2023年5月10日に浜名湖で開催された「ボートレースレディース VS ルーキーズバトル」。
これまで女子レーサーの優勝は平高奈菜のみ。
- 2018年12月:上條暢嵩
- 2019年2月:澤崎雄哉
- 2019年6月:吉川貴仁
- 2020年2月:松尾拓
- 2020年5月:平高奈菜
- 2021年2月:畑田汰一
- 2021年5月:吉川貴仁
- 2022年2月:井上忠政
- 2022年5月:新開航
- 2023年2月:砂長知輝
そんな中、抜群の安定感を発揮した「鎌倉涼」が1号艇を獲得し、久々のレディース優勝に注目が集まった今大会。
優勝戦では鎌倉がコンマ02のトップスタートを決め、多くのファンは鎌倉の優勝を確信した展開でしたが…
1マークで若干膨らんでしまい、その隙をついて飛び込んできたのが2号艇「中亮太」。
バックストレッチでほぼ並走状態に。鎌倉は逆転を狙った外まくりを仕掛けるも、先マイした中に寄せきることができず。そのまま先頭を独走した中亮太が優勝を飾りました。
2022年8月28日以来となる2度目の優勝。表彰式では以下のように話しています。
今節は自分なりに良いレースができたと思います。エンジンも良く、調整も合わすことができたので、あのエンジン持って帰ろうかなぁと。あれで九州まで(笑)
前期は全然ダメだったけど、最近は良い調整とターンができてます。
(今後の目標は?)まずA1に戻ることと、同期の中村日向くんがSG行ってるので、同じ舞台を目指して頑張ります。
これからも良いレースと、ちょっと面白いことを言えたらいいなぁっと。鎌倉涼さんのファンの方、すいませんでした。
一見、おとなしそうなイケメンレーサーですが、艇界のエンターテイナー「西山貴浩」も認める存在。どんな人物かはこの後紹介します。
中亮太とは?
公式画像 | |
名前 | 中亮太(なかりょうた) |
登録番号 | 5029(122期) |
生年月日 | 1997年5月3日 |
身長/体重 | 161㎝/55㎏ |
出身/所属 | 熊本県/福岡支部 |
デビュー日 | 2018年5月12日 |
優勝回数 | SG:0回 G1:0回 G2:0回 一般:2回 |
中亮太は熊本県天草市出身、福岡支部のボートレーサー。
ボート好きだった親戚のおじさんがきっかけで競艇を知り、ボートレーサーの収入に魅力を感じて目指したとのこと。
その後、養成所に入所したものの、リーグ戦では可もなく不可もなくといった成績で卒業。ただ、デビュー3年目あたりから勝率を伸ばし、2023年はトップルーキーに選出された期待の若手。
同期(122期)の注目選手
中亮太と苦楽を共にした同期生には、イケメンかつ実力派レーサが勢揃い。
既に5勝している「畑田汰一」を筆頭に、G1制覇の快挙を成し遂げた「中村日向」、超絶イケメン兄弟の弟「安河内健」、原田富士男の息子「原田才一郎」らが在籍。
そして、122期の女子といえば、2023年後期にA2級昇格を決めた「平川香織」。勝率を飛躍的に伸ばしており、怪我などなければ初優勝は時間の問題でしょう。
近い将来、122期からSGレーサーが誕生する可能性は大。
2023年トップルーキーに選出
登録6年以内かつA1級、そして勝率上位者から選出されるトップルーキー。次世代を担う若手有望レーサーとして、中亮太は10名の1人に選ばれました。
ちなみに、2023年トップルーキーには同期の「中村日向・安河内健」も選出されています。
中亮太の師匠「松田竜馬」
中亮太の師匠は、同じ福岡支部の96期「松田竜馬」。
師弟関係になった経緯は不明。また、松田竜馬について語っている映像などもないため、2人の関係性はあまり分かっていません。
西山貴浩とは大の仲良し
師匠と弟子の関係ではありませんが、福岡支部の先輩「西山貴浩」をリスペクトしているのは間違いなし。
中亮太のツイッターを見れば分かりますが、西山をはじめ、ポンコツ会に交じって飲んでいる様子など、密接な関係である証拠が多数投稿されていますw
こんちわー
— 中 亮太 (@BOATRAEC_5029) February 18, 2021
コロナでおもしろくない時期が続いてますが
西山さんは元気です。
生きておられます。 pic.twitter.com/gnoTmBiRBk
これだけ気が合うなら師匠になってもらえば良かったのに…。
ひょっとしたら、いずれはポンコツ会のメンバーになるかもしれませんね(笑)
西山に近い個性的な人間性
複数のYoutube動画にインタビュー出演していますが、真面目に回答している姿を見たことがありません。
しかも、西山貴浩を意識してる?と思うような言動も多め。
実力も笑いも西山には遠く及びませんが、実績が伴ってくればかなり人気者になりそうな予感。
今後、SGで活躍するレーサーになることを期待しましょう!