2024年7月末時点で優出10回・優勝0回。2022年後期にA1級初昇格を果たしたが、それ以降はB1・A2を行ったり来たり。
2015年11月にデビューした「松本一毅」。
同期(117期)には、トップルーキーの上田龍星をはじめ、養成所チャンプの小池修平、吉田兄弟(凌太朗&裕平)などが在籍。
当然、競艇ファンが注目するのはこうした実績のある選手たち。松本への期待はそこまでなく、舟券に含めてもせいぜい3着といった存在でした。
しかし、2020年頃から眠っていた本来の実力が開花!
4点台前半だった勝率は上昇していき、2022年後期には初のA1級昇格。タイトルこそないものの、このまま成長し続ければ117期で一番乗りのG1制覇をしてしまうかも。
そこで今回は、松本一毅の成績やデビューしたきっかけやなど、あまり知られていない情報をまとめていこうと思います。
上記画像は「エンカウント」の予想通りに購入したの舟券&払戻金。
競艇予想サイトは怪しいところも多いですが、こうした実績を残してくれるサイトが僅かに存在します。
回りくどい説明はしません。勝てる競艇予想をお探しならこの機会にぜひ。
松本一毅(まつもとかずき)とは?
松本一毅は、2015年11月に住之江競艇でデビューした117期のボートレーサー。
59期として活躍した父親「松本浩一(引退)」の影響でレーサーを志すようになり、4度目の受験で養成所試験に合格。
師匠は2021年6月に引退した「阪本聖秀」元選手。趣味はドライブやひとり旅、特技は料理。パスタをソースから作り、家族などに振舞っているとのこと。
実際の見た目や雰囲気を知りたい方は、以下の動画が参考になります。
「陰の方で地味に生きているので…」と話している通り、インタービューは苦手そう(笑)
松本一毅の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 松本一毅(まつもとかずき) |
登録番号 | 4904(117期) |
生年月日 | 1994年8月30日 |
身長/体重 | 165cm/53㎏ |
血液型 | A型 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
松本選手の出場予定や直近の成績は、以下の公式プロフィールで確認してください。
競艇選手になったきっかけは父親
公式画像 | |
名前 | 松本浩一(まつもとこういち) |
登録番号 | 3263(59期) |
生年月日 | 1964年1月17日 |
出身/支部 | 大阪府/大阪支部 |
松本一毅の父親は、2013年に引退した「松本浩一」さん。
1997年以降の成績を見る限り、優出・優勝した経験はなく、おそらくA級に昇格することなく引退しています。
お世辞にも活躍した選手とは言えませんが、息子にとっては背中を追い求める大きな存在。その証拠に、過去の記事では以下のように語っています。
ボートレーサーの父・浩一さん(59期・引退)の背中を追い、高校卒業のタイミングでレーサーを志願。やまと学校(現ボートレーサー養成所)入学までには4度の受験を要したが「あきらめる気持ちはなかった」と強い意志を貫いた。その父とは「道中で(いい位置に)出てこられるからか、最近は余計にいろいろアドバイスをもらいます」と以前にも増してコミュニケーションもより濃密なものとなっている。
出典:ズバっと!ボート
ボートレーサーを志すきっかけは父親。また、現在ではアドバイスもらう先輩レーサーとしても支え合っているようです。
競艇界で爪痕を残せなかった浩一さんにとって、松本一毅の成長は何よりも嬉しいでしょうね!
