2024年9月1日に開催されたメモリアル優勝戦。オール連対の活躍で優出1号艇を獲得したが、馬場貴也のまくり差しに屈して2着。
レース後「こんなチャンスはなかなかないのに冷静になれなかった」と悔しさを口にしている。
2024年3月20日に開催されたSGクラシック優勝戦。
吉川元浩の転覆で大波乱となった中、優勝した毒島誠に次いで2着。4度目のSG制覇は達成できなかったものの、クラシックでは初優出する好成績を残した。
デビュー当時からアイドル並みのイケメンとして大人気の平本真之。
A1級昇格後も期待通りの活躍を続け、全グレードを複数回制覇。そして現在、艇界を代表するトップレーサーに君臨しています。
2021年のダービー優勝では自身3つ目のSGタイトルを獲得。若手からベテランまで層の厚い愛知支部を牽引する存在となった今、未だ達成していない賞金王が期待される選手です。
そんな平本真之について、競争成績からプライベートまで全てを深掘りしていきます!
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平本真之とは?
平本真之は愛知県大府市出身、愛知支部のボートレーサー。最終学歴は刈谷市にある県立刈谷工業高校。
小さい頃から「有名人になりたい」という思いが強く、中学時代にはバンドでプロデビューを目指したり、プロ野球選手への夢を抱く少年だったそうです。
平本真之の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 平本真之(ひらもとまさゆき) |
登録番号 | 4337(96期) |
生年月日 | 1984年5月5日 |
身長/体重 | 159cm/56kg |
出身/所属 | 愛知県/愛知支部 |
デビュー日 | 2005年5月20日 |
平本真之の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページをご確認ください。
学生時代の夢はプロ野球選手
ボートレーサーになる以前の夢はプロ野球選手になること。
プロになりたい一心で小中高と野球漬けの日々。座右の銘である「夢現」は高校時代の監督が「夢は現実にできる」という意味でよく使っていた言葉そうです。
2023年8月には、常滑開設70周年記念G1のPRを兼ねて、ナゴヤバンテリンドームで中日×巨人戦の始球式に登場。夢は叶わなかったものの、プロのマウンドで投げる貴重な経験をしています。
競艇選手を志したきっかけ
幼少期から父親と競艇場に足を運んでいた平本真之。
体が小さかったこともあって、父から「お前は競艇選手になれ」とトラウマになるほど何度も言われたらしいw
小柄な体型を生かせる競艇なら「有名人になりたい」という願いを叶えられるかも?そう発想を変えた平本は、自動車工場で働きながら養成所試験にチャレンジ。3度目の受験で合格しました。
努力が実った瞬間、あまりのうれしさに何度も飛び跳ねたといいます。
ボートレーサー養成所の成績
平本真之は96期生としてやまと学校(現ボートレーサー養成所)に入所。
訓練生時代には同期トップクラスの素質を発揮し、リーグ戦勝率7.30・優出5回・優勝1回の好成績を記録。卒業記念競走でも優出(3着)の実績を残しています。
訓練生活では全体をまとめる小隊長も務めたそうですが、胃の痛くなるような日々だったとか。
しかし、ボートレーサーになる強い気持ちを貫き通して、2005年に無事卒業。同年5月に地元蒲郡でデビューを果たしました。
同期(96期)の主な選手
96期は強豪揃いで知られ、華の期と呼ばれることも。
養成所チャンプの新田雄史は、オールスター、グランプリシリーズ(2勝)のSG3勝。イケメンレーサー篠崎元志も2012年のグランプリシリーズ、2015年のメモリアルでSGを2度制覇。
その他、一般戦28Vしている谷野錬志や、美人ママさんレーサーの魚谷香織など、豪華な顔ぶれが名を連ねる期です。
平本真之の師匠・弟子は?
