デビュー当時からお世話になっていた師匠「村上純」が、2024年5月1日に引退届けを提出。
2015年デビューの女子レーサーながら、超個性的な戦い方で競艇界を盛り上げている「池田奈津美」。
先輩レーサーに忖度する選手も多い中、大御所のベテラン相手でもお構いなし!あの「深川真二」にすら前づけを敢行する見どころ満載の若手です。
今回はそんな池田奈津美を深掘り。
基本的なプロフィールやデビューまでの経緯、さらには結婚や彼氏などのプライベートまで、ファンが知りたい情報を全てまとめていきます。
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池田奈津美とは?
池田奈津美は福岡県出身、福岡支部のボートレーサー。
116期の訓練生として養成所に入所。2015年5月に福岡競艇でデビューし、2017年1月に水神祭(初勝利)を達成。23年8月現在、未だ初優勝は達成していません。
池田奈津美の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 池田奈津美(いけだなつみ) |
登録番号 | 4874(116期) |
生年月日 | 1994年1月16日 |
身長/体重 | 162㎝/52㎏ |
出身/所属 | 福岡県/福岡支部 |
デビュー日 | 2015年5月12日 |
池田奈津美の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページをご覧ください。
大阪桐蔭高校時代はサッカー部に所属
小学校3年から大学2年までサッカー少女。また、高校時代はスポーツの強豪校「大阪桐蔭高校」のサッカー部に所属し、全国大会で準優勝した実績の持ち主。
ただ、それだけの実力がありながら「サッカー選手になる選択肢がなかった」とインタビューで語っています。
おそらく、後に紹介する”将来の目標”が決まっていたからでしょう。
父親「池田康範」は現役オートレーサー
ボートレーサーになるきっかけとなった父親は、現役オートレーサーの「池田康範」選手。
重賞タイトルは獲得していませんが、現在に至るまで通算4Vを達成。また、デビューから30年以上経った2021年7月に約6年ぶりの優勝を飾っています。
競艇選手を目指すきっかけ
私の父はオートレーサー。同じ公営競技繫がりでボートレースは幼い頃から知っていた。
父が同じ競技は反対だったのと、ボートレースの方が女子選手が多いので、そっちの方が良いという話になった。
そして、別のインタビューでは、より具体的なきっかけを話しています。
怪我が理由で国体に出られなくなって、父に誘われて芦屋ボートに行った。レースを見てカッコイイと思い”これかも”と感じた
大阪桐蔭を卒業後は福岡大学に進学しますが、肉離れによる怪我が理由で国体を辞退。その時に父親と行った芦屋のレースに感銘を受け、本格的に競艇の道を志すようになったとのこと。
余談ですが、美人レーサー「高憧四季・森下愛梨」もサッカー出身。共にかなりの実力者だったのは有名な話。
ボートレーサー養成所の成績
- リーグ勝率:3.93
- 準優出:2回
- 優出:0回
- 優勝:0回
養成所時代の成績は中の下。
この程度の成績で卒業した場合、デビュー後も実績を残せず引退する選手が多いです。しかし、池田奈津美はその前例を覆し、今では同期トップクラスの注目を浴びています。
同期(116期)の注目選手
116期で最も活躍しているのは、艇界のアイドル「大山千広」。オールスター投票で1位に輝くなど、人気も実力も兼ね備えたトップレーサーです。
その他、2020年に結婚した「入海馨・新田有理」や、超絶イケメンの「鈴谷一平」、超絶かわいい「西岡育未」なども同期生。
優秀な人材が多いのはもちろんのこと、見た目も一級の選手が多い印象w
イケメンレーサおよび美人レーサーが気になる人は、以下の記事が参考になります。
➝イケメンレーサーランキング
➝美人レーサーランキング
師匠はイン屋の村上純
池田奈津美の師匠は、生粋のイン屋「村上純」。
無類のバイク好きで、自身が率いるチームは大会で優勝するほど。池田奈津美の父親もオートレーサーなので、弟子入りは”バイク繋がり”が関係あるのかも。
そんな2人は良い師弟関係を築いていましたが、2024年5月1日、残念ながら村上純は現役を引退しています。
あくまで噂レベルだけど、引退理由は”八百長”が関係しているとか…
池田奈津美の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 女子順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 14,034,000円 | 96位 |
2022年 | 10,860,000円 | 127位 |
2021年 | 不明 | – |
2020年 | 10,034,450円 | – |
成績が上昇し始めた2020年に年収1000万円を突破し、2023年は1400万円と右肩上がりに賞金を伸ばしています。※2021年の情報は発見できず。
インレーサー「池田奈津美」が爆誕
池田奈津美の名を全国区にしたのは、これまでの常識では考えられない「前づけ」をしだしてから。
前づけとは、割り振られた枠番よりインコースを主張する戦略。ベテラン選手のみに許された特権かと思っていましたが、20代の若手がまさかイン屋に転向するなんて…
若手&女子では極めて稀(というか女子史上初かも)
競艇歴20年の私が知る限り、デビュー10年足らずの若手、さらには女子レーサーがイン屋に転向したのは史上初の出来事。
もちろん、優勝戦など大事な場面で前づけすることはあります。しかし、ここ最近の池田奈津美は常に内枠を奪取しており、イン屋で有名な「鈴木幸夫・深川真二」とほぼ同じ。
一昔前なら前づけは当たり前でしたが、近代競艇は枠なりが一般的。また、ベテランのみOKといった風習が根付いているはずです。
そんな時代だからこそ、池田奈津美の強前づけは注目の的となっているのでしょう。
以下の記事を見れば分かる通り、イン屋のほとんどは名のあるベテランばかり
イン屋に転向した時期は?
