2024年3月27日、江戸川開催「第22回日本モーターボート選手会会長賞」において、5号艇で出走した「竹下大樹」が嬉しいデビュー初優勝を飾りました。
2連対率40%超えの好モーターを手にした竹下は、3連勝含む活躍で予選突破。準優(2号艇)は3着となったものの、準優2レース制だったことで優出進出を果たします。
迎えた優勝戦メンバーがこちら。
オール連対で勝ち上がった平見真彦のイン戦。
ほぼ横並びのスタートとなった中、艇を伸ばした竹下が大外を全速旋回!これが見事に決まり、内5艇を飲み込むまくりで劇的な勝利を収めました。
江戸川をご存じの方なら共感してもらえるでしょうが、まくりにいっても握れず膨れるか、バランスを崩して転覆するか。その荒水面でこの勝ち方はヤバすぎ!
しかも、江戸川巧者たちならまだしも、一撃まくりを決めたのは7年目の未勝利ルーキー。競艇歴20年の私でもこれを獲るのは無理w
とはいえ、竹下大樹1着(5-1-2)の配当は15,480円。3連単配当は思っていた以上に安かったので、それだけ竹下への期待値が大きかった証拠でしょう。
レース後の勝利者インタビューでは…
自分が展開を作った訳でもないし、たまたまです。
もう少し嬉しさを爆発させるかと思いましたが、いつもと変わらない様子で淡々と回答しています。
竹下大樹とは?
公式画像 | |
名前 | 竹下大樹(たけしただいき) |
登録番号 | 5018(121期) |
生年月日 | 1999年2月13日 |
身長/体重 | 169㎝/56㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2017年11月2日 |
竹下大樹(たけしただいき)は福岡県出身、福岡支部のボートレーサー。
121期として2017年11月に福岡でデビューし、約1年半の2019年4月に初勝利。その後、パットしない成績が続いていた中、2021年に入ったあたりから才能が開花します。
2021年後期(2020年11月1日~2021年4月30日)にA2級へ昇格すると、2023年前期はA1級昇格&初優出を達成。それ以降も立て続けに優出を果たし、7度目の優勝戦でデビュー初Vを飾りました。
師匠はペラ巧者の大野芳顕
竹下大樹の師匠は、福岡支部97期レーサーの「大野芳顕(おおのよしあき)」。
艇界屈指の”プロペラ巧者”として知られる中堅レーサー。これまでの5回の優勝を誇り、2019年10月には500勝を達成しています。
師匠は大野選手だけど、憧れていたのは同支部の篠崎兄弟とのこと。
2023年トップルーキーに選出
登録6年以内かつA1級の限られた選手が選ばれる「トップルーキー」。2023年はその中の1人に初選出されました。
ちなみに、竹下大樹以外に選ばれた顔ぶれは…
まさしく次世代を牽引するであろう若手のトップレーサーたち。そんな彼らを同じ称号を手にし、現在進行形で活躍の場を広げている状況です。
2023年後半は調子を崩してしまい、2024年トップルーキー&フレッシュルーキーの選出からは漏れました。
そんな中、今年は既に優出3回、優勝1回と絶好調!勝率もグングン伸ばしているので、近いうちに2勝目を達成しそうな予感がします。
しばらくは一般戦のみの出場となりますが、A1級復帰、そしてSG・G1の活躍に期待しましょう!