平本真之の師匠は”伝説のアウト屋”と呼ばれた30期の「上島久男」さん。
持ちペラ時代、上島さんが作った「B-DASH」というペラグループに属し、師匠譲りの鋭いスタート力を磨いたのでしょう。
弟子は113期の「佐藤博亮」と、119期の「黒野元基」。
佐藤が競艇選手にになったきっかけは、自動車整備士時代に職場を訪れた平本と出会い。その後、2度目の試験で合格を果たし、ボートレーサーへ転身しています。
黒野は2016年にデビュー後、2023年3月の多摩川で初の記念G1優出を達成。「普段は大人しいけれど、レースに出ると上手いターンをする」と平本も素質を高く買っています。
平本真之の嫁・子供・愛車など
艇界きってのイクメンパパと呼ばれている平本真之。SNSでは家族と過ごす様子や愛車自慢、そして衝撃的なオフショットもw
平本真之の嫁は「栃原さやか」元競艇選手
平本真之の嫁さんは、元大阪支部の女子レーサー「栃原さやか」さん。遠距離恋愛を実らせて2010年に結婚しています。
余談ですが、2010年のSGグランプリシリーズ前検日。住之江競艇場までさやかさんが送迎しているところを目撃され、2人の交際が発覚。大会終了後の翌日12月24日に入籍、翌2011年5月に式を挙げました。
栃原は結婚後に平本さやかとして愛知支部に移籍、2015年4月に現役引退。少し前の情報では、子供3人(二男一女)の5人家族です。
熱狂的な湘南乃風のファン
平本真之はレゲエグループ「湘南乃風」の大ファン。レースの合間を縫ってライブやイベントに出掛けており、メンバーとも交流があるようです。
好きな言葉だという「やればできる」は湘南乃風の1stアルバム収録曲「CLASSIC」の一節。
以前「やればできる」と口にしてレースに臨んだら好成績を収めた経験があり、ポジティブな姿勢でいるための大切な言葉だと話しています。
平本真之の年収(獲得賞金)
年 | 獲得賞金 | 全体順位 |
---|---|---|
2023年 | 65,417,000円 | 24位 |
2022年 | 65,417,000円 | 24位 |
2021年 | 126,892,640円 | 5位 |
2020年 | 109,877,000円 | 7位 |
2019年 | 75,752,400円 | 17位 |
2018年 | 52,983,300円 | 31位 |
2017年 | 43,850,000円 | 42位 |
2016年 | 74,251,000円 | 12位 |
2015年 | 50,760,000円 | 23位 |
2014年 | 57,666,500円 | 17位 |
約1600人いるボートレーサーの年金年収は約1700万円。対して平本真之の年収は約7000万円超え。
過去10年間で最も低かったのは4385万円、最も稼いだのは2021年の1億2689万円。あまりにも高年収すぎて凄さを実感することができません(笑)
男性すら羨むイケメンを持ちながら、お金も腐るほど稼いでいる。正直な意見を言わせてもらうと、1日でいいから生まれ変わってみたい…
愛車はランボルギーニウルス
平本真之の愛車は「ランボルギーニウルス」。
元ジャニーズの「手越祐也」が乗っている車として知られ、車体価格は推定3000~4000万円以上。家一戸変えるほどの超高級車です。
また、昔から根っからのスーパーカー好き。オフ日にはスーパーカーの名所「大黒PA・辰巳PA」に出没しているらしい。
ちなみに、購入時の車体は白でしたが、名古屋オートトレンドの展示をきっかけにティファニーブルーへカラーチェンジ。この色だと一発でバレてしまうようなw
ボートレーサーの愛車ってほんと凄い。中には5000万円超えの購入者も…
自宅は「車3台・広い庭」のある豪邸
自宅の全体像は公開されていません。ただ、駐車場や庭の一部を見る限り、一般人の戸建てでないことは確か。
まず、ランボルギーニを停めても余裕で3台は入る駐車スペース。そして、筋トレ用の鉄棒があったり、バーベキューやシャンパンファイトができる広大な庭。
まぁ、年間7000万円以上の収入があれば、このような豪邸は余裕で買えそうですが。
女装してもやっぱりハイグレードだった
2019年3月、何の前触れもなく女装を公開。
京都の祇園で花魁に変装した姿をインスタにアップしたところ、ファンからは「綺麗」「かわいすぎます」など称賛のコメントが多数。
女装ではありませんが、地元常滑でもトコタンレディーのコスプレでインタビューに登場したり、レースでは見せない意外な一面をたまに披露してくれます。
平本真之はSNSやってる?
平本本人が運用しているSNSはインスタグラムのみ。レースの出走予定や結果の報告、レーサー仲間とのオフショットが公開されています。
特徴的なのは「子育て・アウトドア・愛車・スポーツ観戦・グルメ・愛犬」など投稿ジャンルは多種多様。平本真之を知りたいファンならフォロー必須です!