同期(117期)の注目レーサー
117期のやまとチャンプは小池修平、リーグ戦勝率1位は吉田裕平。
デビュー後に活躍している同期は、最多優勝回数を挙げている上田龍星。既にSG初勝利、G1優出も達成しています。
その他、2020年後期に飛び級でA1級になった小池修平、父(吉田徳夫)・兄(吉田凌太朗)もボートレーサーの吉田裕平など、世代トップクラスの実力者が勢揃い。
また、倉持莉々の兄と結婚した出口舞有子や、同期No.1の美人レーサー薮内瑞希も同期生です。
美人レーサーに興味ある方は以下の記事をご覧ください。
松本一毅の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 順位 |
---|---|---|
2024年 | – | – |
2023年 | 18,740,000円 | 630位 |
2022年 | 24,524,666円 | 356位 |
2021年 | 13,930,000円 | 848位 |
2020年 | 14,400,000円 | 781位 |
2019年 | 9,190,000円 | 1232位 |
2018年 | 10,900,000円 | 1018位 |
2017年 | 7,430,000円 | 1322位 |
松本一毅の年収(獲得賞金)は上記の通り。
2020年頃から年収1000万円を超え、活躍が目立った2022年には2400万円もの収入を得ています。
運用しているSNS(インスタ・ツイッター)
松本一毅選手のSNSは今のところツイッターのみ。ただ、2015年に他人のツイートをRTしたのみで、本人により発信は一度もありません。
インスタグラムは開設していませんが、「#松本一毅」と検索すると松本選手が写っている写真が複数出てきます。
勝率上昇中!デビューから現在の成績推移
松本一毅のデビューから現在を辿っていきます。これを見たら「近いうちに何かやってくれそう」と思ってしまうはずw
初勝利はデビュー302走目の鳴門
松本一毅の初勝利は、デビューから302戦目となる2017年11月の鳴門一般戦。
上田龍星や吉田兄弟などはデビューしてすぐ勝利を収めていたので、本人的にはかなり焦りもあったでしょう。そう感じさせるコメントを初勝利後のインタビューで語っています。
初勝利まで長かったです。これをきっかけにもっと強くなりたい。お父さんが一番喜んでくれると思います
長くて遠かった1着でのゴール。残念ながら水神祭の動画はアップされていませんが、仲間たちに囲まれて恒例の行事が行われました。
ただ、この時はファンのみならず、選手仲間も想像していなかったはず。数年後に躍進する「松本一毅」の快進撃を…
デビュー6年目で初のA級昇格
デビュー5期目にして初勝利を挙げると、そこからの松本一毅は強かった!
期間を空けず勝利を重ねていき、2017年は4勝をマーク。翌年以降も10勝以上の勝ち星を重ね、2022年前期の審査に向けた勝率は5点台半ばを推移。
そして、ついてに念願の「A級昇格」を果たします。2022年前期(2021年5月1日~2021年10月31日)の成績は以下の通り。
- 出走数:70回
- 1着数:13回
- 勝率:5.43
- 1着率:18.5%
- 2着率:32.8%
- 3着率:50.0%
数年前まで勝率4点台前半だったに、気づいたら5点台半ばへと躍進。
優出・優勝はなかったものの、この時期の成長スピードは同期No.1といっても過言ではないでしょう。
2022年は飛ぶ鳥を落とす勢いでA1級昇格
年 | 期(級別) | 出走数 | 勝率 |
---|---|---|---|
2019 | 前期(B1) | 100 | 4.10 |
後期(B1) | 107 | 4.36 | |
2020 | 前期(B1) | 75 | 4.00 |
後期(B1) | 104 | 4.47 | |
2021 | 前期(B1) | 120 | 4.78 |
後期(B1) | 125 | 4.75 | |
2022 | 前期(A2) | 70 | 5.43 |
後期(A1) | 137 | 6.23 |
2022年後期の級別審査に向けた成績は、1着39回で勝率は6.23。
A1級のボーダーは6.22でギリギリの通過となりましたが、悲願のA1級昇格を初めて達成!また、A2級に昇格したことで斡旋される数も増え、前期に比べて1着数も飛躍的に増加しています。
競艇の最高峰となるA1級となった今、ファンとして楽しみなのはSG・G1レースでの姿。
これまでは出場資格がなかったので、急成長した松本一毅がトップ層でどこまで通用するのか?1日でも早く結果が残せるといいけど…
ひとまず2022年11月にG1初出場・初勝利を果たしたので、重賞レースの常連として活躍することを願います。
最上位グレードのSG競争は、G1より出場資格はハードルがあります。知らない方はぜひ確認しておきましょう。
松本一毅の初優勝&G1制覇の可能性は?
2022年12月現在、A1級に紹介しても尚、未だ勝ち星(優勝)に恵まれない状況が続いています。
実力は申し分なし!優勝は時間の問題
2023年には初優勝すると予想します。
117期で既に優勝したことがあるのは10名(記事作成時点)。松本一毅より実力が劣る選手も含まれるので、あとはタイミング次第ではないでしょうか。
約1,600名いるボートレーサーの20%しかいないA1級に到達した実力者。過去に優勝経験がないことの方が不思議でなりません。
とりあえず1勝目!1日でも早く達成してほしい。
A1級に返り咲いてG1・SG出場
大舞台で活躍できる実力は備わっています。直近の成績は芳しくないようですが、モーターなどが嚙み合えば「一般戦およびG3」での優勝はできると思います。
特に2022年前半の勢いは凄かったので、その頃の調子を取り戻せばきっとやれるはず!
いずれにしても、松本一毅という選手はもっと高いところで戦う逸材。ファンとして若干ひいき目で見ていますが、同期の上田龍星と同じぐらいの活躍は是非とも期待したい。
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