2023年4月6日に開催された江戸川最終日。
この日の気象状況は風速10m、波高25㎝と大荒れ。1レースのスタート展示を見れば分かる通り、直線でも艇はバタつき、真面なレースができないのは明らかな状態。
多くのファンは「開催中止になるだろう」と思ったでしょうが、施行者側の判断は決行。
江戸川の水面は常に荒れているのは周知の事実です。また、最も高配当が出る競艇場としても知られているので、開催を望んでいるファンが多いことは理解できます。
しかし、物事には限度があります。
これほど荒れた状態でレースを強行すれば、重大事故に繋がる可能性が高いことぐらいは認識していたはず。
大怪我を負う選手、もしくは死亡者が出てもおかしくない水面。そうしたリスクがありながら、選手たちを走らせるのは控えめに言って愚行。
なぜ選手たちの命や身体の安全を優先しなかったのか?江戸川さんの判断にはガッカリです。
結果ありきの情報になって申し訳ありませんが、決行されたレースの1Rから転覆とエンストが発生。さらに、2Rでも同様の事故で2艇が失格に。
1レース目だけ動画がアップされていたので載せておきます。
施行者およびモーターボート競走会は過去の反省をしていないのか?
事故発生日 | 殉職者 | 享年 |
---|---|---|
中田達也 | 2022年11 | 29歳 |
小林晋 | 2022年1月 | 44歳 |
松本勝也 | 2020年2月 | 48歳 |
鈴木詔子 | 2013年11月 | 52歳 |
岩永高弘 | 2010年5月 | 36歳 |
坂谷真史 | 2007年2月 | 26歳 |
中島康孝 | 2004年3月 | 26歳 |
木村厚子 | 2003年5月 | 38歳 |
上記は2000年以降にレース中の事故でなくなった選手たち。20代という若さで殉職した選手は3名もおり、50年以上あるはずだった人生を競艇に奪われているのです。
もちろん、死亡した原因が全て施行者にあるとは言っていません。しかしながら、今回の江戸川のような運営をしている以上、再発防止に尽力しているとは到底思えない自分がいます。
ここ数年、ボートレースの売上は右肩上がりに伸びており、競走会はさらに伸ばそうと躍起になっているはず。
その為には、命を懸けて戦っている選手に無理難題を押し付け、高額賞金を渡して納得させる。こうした悪しき実態が出来上がっているのでしょう。
信頼を損なう八百長疑惑などは一切公表せず、人気を高める「平均年収1,700万円」といった情報は死ぬ気で宣伝する。
2023年3月に刑務所から出所した「西川昌季」元選手も言ってましたが…
10000人フォロワーありがとうございます😊
— 西川昌希 (@boatrace4559) April 5, 2023
一言だけ…(あくまでも自論)
N選手の八百長は確定でしょう笑
競走会が野放しにしている意味がわかりませんが笑
内部資料で当確出してるのに何故世間に出さないのか?
みんなで予想してみよー
事の経緯を確認したら、誰がどう見たって”クロ”ですよね。おそらく、内部ではほぼ八百長が確定しているのに、その選手は引退させず残したまま。それに、メディアが騒いでも全く情報が表に出てこない謎。
様々な疑惑が浮上して以降、1ミリたりとも進展していません。
競艇は大好きですが、その競技を運営している元締め(モーターボート競走会)は本当に真っ黒。現選手会長「瓜生正義」あたりに期待するしかないのかも。