2023年12月6日に開催されたG3福岡ソフトバンクホークス杯。
優勝候補として注目された地元の「羽野直也」。ほぼオール2連対の活躍で予選トップ通過すると、勢いそのままに優出1号艇を獲得。優勝戦もイン速攻を決めて逃げ切り、今年8回目の優勝を達成。
7月に平成生まれ初のSG制覇を成し遂げた羽野キュンですが、意外にも地元福岡は優勝ゼロ。
福岡は地元で好きなレース場なのに、まだ優勝できていない。GⅠでも優出できているし、苦手意識もないです。だから今節は絶対に優勝するつもりで来ています。
そうした並々ならぬ思いもあった中、9度目の優出してようやく地元初Vに輝きました。
今年の羽野直也は控えめに言って強すぎ!これまでの成績を見比べれば、2023年がいかに凄いのか理解してもらえるはず。
年 | 勝率 | 2連対率 | 優出/優勝 |
---|---|---|---|
2019 | 6.61 | 42.1% | 10回/3回 |
2020 | 7.20 | 54.0% | 13回/2回 |
2021 | 7.22 | 50.5% | 8回/3回 |
2022 | 7.52 | 46.5% | 9回/2回 |
2023 | 8.08 | 60.8% | 13回/7回 |
好調を裏付ける実績がもう一つ。フライング休みで選出除外となったオールスターを除き、チャレンジカップまで全てのSGに選出されています。
さらに、出場したSGはいずれも準優以上勝ち上がり、初陣となったクラシックは優出5着、オーシャンカップではSG初制覇の偉業達成。まさに”覚醒した1年”といって良いでしょう。
- クラシック:優出5着
- オールスター:F休みにより欠場
- グランドチャンピオン:準優3着
- オーシャンカップ:優勝
- メモリアル:準優5着
- ダービー:準優3着
- チャレンジカップ:準優3着
- グランプリ:出場予定
SGの着実な実績に加え、一般戦での複数優勝を達成したことで、今日現在の獲得賞金は95,086,000円(賞金ランキング9位)。また、今大会の優勝賞金を加算すれば9,800万円前後になる見込み。
年内、羽野キュンに入っている斡旋は、12月19日開幕するSGグランプリ。初日11Rのトライアル1ndに出場予定です。
グランプリの優勝賞金が1億1000万円なのはご存じでしょうが、予選(トライアル1nd・2nd)に出場するだけで、1着でなくても破格の賞金を手にすることができます。
参考までに、グランプリファイナルまでの賞金額を載せておきます。
着順 | トライアル 1st/2nd | 優勝戦 | |
---|---|---|---|
1着 | 48万円 | 57万円 | 1億1000万円 |
2着 | 37万円 | 45万円 | 4700万円 |
3着 | 30万円 | 35万円 | 3300万円 |
4着 | 22万円 | 31万円 | 2400万円 |
5着 | 19万円 | 28万円 | 2200万円 |
6着 | 16万円 | 26万円 | 2000万円 |
トライアルを勝ち進み、優勝戦に進出することができれば最低2000万円以上。仮にトライアルで敗戦しシリーズ戦回りになっても、着順賞金プラスαの上積みが可能。
1レース目で途中帰郷とならない限り、少なく見積もっても500万円程度の賞金は手にできると思います。
したがって、現在9800万円の賞金を獲得している羽野直也は、デビュー10年目にして「1億円プレーヤー」となるのはほぼ確実かと。
ちなみに、艇界のスーパースター「峰竜太」でも、初めて1億円を突破したのはデビュー14年目の2017年。当時と賞金額が異なるとはいえ、若干28歳での大台到達はヤバすぎる記録です。
それにしても、前々から強い選手だとは思っていましたが、2023年の成長ぶりは異様にも感じます。
ひょうっとしたら、プライベートで大きな変化でもあったのか?例えば、噂されている「大山千広との結婚」や、既に守るべき子孫が誕生したとか…
あくまで個人的な見解に過ぎませんが、羽野キュンは多くのボレジョファンを抱える艇界屈指のイケメン。
朗報があるようなら1日でも早く知らせてほしいですねw