5月1日に新しい期が始まった競艇界。それと同時に、レーサー人生を左右する級別も一新されます。
最上位のA1級をキープする選手、A1級に返り咲いた選手、A2級に降格してしまった選手など様々。そんな中、今回紹介するのは「A1初昇格した選手」たち。
同じA級とはいえ、A1級はSG・G1への出場資格を得られ、獲得賞金に大きく影響します。その為、A2級では見られなかった景色を拝むことが可能となるのです。
ちなみに、2023年後期のボーダーは…
- A1級:6.16
- A2級:5.42
過去5期はA1級6.20前後、A2級5.40前後だったので、A1級のボーダーは例年より低めです。
選手ページの級別が変更されるのは「7月1日」から。すぐに適用されない理由は以下の記事で解説しています。
A1初昇格した選手一覧
選手名(登録期) | 出走数 | 適用勝率 |
---|---|---|
常住蓮(126期) | 111 | 6.58 |
大澤風葵(126期) | 127 | 6.54 |
小芦るり華(118期) | 147 | 6.52 |
松本純平(123期) | 126 | 6.50 |
北川太一(110期) | 121 | 6.45 |
和田拓也(113期) | 138 | 6.43 |
鈴谷一平(116期) | 117 | 6.35 |
吉田慎二郎(92期) | 130 | 6.34 |
野口勝弘(103期) | 126 | 6.32 |
篠原飛翔(124期) | 97 | 6.31 |
原田才一郎(122期) | 153 | 6.24 |
前田翔(124期) | 100 | 6.22 |
高憧四季(124期) | 122 | 6.20 |
井本昌也(120期) | 136 | 6.19 |
山下昂大(115期) | 129 | 6.18 |
天野友和(80期) | 128 | 6.16 |
尾上雅也(119期) | 135 | 6.16 |
5000番台で女子初のA1級昇格「高憧四季」
艇界の若きアイドル「高憧四季(たかはたしき)」。
2023年3月に悲願の初優勝を飾り、5000番台の女子レーサーで初のA1級昇格を達成。実力はもちろんのこと、女子界トップクラスの可愛さを兼ね備えた選手。
美人レーサーは多数存在しますが、実績を積み重ねていけばとんでもない人気者になりそう。
126期「常住蓮・大澤風葵」が揃ってA1級昇格
常住蓮・大澤風葵は126期の同期生。2020年5月のデビューから3年、高勝率を残して最上位の級別に昇格しました。
現時点で大澤風葵は2勝、常住蓮は優勝ゼロ。実績はまだまだこれからですが、2選手とも記念で戦える実力は申し分なし。今後、SG・G1での活躍が期待されます。
大躍進した小芦るり華
ブレイク中の「小芦るり華(おあしるりか)」。
見た目のかわいさもさることながら、女子屈指の実力者。2021年頃から頭角を現し、23年1月に4度目の優出で初優勝。後期の適用勝率は6.52と圧巻の走りを魅せています。
艇界屈指のイケメン「鈴谷一平」
成績急上昇中のイケメンレーサー「鈴谷一平」。
デビュー8年目の2022年8月に初優勝を達成。その後も快進撃を続け、23年後期の適用勝率は6.35。待ちに待ったA1級昇格を果たしました。
上記画像をご覧の通り、女性ファンから絶大な人気を誇る超絶イケメン。しかも、峰竜太と同じサーファーとあって、こんがりと焼けた肌はモテ男そのもの。同性として嫉妬するほどですw
前田3兄弟が揃ってA1級昇格
競艇史上3組目の3兄弟レーサー「前田篤哉・前田滉・前田翔」。
篤哉(長男)・滉(次男)は既にA1級を経験していますが、三男「前田翔」がついにA1級昇格を確定させました。これにより”3兄弟揃ってA1級”という史上初の快挙を達成。
全員がA1級に昇格したことで、期待されるのはSG・G1の同時出場。また、施行者の計らいで”同レースに揃って参戦”といった珍レースが見られるかもw
1997年デビュー「天野友和」がA1初昇格
80期のベテランレーサー「天野友和」。
アラフィフとなった2023年2月、デビュー26年目にして初優勝を飾りました。さらに、45歳にして期別最高勝率(6.16)を叩き出し、ボートレーサー人生初のA1級昇格を決めています。
正直、40歳を超えてから躍進を遂げるのは極めて稀。大きく報道されることはありませんが、奇跡に近い快挙だと感じています。
2回級昇進した篠原飛翔
シンデレラボーイとなった「篠原飛翔」。
2023年前期はB1級でしたが、後期の級別審査期間(2022年11月1日~2023年4月30日)は勝率1点以上の爆上げ。A2級を飛び越え、まさかの飛び級を果たしました。
未だ優勝はないものの、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中!いつ水神祭を迎えても驚きはありません。