2023年6月1日、尼崎で開催された「マンスリーBOATRACE杯」優勝戦。3号艇「松尾祭」が全速まくりを決め、約3年半ぶり4度目の優勝を飾りました。
松尾は初日からほぼ着を外さない好走を続け、得点率3位で予選突破。準優も難なくイン逃げを成功させ、2023年に入って初めて優出を果たします。
迎えた優勝戦メンバーがこちら。
9回走って1着6回と絶好調の「山下和彦」。そして、SG・G1で優出しているトップレーサー「秦英悟」。当然、この2選手から舟券は買われ、松尾祭が1着の買い目はオール万舟といった状態。
全く信頼されない中、松尾の全速まくりが炸裂します。
すぐ外側をツケマイしたことで山下は失速し、直線では1艇だけ抜け出す完封勝利。初優出の尼崎において、大金星となるシリーズ制覇を成し遂げました。
決して好機とはいえないモーターながらも、徐々に機力を上げて手にした優勝。今節の走りを継続できれば、A1級初昇格はそう遠くないはずです。
ちなみに、人気艇が飛んだことで「15,360円」の万舟決着となっています。
松尾祭とは?
公式画像 | |
名前 | 松尾祭(まつおまつり) |
登録番号 | 4452(100期) |
生年月日 | 1987年11月18日 |
身長/体重 | 163㎝/54㎏ |
出身/所属 | 愛媛県/香川支部 |
デビュー日 | 2007年5月26日 |
松尾祭は愛媛県出身、香川支部のボートレーサー。
100期生として養成所へ入所し、リーグ戦成績は勝率5.30・準優出3回・優出1回(優勝なし)で卒業。その後、2007年5月にデビュー、同年9月に46走目で初勝利の水神祭を達成しています。
松尾夏海(107期)は実の妹
107期「松尾夏海(まつおかなみ)」は、松尾祭の妹です。
松尾夏海といえば、2017年3月に114期「西野雄貴」と結婚。同年4月~2019年10月まで産休に入り、復帰後の2021年クイーンズクライマックスシリーズでデビュー初優勝を達成!
2023年前期は事故率オーバーでB2級に降格しましたが、翌期にはすぐさまA級昇格を果たしています。
同期(100期)の主な選手
競艇ファンの間では「華の100期生」と呼ばれることもある期。
その中でも特に活躍しているのは、養成所リーグ勝率1位でデビューした「桐生順平」。既にSGを3度制覇しており、競艇界を牽引するトップレーサーの1人です。
他にも、桐生に次ぐSG覇者となった「宮地元輝」や、女子界を代表する「平高奈菜・鎌倉涼」らが在籍。
ここで簡単に説明できないほど優れた選手が沢山います。
推しの「鎌倉涼」を含む美人レーサーが好きな方は、以下のランキング記事が参考になりますw
展示中に釣り竿を拾う珍事
2023年5月18日の江戸川4日目。本番前に行う展示航走中に「釣り竿」を拾う珍事件が発生。
拾い上げた釣り竿をどうしたのか?映像をよくよく確認すると、ピットへは戻らず、自身のボートに収納。そのまま何事もなかったかのように展示を終えていますw
初のA1級ボーダーまであと一歩。優勝した勢いのまま、1日でも早い昇格を期待してます!