2024年3月29日、住之江で開催された太閤賞競走開設67周年記念において、現選手会長の「瓜生正義」がイン速攻を決めて優勝。2021年グランプリ以来となる21回目のG1制覇を達成しました。
近年、らしくない成績で心配する声もあった福岡のエース。そうした不安を一掃するかのように、2年3ヵ月ぶりに優勝したびわこに続く2節連続V。
完全復活を遂げた瓜生は優勝賞金1100万円を上乗せし、賞金ランキング53位から10位以内までランクアップする見込みです。
それにしても、全盛期を彷彿させる安定感を魅せた今節。
まずまずの好機を引き当てると、序盤から舟券を外さない走りで予選トップ通過。準優も難なくイン逃げを決め、ファイナルはポールポジションを獲得します。
そして迎えた優勝戦。上條暢嵩・稲田浩二らの攻めを完璧に封じ込め、付け入る隙を与えずイン戦を制しました。
今年に入って既に優出5回、優勝2回と大暴れ!次節以降もビッグレースが続くので、好調を維持できれば優勝争いに加わるのは間違いないでしょう。
現在予定している斡旋がこちら。
開催日(場) | 格式 | 大会 |
---|---|---|
4月7日(大村) | G1 | 海の王者決定戦 |
4月16日(鳴門) | G1 | マスターズチャンピオン |
4月25日(福岡) | 一般 | どんたく特選レース |
5月9日(芦屋) | 一般 | 山口シネマ杯 |
5月21日(多摩川) | SG | オールスター |
5月30日(戸田) | G1 | 戸田プリムローズ |
6月8日(蒲郡) | G1 | オールジャパン竹島 |
特に注目したいのは、過去に2度優勝している「SGボートレースオールスター」。
初出場となった1998年以降、これまで22回選出され、準優出7回・優出4回。予選突破率は60%程度の高い実績を残しています。
これまでのSG優勝回数は、松井繁に次ぐ現役2位(11回)の記録を持つ瓜生正義。
SG優勝回数ランキング
- 松井繁(12回)
- 瓜生正義(11回)
- 池田浩二(10回)
- 石野貴之(11回)
- 今垣光太郎(9回)
- 毒島誠(8回)
- 西島義則(7回)
- 太田和美(7回)
- 井口佳典(6回)
- 峰竜太(6回)
また、昨年のオールスターも優出(4着)していることから、同大会との相性は申し分なし。優勝候補の1人として予想するつもりです!