2024年7月25日開催の戸田ヴィーナスシリーズ優勝戦。コンマ14のスタートからまくりで勝利し、今年2勝目、通算3度目のVを達成。
優勝賞金80万円が加算され、賞金ランキング(女子)は10位に浮上。
(良い意味)飾らずとも女性らしいかわいさのある「清埜翔子(せいのしょうこ)」。
目立った確約はまだできていませんが、実力のみで見れば紛れもなく女子界トップクラス。その証拠に、2023年賞金ランキングでは自己最多の20位につけています。
ただ、ここまで様々な苦難を経験しており、絶不調に陥った2019年は4期通算を下回る勝率に。そうした状況からV字回復を遂げ、2023年以降は6点台前後の勝率を継続中。
そんな清埜翔子について、普段はあまり見せないあどけない素顔や、結婚・旦那・師匠などまるっと紹介します。
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清埜翔子のかわいい素顔
まずはじめに、レースでは見せない可愛らしい素顔から紹介します。
今も昔も変わらない美しさ!それに、あまり”可愛いアピール”をしていないところもまたいいw
推しレーサーを探している方は以下の記事もぜひ。
清埜翔子とは?
清埜翔子は埼玉県出身、埼玉支部に所属するボートレーサー。
最終学歴は県立大宮東高校卒業。プロ野球・Jリーガー・オリンピック選手を多数輩出し、同支部の先輩「中田友也(107期)」も同じ高校を卒業しています。
中学、高校とバスケットボール部に所属し、関東大会出場の経験あり。
清埜翔子の公式プロフィール
公式画像 | |
名前 | 清埜翔子(せいのしょうこ) |
登録番号 | 4738(111期) |
生年月日 | 1991年8月12日 |
身長/体重 | 161cm/48kg |
出身/所属 | 埼玉県/埼玉支部 |
デビュー日 | 2012年11月8日 |
清埜翔子の出場予定や期別成績は、オフィシャルサイトの選手ページでご確認ください。
競艇選手を志したきっかけ
父親がボートレースが大好きで、小さい頃から「選手になれば」と言われていた。
当初は口先で「なるよ」と言っていたそうですが、本心はやりたくなかったらしい。
そして時が経ち、高校卒業を控えた進路選択で「一度きりの人生、変わった仕事をしたい」と悩んでいた際、幼い頃に言われていた父親の言葉を思い出します。
高校卒業後、ボートレーサーになるため養成所を受験。5度目の試験で無事合格し、111期訓練生として入所を果たしました。
ボートレーサー養成所の成績
- リーグ勝率:4.22
- 準優出:2回
- 優出:1回(優勝0回)
養成所リーグでは目立った成績を残せなかったものの、1年間の厳しい訓練を耐え抜き2012年の秋に卒業。
”刑務所より辛い”と話す選手もいる養成所。しかし、高校のバスケットボール部はさらにきつかったようで、後のインタビューで「高校の練習の方がきつかった」と話しています。
同期(111期)の注目選手
111期は兄弟レーサーの多い期。いずれの選手も実績を挙げており、艇界を担っていく存在と言えるでしょう。
- 安河内将(兄)・安河内健(弟)
- 中村晃朋(弟)・中村桃佳(姉)
- 竹井貴史(弟)・竹井奈美(姉)
また、清埜翔子を含め”ツヨカワレーサー”が多数在籍。
2024年後期に初A1級へ昇格した大豆生田蒼、2017年8月に初Vを達成した島田なぎさ(現在産休中)など、人気・実力のある女子レーサーが揃っています。
デビュー当時、島田なぎさと同じ部屋で一緒に暮らしていたらしい。
師匠は埼玉支部83期「須藤博倫」
清埜翔子の師匠は、埼玉支部に所属する83期レーサー「須藤博倫」。これまで周年記念・関東地区戦でG1を3度制した実力者です。
清埜にとって須藤は欠かせない存在のようで、師匠の人間性を絶賛しています。
成績が良くても悪くても、人の接し方が変わらない。相談する時も私の目線に合わせて、言ってほしいことを言ってくれる。私もこういう人間になりたい
ところで、須藤博倫といえば…
普段から仲良しの西山貴浩率いる「ポンコツ会」に強制加入させられた人物(笑)
西山による嫌がらせ?と思いきや、同支部の後輩「佐藤翼」からもポンコツぶりを暴露されています。以下は勝ガマで話したエピソード。
吐くまで飲むわ~と言って本当に吐くし、帰りの新幹線で酒が入ると、毎回必ず同じ話を2回してくる。
で、師匠が師匠なら弟子も弟子。
ポンコツぶりは上記動画を見れば納得するはず。師弟が揃ってポンコツというのは、なかなか珍しいケースかもしれませんw
清埜翔子の旦那・趣味・年収
極上の美人とは思いませんが、男性を惹きつける魅力のある清埜翔子。若い頃は”広末涼子似”と言われることもあったとか。
清埜翔子は結婚している?彼氏は?