平本真之の競争成績
2005年5月20日に蒲郡でデビュー。初戦は6着でしたが、2走目に大外からトップスタートを決めて勝利。デビュー節に初1着の水神祭を達成。
その後も順調に勝率を上げ、デビュー5期目にしてA級昇格。2009年前期からはA1を継続しており、全ての年で安定した成績を残しています。
初優勝は地元常滑(2008年)
デビュー期だけで8勝をマークし、わずか1期でB2級を脱出。2007年2月の常滑では準優2着で初優出!かと思いきや、最終日が開催中止となって幻に。
それでも同年4月の平和島で初優出を果たし、悲願の初優勝は翌2008年4月の地元常滑一般戦でした。
平本は4日間の短期シリーズで「21221」とオール3連対で優出。優勝戦もインからコンマ14のトップスタートで押し切り1着。圧巻の走りで同期5番目となる初Vを飾りました。
SG初参戦でいきなり優出(2010年メモリアル)
2009年は一般戦とG3新鋭リーグで計3回の優勝を飾り、トップレーサーと対等に戦えるまでに成長。
G1でも優出を期待する声が高まる中、グレードレースの初優出はG1を飛び越え、最後方のSG競争となりました。
常滑からの推薦でSG出場となった蒲郡MB記念(メモリアル)。予選から好走を続けて予選を突破すると、準優も3コースから2着。
SG初出場初優出の大舞台は無念の4着。しかし、1996年以降3例目となる「G1優出ゼロでSG優出」の結果は、歴史的な快挙といっても過言ではないでしょう。
差しでG1初優勝(2012年芦屋)
2011年はSGグラチャンを含む優出11回に優勝2回。誰もが認めるトップ選手になった平本真之は、2012年2月の芦屋G1で記念初優勝を果たします。
予選6走を「132314」の5位で突破すると、準優は2コースからの差しでファイナル進出。そして、優勝戦でも2コース差しでG1初優勝を達成!
グレード関係なく、2コース進入で舟券はほぼ外しません。覚えておいた方がいいですよ
SG初優勝はGPシリーズ(2014年)
持ちペラ廃止となった2012年春以降は対応できず、ダービー連続出場が途切れるなどスランプに陥ります。
それでも制度変更の波に呑まれることなく2014年に復調。3回のG1優出などでランキングを上げ、年末の平和島グランプリシリーズに選出されます。
2連対率上位のモーターを引いて運を引き寄せると、予選でコンマ0台のトップスタートを連発。準優は2着に敗れますが、優勝戦は4対2の隊形でカド位置の大チャンス。
この大一番でコンマ10のトップタイミングで全速まくりを決め、自身初のSG制覇を達成しました。
優勝インタビューでは以下のように語っています。
同期の新田雄史や篠崎元志がSGを先に勝って悔しい思いをしてきたけど、とりあえず追いつけて良かった
愛知2場(常滑・蒲郡)の記念制覇
2015年3月、常滑のG1トコタンキング決定戦をイン逃げで優勝。2021年6月には蒲郡のG1オールジャパン竹島特別をインから逃げて優勝。
2023年現在、愛知支部の現役レーサーで地元の記念G1を両方制しているのは「平本真之・池田浩二」のみ。
現役全選手に範囲を広げても「瓜生正義・井口佳典・今垣光太郎」の5名しかいません。
記念G1は原則、各競艇場で年1回の開催。限られたチャンスを若くして制した実績に関しては、紛れもなく一流レーサーの証といえるでしょう。
2016年オールスター・2021年ダービーを制覇
2016年の尼崎オールスターで2度目のSG優勝を達成。2017年以降も毎年SG優出を続け、2020年グランプリでは初の決定戦進出(4着)を果たします。
5年以上遠ざかったSG優勝の期待を背に、その時が訪れたのは2021年の平和島ダービー(全日本選手権競走)。
上位評価の27号機を引き当て、初日から抜群の走りで予選を4位通過。また、準優でインが揃って敗れる波乱により、優出1号艇という絶好のチャンスが到来。
迎えたファイナル。
4カド峰竜太の強襲を受けますが、冷静に捌いて1マークを旋回。そのまま押し切る横綱相撲で5年5ヵ月ぶりのSG3勝目を挙げました。
目標はグランプリ制覇&賞金王
2021年8月のSGメモリアルで2着に入り、史上8人目となるゴールデンレーサー賞を受賞。
その1年半後に12人目の受賞者となったのは篠崎元志。そして、未だ受賞基準を満たしていない新田雄史の同期ライバル2人を超えた瞬間でもありました。
かつては池田浩二1人だった愛知支部も、現在は「磯部誠」を含めた3人が並ぶデザインに。
「有名人になりたい」という夢を持ち続けてきた平本真之にとって、この3人に加われるのはこの上なく嬉しかったに違いありません。
次なる目標は、2021年の大クラッシュで無念が残るグランプリ制覇と、その賞金を手にして頂点に立つ賞金王。
近いうちに達成できることを応援し続けたいと思います!
コメントお待ちしてます!