年 | 出走数 ※6号艇 | 枠なり | 前づけ率 |
---|---|---|---|
2020年 | 27回 | 26回 | 3.7% |
2021年 | 19回 | 14回 | 26.3% |
2022年 | 29回 | 17回 | 41.3% |
2023年 | 13回 | 0回 | 100% |
池田奈津美が本格的に前づけし始めたのは、2022年10月に開催された住之江女子戦。
それまでも一つ内側のコース取りはちょくちょくありましたが、同大会の4日目10R、大外から3コースに前づけする奇襲を仕掛けたのです。結果は着外だったものの、次節の6枠でも3コースを奪取。
そのあたりから6コース進入は激減し、近況では5コースすら見かけなくなっています。
ベテラン相手にも強烈な前づけ
艇界の重鎮「深川真二」が内に構える一戦において、展示通りの前づけを敢行。この仕掛けによって起こしは80m前後となってしまい、ダッシュ艇にまくられて5着。
ただ、あの深川を窮地に追い込んだ攻めが注目を集め、予選ながらボートレース公式のYoutubeに取り上げられました。
「4,5,6は全部いく」前づけ宣言
2023年5月の蒲郡ヴィーナスシリーズ。初日8Rの勝利者インタビューで「外の枠は動くと考えてよろしいですか?」という質問に対し…
はい、456(コース)は全部いきます
さらに、コース取りしようと思ったきっかけについて問われると…
なにか変化がほしくて。やるなら自分にリスクを負えるところから起こすとか、決め事を決めてやろうと思ってます
ただただ有利な内枠に進入するのではなく、あくまで成長するための前づけ。相当な覚悟のうえで行っているようです。
今後、先輩レーサーに冷たい対応をされることもあるでしょうが、そうした苦難を乗り越えてほしい!女性初の”強いイン屋”が誕生することを願ってます。
勇敢な戦いっぷりに人気上昇中!
池田奈津美選手🌸鬼前付け
— 競のWHiTE動画ch🌸 (@1990KyoTyy) August 19, 2023
相変わらず
気持ち良いくらいに
忖度なしに誰にでも
前付けいくなぁ🥶
2号艇は地元福岡の大先輩‼️笑
結果はどうあれ
今後も注目します😊
今のところ
2コースくらいまでが
多いけどインまで
取ってもイインやで🥶笑#戸田#池田奈津美#忖度なし#前付け pic.twitter.com/xMngqJxilH
でも池田の外枠はおもろい。進入はこうじゃないと、ちゃんと深いの覚悟で動けてるから偉いのよ、コースも欲しいけど助走距離も〜のしょうもな勢とは違うかなと😎
— お名前だいちゃん@競馬競艇🚴🚴♀🚴♂ (@DUe3cZrsPCa5kUK) August 20, 2023
1番A1の時に外に池田奈津美の番組作ってれないかな、まあ戸田の番組マン頭激渋だからやらないかw
池田奈津美の師匠は村上純と聞いてむっちゃ納得した🤣今日の深インもスタートはいけていたからこれからうまくいくといいね。
— りょうた (@ram_ryo82) August 22, 2023
どんな相手でも前づけするようになって以降、SNSで池田奈津美を応援するファンが増加中。
イン屋はレースを壊す悪者扱いされがちですが、前向きな口コミの多さにビックリ!おそらく、女子レーサーであること、忖度しない姿勢が評価されているのでしょう。
舟券を買えるほどの信頼はないけど、出場するレースは逃さずチェックするつもり
池田奈津美の結婚・彼氏・SNSは?
池田奈津美のプライベートを覗いてみましょう!
結婚や彼氏の情報なし
2023年8月現在、WEBやSNS上に「結婚・彼氏」など、異性関係の情報は一切ありません。
まぁ、突然結婚したことを発表する選手もいるので、真剣交際している相手がいたり、既に結婚している可能性もゼロではないですが…
直近だと美人レーサーの「西岡成美」が電撃発表したばかり。その事実を知った時はガチで凹みました
SNSはインスタ・X(旧ツイッター)を運用
池田奈津美が運用しているSNSは「インスタ・X(旧ツイッター)」の2つ。
ただし、インスタ(natsu4874)は鍵垢となっているため、投稿してある画像を閲覧することはできません。どうしても見たい方はフォロー申請してください。
それと、X(旧ツイッター)も2017年の投稿を最後に更新なし。SNSでの情報発信はあまりしていないようです。
まとめ
池田奈津美ほど前づけする女子レーサーは史上初?かもしれません。
現在はまだスタートやターン技術を磨いている段階ですが、経験を積めば艇界を代表するイン屋になりそうな予感がしてますw
とはいえ、私のような本命党にとっては扱いにくい選手。池田が番組にいると波乱は必須なので、舟券を購入する際は”荒れ予想”を推奨します。
彼女が出場するレースは見ているだけで楽しい。SG・G1などの重賞で見れる日に期待ですね!
コメントお待ちしてます!