若い頃はいろんな恋愛を経験したという噂もありますが、未だに結婚・彼氏の匂わせる情報は一切ありません。
ただ、インタビューで結婚願望について聞かれると「したいです」と即答。とはいえ、具体的な時期を決めず「いくつになっても結婚したい」と思い続けているそうです。
理想のタイプは芯の通った人。
自分がブレブレの人間なので、見習える人がいい
一方で「俳優の野村周平が好き」といった回答も。ひょっとしたら、タイプのイケメンを追いすぎて婚期を逃しているのかもしれませんねw
一番の趣味はゴルフ
23歳(2016年前後)始めたゴルフ。
一緒にラウンドする仲間は、倉持莉々や出口舞有子など。当初は全くだったそうですが、最近はようやく真面にラウンドできるようになったらしい(ベストスコア90)。
ゴルフ以外だと「休みは毎日飲んでます」と語るほどの酒好き。倉持は飲み友達でもあり、オフの日が重なると大体酒に浸っているとのことw
ちなみに、グーグル検索の予測ワードに「タバコ」と出てきますが、喫煙者である情報は一切見当たりません。
写真集モデルも引き受ける目立ちたがり屋
自分のことを「目立ちたがり屋」だと話す清埜翔子。
自分のことを覚えてもらうために”スーパーウーマンの乗艇着”でピットを歩いたり、マクールが発行する女子レーサー写真集「BOAT RACING girls」のモデルも経験。
撮られる方が楽しい。ちやほやされてる感じがいい
こう話す通り、実はめちゃくちゃ人前に出たい陽キャ!人って見た目だけじゃ分からないものですw
清埜翔子のSNS(インスタ・X)
清埜翔子が運用しているSNSアカウントは「X(旧ツイッター)」のみ。
2017年2月まで投稿を続けていましたが、アカウントの引継ぎができなかったことを理由にスリープ状態。また、新垢は主よりフォローが許可されないと閲覧ができません。
デビューから現在までの成績
清埜翔子は2012年11月8日、地元戸田の一般戦でデビュー。
同期に遅れることなく初勝利・初優出を達成しますが、その後に待っていたのは暗いトンネル。あわや選手生命を絶たれる窮地に陥った時期も。
2014年1月の戸田で初勝利
大外進入で着々と成長を続け、迎えた2014年1月の戸田一般戦。
最終日1走目、5コースからコンマ13のトップスタートを決めると、内4艇を一気に飲み込み先頭へ。そのまま後続を寄せ付けず、デビュー171走目にして初勝利を達成しました。
同期女子3番目の速さで優出達成(2015年9月)
初勝利後、2015年7月のびわこ開催で”枠なり進入”を解禁。
当初はスロー進入に手こずりますが、解禁して4節目の住之江G3オール女子戦。ついに予選突破、さらには初優出を果たします。
3日目のイン戦で悔しい6着に敗れるも、勝負駆けとなった4日目に連勝して準優進出。準優はイン逃げした遠藤エミを追って2着に食い込み、デビュー2年10ヵ月でファイナル進出。
優勝戦は6着に敗れましたが、選手としてステップアップに繋がる成果を残しました。
4期通算(勝率3.80)をクリアできず引退勧告の危機
年 | 期 | 出走数 | 勝率 |
---|---|---|---|
2016年 | 後期 | 102走 | 3.83 |
2017年 | 前期 | 112走 | 4.50 |
後期 | 75走 | 3.92 | |
2018年 | 前期 | 116走 | 4.48 |
後期 | 114走 | 4.95 | |
2019年 | 前期 | 106走 | 3.92 |
後期 | 50走 | 3.20 | |
