルーキーズバトルにおいて、1レース以外全て1着の準パーフェクトV。その後もルーキーとは思えない成績で優勝を重ねています。
実績だけ見ればまさにSGクラスの選手!特に好モーターを引いた節の濱野は軸に据えるべきかと。
注目の若手レーサーが気になる方は以下の記事をどうぞ。
濱野斗馬の目標はSGレーサー
デビュー直後のインタビューで話していた目標は「SGレーサーになること」。そして現在、ヤングダービー出場という現実的な目標も追加した模様。まぁ、2番目はすぐに達成するでしょうけどw
近年、定松勇樹・石本裕武といった若手が注目を集める中、濱野斗馬も中心人物となりえる逸材です。
既に認知度が上がって舟券的な妙味はなくなりましたが、番組表で見かけたら評価高めで厚く狙ることをおすすめします!
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