2020年 | 前期 | 97走 | 4.57 |
後期 | 111走 | 4.38 | |
2021年 | 前期 | 91走 | 3.45 |
後期 | 101走 | 4.81 |
選手登録から3年間(6期)は、どんなに成績が悪くてもクビになりません。しかし、4期通算の対象となる7期目以降、4期の通算勝率が3.80を下回ると「引退勧告」の対象となります。
そうした厳しいルールがある中、2019後期勝率は基準を大きく下回る3.20。さらに、2021年前期も3.45という不安定な成績。
この危機はなんとか脱しましたが、当時のことをこう振り返っています。
マイナスのことしか考えられず、悔しくて泣くこともあった。
今は成績が悪くても、改善策を考えられるようになった。気持ちが旋回とかの技術の向上にもつながったんだと思う
番組で見かけたら真っ先に売れていく清埜翔子。そんな選手が引退危機に瀕していたこと自体、意外と知られていない事実かもしれません。
4期通算を乗り越え2022年10月にデビュー初優勝
危機的状況を脱して再び勝率が上向いた清埜翔子。
勝率を5点台に乗せ、2022年前期は初のA2級昇格。8月には丸亀レディースチャンピオンで自身初のG1出場も果たしました。
そして、悲願達成の瞬間が訪れたのは、2022年10月に開催された住之江ヴィーナスシリーズ。
初日から抜群のスタート勘を発揮し、予選をオール2連対(112221)の活躍でトップ通過。準優はコンマ04、優勝戦はコンマ16のトップスタートでイン戦を押し切り、デビュー9年11ヵ月にして嬉しい初V達成!
点数が取れない時もあったし、苦しい思いもしたんですけど獲れて良かったです。
水神祭は2回目。結構人の水神祭は飛び込んでるんで(笑)ありがたいですね、みんなで一緒に飛び込めて。須藤さんやりました!
レース後に行われた水神祭では、沢山のレーサー仲間から手荒い祝福。インタビュー終盤、師匠(須藤博倫)への優勝報告も聞かれました。
2024年前期にA1級初昇格
年 | 勝率 | 3連対率 | 優出/優勝 |
---|---|---|---|
2020年 | 3.98 | 34.8% | 0回/0回 |
2021年 | 5.20 | 50.6% | 1回/0回 |
2022年 | 5.85 | 57.1% | 6回/1回 |
2023年 | 6.16 | 61.6% | 5回/1回 |
2024年 | 6.23 | 61.0% | 4回/1回 |
初V達成から勝率は上昇していき、2024年前期にA1級初昇格。
2023年8月の津レディースチャンピオンでは、2日目に2コース差しを決めてG1初勝利。9月には得意水面の江戸川で2度目の優勝。また、2024年関東地区選手権で混合G1初出場も果たしています。
2024年7月現在、G2以上の女子タイトル戦は6回出場。予選突破は1度もありませんが、直近の勢いを継続できれば自ずと結果はついてくるでしょう。
上り調子の実績もさることながら、人気っぷりも年々上昇中!
- 2018年第2回大会:予備3位(1232票)
- 2024年第8回大会:26位(3640票)
- 2024年第9回大会:26位(3605票)
2月・5月に2度開催された2024年は、いずれも3000票以上を獲得して選出。人が変わったかのような飛躍を遂げているので、上位選出される日はそう遠くかも。
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